スバルの概説
ブレアデス星団は、オオシザにある三階星団です。
三階星団とは、星がばらまかれたように見える星の集まりで、ほぼ同時期に生まれた星たちだと考えられています。
この星団は、日本では古くからスバルと呼ばれて親しまれてきました。
平安時代の随筆、枕草子では、星はスバルと書かれており、昔の人々もこの星の美しさに心を動かされてきました。
現在でも、人の名前や歌、自動車のブランド、望遠鏡の名前など、様々な分野でスバルという名前が使われています。
スバルは、青白く明るい星が集まっているのが特徴です。
年齢は数千万年から1億年ほどで、宇宙の中ではまだ若く、温度の高い星たちでできています。
星がぼんやりと霞んで見えるのは、星の周りにある青函ガスが、星の光を反射して光っているためです。
地球からの距離は約400光年で、三階星団としてはとても近い天体です。
そのため、肉眼でも6から7個の星を数えることができます。
双眼鏡や低倍率の望遠鏡を使うと、十数個の星を見ることができ、観察にとても向いています。
スバルは、大石座の肩のあたりにあり、冬の夜空を代表する星の一つです。
特に1月頃は、空高く見え、澄んだ夜空の中で、その青白い輝きをはっきりと楽しむことができます。
明るく華やかな冬の星座の中でも、ひときわ目を引く美しい星の集団です。
観察方法
ぜひ、夜空で探してみてください。