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金曜日は焚火の日、金曜日は焚火の日、金曜日の焚火会。
この番組は、サラリーマンキャンパーの梁豊彰と中富が、金曜日の仕事帰りに九州各地のキャンプ場に行って、
焚火を囲む番組です。
福岡)こんばんは、横山です。
梁)梁です。そして、
村上)村上です。
梁)からの、
ミキです。
梁)ミキティです。
福岡)ミキティ。
梁)ミキティ。
福岡)なんでね。
梁)雨みたいな。
福岡)引き続き、
梁)引き続き、
福岡)あの、ダサい風にある、
福岡)NORTH VALLEYから、
梁)はい。
福岡)お、お送りしますと。
梁)ひまらや話を。
福岡)ひまらや話です。
福岡)で、前回まで、
梁)えーと、
梁)世界で一番危険な空港の話はしたけど、
福岡)ううん。
村上さんはそこまで飛行機では行かずに ジープで行ったというところまで
ジープで行こうかなってところまで
じゃあその話からまた村上さんに行きましょうか
じゃあどこまで 日本からは飛行機で行ったんですね
もちろん
それはそうですよね
泳げんきね
泳げんし歩けんしね
歩けんきね
村上さんロングトレイルするから歩くから
そうね
1ヶ月じゃ終わらないよね
カトマンズに着きましたからですかそしたら
カトマンズに着いて
カトマンズは着いた時はほとんどいないんですよ
だからすぐ行きたいから山に
で一泊ぐらいしてすぐ
飛行機で行くんだったらすぐ登山口に行けるんですけど
ジープで行かないといけないから
より早く移動しないといけないから
夜中の2時ぐらいにジープを手返して
だからみんな飲み歩いてる状態の時に
リュックサックバックパックを背負って
2時ぐらいにジープを待つわけですよね
で
なんでジープで行きたいかというと
僕はいきなり
日本でもそうですけど
登山口までいきなり行くっていうのは
文脈が少ないというか
登山口までいきなり行っちゃったら
家庭が見えないから
山ができてる家庭というか
町から山に移ろう
家庭が見えないから
よりネパールらしさというかね
ネパールでも
ルクラまで行っちゃったら
いきなり2800mくらいまで行っちゃうんですよね
でも
とはいえ
カトマンドゥも1300mくらいあるんで
1300mから2300mの間を知りたいなみたいな
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僕もまだまだ
現段階では甘いんですよ
そんな1000mくらい
やったことない
今となってはないんですけど
その間を
文化を知りたいと思って
あえて
飛行機で行かずに
ジープに乗って
本来は地理というところから
歩いていきたかったんですよ
千何百mのところから
二千何百m
そして5300mまでずっと歩いていきたかった
行きたいなと思って
計画を立てたんですけど
すごい現地のガイドに反対されて
何言ってんだお前らと
疲れすぎんだろ
山登れんまいと
2000m行った時点で
お前死ぬよ
っていうことを
現地のガイドに言われて
とりあえずジープで行こうと
ジープで行ったら疲れないだろうと
って言って
ジープで行ってみたら
2日かかった
何km?
距離で言うと何km?
距離分かんないんですよね
とにかく1日目は12時間乗ってました
ジープに
きつい
時速50ぐらいですか
もっと飛ばすんですか
まあまあ飛ばしてますね
ジープって
みんなが乗る
いわゆる
タクシーみたいなやつなんですよね
僕は
一人の乗員なんですよ
タタっていうインドの
メーカーの
ジープなんですけど
普通横に乗ったら
3人じゃないですか
日本だったら
ネパールなんか
よく分かんないですけど4人らしいんですよ
4人
普通に乗ってくるんですよね
骨盤がちょっと
噛み合わないんですよね
噛み合ってるのか
合わないのか
斜めにならないと
ぎゅうぎゅうなのにまた座ろうとするんですね
物理的に入らないんです
そこに来るんですか
そこに4人乗ってくるんですけど
タクシーの人たちって
ジープのタクシーの人たちって
より多く乗せなきゃいけないので
そこに
もう1回乗せてくるんです
タクシーって言っても別に
貸し切りじゃないんですね
貸し切りじゃないんですよね
入れ替わるんですか
入れ替わるし
より多く乗せます
俺は途中で降りる人も
途中から乗ってくる人も
そうなんですけど
だいたい行き場所が決まってるんで
基本降りないですね
終点まで乗ってるんで
僕結構山奥まで
エベレストベースキャンプまで行く人は
終点まで基本乗るので
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普通の集落の
乗ってる人たちよりも長く乗るんです
だから僕は
最後まで乗らなきゃいけないな
っていう覚悟を途中で
13時間くらいの段階で覚悟を決めましたけど
街が
なんて言うんですよね
すごいでかいんですよね
その山域が
でかいんですね
山域がでかくて
村々がすごい広範囲に広がっていて
そこに向かって人々は
大変な労力をかけて
移動してるっていう感じでしたね
今写真が目の前にあるけど
これっすか
一発目はこのジープです
だいぶっすよこれ
昭和の感じするよね
赤いジープに
荷物を乗せられるパーツを付けて
屋根にね
人が乗ってましたよ
タイヤ
道ってデコボコですか?
いやこれはね
1日目はコンクリートです
でも
今写真で見てますけど
コンクリートを走ってるだけに
ツルッツルなんですよ
ツルツル
こういうところツルツル
これね実はね
ツルツルになった上に
もう1回ゴムをはめてるんですよ
上からかぶせてるんですよ
ツルツルの
ツルツルだと
なんていうんでしょう
空気が抜けてるから削れて
その上に
保護としてツルツルのゴムをはめて
はめてる状態で
ビラビラが出てる
車検通らないレベルですよね
車検とかないですからね
ツルツルやばいっすねこれ
その状態で
コンクリートの
道を
何が凄いかは
これはこの時点でも凄いんですけど
何が凄いかは
めちゃくちゃ爆音で
音楽流してるんですよ
これも本当に流したいぐらいですけど
とんでもなく気が狂いそうな音楽
ループ状態で
耳が壊れるぐらいの音楽で
流し続けて
タクシーで
うんちゃんの好きな音楽を流してる
うんちゃんが好きな音楽を
延々と13時間流し続けて
それに乗り続ける
という状態になる
ちなみに他の乗客は
登山家ですか
いえいえ村の人です
何か仕事だったり
何の用事があって乗ってる
そうそうそうそう
だから別に
冒険家とか登山家とか
そんなんじゃなくて
ただの移動です
ただの移動で
12時間ぐらい行かなければいけないんですよ
ヤバいっすね
途中に無限に
丘がずっと続くんですよね
だんだん高度が上がっていくんですけど
無限に街が
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無限に人が住んでるんです
今写真見てるんですけど
こういうムラムラを
どんどん抜けていって
都度都度降りていくはずなのに
降りないんですよ
降りてほしいんですけど
休憩するポイントが
場所場所にあって
そこで
食料なり何なりを
調達しながら
甘み大島と
同じ井戸なので
あったかいんすね
そう標高は高いけど
井戸は
低い
甘み大島と同じぐらいなので
フルーツはすごく美味しいんです
のんびりしてて
牧歌的な雰囲気のまま
ずっとこう
登っていくと
フルーツは美味しいですね
そういう風に癒されながら
ただ骨盤は限界に達してる
すでに
登っとらんくないですか
まだ車乗ってるだけで
一番僕が尊敬したっていうのは
それだけの移動時間をかけて
ムラムラを
カトマンズ首都に行くためには
それだけの労力をかけたきっかけですよね
これは
お食事中の人は
大変申し訳ないんですけど
めちゃくちゃゲロ吐くんですよ
後ろで
地元の人ですけど
地元の人で
僕はゲロ吐いてないんですけど
地元の人がやっぱり慣れてないんでしょうね
めちゃくちゃ
車用意してめちゃくちゃ
ゲロ吐くんですけど
ゲロってこれだけ
13時間もゲロ吐き続けてるから
どうなるかって
分かります?
匂いがなくなるんですよ
13時間後
ゲロって匂いがなくなるんですよ
でも
そういう大変な状態で
移動しなきゃいけない
窓の外に?
車内ですよ
ゲロの匂いがなくなるほど
ゲロを吐く
袋にもちろん
それが1日目
あと何日あるんでしょう
夜中の2時から
ジープに乗って
13時間
13時間ってことは
お昼の2時3時間
中に目的に着いたってことで
村にね
とりあえずね
そこに宿に入って
着いてはいないんですけど
とりあえず今日は終わると
その間隣の親父が
ゲロ吐きまくってる
後ろですね
運転手が一体調子的に乗せてるんですか
それがですね
前もですねベンチシート乗って
4人くらい乗ってるんですよね
じゃあ何人乗ってるんですか
10人くらい乗ってる
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ぎゅうぎゅうですよ
本当に
10人乗ってるんですか
ぎゅうぎゅうを超えてるかもしれない
僕の人生の中で
一番のぎゅうぎゅう
ハイエースみたいなイメージ
違うよね
普通のジープですもんね
どうやって10人乗るんだ
骨盤の限界を超えてます
横に並んできついなぁ
じゃなくて
肉体的な骨盤の限界を超えてる
斜めにならなきゃいけない
っていう状態で13時間で
後ろでゲロ吐いてるっていう
匂いがなくなるまでゲロ吐いてる
なるほど
感じで1日目が終わる
2日目はまだ
本気のジープじゃないんです
まだあの
4輪駆動じゃないんです
運転手に聞いたら
2輪だと
FRだとこれは
明日から乗るやつは
本当の4輪駆動だと
って言って始まるのが
次の日
ほんと次の日は
4輪駆動
やっぱりアスファルトなんで
4、50キロ出るんです
だから酔うんですけど
次の日は
本当にもうガタガタの道なんです
なるほど
1速なんですほぼ
えー
1速か2速なんですよねリアが
時速20キロくらい
いやもうそん
自転車くらい
というか道をどんどん山に
作ってるんです
山に作ってる道だから
ガタガタしてて
アスファルトはない
どんどん山のほうに向かっては
いるんだけど
物資を運ぶための目的だから
そんなスピードはいらないっていうやつ
なんですよね
とにかくそれでも
13時間
2日まではかかりましたけど
2日目も13時間
13時間、時速10キロくらいの
ガタガタ道を
ゆらゆらと
横にまた5人くらい乗せて
みんな吐き音ですかまた
これは吐いてないんですよ
ゆっくりなんでね
でもね
おじさんの上にもう1人おじさんが乗るっていう
謎の現象です
だから横にもう
4人乗れないから
骨盤の限界を迎えてるんで
骨盤の上に乗る
骨盤の
限界ってどこに来てたんですか
横浜の限界
横浜の
横浜の限界を
迎えてるから横には入れないっていう
物理的な現象を
迎えるわけですよ
隣の人とこうやって当たったらもう痛いわけ
だから
次から次に
ちょっとよくわからない
ポイントにつくんですけど
そこで乗ってくるんですよね
そこで空気をさするんですよ
15:00
乗る人が
ここは乗れないかなと思ったら
その人の膝の上に乗る
っていう感じですね
せっかく今ネパールまで来てさ
綺麗な景色もなければさ
骨盤の話で
今のところ
興味深いのは
今
今この時に
道路ができてる終着点に
行き着いた
僕の発見は
ただその骨盤の限界と
今
今この時
2012
2013年のネパールで
エベレスト界隈で
道ができてる
最後のところ
最後のところ
に行き着いた
という発見だけですね
ちなみに
外の景色は綺麗なんですか
その2日間というのは
外の景色は延々と人が住んでる世界
山ん中を走ってるのも
違うんですね
これ写真で見ると
わかるんですけど
地図も追いつかなくて
手掛けなんですよ
僕がびっくりしたのは
とにかく
すごい山ん中に行ってるんだけど
人はいるんですよ
人が住んでるんですよ
九十の長蛇丸のあたりの雰囲気とか
そんなんじゃないわけですね
そんなんじゃないです
むしろここのエインターとか
降りてあのぐらいの街ではあるってことなんですね
なんともっと
規模が違います
その100倍ぐらいでかい規模で
すごいっすよね
そこに人が
へばれついてる
じゃあ今ここ
ダザイブでホーマンナのふもとで
まあ街じゃないですか
そんな感じ
近いかもしれないです
でも人はそんなにいないですよ
でもその生活がそこにある
っていう感じはあります
めちゃくちゃ山ん中なのに
人がいる
なるほど
それはいきなりルクラに
飛行機が飛ぶ
飛んでもわからなかった
ジープで行ったから
そこまで人が
密着して
ふもとにいるっていう
さっき言った
巨大なインド大陸が
ユーラシア大陸にぶつかって
8000メーター級を生み出した
巨大な谷ですよね
そこに人が住んでる
どうやって住むんだ
規模感を体感した
っていう感じ
山ん中とか
18:00
超田舎とかそんな話じゃないんですね
超田舎なんですけど
巨大な超田舎っていう
規模感が
巨大すぎて
どこかわかんない
この問題は
どこだと
車とか
人力ではいけない
自分の歩く力ではいけない
限界点までは車で
行ってみた
行ってみて
入り口みたいなところ
今現状できてる入り口
足で行ける限界点
ここに到達した
僕のエベレストの入り口
2日かけてですね
今この写真で見てる
部分になる
まだ今村上さん
一歩も歩いてませんけど
ここでまたちょっと2話目が
そろそろいい時間出そうとかなんで
次ぐらいはやっと歩き始めますか
村上さん
登り出した?
登り出してないですね
僕の中で
ゲロまみれになったって話しか聞いてない
ガソリンを使って
登っているだけ
まだ一歩も歩いてません
それぐらい巨大だった
想像を絶する
行った本人もね
大陸が移動してぶつかった
山脈はそれだけ巨大だった
のを言い換えでもある
なるほどっすね
次からは歩き出します
やっと歩き出す
次から村上歩き出す
よろしいですか
よろしいですか
これはなかなか
面白くなってきましたね
長すぎて申し訳ないんですが
次回は村上歩き出す
その次はどうなるんですか
次は歩き出して
巨大な谷を
ひたすらトラバースする
トラバースで横断
という意味なんですけど
エベレストという
8000mの
山が作り出した谷ですね
また
氷河が作った谷を
2週間歩く
この長さはないと思います
2週間分を
凝縮して
お届けしたい
2週間ぐらいここに
泊まりこんなん
もう聞かれんよね
よろしいですかね
ミキティ大丈夫
ここまで聞いてと
面白い
もっと聞きたい
分かりました
聞かせてあげましょう
それでは
サンコツイッツフライデー