ネタバレの魅力
どうも、トップステップキタノドロップです。今日はネタバレ最高、オモシロイネタバレ作品を4弾でちょっと紹介させてください。
ネタバレって、結構もう極悪な行為ってイメージあるじゃないですか。
例えば、コナンくんの映画見に行く人に向かって、コナンの映画行くの犯人あいつやでって言ったら、もうヤバいじゃないですか、その人。
人としてありえない行為だと思うんですよ。そのぐらいですね、ネタバレは悪みたいな風潮があるんですけども、一方でですね、ネタバレがあることで、より面白く読める本を4弾で今日話していきます。
今回紹介する本はですね、日本人のダンサーケント・モリさんが書いた、ドリーム&ラブって本です。
こちらはですね、20代の時に、ケント・モリさんがマドンナのツアーに参加した時のことを書いている本です。
この本の最初に、もうガッツリネタバレが入ってるんですよ。どういうネタバレかっていうと、ケント・モリさんがマドンナのステージですね、ステージに一人で立ってマイケル・ジャクソンのダンスをするみたいな、
めちゃくちゃこの盛り上がるシーンをいっちゃん最初に書いてるんですよ。これがすごくてですね、マドンナのライブがロンドンのオーツアリーナで行われて、約2万人が入ってるんですよね。
その2万人が見てるし、マドンナも見てるし、ダンスチームも全員見てる中、一人でステージに立ってマイケル・ジャクソンを踊るんですよ。その当時何があったかっていうと、10日前にですね、マイケル・ジャクソンが亡くなってるんですよね。
で、マイケル・ジャクソンとマドンナって親交があったんで、追悼しようってことで、自分のステージにケント・モリさんの時間をとって、マイケル・ジャクソンの追悼のダンスみたいな時間を作ったんですよ。
で、もう観客ももちろんマイケル・ジャクソン亡くなったってことを知ってるし、みんな悲しいんですけど、マイケルを踊ってるケント・モリさんを見て、もう怒号のような声援を送ったみたいなことを書いてあったんですよね。
で、もういきなりですね、本、ページめくってすぐ鳥肌が立ってしまいまして、あーやべーこれおもれーみたいな感じになったんですよ。
ネタバレ的文章術
で、そのエンディングというか、一番盛り上がるとこを読んでから、ケント・モリさんの幼少期の話だったり、おじいちゃんとのエピソードとか、マドンナとマイケル・ジャクソン両方契約、いわゆる二重契約しちゃって、
あーこれやべーみたいな、そういうエピソードがガンガン入ってくるんですけど、もうクライマックスがわかってるんで、これどうやってマドンナのステージでソロを踊ったみたいな、そこに引き付けられていってるんですよね。これがめちゃくちゃ面白かったです。
で、こちらですね、この物語の書き方としてネタバレ的プロローグみたいな感じで呼ばれているんですよ。これを使っている作品が結構ありまして、中国の歴史の有名な漫画ですね、キングダムとか、
ちょっと古いですけど、古畑仁三郎さんのドラマも、このネタバレ的プロローグを使って大人気の作品になっております。
で、こちらですね、詳しくやり方、書き方を書いた記事を思い出しまして、海辺のネテロさんのノートなんですけども、配置を変えるだけで文章は面白くなるっていう記事があったんですよ。
これどういうことかっていうと、例えばブログ書いて、今日朝起きました。動物園行きました。サイが走り回っていました。楽しかったです。ウェイみたいな感じで書くと、なんかちょっと微妙じゃないですか。
これの思い出の配置をガチャガチャ組み替えて、最初にサイがめちゃめちゃ走り回ってました。ウェイから始めて、朝起きましたっていう風になると、よりブログが面白くなりますよ、みたいなことを解説してるんですよね。
これですね、結構私も最近取り入れておりまして、自分で書いたノートとかニュースレターを読み返して、その見出しですね、これを組み替えたりしております。
その辺の文章術が学べるノート、海辺のネテロさんの記事を概要欄に貼っておきますので、ちょっと興味あればチェックしてみてください。はい。
ということで、今日はですね、面白い小説、小説というか辞伝ですね、本とネテロさんのブログを紹介させていただきました。最後まで聞いていただき誠にありがとうございます。ではまた聞いてください。