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はい、清鷹です。こんにちは。今日はですね、初詣、参拝するのも自由、参拝しないのも自由、というお話をいたします。
明日、明後日ですかね、今日が、配信が12月の30日に配信をしてますので、もうすぐお正月と、もう2つ寝るとお正月。
ということで、初詣にも参拝される方っていうのが結構いらっしゃるんじゃないかなと思うんですけど、
必ずしもですね、初詣する必要がないよという、そういうお話なんですよ。
だから、何というのかな、頑張って初詣しようとかですね、なんか初詣しないとすっきりしないなとか、何か悪いことが起こるんじゃないかとかですね、初詣しないと。
そういう思いにとらわれている方がおられたらですね、もうそんなことはないよと。
自分の世界観の中でですね、自分で判断したらいいんだよと、そういうことをお話、お伝えしたいなというふうに思ってます。
その根拠というのかですね、何でそういうことを言えるかというお話なんですけども、
これはもともとですね、初詣というのはすごく最近というのかな、時代の浅い風習なんですよね。
しかも商業ベースの話なんですよ、もともとの発端が。
日本でいうクリスマスとかですね、日本でいうバレンタインとかですね、そういう感じの、結構商業ベースで始まったっていうものなんですよね。
明治の中期以降にですね、そういうことが出てきたという話なんですけど、鉄道が発達をしましてですね、遠くの方にでも行けるようになったということで、鉄道会社がどうやらキャンペーンをしたらしいんですよね。
大正時代ぐらいから一般的になったというふうにされているんですけども、そういうことで言うと、キャンペーンなんですよ。
商業ベースのキャンペーンなんですよ。
もともとはですね、江戸時代とかはですね、宇治神さんに、年の瀬から新年にかけてですね、宇治神さんにお参りをしたり、あるいはですね、絵法ですね、いい方角の神社にお参りをしたり、お寺にお参りをしたりという形だったんですよね。
だから、今みたいにその法位関係なしにですね、遠くの神社にお参りをするとかですね、そういう風習というのはですね、たかだか百何十年というところなんですよね。
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だから、商業ベースの話なんで、バレンタインを送らなければ不幸になるとかね、クリスマスを祝わなければ不幸になるとか、そういう話じゃないんですよ。
もっと言うと、法位取りをするとかですね、そういうのは運気に影響を与えるというふうにされるんですけども、そういう東洋の呪術的なというのか魔術的なですね、そういう風習というのは、もともと小読みと密接に関係していましてね。
本来ならですね、立春なんですよね。この正月じゃないんですよね、その年の変わり目っていうのはね。立春だから2月の2日とか3日とか4日とか、カレンダー、小読みによって、年によってですね、変わってくるわけなんですけども。
だから本来ですね、この今の小読みで1月1日に法位取りをする、絵法に行くみたいなこともですね、それ自体もナンセンスというかですね、矛盾が起きてるんですよね。
時間と空間を一致させてですね、そのタイミングでこの方角に行くみたいな、そういう話なわけで、この今の小読みの1月1日って関係ないんですよね。
立春、2月の2日、3日、4日あたりの立春のタイミングでどの法位に行くかっていうのが、東洋の占術、占いとか、呪術というのかですね、そういう思想なんですよね。
だからこの正月にですね、何をしたってですね、東洋の伝統的な観点からすると、全くとは言いませんけど、大して意味がないっていう話なんですよ。
となったらどうですか、これ。別に初詣行ってもいいし、行かなくってもいいし、特に行かないと何かすっきりしないとかそういう方がおられたらですね、別にそんなことないよという話なんですよ。
行きたけりゃ行きゃいいですよね。かれこれもうそうですね、百何十年もそういう風習を、商業ベースがもともと発端だとしてもですね、商業ベースでそういうことをやっているということになればですね、嘘も誠になっちゃうわけですよね、と僕は考えています。
だから行ってその参拝してですね、何かそのご利益があるとかいう風に思う人はですね、実際そうなんだと思うんですよね。これは共同幻想的な話なんですけど、お金に価値があるという風にですね、みんなが思っているからお金に価値が現実的にも出てくるんですよね。
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それと同じように、初詣で参拝してですね、ご利益があるという風に思う人はですね、実際ご利益があるんでしょう、それは。だからそう思って行きたい人はいきゃいいですしね、別にいいやって言う人はですね、行かなきゃいいんですよ。
だから自由です。それぞれのお一人お一人がですね、自分がどの世界観でもってですね、物事を考えているのか、生きているのか、行動するのか、それをですね、ご自身で選び取っていただいたらいいんじゃないかなと。
別に周りに流される必要もないですし、参拝したくないのに何か参拝しないとダメなんかなとか、そういうことをですね、思い悩む必要も全くないということでございます。
はい、ということでですね、今日は初詣では参拝しても参拝しなくても自由だと、そういうお話をさせてもらいました。はい、それではまた次回お耳にかかりたいと思います。さようなら。