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はい、みなさんこんにちは。KEITHこと桑原です。本日もやっていきましょう。KEITHのエンジニア雑談チャンネルです。
この番組ではウェブ業界に関することやエンジニアリング、いろんな技術についての雑談などの情報を発信していきたいと思います。
えっと今日はですね、タイトルにあります大手の事業会社向けのDXクライテリアっていうものがリリースされてまして、
これはですね、日本CTO協会というところが、法人団体があるんですけど、出しているDXクライテリアっていうものがありまして、
会社がどれだけDXっていうところの対策とか推進が社内でできているかっていうのを可視化しましょうということですね、数値化しましょうっていうものを作ってます。
質問が結構長くてですね、かなり量は多いんですよね。どうなったらDXが進んでいるかっていうのを、この結果も必要、これも必要、あれも必要っていうので、
いろいろ吟味をされて、だいぶ絞って絞って確か480個の質問だったっけ?に分けてるはずですね。それに一個一個ずっと回答していって、最後数値化されてグラフも出たりするわけですね。
偏差値に近いようなものがあるんですけど、そういうものもできたりしますというので、それの今回は大手事業者向けのガイドラインというのができましたよというところですね。
確かに僕らみたいな中小企業ばっかり見てもあれですけど、大手の方は見たいものはあるよねっていうところですね。
大手さん向けのクライテリアっていうのができましたとあります。
導入なんですけど、初級編と中級編と2つ分かれてますね。上級編ではなさそうですね。中級編までという感じです。
ポイントオブビューといって、いわゆる大カテゴリーみたいなやつがあるんですけど、カテゴライズ的には、例えばアンチパターンであったりとか、プラクティスであったりとか、学習と改善とか、あとはメトリクスの計測みたいな、この辺の切り方をされています。
そんな感じで4つ5つぐらいのカテゴライズで項目があって、それのチェックをつけていくとDXできてますよみたいなことが、だいたい指標として測れる感じですね。
初級編のゴールとしては、デジタル変革のスタートを切れる準備ができているっていうのがざっくりした定義になってますね。
初級編の質問項目がいくつかバーっとあるんですけど、これのだいたい8割ぐらいできていれば、初級編に進んで良いというようなことが書かれてます。
中級編のゴールとしては、内製化チームがある、もしくは内製化チームを持つ準備ができていることと書かれてます。
内製化の定義とはなんぞやということですけど、サービス、プロダクトの成果物責任を自社で持ち、開発スピードが出せることですね。
責任を持って開発スピードを出せれば、獣医院契約でも一応かとはしていますということです。
いわゆるベンダーコントロールみたいなことをしながらでも、一応パフォーマンスとか責任がちゃんと自社で担保できてるんであればいいですよって暗示ですね。
内製化できた方が今後はスピードが出ると思いますし、ベンダーロックされてしまうといろんなものが面倒くさくなるので、
本当にスピード感を出していきたいのであれば、内製化できた方がいいと思ったりします。
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自社の中に開発チームがちゃんと揃っているようがいいのかなと思ったりはしてますけど、これは考え方の違いですね。
中級編の方は質問コムがバーっと多くて、それについて一個一個見ていって、チェックつける中で何割できてるかみたいなところだと思います。
大手事業者向けは質問コムがだいぶ少なめになってますね。
大手までいってしまうと、経済じゃないですけど、会社全としたところの見方は割と大事になってくるし、今まで積み上げてきたのとか、実績とか、ブランド価値みたいなところもあったりするので、
そこを全部加味したとき、どこまで現場に指揮権を持ってやれるかっていうところがあると思うので、質問事項とか質問の項目がちょっと少なめなのかなと思います。
本当に現場レベルのクライテリアとか指標を見たいんであれば、もともとあった従来のDXクライテリアを使っていただいて、
いわゆるガバナンスとかコーポレート視点でのクライテリアとか指標を測りたいんであれば、この大手事業者向けのやつを使うのが多分良いのかもしれないなと思いました。
テーマ的なものにMetrixの計測とかそのアンチパターンとかありますけど、それもさらに一段階細かくタイプみたいなのがあって、
例えば人事育成とか育成戦略みたいなものもあったりしますし、コミュニケーションツールみたいなものもあったりしますし、
あとは開発者の環境投資みたいなところもあったりするので、ちょっと資座が高いですね、一段階資座が高いところのチェック項目になっていたりするので、
こう使い分ける方が多分良いかもしれないですね。
なので僕ら開発者が見るとしたら、もともとのDXクライテリアっていうところを使うと良いのかなと思ったりはしています。
ちなみにじゃあもともとのDXクライテリアっていうのはどんな感じかっていうとですね、いわゆるアセスメントシートを使っていく、同じような使い方ですね。
今スプレッドシートで結局作られて用意されてるんですけど、各項目にそれぞれ自社のチームとか組織の単位でこれができている、できてない、もしくはやっていないとかかな。
確か3段階でチェックつけるんですね。
Yes、No、Butみたいな感じですね。
Butはできてる部分もあるしできてないかもあるし、0-1で判断難しいみたいなところにButっていうのがあります。
はい、というので一個一個点をつけていって最終的に偏差値が出るよっていうようなものですね。
開発者サイドの方を見ていきますと、テーマとしては5つあってチームとシステム、データ、デザイン、そしてコーポレート。
この5個に分かれていて、それぞれ1つ4つのテーマに対してカテゴリが8つ分かれていますと。
これで40個なんですけど、そこでさらに一個一個のカテゴリに対して質問がさらに8個ぐらいあった気がするので、合計すると320個だった気がします。
これにチェックをつけていくと指標が測れますよっていうところですね。
これは弊社でも実は何チームか試していただいたことがあって、かなりこれは良かったですね。項目としていうか。
この測り方はすごく助かりましたね。
これはかなりお勧めしてます僕は。いろんな方々にもお勧めしてますけど。
というのでDXクライテリアっていうものがありますよと。
そのDXと言っても、DXとはなんぞやって定義はこのクライテリアのホームページとかトップページに記載がありますけど、
これはCTO協会、日本のIT企業の中の執行役員の方もいらっしゃいますし、代表取締役をやりながらCTOとか技術をやっているスタートアップの企業さんもいらっしゃったりしますし、
本当に超大手のエンタープライズのCTOをされている方もいらっしゃったりとか、本当はたくさんのCTOの方々が集まって、
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こうだこうだ議論をして作られたアセスメントシートですので、結構信頼性が高いと思います。
その方々が定義したDXとはこういうことで、これのためにはこういうことができてたらいいですよみたいなのをかなり吟味されているので、
自分たちの会社のDXという文脈における健康診断するために使ってもいいのかなと思ったりはしてますし、
今からDXをちゃんとやっていきたいとか、今までそういうところができてなかったけど、もう時代の中に取り残されないように、
自社もやっぱりITとかテクノロジーをしっかり活用していくためにDXをどうやっていこうかっていうのが分からない方々、
企業さんもこれを使ってみて、なるほど、まずはこの辺からやっていけばいいのかっていうのを見ていって、
何を優先するかっていうのをその会社の中で決めていただければいいんじゃないかなと思ったりしてます。
はい、というところで大手事業会社向けというものもできてたって感じですね。
ざっと見てますけど、やっぱりコーポレートっていう観点がだいぶ強いですね。
とはいえチームの構成とか権限以上みたいな話もあったりして、どこまで権限を渡して有機的にメンバーが動いてくれるか。
トヨタの会社さんがよく使われる自動化って言葉がありますね。
自動化の動は、動くって言葉ではなくて、任免がつく、働くって意味ですね。
自動化って言葉がありますけど、それと結構通じるものがあるなっていうような感触はあります。
本当自発的にメンバーが考えて現場で動いていくっていうのはすごくいい話ではあるので、
こういうところの観点が入ったようなものだなっていう気がちょっとしたりはしてますね。
というところで、内容自体もこれは見てもらった方が絶対早くてですね、僕が口頭で説明するよりも明らかに、
なるほどって参考にしていただいて、エッセンスとかこれそのまま使わないにしても、
いくつかは自分の会社でどうなんだろうっていうのを議論する話題提供として持っていっていただいてもいいと思います。
これを当て込んでそのまま会社の中でチェックつけてみてやってみるといいと思います。
大手事業会社向けの方がさっき言った通り、バランス的な観点とかコーポレートみたいな観点はちょっとあるので、
いわゆる今の経営層とか、高役員レベルの方々とか、
大きい会社さんという部長レベルが自分たちが監督責任をしている部署の中でチェックをつけてみて、
どうなんだろうっていうのを測ってみてもいいかもしれないですね。
はい、今回はこんなところで終わっていきたいと思います。
いつも聞いてくださり本当にありがとうございます。
ではまた次回の主力でお会いしましょう。
バイバイ。