黒田投手の言葉の影響
みなさんは、元ニューヨークヤンキースの黒田裕樹投手を知っていますか?
黒田投手は、広島東洋カープから大リーグに挑戦しましたが、実は高校時代は控え選手でした。
ヤンキースのキャンプでは、選手が順番に自分の大切にしている言葉を発表する時間があったそうです。
この時、黒田投手は紹介した言葉が次の言葉です。大切、梅花麗し。
これは漢文の言葉で、雪に耐えて梅の花は麗しく、と読みます。
梅の花は寒い冬をじっと耐え、春になるときれいな花を咲かせます。
この言葉には、苦しい時期を乗り越えた人こそ大きく成長できる、という意味が込められています。
言葉や文化の違うアメリカでも、この例えは多くの選手の心に届きました。
キャプテンのジータも感動し、監督のジラルディは梅の花の写真をパソコンの壁紙にしたそうです。
この言葉は、西郷隆盛がアメリカに留学する老いに送った漢詩の一節です。
その詩には次のような意味が込められています。
一度引き受けたことは、最後までやり通すこと。
強い心を持ち、簡単に諦めないこと。
立派な人は苦しい生活や努力の中から生まれること。
人に認められる成果は、多くの困難を乗り越えてこそ得られること。
梅の花が雪に耐えて美しく咲き、カエデの葉が霜を受けて真っ赤に色づくように。
人もまた、辛い経験を通して大きく成長するのです。
日々の心構え
いよいよ三学期が始まります。
運動や勉強、行事など、思うようにいかないこともあるかもしれません。
そんな時、雪に耐えて梅の花は麗しく、という言葉を思い出し、一日一日を大切に過ごしていきましょう。