5種類目は「人間が最小単位で心地よく生きていけるコモンズ(共同体)を作る事」。宮城県東松島市の東日本大震災の被災地で始めた1万人が快適に暮らせる場作りと構成要素⑨通信⑩外部リソースの調達についての話
サマリー
近藤ナオが「キボッチャスマートエコビレッジ」プロジェクトについて話します。このプロジェクトは、世界中の人々が釈然として生きられる環境を作り出すことを目指しています。このエピソードでは、加入するための重要な要素や、サスティナブルなコミュニティ作りの具体的な計画が紹介されます。プロジェクトでは、居住可能な土地の確保と人的リソースの調達に苦労しています。特に、口コミやSNSを活用した共感企業との連携を重視した戦略が模索されています。
釈然と生きるためのコミュニティ
こんにちは、近藤ナオです。今日は近藤ナオという生き物の第83回目の話をさせてもらえたらなと思っています。
今は、僕も含めて世界中の人達が釈然として生きていける世の中をつくるために始めた100種類の事⑤-⑤の話をしています。
釈然として生きていけるという言葉が分かりづらいっていうのをたまに言われるんですけど、
世界中の人が1個でも選択肢があるような状況とか、
選択肢があるというか、いろんなことに選択肢があって、チャレンジとかやりたいことをやれて、
何かあったとしても、チャレンジして失敗なのかな、心が折れてちょっと疲れたなっていう時とかに戻ってこれるような、
そういういい感じの実家みたいな場所をつくれたらいいなっていうのが、
世界中の人が1個でも選択肢があるためにっていう背景の大きいこととしてそういうことを思ってたりしていて、
それが今回5個目でやっていることは、そういう実家づくりのまた一部になるんじゃないかなと思っているんですけど、
5番目は、人間が最小単位で心地よく生きていけるようなコモンズ、共同体みたいなのをつくるっていうことをやっています。
毎回毎回聞いてくれている方には、毎回毎回言うんだっていう感じなんですけど、
僕としてはどの場所でやっているかとか、どういう名前でやっているかとか、
そういうのはすごいいろんな人の記憶の中に残っていくと、何か次につながるかなと思っていて、
今やっている場所は東日本大震災の津波がかかったエリアで、宮城県の東松島市の延びるエリアっていう、
市役所がある場所は大和ってエリアで延びるエリアっていうのは橋というか中心の方ではないんですけど、
数千人が暮らすと言われているエリアで、そこで並行した学校中心に津波防災地区っていうところも使いながら、
今は約6ヘクタールの土地を使いながら、希望防災フューチャーということで、希望茶スマートエコビリッジっていう場所を作っています。
その1ヵ所だけで、緊急時には1万人の人たちが快適に安心して暮らせる場所っていうのを今は作っていきたいなと思っていて、
そういう場所を日本中に100ヵ所は作りたいなと思っているので、今後どんどん今話が出ているところが奥秋田っていう秋田県の北の方とか、
あとは野党半島の地震があったところですね、のエリアで作っていこうかなっていうふうに話が出ています。
佐賀県も興味あるっていうところが実はあるんですけど、そういう形で今後地域で、平常時はある意味観光拠点っていうのかな、
一応宿泊施設とかレストランだったりとか大浴場とか運営してたりもするんで、平常時はある種観光拠点でもあり防災教育を学べる拠点でもあり、
緊急時は防災拠点にもなるっていうような場所を作っているので、少なくとも3ヘクタールぐらいはまとまった土地がないと、
最初の拠点になる場所は作りづらいんですけど、3ヘクタールぐらいはまとまった土地があるようなところで、
もし1人でもいいので、問い合わせをしてくれる方がキボッチャスマートエコビレッジみたいなのを作りたいっていうのがあれば、
ぜひ声をかけてもらえたら、僕らが蓄積しているノウハウっていうのがある程度はできてきた部分もあるので、
順番にシェアしていきたいので、問い合わせもらえると嬉しいなと思っています。
コミュニティの構成要素
今はいろんなところにキボッチャスマートエコビレッジを作れるようになるために、なるべく分かりやすく整理しようと思っていて、
今は12個の構成要素として整理をしています。
それが1個目が食、2個目エネルギー、3個目水、4個目が住居、5個目が移動手段ですね。
6個目が人という部分、人材育成というとちょっとおこがましいんですけど、
自分らしく生きていきやすかったりとか防災力の高い人になってもらいたいなと思って、
人という部分で育成とか教育的なことをやったりしています。
7番が医療で、8番が運営という部分で、合同会社型DAOというのを活用した運営を取り入れていますという話を、
前回まで何回にわたって話をさせてもらいました。
今回は9個目の構成要素として、通信というインターネットですね。
これに関しては、インターネットを自活するって、イーロン・マスクさんとかの世界観というか、
自分たちで衛星を飛ばして、その衛星から直接電波を受信しない限り、自給というのはほぼ無理なので、
この構成要素の1個に通信をわざわざ入れているのは、自分たちがただインターネットにつながるというだけじゃなくて、
食料生産に関しても、インターネットによるネットがつながることでの遠隔操作だったりとかっていう部分というのは、
どの分野に対しても、食の部分もエネルギーも、湧き水だったり井戸水を安定的に供給していく部分とかでも、
ネットを通して管理していく方が人的コストがかからないので、住居に関してもそうですよね。
なので、そういう意味で通信に関してはやれることは正直ほとんどないんですけど、構成要素としては今の時代においては重要かなと思って、1つの項目として入れています。
今はイーロン・マスクさんがやってくれているスターリンクという会社があって、直接インターネットを衛星から受信するという形で、
やっぱりローカルエリアになればなるほど、なかなか優先型のネット回線を引いていくというのはサービスとして提供していないエリアも増えてくるので、
そういう意味ではスターリンクは画期的なアイデアだなと思っていますし、
最近、もうちょっと低い位置での衛星回線みたいなのをソフトバンクかどこかを始めるみたいな話も本当に最近聞いたので、今度そっちも取り入れていこうかなと思っているんですけど、
今はスターリンクを使っていて、スターリンクって他のタンザニアとか南イズとかでも、ニュービレッジという釈然として生きていける世の中を作るために始めた2種類目のことで話していることの中に、
スターリンク使ったりしてやってるって話もちょっと出したかもしれないですけど、スターリンクで使ってみると、置く場所によって、当たり前ですけど空が空いてないと障害物が周りにあると電波は届かないんですよね。空の宇宙にある衛星から直接ネット回線を拾うので、
かつ今、すべて地球全体を網羅するように衛星が置かれているわけじゃないらしくて、北極星の周辺にまだそっちに多く衛星があるような状態らしくて、なので北の空が空いてるところに置かないとインターネットの受信っていうのが全然できないっていうのが使っててだんだんわかってきました。
なので、もし使われる方は、北の空が空いてるところにアンテナっていうのかな、受信機を置いて使われるのをお勧めします。なので、僕らは基本的にはスターリンクを使わせていただいて、あとは包括協定みたいな形で、緊急時には無料で、今は月額の定額を払ってるんですけど、緊急時には費用負担なしで使えるように、
契約を結ぶっていうぐらいしかできないので、やることとしては。でも構成要素としては、通信っていうものが重要だよっていう意味で入れています。
外部リソースの調達
次は10番目の部分で、外部リソースの調達っていう形で、ちょっと言い方が難しいんですけど、やっぱりキボッチャースマートエコビレッジを作り始めて、いろんな地域で興味を持ってくれる人とかもいるんですけど、
やっぱり人口がいっぱいいる東京とか名古屋とか福岡だったりとかの人たちも声かかるんですけど、やっぱり都市部だとどうしてもまとまった土地っていうのが確保できないというか、都市部の中でもすっごいレアなケースで廃坑が出ることはあるんですよね。
ちょうど真ん中だとほとんどないんですけど、レアケースがあるんですけど、そこが廃坑が出たとしても、学校の校舎と校庭ぐらいしか土地がなくて、その周りに拡張性っていうのはほとんどないんですよね。
なので、やっぱりキボッチャースマートエコビレッジで1万人の人たちが快適に暮らせる場所を探そうとしていくと、どうしてもローカルエリアとかのほうが土地が確保しやすい。
かつ、ただただ斜面の土地3ヘクタールとかだとなかなか生活を作りづらいので、ある程度平らな土地が3ヘクタールぐらい集まる、少なくとも3ヘクタールぐらい集まる場所がいいなと思ってるんですけど、そんな場所がローカルエリアとかのほうが多かったりするし、人口が少ないエリアのほうが土地が空いてるケースは多いと思うんですけど、
そうなってくると、特に人的リソースの調達っていうのが非常に難しいんですよね。人、物、金とか言いますけど、物、金よりも前にやっぱり僕は人を集めるっていうのが非常に、ローカルエリアで何やりにしても人を集めるっていうのが一番苦戦するし大変だなと思っていて、
この外部リソースの調達っていう部分で、特に01のプロジェクトで世の中に前例がないようなプロジェクトをやっていくと、その時って正直まずは口コミでしか人が集まらないかなと僕は思ってます。
今やってるプロジェクトをどんだけSNSとかで発信しても前例がないとイメージがわからない人が多いんじゃないかと思っていて、そういう何者かわからないものを発信して、ちょっとニュアンス伝わるかあれなんですけど、僕はやっぱ01のプロジェクトは本当に中心メンバーたちが口コミでキーになってくる、やっぱ01が得意そうな人たちに声をかけて、
今日1回来てもらって、場を持つプロジェクトなんで1回来てもらって、そこからどんどんコアメンバーというか活動の中に入ってきてもらうってやり方しか僕は思いついてなかった。
いつもまずは口コミから始めます。ある程度形になってきたら少しずつ今だったらSNSで特にショート動画とかリールとかっていうのをインスタとかTikTokとかも含めて発信していきながら、そこからかなり感度が高いっていう言い方、自分たちのプロジェクトが感度高いっていうのはちょっと気持ち悪いですけど、
僕らのプロジェクトにピンときた方々が少しずつ入ってくると思うんですけど、そういう口コミとその後のある程度のタイミングでSNSを活用した発信っていうのはあると思うんですけど、それ以外に僕らが外部リソースの調達で今活用しているのが合同会社型DAO、運営のところでも話したんですけど、
合同会社型DAOっていうのを乱立することによって乱発してユニークな人材を集めるっていう方法も一個やっていて、あとはもう一個は共感企業の連携っていうんですかね。
合同会社型DAOの乱発に関してはちょっとまた後でもう一回話すんですけど、共感企業との連携っていうのは、僕らのキボッチャースマートエコビレッジがビジネスチャンスがあるから投資するみたいな感じの企業さんとかは、やっぱりお金の関係だけでやりたくないというか、ちょっとニュアンスなんですよね。
結局経済合理性だけでやっていくと、何かあったときにすぐ離れていってしまうし、あと一緒にやってるっていう感覚がなかなか作りづらいという感覚があるので、今企業とかに関しては共感企業になっていただきたいですっていう形で、
キボッチャースマートエコビレッジのプロジェクトにお金の部分じゃなくて内容として共感してもらって、一緒に事業を運営していくっていうような感覚を持ってくれるところだったりとか、法定通貨で投資とかはしてもらうと思うんですけど、それが回収できた後とかは、
トークンで配当が支払われるというか、キボッチャーポイントとかでもう配当がいいよとか、もちろんリスクも分散してくれるとか、そういう形でなかなかいないんですけど、いなくはないんですよね。
今、数社、1社員さんとかの規模だとなかなか意思決定ができないので、会社の代表だったり役員だったり、あとは元代表みたいな人は会長になること多いですけど、そういうクラスの人たちが本当に共感していただいて、もうこのプロジェクトは絶対に日本でやるべきだというか、
これを応援しないで誰が応援するんだみたいな、俺が応援しないで誰が応援するんだみたいな感覚の人たちに少しずつ出会えるようになってきたので、そういう形で共感企業以外はプロジェクトに入っていただかないようにやっていたりします。
また次回に、外部リソースの調達の中で合同会社型DAOっていうのを何個も何個も今作っているんですけど、その話はまた次回に。
15:59
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