人類には早すぎた内容になります。
買ってしまった。
何に移行したんですか?
はじめ、ヤングマガジンだったんですよ。
高段車だったんだけど、
1巻だけ出して終影者のウルトラジャンプに移るんです、途中から。
ただ真相版はなぜか高段車から出るというんですね。
実はバイオメガ1巻だけ高段車版と終影者版があるんですよ。
マニアはどっちも抑えると。
高段車版が赤くて終影者版が黒いのかな。
微妙に表紙だったりとか想定が違うんで。
それは抑えちゃうわな。
当時は両方持ってました。
次にアバラ全2巻、真相版は全1巻になります。
この中身はバイオメガに比べればだいぶ分かりやすい内容と言われてますけど、
だいぶ濃い内容となります。
ただ実はこのアバラ、つい最近結構話題になったんですよ。
主人公の名前が駆動伝授っていう名前なんですけど。
真相版か。
真相版の主人公も駆動伝授で、
しかも作者が二平先生のアバラの影響を受けてと公言してたんですね、連載開始した頃に。
なんかで見たな、その言葉っていうか。
帯とかにも二平勤先生の影響みたいなのがあったんですけど。
アバラって確かね、チェーンソーマンの初めの頃って帯に出てたんだよね。
そうなの?
なんだけど、なぜか知らないけどね、だんだんこのチェーンソーマンが流行れば流行るほど、
二平勤っていうことを言わなくなるのよ。
そうこうしてるうちにアバラが、キンドル版が一応上下巻か売ってるんですけど、
キンドルからもアバラが消えちゃったんですよ。
こんなにチェーンソーマンで流行ってるのに、今まで手に入らないんです、このアバラが。
ただ黒のカリスマと言いますかね、すごいかっこいい作品なので、
本当だったらぜひ手に取って読んでもらいたいなと思うんですけども、なかなか手に入りづらい作品です。
次に2009年にシドニアの騎士、全15巻。
これ急に結構関数多いですね。
で、シンソー版は全7巻になります。
で、こっからポリゴンピクチャーズさんっていう3Dグラフィックによるアニメーション会社によって映像化された作品でもあるんですけれども、
これが大成功したんですね、シドニアの騎士が。
テレビでやってて、とびとびでは見てたんだよ。CGだなと思いながら見てたけど。
まあそうね、でも画風が結構顔がのっぺりしてる部分もあって。
うん、そうそう、雰囲気すごい出てたと思う。
だからそれをポリゴンピクチャーズさんの画風に合ってる部分も結構あったのかな。
これがもし成功してなかったら、それこそリンゴ姉さんが見たブラムの映画化はなかったんですよね。
シドニアの騎士がすごい売れて、監督さんがブラムを映像化したいとなんとかねじ込んで映像化してくれたような、そういう作品になります。
ここから二平先生がだいぶ黄金期と言いますか、メディアミックスがすごい増えてきたんですね。
初期のブラムのファンがお金を落としたりとか、あとは予算が投資できるような年齢になってきて、
映画ができたりとか小説版が出たりとか、そういうメディアミックスが結構派手になってきたのかな。
さっき黒二平から白二平になった時期っていうのがここなんですね。
太陽みたいな中で戦うシーンがあるんですけど、そこでもうほぼほぼ背景が白っていう状態。
それもすごい雰囲気を活かして作画されてて、そこから白二平っていう画風の変化が強く感じられる、そういう作品になります。
余談なんですけど、私はですね、めんどくさいオタクだったんで、シドニアの騎士食わず嫌いだったんですよ、ずっと。
羊さんとダッチャーさんで俺丸の方で猛烈にプッシュをされまして、初めて読んだんですね。
もしそれがなかったら今でも読んでなかったかもしれないですけど、まさかそれが映画館まで足を運んで号泣したりとかですね、
まあ円盤を買うようになるとは当時は思いませんでした。
俺丸の方のお二人はですね、沼に落とすのが大変上手いもんですから、
多分今日お集まりの方々も被害者の会の方も多分いらっしゃると思うので、今後ともよろしくお願いします。
シドニアはスムーギーがすごい良いキャラだよな。
そうなのよ。やっぱり人外のヒロインとして、一つ新しいキャラを打ち出してきたなっていう感じがしますよね。
タニカでの告白とかあれすごいよなと思ったもんね。
身長差たったの15メートルだ、本当名言ですよね。
あれはすごいなと思った。
まあね、スムーギーのキャラが良すぎるのもあったけど、余計ね、見た時これは新しいなと思ったもんね。
あのキャラクターを知らないで、あのビジュアルだけで見たら若干大丈夫なのか、このキャラみたいなそういう感じもあるじゃないですか。
そうね。
作品のフレントを。
そんなことない?
うん、ああいうの好きよ。
若干触手だしね、あの人ね。あれを超えるヒロインってなかなかいないなと思ってて。
そうね。
もし姉さん機会があればですね、ぜひシドニアの岸のほうもよろしくお願いします。
さっきのポリゴンピクチャーズさんっていう名前が出てきましたけど、
Twitterじゃないな、Xのほうから拾ってきたエピソードですね、ちょっと紹介をいくつかしたいんですけど。
ポリゴンピクチャーズさんは、シドニアの岸の設定を何も始まってない状況で、
二重勤先生のところに山ほど持ち込んで、あなた方おかしいんじゃないですかと言わしめ、
ブラムやりたくてシドニアの岸作中に登場させて、それを足掛かりにブラム映画の制作に入り、
会社のサーバーを飛ばしたっていう、そういう会社だと。
もともとシドニアの岸に出てきてた作中作、キャラクターたちがテレビで見てた番組っていうのは実はバイオメガのシーンだったんですね。
それがアニメ版では、なぜかブラムに差し替えられて、それが放映された時の衝撃たるやすごかったんですよね。
それを足掛かりにして、初めてブラムの映画化が実現したということがありました。
なるほど。
あと、なずさんって方がつぶやいてたんですけど、ブラムアニメのエピソードは本当に面白いよね。
カイナもシドニア作ってるときに、二重先生にファンタジー作らせたらどうなるんだろうって話になって企画が立ち上がったっていう。
だからシドニアの監督の瀬下さんもクレジットに入ってるというんですね。
だからシドニアはほとんどポリゴンピュクチャーズさんが焚き付けて作ってるんですよ。
そうなんだ。
そういうことなんだな。
だから実際、連載が完全にオリジナルだけど、
うん、わかるわかる。ニュアンスとしては。
漫画が全然連載終わってないのにシドニアが終わっちゃったので、
カイナが終わっちゃったので。
そうだよね。カイナ全然まだ希少のキーあたりだよね。
そうそうそうそう。
すごい映画のペースが早くて、姉さんも大勢の意見を見て、結構展開が早いなって感じしませんでしたか。
うん、しましたね。
キャラクターがたくさん出てくるんですけど、場面転換がすごい早いものですから、受け入れてもらえてるのかなっていうのはちょっと心配だったりもしたんですけど。
姉さん的にはまだ映画版は見てないですもんね。
映画版まだですね、待ってるんですけど。
上旬ですかね、上映版が出るので、たぶんその時に配信されるんじゃないかと。
キャラクターの魅力もあるので、早く出してくれたらいいなと思うんですけどね。
ここまでが黒二平時代ですね。ここからシリウスっていう雑誌に移ったんですけれども、
会社の中では高段車で同じなので、ただ雑誌のカラーが全然やっぱり違うんですよね。
そうね、二平先生っていう感じの雑誌ではないような印象はするよね。
転生したらスライムだった件みたいなそういうところ。
いわゆるファンタジーが主になっている少年誌なんですよね。今まで青年誌だったんですけど。
二平先生が少年誌を連載を持つっていうのが新しい挑戦だったのかな。
2017年から2021年が人形の国全9巻ですね。
一応ジャンルはダークファンタジーっていうふうに名打て、真城二平先生以降初めての連載でした。
人工天体アポシムズの荒廃した地表で暮らす人々のお話。
アポシムズって言葉実はシドニアの岸にも出てきてて、
後でもお話しますけどもスターシステムがたくさん出てくる先生なもんですから、
世界が共通しているのかもなんてちょっと読ませがいろいろあります。
あとは二平先生だいぶこの時遊んでたんですよ。人形の国で。
一つはアイツムグホシっていうセリフがあるんですけど、姉さん覚えてます?このセリフ。
覚えてないです。
アイツムグホシ。
ムグホシっていう獲物型のクリーチャーが出てきたんですけど。
それでアイツムグホシね。
そう、アイツムグホシっていうセリフを。
最後なんかちっちゃいぬいぐるみみたいなやつになったやつか。
それが初めて登場した時にキャラクターがアイツムグホシって叫ぶんですけど、
これはシドニアの岸の映画版、アイツムグホシっていう映画があるんですけど、
それがムグホシムグホシって言われてて、
本当は映画版だとアイツムグホシなんですけど、
ファンの方からアイツムグホシアイツムグホシって言われちゃったんですよ。
シドニアの騎士では、出てくるロボットのモリトの装甲材料として、
メガストラクチャー超構造体ということが扱われます。
めちゃくちゃ軽量で人間が持ち上げられるんだけれども、
すごい強力って言う。
俺が考えた最強の盾みたいな。
次が人形の国です。
人形の国の中でメガストラクチャーって出てきたの覚えてます?
覚えてないです。
最後の方だっけ?
そうだね。
結構その箱の中に入った敵をどうやって倒すかみたいなシーンになってくると、
だいたいその一番外側の構造がメガストラクチャーだから、
貫けないよねみたいな、そういうふうな表現の仕方をするんです。
あったね。
人形の国ではAMBというのが出てくるんですけども、
これはアンチメガストラクチャーバレットの略で、
要はメガストラクチャーを貫ける弾だということを言ってるんです。
それ以外では破壊できないというのがメガストラクチャーになります。
ただ逆に硬すぎて加工ができないので、
人形の国の中では取り外せるものはそのまま取り外して、
相手にぶつけたりとかそういう使い方をしていました。
続きまして、東亜重工です。
来ましたね。
ここ最近Xの方でも出てきましたけども、
東亜重工フォントですか?
言われてもいるようなあれですけども、象徴的な言葉ですよね。
これは一応会社の名前になるんですけど、
作品ごとに設定がバラバラなんですよ。
そこらへんってあくまで二平さんの作品のアクセサリー的な扱いであるので、
それぞれの作品の中はあまり絡みないよう的な記事を読んだ記憶はある?
結構やっぱり大好きってだけで、みんな一緒ですというわけではない。
場合によっては正義の味方みたいな会社になってたりとか、
設定がそれぞれバラバラです。
ただ共通することとしては、
それぞれの作品を象徴するその根幹技術、
例えば重力子放射線射出装置だったりとか樹皮削りだったりとか、
それぞれにやっぱり東亜重工のマーク、カタカナのトみたいな形をしてるんですけど、
それがちらっと記号として出てくると、
これは東亜重工製なんだねっていうふうにニヤニヤするための一つのアイテムになります。
元ネタは一応多分というところなんですけど、
風の対応直しかに実は出てくるんですよ。
なるほど。わからん。
新兵の大間の刃が抜けるんですけど、
抜けた刃に東亜工病、東亜工傷みたいなそういう文字が書いてあるんですね。
なんで一応その東亜、言葉自体は一般的ではあるけれども、
ナウシカに出てくる言葉っていうとちょっとやっぱりそこを意識してるのかなというのがあります。
さてちょっと作品ごとに見ていきます。
ムラムで東亜重工は漫画で言うと愛情話など2巻ぐらいから出てきますかね。
遠投城の大型構造体として出てきます。
巨大な重工業会社で居住区を含む13の空港をもて、
各々管理エリアが存在しているようなものでした。
もともとはネットスフィアとネット端末遺伝子を開発した企業の一つだったらしいっていうのが、
ノイズの方でちょっと取り入れられるんですけど、
キリーが活動する世界では遺跡として存在していて、
東亜重工の遠投系の建物自体が爆発したり飛んでいっちゃったりとか、
いろいろそういう大騒ぎがありました。
次がシドニアです。
シドニアの基地では人型兵器の森戸をはじめ、
一応雑貨まで様々な製品を作る巨大企業として出てきます。
キャラクターが着ているパーカーとか持っているタブレットとかに東亜重工マークが入っているんです。
それが出てくるたびに僕らが喜ぶというそういうシステムです。
途中でクナト開発に森戸の生産を乗っ取られてしまって、
東亜重工という会社が弱体化するみたいな描写が出てくるんですけど、
すごい職人肩着集団みたいな描写をされて、
東亜重工がまた復活するみたいな、
そういう実は企業間構想みたいな話もシドニアの基地の中では出てきます。
次はバイオメガです。
バイオメガでは主人公の増一を派遣した巨大企業として東亜重工が出てきます。
東亜重工が本社じゃなくて本土という呼ばれ方をしていて、
国という概念が多分企業に乗っ取られているような世界なのかなというふうに表現できます。
主人公であるカノエ・増一を合成人間というふうな人種として表現しているんですけど、
それを開発した巨大企業が東亜重工になります。
その合成人間以外にも12Dなどの兵器だったりとか、
あとフユっていうキャラクターのAIを開発するみたいなテクノロジーだったりとか、
あとは重力子放射線射出装置ではないんですけれども、
バイオメガでは団体加速装置とか4000XLとかいろいろ武器名が出てくるんですけども、
それを開発しているのはだいたい東亜重工になるということですね。
バイオメガの中で東亜重工が自爆するシーンがあるんですけど、
自爆記念日みたいなこと言って、
にへくらは焼き焼きする日付があるんですけど、
確かににへい先生の誕生日かなんかなんですね。
そうなの?
というような細かい設定があります。
次、大喜雄美のカイノです。
アニメーションの方では出てきてないかな。
映画版の方になっちゃうと若干のネタバレになってしまうところで申し訳ないんですけど、
機械文明と遠くかけ離れた素朴な文化を目指す作中世界において、
明らかに場違いなオーバーテクノロジーとして東亜重工が出てきます。
だからあの中ではもう神話の世界なんですよね。
こういう喜雄美のカイノでは。
一応その建設者は出てきますね。
巨大ロボットであるところの建設者の腕にも東亜重工という名前が書かれています。
樹皮削りにも確かマークが入ってたよね。
そう樹皮削りにもマークが入ってた。
だからあれが出てきた時点で、
あの武器はやばい武器っていうのが決定されてたんですね。
アニメーションの最終回、姉さんも見られたかと思うんですけども、
手を叩いて喜びにヘクラが多数出現する状況になりました。
次、ガウナというのが二平先生の作品ではたくさん出てきます。
次がですね、ヨリーっていう地名があるんですけど、
埼玉だね。
そうだね。ヨリーのヨルっていう字の浮かん無理を外して、
それに最後に子供の子をつけてガウナと呼んでいます。
その名前は作者の創作じゃなくて、
ヤドカリ貝殻をかぶっているハサミを持っているヤドカリですね。
別名がヨリイムシっていうふうに書くんですって。
それが読みがガウナとかゴウナっていうふうに呼ばれるんだそうです。
だからたぶん二平先生ヤドカリ大好きなんでしょうか。
クワガタなのに。
個人はクワガタなのに。
ヤドカリが他の種類の巻貝の貝殻、
これをエナっていうふうに表現するらしいんですけど、
を利用している生態から引用されたものと考えられるけれども、
本体とかエナともにその由来が二平先生作品の中で語られることは全くないので、
ガウナガウナってみんなで言ってるんですけど、
実際それがどういう由来でつけられた名前なのかっていうのはあまり知られてないかな。
アバラで初めて出てきたんですね。
ガウナっていう言葉が。
人の目に映らない正体不明の生き物として登場しました。
人を食べて大きくなって最終的にはゴウサビオと呼ばれる
本の中の本来の登場キャラクターだというふうに表現されて、
黒ガウナ、白ガウナっていうのが出てきてお互い敵対していました。
エナと言われる物質で装甲を作ると思ったから、
そういうところを含めてやっぱりアロカリなんですよね。
このガウナがシドニアの騎士でも出てきます。
これが地球を破壊するほど人類に壊滅的打撃を与えて、
人類を太陽系から脱出させた後も必要に追撃を続けている生き物。
一応これシドニアの騎士を読んだ人だったらあれなんですけれども、
果たして本当に人間を滅しようとしていたのかどうかというような話が最後の方に出てくるんですね。
異種族のコミュニケーションというか、
政府作品としては結構ありがちなのかもしれないですけど、
良いもの悪いものみたいなそういうだけじゃない複雑な表現としてこのガウナが出てきます。
先ほどちょっと触れましたけどエナという単語があります。
エナっていうのは細胞の棒に衣を書いて、
元々の単語の意味は胎板、細胎とか卵膜のことを指して母体から排出された状態のことをエナって言いそうです。
ただその宿狩りの貝殻のこともエナっていうふうに表現するそうなんで、
神様の意味で使ってるのかな。
ただいろんな作品ごとでこのエナっていうのが形を変えるので、両方の意味を含めているのかもしれない。
アバラという作品でエナっていう言葉は初めて出てきました。
白ガウナ、黒ガウナの外部倉庫を作る生物でした。
シドニアの騎士では適性生物ガウナの倉庫を作る、本当にいろんな形に変化できる便利物質としてこのエナというのが出てきました。
エナっていう言葉はねえさんは人形の国にも出てきたんで覚えてます?
覚えてます。
なんていうかパイプの実を一生懸命食べたりとかですね、
あと他の敵を倒した時に何か吸収したりとかそういうふうに表現されてたかなと思うんですけど、
人形の国はエナと呼ばれる万能物質を身にまとって戦闘時に使う鎧、外科なんていうふうな表現をしてましたけれども、