1. アキツヒミツキチ ー秋津秘密基地
  2. 第37羽:『ゲストを迎えて沙風..
2024-02-04 33:45

第37羽:『ゲストを迎えて沙風が語るvol1 ~弐瓶勉作品入門編:前編』

はいど~も塩水でございます!

さて今回はくろやなさんから黒柳林檎さんと黒柳小鉄さんをお招きして、我らがニヘクラ沙風プラスがその魅力を語る語る語る回となっております、しかも前編!!


好きな作家の作品歴をわかり易く語れるって凄いですねぇ。

お聴きの方が弐瓶作品に触れるきっかけになれば幸いです。

==================================

音使用素材⇩⇩

VOICEVOX▶ https://voicevox.hiroshiba.jp/

使用ボイス:四国めたん/ずんだもん/春日部つむぎ/雨晴はう/波音リツ/玄野武宏/

      白上虎太郎/青山龍星/冥鳴ひまり/九州そら/もち子/剣崎雌雄/

      WhiteCUL/後鬼/No.7/ちび式じい/ 櫻歌ミコ/小夜(SAYO)/

      ナースロボ_タイプT/†聖騎士 紅桜†/雀松朱司/麒ヶ島宗麟/

      春歌ナナ/猫使アル/猫使ビィ/中国うさぎ

      栗田まろん/あいえるたん/満別花丸/琴詠ニア

       

COEIROINK▶ https://coeiroink.com/

使用ボイス:AI声優-青葉/松嘩りすく/白痴ー/つくよみちゃん/おふとんP/

      おふとんP+/まさむつ/繰推亭そそる/花撫シア/千呼乃/苔色かげ/

      ハカナギシュン/十鳴子/あみたろ/ディアちゃん兄口誘太郎-β/

      アルマちゃん/AI声優-朱花/リリンちゃん/-ブラウザ-ちゃん

      QuartZ V.2.0.0/束音花/軍歌マチ/叉後での/彼方ハテラ

      船音ユナ/水底みなみ/木陰モノ/まさむつ/彼方ヒソラ/

      るーたもん/KoN/守憑音舞夜/列音静



DOVA SYNDROME ▶ https://dova-s.jp/

musmus ▶ https://musmus.main.jp/

OtoLogic ▶ https://otologic.jp/

甘茶の音楽工房 ▶ https://amachamusic.chagasi.com/

H/MIX GALLERY▶ http://www.hmix.net/

魔王魂▶ https://maou.audio/

ポケットサウンド▶ https://pocket-se.info/

BGMer(ビージーエマー)▶ https://bgmer.net/

X(Twitter)▶ @a_s_b_kitutuki

hashtag▶ #キツツキ

00:07
アキツヒミツキチ。この番組は、坂瀬クラス・泉瑞井・潮水の3人による、
ゆるく適当に皆様の時間を浪費する、
アミレス系雑談ポッドキャストプログラムです。
アキツヒミツキチです。
今日のおネタはですね、ゲストをお迎えして、なぜか私が講義をするというですね、謎解になっております。
では早速、ゲストをご紹介したいと思います。
クロヤナのお二人です。
イェーイ!
これ、今日お二人はちゃんと趣旨が聞かされていらっしゃっているんですよね、姉さん。
はい。質問があればということで、
質問があれば。
はい。お勉強してきました。
新たな質問会が、すごい大冗談の内容になりそうです。
すみません、僭越ながらですね、
今日は二平千富先生について私、まとめてまいりましたので、
お話をさせていただければ。
違う。
いや、君のもう一つの番組のほら、なんだっけ、ベニマルだっけ?
ベニマルじゃないね。
ほら、俺丸があんまり活躍できてないからさ、
二平作品について語りたいって思ったりするときもあったりしたりするかもしれないじゃん。
俺に対する配慮だったのね、これは。
そうそうそう。
いやまあ、プラス、ほら、今タワーダンジョンも連載してるじゃん。
そうだね。
そこら辺もあるのと、あと、先日黒柳のほうでも、
二平作品についてたまたま放送してたんで、
これはいいタイミングだっていう。
それを聞いた途端にあれでしょ?
ゲストの依頼をブッキングしたんでしょ?
そうそうそう。
だっているじゃない先生がここにっていう。
いやいやいや、何その先生。
皆さんね、勘違いされてますけど、
私結構ね、X状では怯えてるんですよ。
どういう意味?
何を突然言い出すの?
いやあの、私はニヘクラでいいみたいな顔をしてるとですね、
もっとディープな方たちがたくさんいらっしゃるので、
すごい怯えながらXを足し算でおりますので、
こういう形で結構上からのお話をすると、
すごく間違ってるみたいなご指摘ももしかしたらあるかもしれないので、
お聞きのニヘクラの皆さんはぜひですね、
生温かい目で見ていただければなと思います。
よろしくお願いします。
そこは大丈夫でしょ。
筋肉科医をカルサボでやった時の私も似たようなもんで、
ビクビクしながら喋ってましたから、
自分の知識は合ってるのか、
俺の筋肉の知識が間違ってるんじゃないのか、
そんな感じで。
大丈夫。
自信を持ってですね、やっていきたいと思います。
はい。
最初に聞きたかったんだけどさ、
2P作品って、
03:00
俺が知ってるっていうのは、
今さっき言ったタワーダンジョンと、
その前の人形の国と、
あとあれ、シドニアか、
タイトルだけで言えばブラム。
はいはいはい。
他何があるの?
そうだね、
あのー、
じゃあちょっと作品、
順番に言っていいかね。
お願いお願い。
メモに。
まずですね、
ニヘ・ツトム先生について、
ちょっとお話をすいません、
していきたいと思います。
はい。
ニヘ・ツトム先生、
1971年生まれ、
福島県出身の日本の漫画家です。
もともとは現場監督見習いと、
あと製図など、
建築関係の仕事をしていたんですが、
組織の一員として働くことに向いてないと感じ、
退職したという。
単身逃避して絵の勉強をしながら、
1年ほど日本の出版社へ漫画を投稿していましたが、
デビューできないまま帰国することになります。
1995年に雑誌アフタヌーン式賞、
夏のコンテストで短編作品のブラムが、
審査員特別賞を受賞して、
その後漫画、
地雷神の高橋ツトム先生の専属アシスタントを
5ヶ月ほど経験して、
1997年より、
月刊アフタヌーンで、
長編作品のブラムの連載を開始しました。
地雷神ってご存知です?
知ってる。
知らない。
塩水は?
高橋ツトムだけど、
じっくり読んだわけじゃないけど、
結構粗い感じの、
まあ確かに、
2年作品の初期のブラムとかには近い感じがするかな。
結構やっぱりエッセンスとして、
高橋ツトム先生のところで、
いろいろ吸収したんだなという感じがあります。
式賞を取ったブラムってのは、
実は短編作品だったんですけど、
それについてちょっと紹介をしたいと思います。
タイトルは、また後で紹介するブラムと同じなんですけど、
ブラムって言葉の後ろに、
エクスクラメーションマークが付いてる付いてないで、
連載作品なのか短編作品なのかを区別しています。
そうなんだ。
そうなんだ。
びっくりマークが付いてると、連載の方のブラム。
びっくりマークのイメージがあったからな。
内容としては、警察組織の霧っぽい見た目の主人公が、
侮辱罪と呼ばれる薬物取引を追い、
ファックヘッドと呼ばれる犯人と戦う話。
全然違うな。
そうなんだよ。
その時に相手を倒すのが異様に反動が強い。
なるほど。
引いたよ。
重力子放射線射出装置ですね。
重力子放射線射出装置。
今日帰りまでにこれを早口言葉で言えるように書いていただければと思います。
重力子放射線、ダメだ。
ダメですね。
中国史戦書何?
欠片も買ってないじゃねえか。
中国史?
重力子。
放射線射出装置だっけ?
それを短編の時には名前が出てこなくて、
ただ似たようなちっちゃい主人公が持っています。
その短編の時から、緻密な背景描写とか、
あととにかくセリフがないんですよ、この短編も。
その展開はこの時からある程度作られていたのかな。
原型らしくって感じだね。
数年後に連載が開始されるびっくりマーク付きのブラムは、
06:01
実は全く雰囲気が変わって、連載が開始されるので、
さっき言ったように高橋勇人先生の影響を強く受けているんだろうな感じがした。
さっき水井からの質問があったように、
その作品がいっぱいあるので、
時系列に沿って紹介していきたいと思います。
はい。
姉さんが読んだのは?
私はブラムの劇場版と、
カイナと、人形の国は本で読みました。
最終巻は団長に送ってもらった感じですよね。
そうです。もらいました。
最終巻を団長に送ったのは私なんですけど。
そうなんだ。
なぜか間違えて2冊買うということが。
あるあるだね。
まさか姉さんの手元に届くとは。
ありがとうございます。
いやいや、むしろありがとうございますよ。
たくさん作品があるので、
ざっくりと2つの時代に、
先生を分けさせてもらいたいんですけど、
一つは高段車アフタヌーンの連載をしていた頃。
黒二兵と名前をつけたいと思います。
もう一つは、高段車シリウスで、
今でも連載を持っているんですけど、
連載しているのを白二兵と呼ばれています。
なんとなく印象が分かるわ。
それこそアフタヌーンの連載をした時には、
ページをめくるたびに指が真っ黒になるでおなじみの漫画だったんですよ。
売っているアフタヌーンを手にとって横から見ると黒いページがあるんです。
そこのところを目次を見なくても、
二兵先生の作品がそこにある。
そういう見分け方をしていました。
なるほど。
確かにそうだね。
真っ黒。
人形とか白いもんね。
ベター少ないもんね、確かに。
シドニアも白いんじゃ、白いか。
実はシドニアが黒二兵と白二兵が判別。
あ、そうなんだ。
ちょっと順番にいきますけど、
アフタヌーン記、黒二兵記ですね。
これは高段車で出版していた時です。
1997年から2003年に連載されました。
ブラム全10巻で、真相版は全6巻。
これも言わずと知れた二兵先生の原点。
実は私は他の二兵先生の作品を食わず嫌いで、
ブラムと二兵先生の画集だけを持って、
ほぼほぼ数十年過ごすということをやってました。
2001年にノイズ全1巻。
この中にさっき紹介した短編作品のブラムが収録されています。
内容としてはブラムの答え合わせみたいな作品で、
ブラムが終わってから客観されていたというイメージだったんですけど、
2001年ということはブラム連載中なんですね、雑誌で。
ブラム世界になる前の世界だったりとか、
あとは違う視点から見たみたいな話が短編として含まれている全1巻です。
次は2004年から2005年のバイオメガという漫画があります。
これは全6巻で、真相版で全3巻です。
これが本当にわかんないんですよ、内容が。
非常に読みづらい作品で、
アフタヌーンから一回他の少年誌に移行したんですね。
09:02
人類には早すぎた内容になります。
買ってしまった。
何に移行したんですか?
はじめ、ヤングマガジンだったんですよ。
高段車だったんだけど、
1巻だけ出して終影者のウルトラジャンプに移るんです、途中から。
ただ真相版はなぜか高段車から出るというんですね。
実はバイオメガ1巻だけ高段車版と終影者版があるんですよ。
マニアはどっちも抑えると。
高段車版が赤くて終影者版が黒いのかな。
微妙に表紙だったりとか想定が違うんで。
それは抑えちゃうわな。
当時は両方持ってました。
次にアバラ全2巻、真相版は全1巻になります。
この中身はバイオメガに比べればだいぶ分かりやすい内容と言われてますけど、
だいぶ濃い内容となります。
ただ実はこのアバラ、つい最近結構話題になったんですよ。
主人公の名前が駆動伝授っていう名前なんですけど。
真相版か。
真相版の主人公も駆動伝授で、
しかも作者が二平先生のアバラの影響を受けてと公言してたんですね、連載開始した頃に。
なんかで見たな、その言葉っていうか。
帯とかにも二平勤先生の影響みたいなのがあったんですけど。
アバラって確かね、チェーンソーマンの初めの頃って帯に出てたんだよね。
そうなの?
なんだけど、なぜか知らないけどね、だんだんこのチェーンソーマンが流行れば流行るほど、
二平勤っていうことを言わなくなるのよ。
そうこうしてるうちにアバラが、キンドル版が一応上下巻か売ってるんですけど、
キンドルからもアバラが消えちゃったんですよ。
こんなにチェーンソーマンで流行ってるのに、今まで手に入らないんです、このアバラが。
ただ黒のカリスマと言いますかね、すごいかっこいい作品なので、
本当だったらぜひ手に取って読んでもらいたいなと思うんですけども、なかなか手に入りづらい作品です。
次に2009年にシドニアの騎士、全15巻。
これ急に結構関数多いですね。
で、シンソー版は全7巻になります。
で、こっからポリゴンピクチャーズさんっていう3Dグラフィックによるアニメーション会社によって映像化された作品でもあるんですけれども、
これが大成功したんですね、シドニアの騎士が。
テレビでやってて、とびとびでは見てたんだよ。CGだなと思いながら見てたけど。
まあそうね、でも画風が結構顔がのっぺりしてる部分もあって。
うん、そうそう、雰囲気すごい出てたと思う。
だからそれをポリゴンピクチャーズさんの画風に合ってる部分も結構あったのかな。
これがもし成功してなかったら、それこそリンゴ姉さんが見たブラムの映画化はなかったんですよね。
シドニアの騎士がすごい売れて、監督さんがブラムを映像化したいとなんとかねじ込んで映像化してくれたような、そういう作品になります。
ここから二平先生がだいぶ黄金期と言いますか、メディアミックスがすごい増えてきたんですね。
初期のブラムのファンがお金を落としたりとか、あとは予算が投資できるような年齢になってきて、
映画ができたりとか小説版が出たりとか、そういうメディアミックスが結構派手になってきたのかな。
12:04
さっき黒二平から白二平になった時期っていうのがここなんですね。
太陽みたいな中で戦うシーンがあるんですけど、そこでもうほぼほぼ背景が白っていう状態。
それもすごい雰囲気を活かして作画されてて、そこから白二平っていう画風の変化が強く感じられる、そういう作品になります。
余談なんですけど、私はですね、めんどくさいオタクだったんで、シドニアの騎士食わず嫌いだったんですよ、ずっと。
羊さんとダッチャーさんで俺丸の方で猛烈にプッシュをされまして、初めて読んだんですね。
もしそれがなかったら今でも読んでなかったかもしれないですけど、まさかそれが映画館まで足を運んで号泣したりとかですね、
まあ円盤を買うようになるとは当時は思いませんでした。
俺丸の方のお二人はですね、沼に落とすのが大変上手いもんですから、
多分今日お集まりの方々も被害者の会の方も多分いらっしゃると思うので、今後ともよろしくお願いします。
シドニアはスムーギーがすごい良いキャラだよな。
そうなのよ。やっぱり人外のヒロインとして、一つ新しいキャラを打ち出してきたなっていう感じがしますよね。
タニカでの告白とかあれすごいよなと思ったもんね。
身長差たったの15メートルだ、本当名言ですよね。
あれはすごいなと思った。
まあね、スムーギーのキャラが良すぎるのもあったけど、余計ね、見た時これは新しいなと思ったもんね。
あのキャラクターを知らないで、あのビジュアルだけで見たら若干大丈夫なのか、このキャラみたいなそういう感じもあるじゃないですか。
そうね。
作品のフレントを。
そんなことない?
うん、ああいうの好きよ。
若干触手だしね、あの人ね。あれを超えるヒロインってなかなかいないなと思ってて。
そうね。
もし姉さん機会があればですね、ぜひシドニアの岸のほうもよろしくお願いします。
さっきのポリゴンピクチャーズさんっていう名前が出てきましたけど、
Twitterじゃないな、Xのほうから拾ってきたエピソードですね、ちょっと紹介をいくつかしたいんですけど。
ポリゴンピクチャーズさんは、シドニアの岸の設定を何も始まってない状況で、
二重勤先生のところに山ほど持ち込んで、あなた方おかしいんじゃないですかと言わしめ、
ブラムやりたくてシドニアの岸作中に登場させて、それを足掛かりにブラム映画の制作に入り、
会社のサーバーを飛ばしたっていう、そういう会社だと。
もともとシドニアの岸に出てきてた作中作、キャラクターたちがテレビで見てた番組っていうのは実はバイオメガのシーンだったんですね。
それがアニメ版では、なぜかブラムに差し替えられて、それが放映された時の衝撃たるやすごかったんですよね。
それを足掛かりにして、初めてブラムの映画化が実現したということがありました。
なるほど。
あと、なずさんって方がつぶやいてたんですけど、ブラムアニメのエピソードは本当に面白いよね。
カイナもシドニア作ってるときに、二重先生にファンタジー作らせたらどうなるんだろうって話になって企画が立ち上がったっていう。
だからシドニアの監督の瀬下さんもクレジットに入ってるというんですね。
15:02
だからシドニアはほとんどポリゴンピュクチャーズさんが焚き付けて作ってるんですよ。
そうなんだ。
そういうことなんだな。
だから実際、連載が完全にオリジナルだけど、
うん、わかるわかる。ニュアンスとしては。
漫画が全然連載終わってないのにシドニアが終わっちゃったので、
カイナが終わっちゃったので。
そうだよね。カイナ全然まだ希少のキーあたりだよね。
そうそうそうそう。
すごい映画のペースが早くて、姉さんも大勢の意見を見て、結構展開が早いなって感じしませんでしたか。
うん、しましたね。
キャラクターがたくさん出てくるんですけど、場面転換がすごい早いものですから、受け入れてもらえてるのかなっていうのはちょっと心配だったりもしたんですけど。
姉さん的にはまだ映画版は見てないですもんね。
映画版まだですね、待ってるんですけど。
上旬ですかね、上映版が出るので、たぶんその時に配信されるんじゃないかと。
キャラクターの魅力もあるので、早く出してくれたらいいなと思うんですけどね。
ここまでが黒二平時代ですね。ここからシリウスっていう雑誌に移ったんですけれども、
会社の中では高段車で同じなので、ただ雑誌のカラーが全然やっぱり違うんですよね。
そうね、二平先生っていう感じの雑誌ではないような印象はするよね。
転生したらスライムだった件みたいなそういうところ。
いわゆるファンタジーが主になっている少年誌なんですよね。今まで青年誌だったんですけど。
二平先生が少年誌を連載を持つっていうのが新しい挑戦だったのかな。
2017年から2021年が人形の国全9巻ですね。
一応ジャンルはダークファンタジーっていうふうに名打て、真城二平先生以降初めての連載でした。
人工天体アポシムズの荒廃した地表で暮らす人々のお話。
アポシムズって言葉実はシドニアの岸にも出てきてて、
後でもお話しますけどもスターシステムがたくさん出てくる先生なもんですから、
世界が共通しているのかもなんてちょっと読ませがいろいろあります。
あとは二平先生だいぶこの時遊んでたんですよ。人形の国で。
一つはアイツムグホシっていうセリフがあるんですけど、姉さん覚えてます?このセリフ。
覚えてないです。
アイツムグホシ。
ムグホシっていう獲物型のクリーチャーが出てきたんですけど。
それでアイツムグホシね。
そう、アイツムグホシっていうセリフを。
最後なんかちっちゃいぬいぐるみみたいなやつになったやつか。
それが初めて登場した時にキャラクターがアイツムグホシって叫ぶんですけど、
これはシドニアの岸の映画版、アイツムグホシっていう映画があるんですけど、
それがムグホシムグホシって言われてて、
本当は映画版だとアイツムグホシなんですけど、
ファンの方からアイツムグホシアイツムグホシって言われちゃったんですよ。
18:01
そしたら二平先生漫画の中で出してきたんですよ。
アイツムグホシね。
アイツムグホシってキャラクターが爆誕してしまったというですね。
だいぶ二平先生が人形の国ではっちゃけたっていうか、
もともと二平先生ファンに向けてのギャグがすごい実はいっぱい入ってて、
人形の国の中って。
だからだいぶ楽しかったのかなと思って読みました。
あとはもうほとんど連載中なんですけど、
2022年から連載している大雪海の海底の原作を担当しています。
竹本伊藤恵さんっていう方が作画を担当していて、
アニメ映画は先に完結しちゃったんですけど、
結構連載の方もアニメーション作品のいいとこ取りというか、
演出としてよく作られていると評判であります。
この原作を担当した時点でも、
私多分二平先生漫画描かないんだろうなと思ってたんですよ。
引退して企画原案とかそっちの方に行くのかなと思ってたんですけど、
そこで2023年にタワーダンジョンが連載が開始されました。
二平先生による完全新作ですよね。
ユースの雑誌のカラーというか、
ベタベタのファンタジーを全面に押し出している作品になります。
これ私コミックの方で読むつもりなので、
連載は第1話だけ読んだんですけど、
私も第1話だけ。
結構まだ白二平だよね、あれだとね。
まだ白二平というか、キャラの感じとかタッチが、
最初パッて見た時にまた原作なのかなって思っちゃったぐらい、
ちょっと変化があったかなっていう印象なのね。
タワーダンジョンあれだよね、ちょっとベタ多いよね。
タワーダンジョンの国に比べるとベタ量は、
舞台が舞台だからベタ量が増えるけど、
でもタワーダンジョンの絵柄を見ると、
若干チェーンソーマンになってるよなっていうふうに感じたね。
言われると確かにそんな感じがするね。
人形の国よりもちょっとタッチが違うよなっていう。
圧倒的に作画コストが下がってるんだよね、黒二平と白二平で。
まあそうだね。
だけど、ただ白二平ならではの雰囲気だったりとか、
まあこれよく言われるんだけど、
宮崎駿のタッチなんだよね。
ほうほうほう。
ああ、でもデザインとかは。
風の谷のナウシカ。
言われてみれば確かに。
漫画版のタッチ。
それこそ、不快の中が法師で覆われていくみたいな世界っていうのが、
わりと人形の国と近い表現が結構あって。
もともと二平先生、宮崎駿の影響を受けてるって公言してるような先生なんで、
多分タッチを寄せてきてる、
チェン・ソーマンももしかしたら逆輸入してるかもしれないし、
まだまだ変化していく先生なんだなというところではあります。
最後にちょっとはみ出すんですけど、
さっき少し触れた映画版ブラム、紹介します。
二平先生が総監修をしました。
ポリゴンピクチャーズの節佐さんが監督を務めた劇場アニメです。
当初2週間限定公開の予定だったんだけども、
大人気というか最長7週間突破するロングランヒットになって、
フランスで行われたアヌシー国際アニメーション映画祭でも上映された作品になります。
二平先生本当にフランスで人気なんですよ、実は。
実際古典とか、画集とか、結構フランスがメインで活動されてて、
21:05
蓋を開けると実は二平先生だけじゃなくて、
いろんな漫画家さんがフランス高校に移ってきてるところがあって。
フランスがさ、結構日本の漫画とかすごい人気があるじゃん。
お金を出す額がすごいみたいなの向こうで。
そうなんだ。
このまま二平先生もフランス高校に行っちゃうんじゃないかな。
もともと海外人気の先生なんで、
タワーダンジョンでこうやって連載開始してくれたから、
まあ一つ胸をなでうろしてるんだけど、
それまでの間は結構先生協教師とした気持ちでした。
じゃあここからちょっと切り口を変えてですね、
二平先生がよく使う手法のスターシステムがあるんですけれども、
それを一つ一つですね、ちょっと紹介していければなと思います。
はい。
一つはみんな大好き、重力子放射線射出装置です。
これはですね、ブラムでは主人公キリーが持つ最強の銃と、
セーフガードを持っていたことによって、
キリーがセーフガードなのじゃないのかなっていうのを匂わせるような、
そういう演出があります。
結構映画はどうですか?
重力子放射線射出装置の発射シーンとかは、
結構こだわって作ってたと思うんですけど、
結構迫力があったと思いません?姉さん。
はい、ありました。
音とかもやっぱり独特の音を使っていて、
漫画の中でもギンとかそういう擬音があるのを、
いかに映画で落とし込むかというようなのを、
やっぱり音響さんも結構悩んだところがあるみたいです。
重力子放射線射出装置が出てきた他の作品はシドニアの騎士になります。
科学者オチアイが数百年にわたって研究していた重力子による兵器です。
ガウナっていう敵を倒すのに、
本当はカビっていうアイテム以外は倒せないという設定だったはずなんですけども、
これが重力子放射線射出装置だとなぜか一掃できる、ある意味シート武器になります。
次、メガストラクチャー超構造体ですね。
もともとメガストラクチャー構想って言うて、
すごい都市を飲み込むぐらいの巨大都市を作るみたいな、
そういう構想で存在する言葉なんだそうです。
ブラムでは作長に登場する最強の構造物、重力子放射線射出装置以外には貫けない、
いわゆる最強の盾というか、
それが連続していることによって上の階層になかなか行けないみたいな、そういう設定になっています。
映画版ではあんまりメガストラクチャーって言葉は出てこなかったですかね。
聞いてないですね。
あそこでわちゃわちゃやってたお話から、
次の場面とか次のシーンとかに移っていくって言うと、
だいたいこのメガストラクチャーを1個超えた先の話になっているんです。
映画版だけの話で言うと、
その1つのメガストラクチャーの中での話という風な感じで作ってたなと。
メガストラクチャーが出てきた他の作品はシドニアの騎士です。
24:03
シドニアの騎士では、出てくるロボットのモリトの装甲材料として、
メガストラクチャー超構造体ということが扱われます。
めちゃくちゃ軽量で人間が持ち上げられるんだけれども、
すごい強力って言う。
俺が考えた最強の盾みたいな。
次が人形の国です。
人形の国の中でメガストラクチャーって出てきたの覚えてます?
覚えてないです。
最後の方だっけ?
そうだね。
結構その箱の中に入った敵をどうやって倒すかみたいなシーンになってくると、
だいたいその一番外側の構造がメガストラクチャーだから、
貫けないよねみたいな、そういうふうな表現の仕方をするんです。
あったね。
人形の国ではAMBというのが出てくるんですけども、
これはアンチメガストラクチャーバレットの略で、
要はメガストラクチャーを貫ける弾だということを言ってるんです。
それ以外では破壊できないというのがメガストラクチャーになります。
ただ逆に硬すぎて加工ができないので、
人形の国の中では取り外せるものはそのまま取り外して、
相手にぶつけたりとかそういう使い方をしていました。
続きまして、東亜重工です。
来ましたね。
ここ最近Xの方でも出てきましたけども、
東亜重工フォントですか?
言われてもいるようなあれですけども、象徴的な言葉ですよね。
これは一応会社の名前になるんですけど、
作品ごとに設定がバラバラなんですよ。
そこらへんってあくまで二平さんの作品のアクセサリー的な扱いであるので、
それぞれの作品の中はあまり絡みないよう的な記事を読んだ記憶はある?
結構やっぱり大好きってだけで、みんな一緒ですというわけではない。
場合によっては正義の味方みたいな会社になってたりとか、
設定がそれぞれバラバラです。
ただ共通することとしては、
それぞれの作品を象徴するその根幹技術、
例えば重力子放射線射出装置だったりとか樹皮削りだったりとか、
それぞれにやっぱり東亜重工のマーク、カタカナのトみたいな形をしてるんですけど、
それがちらっと記号として出てくると、
これは東亜重工製なんだねっていうふうにニヤニヤするための一つのアイテムになります。
元ネタは一応多分というところなんですけど、
風の対応直しかに実は出てくるんですよ。
なるほど。わからん。
新兵の大間の刃が抜けるんですけど、
抜けた刃に東亜工病、東亜工傷みたいなそういう文字が書いてあるんですね。
なんで一応その東亜、言葉自体は一般的ではあるけれども、
ナウシカに出てくる言葉っていうとちょっとやっぱりそこを意識してるのかなというのがあります。
さてちょっと作品ごとに見ていきます。
ムラムで東亜重工は漫画で言うと愛情話など2巻ぐらいから出てきますかね。
遠投城の大型構造体として出てきます。
巨大な重工業会社で居住区を含む13の空港をもて、
27:03
各々管理エリアが存在しているようなものでした。
もともとはネットスフィアとネット端末遺伝子を開発した企業の一つだったらしいっていうのが、
ノイズの方でちょっと取り入れられるんですけど、
キリーが活動する世界では遺跡として存在していて、
東亜重工の遠投系の建物自体が爆発したり飛んでいっちゃったりとか、
いろいろそういう大騒ぎがありました。
次がシドニアです。
シドニアの基地では人型兵器の森戸をはじめ、
一応雑貨まで様々な製品を作る巨大企業として出てきます。
キャラクターが着ているパーカーとか持っているタブレットとかに東亜重工マークが入っているんです。
それが出てくるたびに僕らが喜ぶというそういうシステムです。
途中でクナト開発に森戸の生産を乗っ取られてしまって、
東亜重工という会社が弱体化するみたいな描写が出てくるんですけど、
すごい職人肩着集団みたいな描写をされて、
東亜重工がまた復活するみたいな、
そういう実は企業間構想みたいな話もシドニアの基地の中では出てきます。
次はバイオメガです。
バイオメガでは主人公の増一を派遣した巨大企業として東亜重工が出てきます。
東亜重工が本社じゃなくて本土という呼ばれ方をしていて、
国という概念が多分企業に乗っ取られているような世界なのかなというふうに表現できます。
主人公であるカノエ・増一を合成人間というふうな人種として表現しているんですけど、
それを開発した巨大企業が東亜重工になります。
その合成人間以外にも12Dなどの兵器だったりとか、
あとフユっていうキャラクターのAIを開発するみたいなテクノロジーだったりとか、
あとは重力子放射線射出装置ではないんですけれども、
バイオメガでは団体加速装置とか4000XLとかいろいろ武器名が出てくるんですけども、
それを開発しているのはだいたい東亜重工になるということですね。
バイオメガの中で東亜重工が自爆するシーンがあるんですけど、
自爆記念日みたいなこと言って、
にへくらは焼き焼きする日付があるんですけど、
確かににへい先生の誕生日かなんかなんですね。
そうなの?
というような細かい設定があります。
次、大喜雄美のカイノです。
アニメーションの方では出てきてないかな。
映画版の方になっちゃうと若干のネタバレになってしまうところで申し訳ないんですけど、
機械文明と遠くかけ離れた素朴な文化を目指す作中世界において、
明らかに場違いなオーバーテクノロジーとして東亜重工が出てきます。
だからあの中ではもう神話の世界なんですよね。
こういう喜雄美のカイノでは。
一応その建設者は出てきますね。
巨大ロボットであるところの建設者の腕にも東亜重工という名前が書かれています。
樹皮削りにも確かマークが入ってたよね。
そう樹皮削りにもマークが入ってた。
だからあれが出てきた時点で、
あの武器はやばい武器っていうのが決定されてたんですね。
アニメーションの最終回、姉さんも見られたかと思うんですけども、
手を叩いて喜びにヘクラが多数出現する状況になりました。
次、ガウナというのが二平先生の作品ではたくさん出てきます。
30:01
次がですね、ヨリーっていう地名があるんですけど、
埼玉だね。
そうだね。ヨリーのヨルっていう字の浮かん無理を外して、
それに最後に子供の子をつけてガウナと呼んでいます。
その名前は作者の創作じゃなくて、
ヤドカリ貝殻をかぶっているハサミを持っているヤドカリですね。
別名がヨリイムシっていうふうに書くんですって。
それが読みがガウナとかゴウナっていうふうに呼ばれるんだそうです。
だからたぶん二平先生ヤドカリ大好きなんでしょうか。
クワガタなのに。
個人はクワガタなのに。
ヤドカリが他の種類の巻貝の貝殻、
これをエナっていうふうに表現するらしいんですけど、
を利用している生態から引用されたものと考えられるけれども、
本体とかエナともにその由来が二平先生作品の中で語られることは全くないので、
ガウナガウナってみんなで言ってるんですけど、
実際それがどういう由来でつけられた名前なのかっていうのはあまり知られてないかな。
アバラで初めて出てきたんですね。
ガウナっていう言葉が。
人の目に映らない正体不明の生き物として登場しました。
人を食べて大きくなって最終的にはゴウサビオと呼ばれる
本の中の本来の登場キャラクターだというふうに表現されて、
黒ガウナ、白ガウナっていうのが出てきてお互い敵対していました。
エナと言われる物質で装甲を作ると思ったから、
そういうところを含めてやっぱりアロカリなんですよね。
このガウナがシドニアの騎士でも出てきます。
これが地球を破壊するほど人類に壊滅的打撃を与えて、
人類を太陽系から脱出させた後も必要に追撃を続けている生き物。
一応これシドニアの騎士を読んだ人だったらあれなんですけれども、
果たして本当に人間を滅しようとしていたのかどうかというような話が最後の方に出てくるんですね。
異種族のコミュニケーションというか、
政府作品としては結構ありがちなのかもしれないですけど、
良いもの悪いものみたいなそういうだけじゃない複雑な表現としてこのガウナが出てきます。
先ほどちょっと触れましたけどエナという単語があります。
エナっていうのは細胞の棒に衣を書いて、
元々の単語の意味は胎板、細胎とか卵膜のことを指して母体から排出された状態のことをエナって言いそうです。
ただその宿狩りの貝殻のこともエナっていうふうに表現するそうなんで、
神様の意味で使ってるのかな。
ただいろんな作品ごとでこのエナっていうのが形を変えるので、両方の意味を含めているのかもしれない。
アバラという作品でエナっていう言葉は初めて出てきました。
白ガウナ、黒ガウナの外部倉庫を作る生物でした。
シドニアの騎士では適性生物ガウナの倉庫を作る、本当にいろんな形に変化できる便利物質としてこのエナというのが出てきました。
エナっていう言葉はねえさんは人形の国にも出てきたんで覚えてます?
覚えてます。
なんていうかパイプの実を一生懸命食べたりとかですね、
あと他の敵を倒した時に何か吸収したりとかそういうふうに表現されてたかなと思うんですけど、
人形の国はエナと呼ばれる万能物質を身にまとって戦闘時に使う鎧、外科なんていうふうな表現をしてましたけれども、
33:04
要は仮面ライダーみたいなね、そういうイメージかなと思うんですけど、
それの外側を作るのがエナでした。
エナの量みたいな表現をして、私の戦闘力は3万ですみたいな感じの表現の仕方をしてて、
すごいわかりやすく数字で出そうとしてたようなイメージがあるんですよね、人形の国って。
それもやっぱり少年誌に連載を移したことによって、そういう表現を少年誌向けに考えてやったのかなという感じがします。
次、駆動電池。ここからなんか突然ちょっと違う感じになってきますけど。
長いので今回はここまで。次回へ続く。
ご静聴ありがとうございました。
33:45

コメント

スクロール