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2024-06-17 12:58

#5 『ユーモアは知性』/最終回!小心ズ主宰 ヤノミさん⑤

パフォーマンスカンパニー 小心ズ、ヤノミさん最終回!


・シルク・ド・ソレイユのオーディション!

・コメディワークショップで得られるもの

・介護がコメディに?!『あみあみばあちゃん』


最後まで魅力的で朗らかなヤノミさん、最後までじっくりお聴きください♪

6月末からの海外ツアーの様子は、小心ズのSNSでチェックしてね!


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聞いてかじってくすぐられ、おいでおいでよ劇場へ!
キキカジ劇場!
言葉にならない舞台芸術や、アートに関わる人々にスポットを当てるポッドキャスト番組、
キキカジ劇場。
ゲストにシアター・カンパニー、小心ズ・ヤノミさんをお迎えし、
5回にわたってお送りしましたが、いよいよ最終回です。
今回は、シルクド・ソレイユのオーディション。
コメディ・ワークショップでできるようになることって何?
介護×コメディ?
アミアミばあちゃんのお話、など伺いました。
今月末からヨーロッパとカナダに出発するヤノミさん。
クロアチャーでの公演や、カナダのフリンジの様子は、
SNSでも見られるんじゃないかなと思います。楽しみですね。
では、どうぞ最後までお聞きください。
今そうだ、シルクド・ソレイユの話、出たじゃないですか。
ワークショップの話、後で戻りますけど。
ちょっとその話聞いていいんですか?
ヤノミさんは、紹介の時にもお聞きしましたけど、
シルクド・ソレイユの正式登録アーティストでいらっしゃる。
ということは、オーディションを受けたということですね。
それこそまた2013年だったと思うんですけど、
モントリオールに行って公演をやっていた時に、
それまでも何度かスカウトマンがシルクから見に来ていて、
フリンジとかにね。
名刺を渡されたり、色々コンタクトはもうあったんですけど、
その冬のフリンジじゃないフェスティバルでやっていた時に、
またシルクのスカウトマンがちょうど遊びに来て、劇場に。
その劇場の支配人が、今日本から良いクラウンが来てるよと。
そしたらちょうど明日クラウンのオーディションがあるから、
来るように言ってくれと言われて、
ヤノミ明日ちょうど救援日だし、
行ってきたら?って電話がかかってきて、
え、今日の明日?
前日に?
そして楽屋に全部の衣装とか小道具とか全部置いてあって、
オーディションのどこかのタイミングで、
自分が元々持っている演目を2分くらいやってくださいっていうのが入っていて、
持ちネタを。
でもまあもう大丈夫、それはもう無くても大丈夫だから、
手ぶらで行きなみたいな言われて、
オーディション会場に行って、
それは誰でも受けられるやつではなくて、
もうプロとしてちゃんとキャリアのある人たちが
呼ばれた人しか入れないオーディションだったんですけど、
カナダを中心に30人くらい集められて、
本部みたいなところに行くんですか?
それはもうただの稽古場だったと思うんだけど、
とはいえもう体育館みたいなものすごい立派な、
モントリオールの?
モントリオールですね。
シルク自体が本部がモントリオールにあって、
いくつかのスタジオとか稽古場みたいなのがあるんだと思うんですけど、
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そのうちの人たちに呼ばれて、
午前中にいろいろエクササイズからゲームから、
いろんな短いスキットみたいなのをやり、
それも英語とフランス語が雇用語なので、
ディレクターはフランス語で喋り、
隣にいる通訳みたいな人は英語でも言うんだけど、
もう私大体何言ってるか分からなくて、
ワーッと動きながら、ワーッとみんなで走ったり、
動きながらワーッとどんどん指示が来るし、
フランス語も分からないし、そのまま英語もワーッと叫んで、
何が何だかわからないという感じでやってましたけど、
なんだかんだ午前中の分をパスし、
その30人くらいいたのに5人くらいになり、
すごい!
5人で後半戦午後ちょっとだけランチサラダくらい食べて、
午後すぐ始めるよとか言って、
午後は割と一人ずつ何かをやらされたり即興で、
お題があってね、2人でやって、
いろいろあったと思うんですけど、
最終的にじゃあ合格したから、
ここに書類に全部サインしてくださいみたいな感じでした。
その時合格したのは何人か分かったんですか?
多分3人くらいだったと思います。
午前午後でそんなにガクンと減るんですね。
そうですね。
その時はクラウンの人たちと、俳優と言われるアクターという人たちと、
あとちょっとだけアクロバットやりデュオとかもいた時。
基本的にはジャンルごとにオーディションが開催されるはずなんですよね。
クラウンはクラウンの専門家がいて、
クラウン専門のスカウトマンが世界中をうろうろして、
良いクラウンをスカウトしてくるわけですよね。
はー、すごっ。
すごい良かったですね。良い経験でした。
休園日にシルクのオーディションを受けて、
次の日また舞台あった。
私よく休園日で良かったねって思って。
本当ですね。それ巡り合わせ運命的ですね。
運が良かったですね。
へー、ということで、正式登録アーティストなんですよ。
本当にね、すごい。
ありがたいことです。
それでまた、ワークショップの方の話に戻るんですけど。
ちゃんと戻ってこれたね。
無理やり戻した。
偉い。
スタンドアップコメディのワークショップを私も拝見して、
必ずワークショップでは使えるものを渡したいっていう気持ちのもとにやってらっしゃるっていうお話でしたよね。
そうです。
舞台を目指してない人たちからしたら、
そういう意味ではスキルとは言わないかもしれないですけど、
ただこのワークショップに参加することによって、
例えば今日明日から物を見る見方が変わってくるとか、
すごい印象的だったのは、
高校生のワークショップをした時に、
中学時代にいじめに遭ってたという女の子が、
そのことを題材にしてスタンドアップコメディをやって、
めちゃくちゃウケたんですよ、最終的に。
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そうすると彼女は、もちろんつらかった本当の体験なんですけど、
こんなに笑ってもらったことが生まれて初めてですと。
笑ってもらったというか、彼女が自分の力で笑わせたわけなんですけど、
そうすると、つらかった体験とか嫌な出来事とかでさえも、
笑いに変換するというのが、やっぱりイコール生きる力だと思うんです。
ユーモアというのは知性なので、
その自分の置かれた状況とかを、
例えば自分の主観からもう一個客観視できるとか、
違う角度から見た時に、これは面白いんじゃないだろうか。
面白いんじゃないだろうか。笑えるんじゃないだろうか。
自分とは違う視点を持つということが、
一つ生きていく上で、割と役に立つスキルじゃないかなと思うので、
要は舞台に立つ人じゃなくても、
日常生活でユーモアとかコメディの視点というのは、
いいんじゃないかなと思います。
本当ですね。つらいことが起きない人生はないですからね。
ないですね。
そのつらいことをね、つらいことは少ない方がもちろんいいと思うけど、
つらいことの捉え方次第で、
確かにそれが自分の人生とか性格とかに与える影響も変わってきますよね。
そうだと思います。
確かにライフスキルですね、それは。
だからそういう意味では、みんなネタは持ってるっていう。
誰でも。本当に。絶対に持ってるんだよ、面白いネタを。
大人だけでやっても面白そうですね。
面白いんです、面白いんです。
大人はね、本当に不平不満が山ほどあるので、
介護の、介護世代とかの話とかもめちゃくちゃ面白いし、
私はいずれ介護スタンドアップコメディは絶対に流行る日が来ると思う。
絶対にブームが来ると思う。
やりましょう。
予言しましたから、2024年に。
私がやらなくても必ず流行ると思う。
確かに、これは笑い飛ばさないとやってられないってことはね、ありますからね。
本当に、子育てでも多分あると思うけど、
本当に、介護はほぼ全員のところに降ってくるからね。
そうなんです。
本当そうですよね。
めちゃくちゃ面白い話、いっぱいありますよ、すでに。
その話をしていると、あみあみばあちゃんのことも思い出してきますね。
あみあみばあちゃんっていう新作のお二人芝居があるんですよね。
12月に。
東京公演と及田公演を。
認知症のおばあちゃんと、お世話をするある女性のお二人のお芝居なんですけどね。
キャンセル芸能。
素敵な朝のかさねちゃん像ですね。
これはセリフのあるお芝居。
お芝居。
二人芝居。本当に二人きりのお芝居なんですけど、
なんか音楽とかも使ってないですよね。
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音楽ないし、
照明もなし。
で、1時間くらいのお芝居なんですけど、
まあこれコメディですよね。
コメディです、本当に。
ほぼ8、9割笑ってますね、ずっと。
子供もね、いっぱい笑ってましたしね。
そうですね。
そして介護をリアル生活でやってらっしゃる人はもうゲロゲロ笑ってましたしね。
笑いますね。笑いますけど、
こないだも、初回の時かな。
なんか笑ってるんだけど、
あれって気がついたらなんか胸が熱くなってるっていうね。
そうですね、そういうものですね。
不思議ですけどね。
号泣しましたっていう方もね、いましたしね、40代くらいでね。
私も高円寺での講演を拝見したんですけど、
当時ね、なんかあれ?あれ?みたいな。
あれれれ?ってなって。
いろいろ思い出して、自分のおばあちゃんのことを思い出したり、
両親とか家族のことを思い出すものだなって。
もう1個印象的だったのが、終わった後に紙のアンケートを結構な人が書いてて、
終演してますよっていう感じなんだけど、あんま席をほぼ立たないっていう。
そうですね、割とみんな長文で。
書いてましたね。
ぎっしり書いてくださってましたね。
皆さんなんかとりあえず書かずにはおれんという感じでいたのが、とっても印象的でしたね。
嬉しいですね。
あれもまた東京もそうですし、全国でやっていただきたいなって。
はい、長くやっていきます。
楽しみです。
どこかでね、あみあみばあちゃんを見かけたら、必ず見に行ってください。
はい。
ということでですね、今回が最終回となります。
なかなかと何度もありがとうございました。
ありがとうございました。
いや、とんでもない。ありがとうございます。
前々回あたりでもお伝えしましたが、6月の基準から9月まで、ヨーロッパからあなたのフリンジまで公演に折りかけになるということで、
まずはその成功と旅のご無事を日本で祈っております。
ありがとうございます。
帰国された後も、ホームページの方にタイトルとかまだ決まってない予定、時間とか、まだ細かくは決まってないけどっていう予定がざーっと載ってますので、
ぜひですね、昇進図、公式ホームページをお調べいただいて、定期的にチェックしていただけたらなと思います。
海外公演の間はあれですかね、SNSとか。
フェイスブックとか、インスタグラムなんかで、柳美さんが今どこにいて、何をして、どんな調子なのかっていうところが観ていただけると思いますので、ぜひフォローしていただけたらと思います。
柳美さんのお話を聞いて興味が湧いた方は、ぜひお近くの公演がね、全国の子ども劇場さんとか、それ以外でも本当に、
ライブハウスとかね、
いろんなところでやってらっしゃるので、
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ぜひですね、生でご覧いただけたら、どの演目でもいいので、生でご覧いただけたらというふうに思います。
ほぼ全部の公演が小さいお子さんでも入っていただけるものですよね。
なので、お子さん連れのご家族でも、元気な子で心配だなっていう場合でも大丈夫だと思うので、ぜひ来てみてほしいなというふうに思います。
その際は、キキカジ劇場を聞いてきましたと、おっしゃってください。
ありがとうございます。
やったー。
では柳美さん、たくさんお話を聞かせいただきありがとうございました。
ありがとうございました。
ここまでのゲストは、シアターカンパニー小新図主催の柳美さん。
案内役は劇場大好き、はるこでした。
次回もぜひキキカジってくださいね。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
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