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はい、みなさんこんばんは。株式会社ゆめみのキースことくわはらです。本日もやっていきます。 Web 業界のなんでも雑談室です。
この番組では何かしらの刺激をプレゼントすることを目指して配信していきたいなと思います。
第69回ですね。第69回は取締役という思い込みからの脱却というタイトルでお話しさせていただきたいなと思います。
株式会社ゆめみのチャレンジ取締役に就任させていただいて、早くも半年、7ヶ月、実は経っているんですけども。
実際どうだろうとか、なってどんなことが起きたみたいな質問を結構受けるんですよね。たびたび受けるので、一つちょっと今日は暴露してみたいなと思いますけど。
個人的に大きな変化があったよっていうことですね。タイトルにある通りなんですけど、正直なってみて、この半年間本当になかなか動きづらかったですね。
なってからの方がめちゃくちゃ動きづらかったと思います。自分の中に取締役という偶像というかイメージ像があって、そういうものを作り出してしまったことが大きな原因なんですけど。
いくつかの取締役だからこうすべきとか、こうしなければならないとか、これはダメだとかいう思い込みが僕の中で結構生まれたんですよね。
もともと思ってたからかもしれないですけど、それのせいでオクションに対していろんな行動に対して重い圧かせというか、重圧がかかって毎日過ごしていたっていう実はそんな感じなんですよ。
なので毎朝起きても頭すっきりしてると言いながらずっとバックグラウンドでデーモン的に何かが動き続けてるみたいな感覚ですね。
いくつかの思い込みを今日は最初に喋ってどういうふうに変わったかっていう話なんですけど、一つ目ですね。先ほど言った通りですけど、発言が本当しづらくなりましたね。
僕ツイッター結構やるタイプなんですけど、そのツイッターでもですね、そのフォンアーカーの方ではもうなんか好きに発言がやっぱできなくなりましたね。
というのも自分がどういう意思であろうと他者は私の発言のことを全部取締役と見てくる、全てでないにしてもそれと紐づけて見ることが圧倒的に多くなりましたよね。
僕もそのツイッターのアカウントプロフィールのところにそういうふうに夢見の取締役だということを書いてもいますので、そこを見たらみんなそういうふうに見ますよねっていうのは当たり前のことなんですけど、
なので好きなことを発言自分がするのはおかしいだろうっていうふうに自分も思って今はしなくなったんですね。
それはそれで苦しいので、やっぱ好きに発言するためのサブアカーを作ったんですけどもね、そっちでは結構自由に趣味の話とか全然関係ないくだらないこととか喋って、
まあちょっとストレス発散はしていますけど、ツイッターだけじゃなくて、いわゆるSNS以外でもそうですね、社内のスラッグでも実は同じことを思っていて、
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社内ですら発言がしづらくなってしまったっていうのはかなり苦しかったです、実はですね。
いわゆるタイムズチャンネルって言われる、文法チャンネルとか言ったりしますけど、ありますけども、夢見ではそれをOJTチャンネルとよく言うんですけど、
そこでの発言すらもう選ぶようになりましたね。途中まで書いたけど、やっぱこれ適切じゃないなって言って消してしまったりっていうのも結構ありますね。
そういう意味で発言がしづらくなったっていうのは本当につらいというか、人間として発言ができないっていうのは難しいところですよね。
2つ目も似たようなもので、行動とかチャレンジですね。いろんなことやってみようということに対して、足枷とかしがらみっていうのが生まれてしまったなと思います。
やっぱり偶像とかイメージ像があるからこそ、自分が今からやろうとしているとか、こういうことを考えているんだよなっていうのが、果たして取り締めなくて適切なのかどうかっていうのがすごい自問自答するようになって、
大体その自問をするんですけど、それは適切じゃないって答えにたどり着いてしまうんですよね。
また会社の未来とか、いろんなことに考えたりしなきゃいけないんですけども、そもそも未来について考えて、その手を打っていく、今どうするかっていうのを打つべきだと思うんですけど、
その手そのものが思いつかないんですよね。
思いついたとしても、それって局所的なことだったりエッジケースだったりするんで、そういうのは別に自分がやることじゃなくて、現場の人間とかメンバーがやることだと思うし、誰かしらが思いついていることだろうというところになると思うんですよね。
なんか私がやることじゃないよなっていうふうになって、結局チャレンジで何もしてないじゃんっていうことになってしまうんですよね。
なのでそういう意味で、すごい足かすというか、イメージ像が大きくのしかがってきたなって感じがしましたね。
3つ目ですね。3つ目としては、私がエンジニア狩りだからっていう言い訳をした上で、そもそもエンジニアっていう種語を使うとちょっと大きいんですけど、誤解を招くことを恐れず発言していきますが、
今の現状をどうするかっていう、いわゆる具体的なことですよね、っていうところばっかり見て目がいってしまって、そこに対してどうするかっていうのを考えてしまうんですよね。
っていう癖がついて、もともとついていたので、それのせいで取締役として、そもそもそれどうなのっていうところで結構葛藤しましたね。
さらに言うと、私がもともとサーバーサイトですけど、今はフロントエンドエンジニアをやっていて、
フロントエンド海外の情報収集とか、今どういうことが起きてるかっていうのを調べてたりとか、社内のフロントエンドグループのことばっかり見てしまっていて、
本当にポジション変わったけど、結局やってること今まで何も変わってないじゃんっていうのもあったりして、
そんないろんなことがもんもん頭の中にあって、窮屈だったなっていう感じは正直ありますね。
本当のほうはもっと俯瞰的とか、もっと抽象的なことを考えたりとか、
でも中長期的な先のことを見据えて、本物のことを捉えたり、そういう考えていく必要があるんだろうなと思ってはいますし、
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これは別に正しいと思ってるんですけどね。これは僕苦手なので今も訓練はしています。
いろんなことをしゃべりましたけど、こんなことを考えていたので、アクション一つ一つに対して取締役としてそれは適切じゃないんじゃないのかっていうふうな疑問から、
いろいろなことを悟空になってしまって、実は毎日の生活、ずっと軽いストレスをかけられ続けてきたっていう感じですね。
この半年間はずっとそう思っていました。
なおかつ、なってみたはいいけど、やっぱり自分がビッグマウスだというところとか、目立ちたがりというところがどうしても強くてですね、
それは何者になったけど、なんだかんだ何もできていない平凡な人間だなっていうことを思い知らされたなっていう感じがします。半年間ですね。
一歩踏み出すとかチャレンジするってところまでは確かに意外とやれるんですけど、なってからのことはなかなか僕はできないってことを、
もう自己嫌悪になるくらいまでちょっと攻めたりはしましたけど、攻めたところで何も生まれないし、結局改善しなかったので、
やっぱり自己嫌悪って意味ないなってことも痛感しました。
で、先日とあることがありましてですね、そのとあることをきっかけで、ずっと頭の中にあった荷物というか、
荷が降りたと言いますかね、吹っ切れてきたかなっていうふうにちょっと思ってるんですね。
何が起きたかというと先月ですね、確か先月だと思いますけど、取締役会があって、そこでぶっちゃけると僕が赤っ端を書いたわけですよ。
社内の人は多分ご存知かもしれないですけど、その話をする前に前提として、私今コーチングを受けていて、
このスタンドFMでも何回か発言していますが、本当にしばらくなった時にコーチングどうっていうのを代表から声が聞いただいて、
その社内の先輩にずっとコーチングをされている方がいるので、もうずっと半年以上受けているわけですけど、
その先週の、確か前回のそのコーチングの時に、次の私のアクションどうするかというところで、
取締役会で何でもいいから質問をするっていうふうに決めて、自分でももうそういうふうに宣言をして、コーチングが終わったんですよね。
で、それをやってみたんですよね、実際。達成はしたんですよ、チャレンジ自体は。アクションを起こしたんですけど、
あまりにも稚拙な質問をしてしまいまして、今思ってもすごく恥ずかしいんですけど、恥ずかしいがためにというか恥ずかしいおかげで、
抵抗感とか、いわゆる取締役会もそうですし、経営会議とかもそうですし、今のポジションに対しての抵抗感であったり、恐怖感というのは結構なくなってきたなっていうのをちょっと思っていて、
僕の立場でも別に失敗はしてもいいなというふうに、頭で理解は今までしてたんですけど、
頭ではなくて心から納得できたっていうのが結構大きかったですね、スッと入ってきたというか。
この感覚が僕の中で割と大きかったんですよ。
ちなみに余談ですが、後からコーチングの先輩にこういう恥を書いたんだよという話をしたら、先輩も取締役会の収録、動画に撮っているんですけど、うちの会社は。
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それを社内だけ限定で見れるようになっているんですけど、先輩も見てたときに、僕のやったことは別に恥ではないし、割といい質問だったよということを言っていただいて、
他の人たちもその僕の質問から分かったことがあるっていうので、そういうことを評価していただいたので、個人的には正直嬉しかったというのはありますね。
これ以降、取締役というものに対しての思い込みというか、アクションに対しての圧縮性は外せてきたかなって思ってます。
完全にまだ外せているわけではもちろんないですし、まだまだ思い込みとか偶像は僕の頭の中にずっといるんですけど、
でもそいつとの付き合い方も見えてきたなっていうのはやっぱり思いますね。
いろいろ喋ったんですけど、他の人から見たら正直なんてことはないですし、そんな小さい荷物さ、外に下ろせばいいじゃんっていうふうにおっしゃられると思います。
皆さんもそう思うと思いますし、これは正しいですね。
過去の私も絶対今の自分を見たら同じことを言ってきただろうなと本気で思いますね。
なんですけど、やっぱり想像と実際になってみるって、やっぱ天と地の差がありますね。
これはやっぱり今の自分じゃなきゃ味わえない経験なんですよね。
このポジションに立ってみた頃こそ、この経験というか、いわゆる思い込みからの脱却ということができてるんだなとすごく思っていますね。
これ大きいかな本当になと思いますね、僕の中ではですけど。
でも皆さんの中で取締役になられたことある方は分からないです。
どれくらいいるか分からないですけど、あなたは同じようなことを経験されている方って絶対いると思うんで。
やっぱりこういう小さいことなんですけど、そういう小さなことからの変化って本当に大きいなと思いました。
そこから今までですけど、失敗に対するハードルってやっぱり気持ち的にもすごく下がって、
いろいろやれるなというふうに思ったんですけど、逆に考えてみると自分って実はまだ、
要は何も失敗できていないなっていうふうにもちょっと感じたんですよね。
いやチャレンジしてるって言うけどですね、そのチャレンジは取締役としてのチャレンジじゃないから、
まだまだお前はやれることあるぞっていうふうにも、やっとこう自分で自分の中に落とし込めることができたなと思ってて。
なので今はちょっと小さいことでもいいけど、どんどんどんどんやってみようかなって動き始めています。
なのでまだ失敗してみて、まあじゃあ失敗したらまた帰ってくればいいだけの話ですし、
そもそもこのポジションにおける失敗の定義っていうのはもっともっと大きいことだと思っているんですよ、なんとなくですけど。
なのでまだ自分はその失敗という土台にすら立ててないので、もっといろいろまずは手を動かしたり足を動かしたりとかいろいろやってみようかなと思います。
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ちょっと長くなってしまいましたけれども、こういうことをこの半年以上もんもんしながら思ってきて、
今はいろいろ変わることができたよっていう報告的な収録になります。
そうですね、こんなところで今回の収録は以上としたいなと思います。
また聞きたいこと、話してほしいことがございましたら、いつでもレターお待ちしていますのでお気軽に投げていただければなと思います。
ではまた次回の収録でお会いしましょう。バイバイ。