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#118「地獄めぐり」と「ザ法人営業」── ネーミングひとつで人は動く
2026-04-01 16:45

#118「地獄めぐり」と「ザ法人営業」── ネーミングひとつで人は動く

別府の名所である「地獄めぐり」、元々は人が近づかない「地獄」だったそうですが、「地獄めぐり」という観光地になってから、どうして100年以上も人を惹きつけられるのか? 旅先で感じた「ネーミングの破壊力」を、ブランディングの視点で分解します。そして後半では、私自身の「ザ法人営業」というあだ名をどのようなきっかけで、どうやってつけたのかも詳しくお話しします。営業パーソンにとって、提案書のタイトルから社内プロジェクト名まで「名前をつける力」は武器になるんじゃないか。そんな話をぜひ聴いてください。フォローもよろしくお願いします!


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はい、ザ法人営業の杉本です。この番組は、法人営業を20年の経験を持つ私が、営業や仕事で役立つことを緩く話していく番組です。
基本的に毎日更新をしているので、ぜひフォローをお願いいたします。
というわけで、今日はですね、前回、家族で福岡と熊本に、シェア別荘かな、というところに泊まる機会を得まして、3泊4日で旅をしてきたんですけれども、
その時にね、今日は別風にですね、別風行ったことある人、結構いらっしゃるんじゃないかと思うんですけど、私初めてだったんですよね。
その時ね、別風の中に地獄巡りっていう場所があるのご存知でしょうか。大分県ってね、全般の辺は温泉が有名なんですけれども、特にこの別風はですね、もう温泉がボコボコボコボコたくさん出てるんですけれども、
その中に、いわゆる温泉で人が浸かる以上の熱湯が吹き出したりとか、煙がボコボコ出ているみたいなね、もうまさにおどろしい風景のところが街中に至るところにありましてね、
それを地獄巡りという観光地があって、いろいろな実は温泉のいろんな色がついたりとか、特徴的な温泉があって、そこが浸かるというよりも見て回るですね、観光の場所になっているんですよね。
で、この地獄巡りというところがですね、すごく実は私見ながらね、ネーミングの破壊力っていうのはすごい感じたんですよね。これやっぱりネーミングというのはもう即イコールね、ブランディングにひも付くんじゃないかと思っていて、これをですね、ちょっと話してみたいなと思っているんですよね。
で、今お話しした地獄巡りというのは、7つの温泉というか、熱湯の泉みたいなのがありまして、ここにはね、地獄と名前のついた寒血線とか熱湯が吹き出しているところとか、温泉の名前がついていて、これをみんなはね、見ていくんですが、おおむね大きいところいっぱい地獄と名のついた温泉があるんですけど、大きいメインのところ7つあるんですね。
7つ巡っていくところがあるんですが、しかしこれ皆さんね、地獄ってすごくないですか。地獄巡りって温泉のことを地獄って呼ぶんですよ。なんだかワクワクしますよね。で、巡りながらこう思うんですけど、なんで地獄ってつけたんだろうなと、うまいことつけるなと思ったんですけどね、これちょっと調べてみたらというかね、現地に書いてあったんですけど、地獄という呼び名はですね、これ1000年以上前からあのエリアはですね、
このぼくぼく吹き出しているところを読んでいたらしいんですよ。文語って昔ね、大分県のことを文語と呼んだんですけど、文語不読記っていうですね、確か、いわゆる土地を記録した書籍というか書物ですかね、資料ですかね、ここにも実は地獄という呼び名がすでにあったことは記録にあります。
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これはね、機体がバッと出ているところとか、熱湯とか煙とかが吹き出して近寄れなかった土地を人々はね、これを地獄と呼んでいたんですね、現地の人々が。これが始まりで。
で、実際それをね観光地にしたのは1900年代入ったぐらいの時ですね。大正時代とかなんですよ。大正時代とかに親車とかが見て回るとか、その時だったかな、そのちょっと後だったかな、1910何年とかに地元で考えた人がバスを回るっていうのを考えた。
で、これ実は温泉も今ではあるんですけれども、当時はとにかく熱湯が吹き出していて、とにかくね、見て回るところじゃないんですよ。みんな地元の人が近寄れなかったところなんです。そこを観光地にしたんですね。
で、実際にその時にはもう温泉とかもあったらしいんですけど、普通だったらですよ、観光だったら、温泉のところだったらなんとかの湯みたいな美肌の湯とか、あとはなんとか園とか楽園とかね、そういうみたいなポジティブな名前つけたくなるじゃないですか。
ところがこのベップはね、もう逆の道を行くわけですよね。地獄というふうに名をつけたと。温泉っていうのは気持ちいいとか、なんかゆったりする癒しだ、みたいなところ。地獄ってそんな感じないですよね。おどおどろしい感じですよね。このギャップがね、なんだそれっていうような好奇心を多分生むんですよね。
で、これ面白いなと思ったのは、地獄というのは元々自然にね、現地の中で自然に呼ばれていた名前なんですよね。だから嘘がないんですけれども、ちょっと面白いのは、あえてこれをね、現地の観光の会社かなんかがそのまま呼んでいたというか、そのまま認知されてですね、広めたというようなところがすごいなと。
で、さらにすごいのは、やっぱりこの地獄っていう名前をね、みんなは呼んでいたわけなんですけど、この観光をするためにね、地獄巡りとつけたのが素晴らしいなと思うんですよね。巡りってつけた瞬間、もう各スポットの名前のところをね、地獄って何個かあるんだなっていうところとか、それを回っていくんだなっていうことを想像するじゃないですか。
で、実体としてね、そこに酸化鉄か何かの成分があって、真っ赤じゃないんですけれども、なんかこうね茶色っぽいオレンジっぽい池が遠目から見ると赤い池に見えて、これが血の池地獄って呼ぶんですよね。で、あとね、これは無理やりかなんですけど、なんかものすごいね、熱湯がボコボコ吹き上げる山みたいなところがあるんですけど、ここにね、これを鬼山地獄って呼ぶんですよね。
まあ確かに伝承で聞いた鬼が住んでいそうな山、こんな感じだろうなと。さらにね、面白いのはそこになんとね、その時代にマレーシアからワニ持ってくるわけですよ。で、今実際見ていくと、鬼山の単純に横にワニの池があるんですよ。
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で、池とワニくっつけただけなんですけど、これを鬼山ワニ地獄とか言ってね、まさにこのワニという驚ろしいものがすごいね、数十匹住んでるんですよ。そこすごいなと。で、そこで煙がバーッとなった中でワニがボコボコ住んでいる。これでくっつけてね、これは確かに鬼山地獄だな、地獄だなっていう風になるし。
で、地獄巡りっていう名前があって、さらにその下に血の池地獄、鬼山地獄、あと海地獄とかもあったかな。いろいろ海の色したようなね、温泉みたいなのがあるんですけど。面白いなという、これね、マスターブランドみたいな本体の地獄巡るっていうブランドの中で、その下で人気になるようなメインの地獄があって、血の池地獄、鬼山地獄みたいな。
こういう構造を持っていることで、地獄巡りってなったら7つあると分かって、そうしたらじゃあ回っていこうかってなるじゃないですか。回っていったらその近くにお店もできるし、バスも走るし、ただ1個行って終わりじゃなくて、巡っていくっていうことで、無意識に全部回ろうって行動が設計されて、そこに店もできてね、商売の機会がたくさん増えるわけですよ。
これすごいなと思ってね、ネーミングって人の行動まで変えるんですよね。この地獄巡りから学べる良いネーミングっていうのは、整理していくと3つぐらいの特徴があるというふうに考えられているかなと思っていて、1個は記憶にやっぱりバッて残るですよね。
記憶に残る、別府の温泉に行ったじゃなくて地獄巡りに行ったの方が聞いた側は覚えるわけですよね。2つ目は物語の起点で、なんで地獄なんだ?地獄って何?って私みたいに調べる人とか聞きたくなる人、現地で見ていく人っているわけですよ。
実際、観光客、非常に海外の観光客も多かったですけれども、地獄って何?ってみんなやっぱり見てましたよ。説明文とか見てたりとか、多分ネットで調べたりとかして、口コミの種になるんだろうなと。
あと、ネーミングって体験の予告編であるっていうこともありますよね。行く前から何か想像させる、ワクワクさせる、なんとなくわかるみたいな、こういうネーミングっていうのは認知をさせて興味関心を持たせて行動を決定づけるっていうことを一言で駆動させていく装置なんですよね、ネーミングっていうのは。
なるほどなと。これが地獄巡り。ネーミングって言うことには簡単なんですけれども、なかなかそれをいいネーミングって難しいわけなんですけど、地獄巡りって秀逸だったなと思うんですよね。
ちょっとここで私の話もしたいんですけど、私の番組のタイトルになっているThe法人営業の秘密のメモ帳のThe法人営業、これ実は私のことをXとかでご存知の方はいると思うんですけど、もう2018年、19年ぐらいの頃からずっと使ってるんです、この異名というか。
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私、実名科を出して、小市杉本って出してますけれども、小市杉本だけじゃちょっとあれかなと思ってというか、実はこのThe法人営業っていうのをハッシュタグとかで付けてたりとか、今ではというか前からネームタイトルに実は付けてたんですよね。文字にしてThe法人営業ってテキストで書くと漢字にするとたった5文字なんですよ。
でも、この人は何者かってなんとなく伝わるじゃないですか。あ、法人営業なんだなって、これ多分誰が見ても分かりますよね。何でこう付けたのかってちょっとお話したいんですけど、前お話した通り、私Twitterは時代から200人ぐらいしかフォロワーいなかったんですよ。ほぼほぼ見るせんだったんですけど、元上司の田畑さんがオンラインサロンをやりますということで、
私もそこにちょっといろいろな意見を言う立場として参加させていただいておりまして、実は無償で参加させていただいてたんですけど、4回目ぐらいのときか3回目ぐらいのときか、法人営業でLINEでそこそこ成果を出していたところもあって、法人営業の講師をしろっていうふうに田畑さんに言われたんですけど、田畑さんが1000フォロワーいかない奴はクズみたいなね。
やっぱり余計なこと言ってるけど、1000フォロワーいかない人はね、マーケティングとかそういったところの才能ないんだからね、クズですみたいなことを言ってたんですよ。だからね、その講師である私がね、2,300フォロワーじゃちょっといかないと思って、せめて1000フォロワーいないとカッコつかないなってことで、実は法人営業の話というのをね、何を発信するかっていうのを考えたときに、自分にしか話せない法人営業の現場のリアルな体験を発信しようと思ったと。
今でこそ営業アカウントってめちゃめちゃたくさんいるんですけど、2018年頃って正直そんなにいなかったと思うんですよね。営業アカウントとして発信しようという人ってあんまりいなくて。
で、私その中でちょっと発信してみたわけですよ。例えば、ITのエンタープライズのセールスでお客さんからリクエストフォープロポーザルという、いわゆる提案依頼書という、RFPって略称で読むんですけど、このRFP、普通は企業の側からベンダー側の人たちにこういう提案をしてくださいというふうにまとめたものなんですけれども、普通はこれをね、ベンダー側はお客さんから提案依頼書が来ました。
じゃあ受け取ってその内容に書いてあるようにして、しっかりと提案をね、ITのシステムとかいろいろなサービスとか組み立てて提案しますっていうようなことだったりするわけなんですけれども、こうじゃダメで、RFPというのは受け取る側じゃなくて、お客さんと一緒に作る側に回れみたいな話ですよね。
一緒に作っていって、一緒にお客さんと作って、自分たちが選ぶ側に回る、選ばれるじゃなくて選ぶ側に回る方になるぐらいお客さんとしっかりと一番分かっていて仲良くなっておかなければダメだよみたいな話みたいな、こういう実際そうなんですけどリアルな話があるわけですよ。
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こういうのを発信してまして、これをね、ハッシュタグにしてなんか認知されやすくしたかったんですよね。こういう内容を一言で言い表すとなんだ、これぞ法人営業のネタだ、この営みこそが顧客に入り込む秘術なんだみたいなね、そういったところを言いたいときに、あと思い立ってですね、英語の定感詞のtheってありますよね、the何とかみたいなね、theというのは唯一のとかこれぞっていうニュアンスがあります。
まだに今私これぞ法人営業のネタっていうことを言いたいわけですよ。だからthe法人営業っていうふうにくっつけてハッシュタグthe法人営業で結構どんどん巻いていきました。
一時期というか今もそうなのかな、ハッシュタグをつけるとちょっとインプが下がるみたいな話もあって、やめてたりもしたんですけど、これは私ずっとですね、ずっと過去ハッシュタグをつけてですね、発信をこういう話だよっていうときはthe法人営業っていうのをつけて発信をしておりました。
けれども、ネーミングの私の異名にも世界を豊かにするthe法人営業、私が社会を豊かにしたいために法人営業をやっているっていうようなところがあるので、そういうthe法人営業というのを使わせていただいていました。
こんな感じなんですけれども、地獄巡りと同じで名前を聞いた瞬間に何の人か分かるとか、言われてみるとtheっていうのはそういうことなのか分かったりとか、ちょっと気になるみたいな、こういうの両立してませんかみたいな、自分で言うのもなんですけど。
これね、結構でもネーミングの力かなと思っていて、なんかthe法人営業っていうと、今最近だとやっぱり知っている人、全然まだ知られてはないと思うんですけれども、知っている人からするとthe法人営業っていうとね、あ、杉本さんだっていうふうに思い出してくれる人が実はまあまあいらっしゃるっていうところですね。
ネーミングの力って営業の現場でどう使えるのかっていうところなんですけれども、例えば提案書のタイトルとかもね、DX推進プロジェクトのご提案とかみたいなよりも、なんとか撲滅作戦みたいな方が社内で話題になったりとかするんじゃないですか。
なんかね、残業撲滅作戦とかね、なんかこう一つのセクシープロジェクトっぽくね、なんかこう単化するとなんかかっこいいような、かっこいいかな、かっこいいかわかんないですけど、まあ何かキャッチーな名前がついている方がね、なんか伝言ゲームされるときに、なんか残業撲滅作戦とか言ってますよみたいなね、ちょっと半笑いだけれどもなんかみんなに覚えてもらえるみたいなね、そういったことあるんじゃないですか。
さないプロジェクトとかも同じなんですよね。なんか営業改革プロジェクトとかいうよりもですね、受注倍増計画みたいな方がメンバーの目の色が変わるんですよね。
あとは何だろうな、わかんないですけど、ゾスとかね、流行っているから、なんか100人ゾス社員育成計画みたいなね、どうですかね。なんかゾスな人を育てるみたいな、もうこれ聞いたら忘れなそうですよね。
まあそのね、方向性がいいかどうかは置いといてなんですけれども、ゾス全員100人育てたらなんかすげえじゃねえかって思いますよね。まあそういうね、これ名前っていうのがやっぱり最初の提案なんですよね。中身を見てもらう前に名前で興味引けるかどうかって、ここって結構勝負が決まることもあるんじゃないかななんて思うんですよね。
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まあ地獄巡りが100年、100年じゃない、100年どころじゃないな、もうこれ1000年かな、愛されてはいないか、でも地獄っていう言葉がずっと1000年以上続いているっていうのはびっくりしましたけれども、まあ少なくともこの地獄巡りね、今2026年になってもね、もう100年以上か、100年以上やっぱり地獄巡りってもう愛され続けているのもね、
ザ法人営業でおかげさまでフォロワーがね、今2万人達成しましたね、いつの間にか。2万人のフォロワーがついてくれたのも、まあ本質がついた短い名前みたいなものが入っているからっていうのはあるんじゃないかなと思うんですね。
まあ最後にちょっと一つだけね、地獄巡りっていうのは誰かが会議室で考えたネーミングじゃないっていうのもいいなと思ってて、1000年前に人々がその土地の目を見て地獄だって呼んだところ、この多分ね、1000年前の人たち本当に多分これを地獄絵図のように感じて近寄らないようにしたんでしょうね。
ところから始まっている、でもこの本質を捉えている言葉というのは時代を越えて人の心に刺さるんでしょうね。逆に言えば本質を外した名前はどんなにオシャレでも消えていくんじゃないかなっていうような気もします。
営業もブランディングもまず本質は何かっていうのをつかみつつですね、そのネーミングというのがその資金石になるんじゃないかなっていうような話を今日はね、地獄巡りという体験をしたところからちょっとさせていただきました。
はい、すいません、ちょっと10分ぐらいで話そうと思ったつもりがやっぱり16分になっております。はい、またぜひですね聞いてください。それではまた。
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