1. 古代の福岡を歩く
  2. S1 11回目は下関市の忌宮神..
2015-12-12 29:26

S1 11回目は下関市の忌宮神社から豊功神社へ

神宮皇后と仲哀天皇の宮殿跡とみられる豊浦の宮から仲哀天皇の仮埋葬の地を抜けて海岸へ向かいますと、途中小さな川がありました。
壇具川といいます。
幅4~5メートルの川ですが、ここは神功皇后が朝鮮出兵の前に祭壇を設けて祈った場所で、その祀りに使った祭壇や祭具を流した川だということでした。
その少し先の海に面したところに豊功(とよこと)神社がありました。
応神天皇と長府藩の歴代の藩主が祀ってあります。
右手は海が広がって、大変景色のいい場所にありました。何でも初日の出がすばらしいスポットだということでした。
その海のはるか沖に二つの島が浮かんでいます。神宮皇后伝承と大変つながりの深い満珠・干珠の島です。
説明によりますと、どちらが満珠島で、どちらが干珠島か定かでないということで二つ合わせて満珠・干珠島というそうです。
この二つの島には貴重な原生林が残っており、国の天然記念物に指定されているそうです。
「古代の福岡を歩くレポート」 
海の道むなかた館では、毎月第3土曜日の午後、おとなとこどものためのお話会「はるかな島のものがたり」が行われています。
沖ノ島にまつわる掟と宗像三女神のお話が、大きなスクリーンと効果音で楽しめる読み聞かせ会です。
オオミズナギドリが「誰も見たことがない」という女神に会うため、アカウミガメの力を借りて、どこからも遠い島=沖ノ島に向かう話です。
地域学芸員の平松秋子さんと辻洋子さんに、この活動への思いを伺いました。
また、常設展の展示に、レプリカや各時代に合わせたいでたちの人形が投入されて、わかりやすく、古をイメージしやすくなりました。
宗像市郷土文化課文化財係の田子森千子さんは「結構好評で嬉しい。さらに工夫したい」とにっこりです。
お正月3が日も開館してますので、宗像大社への初詣での後も有意義な時間が過ごせますよ。
Learn more about your ad choices. Visit megaphone.fm/adchoices
29:26

コメント

スクロール