2023-10-06 20:20

#12 神保町で手品古書、ゲットだぜ!

神保町は古書の町/手品古書もあるぞ/東京堂書店/初学者が東京堂出版の本を手に取ること/みんななら何をおすすめしますか/羊頭書房/遺言書こう/アカシヤ書店/アットワンダー/エロの隣にマジック/お散歩にぴったり

東京堂書店:http://www.tokyodo-web.co.jp/

羊頭書房:http://youtou-shobo.com/

アカシヤ書店:http://www.akasiya-shoten.com/

アットワンダー:http://atwonder.blog111.fc2.com/blog-entry-2285.html

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奇術積読宣言 ON AIR
どうも、奇術愛好家のしゅうたです。このポッドキャストは手品が好きすぎて本を死ぬほど積んでいる私しゅうたが、手品を趣味とする愛好家向けにマジックに関するヨタ話をするポッドキャストです。
はい、ということで今回のテーマは、神保町〜。イェイ。神保町です。
はい、ということで、この前ちょっと平日に休みが取れたので、前から行ってみたかったですね、神保町の古穂屋に行ってきました。
神保町って東京にお住まいの方は知っているかと思うんですけれども、ちょっとそうじゃない方も聞いているかなと思うのでちょっと補足すると、東京駅からも電車で10分ちょいで到着するような距離感で、
近い有名どころだと秋葉原とか神田とかお茶の水とか、その辺りのエリアの中間点ぐらいにある町で、古本と楽器の町とスポーツ用品が結構売ってますね、という町です。
古本の町なんで、結構ね私も学生の頃に来てましたね。僕の世代だとあんまり学生時代に神保町通ってたみたいな人って結構少ないと思うんですけど、
僕はねバイト先がお茶の水で、結構そのバイト帰りにちょっと本買って帰ろうとか、都保県内だったので神保町が、あと大学からも近かったんでよく行ってましたね。
基本的に大学の専門分野の専門書買ったりとかしてましたね。結構通ってたんですけど、だいぶ久々に行きましたね神保町。
いつぶりかな。いつぶりだろう。あ、まあでも去年、一昨年でしたっけ。店用のイベントで行きましたね、一回神保町に。
佐藤宗さんのイベントが、レクチャー&トークショーみたいなイベントがありまして、それ会場神保町だったんですよね。
なのであの時は行ったけど、あれ以外は行かなかった気がするな。まあなのでめっちゃ久々でした。
神保町は古本の街ということで、実はですね手品の古本売ってるんですよね。
ということで、前々から行ってみたかったですね。私初めて行ったんですけど、その手品の本が売っているお店は。
前々から行ってみたかったので、今回ですね、4つの場所に足を運んできました。
ということで、その4つの本屋をご紹介したいなと思っています。
1つ目は東京都書店ですね。東京都という名前がついている通り、かなりイメージしやすいと思いますが、
日本が誇る手品本出版社である東京都出版と非常に関係がある書店ですね。
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手品のコーナーが建物の2階にありまして、そこに東京都出版から出ているマジックの本がかなりの量置いてあります。
すでに版元にもないような本が新品で売ってたりして、
なので東京都のこれあんまりもう売ってないんだよなぁみたいな、
欲しいなぁと思う人は足運んでみると手に入るかもしれないですね。
私なんだかんだで東京都出版の本、マジック本は割と持っている方だったので、今回は特にそこでは何も買わなかったんですけれども、
実際に手に取って本をパラパラめくれるので中も見ることが、物によりますけど、見れない本もありましたけど、
基本パラパラと見れますし、東京都の本がずらっと並んでいるのって爽快なんですよね。
テンションが上がるんですよ、それだけでね。
マジック本がこんなにあるみたいな。
他の本や超大きい本に行かないとマジックコーナーが充実してないじゃないですか。
だからそれだけでやっぱりテンションが上がるなと思いました。
ちなみにカードカレッジの翻訳版の1巻も売ってましたね。
これちなみに新しいやつ出るっぽいですね。
収録している今日現在、先日スクリプトマヌーバさんからめっちゃニオワセツイートが出てたんで、新訳版のカードカレッジ出るんですよね。
皆さん入学します?
私は日本語版のカードカレッジは1個も持ってなくて、英語版は持ってるんですけど、正直全然入学してなくて、
ちょっと必要なスライドを調べたいなーって時に読んだり、
このスライド練習するいいトリックないかなーって言って、
著者のジョビーがスライド説明してそれを使う作品を紹介してくれたりするので、読んだりとか、
自称的に使ってるんですけど、
なので入学も正直してないので、中退とかってすら言えない状態なんで、
日本語版新訳が出たらみんなで入学しましょう!
誰かカードカレッジ臨読会とかやってください。
それは参加すると思う。参加したいなと思います。
僕あんまりスライド上手じゃないので、
すごいコンプレックスがあるので、練習しろって感じなんですけど、
やっぱりちゃんとね、いくつか同じ目的を達成するのに、
いくつか引き出しを持っておきたいなーっていうのはすごい思うんですよね。
複数のスライドのアプローチあるじゃないですか。同じ状態を達成したい時に。
なのでそういった意味でも、知識を増やすためにも学びたいし、
ちゃんと練習したいなと思っているので、
新訳が出たらみなさんで入学しましょう!
東京都出版の話ですね。
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私が行った東京都書店は、東京都出版とどういう関係にあるのかわからないんですけど、
名前の通りめちゃめちゃ関係性があるっぽいんですけど、
2階にカフェもあってですね。
なのでそこで本を読みながらコーヒーも飲めるんですけど、
今回その本棚を見て思ったんですけど、
やっぱり東京都出版、マジでいろんな訳書出してますよね。
訳書っていうのは、翻訳した本を。
しかも一般の書店であれが買えるわけじゃないですか。
アジシウィンドウも日本に来た時に本屋に寄ったら、
タマリッツの本が普通の本屋で売っててビビってましたからね。
インスタのストーリーにビビってアップしてましたから。
やっぱりそれは異常な事態なんですよ。
一般の書店とか図書館でそういった本が手に入りやすいっていうのは、
異常って言いましたけど、マジックを学びたいって人にとっては素晴らしい環境ですよね。
ただやっぱり現代どうしてもYouTubeがあって、
たなやかしYouTuberがいて、最初そこから入る、
特にお子さんが多いかなと思っていて、
信頼できるリソースに初学者が当たるっていう時に、
YouTubeはいろんなご意見あると思いますが、
YouTuberは必ずしも信頼性が高くないじゃないですか。
っていう時に、じゃあちゃんとした本読むか、
ちゃんとしたマジシャンが書いた本読むかって言うと東京道さんが出していて、
本屋行ったりとかAmazonで調べると、やたらとあるわけじゃないですか。
だから初心者何買えばいいんだみたいな風になりますよね。
これ手に取る本によってはマジック嫌いになると思うんですよ。
正直、皆さん思いません?
それぞれの本に罪はないんですよ。
中級ぐらいの人が読んだら、面白い楽しめると思うんですけど、
初心者で始めたての人が手に取ったら、
なんじゃこりゃって多分なると思うんですよね。
私も割とそうだったなと思ってて、
結構やっぱ読むのしんどいし、いろんな用語がわからないから、最初って。
だから最初これじゃないんだなと思って、結構寝かしてましたもんね。
勢いで東京道さんの本買ったけど、これ俺まだ早いわと思って。
いくつか寝かしてましたからね。
となるとやっぱ、最初に取る本何がいいんだ問題ありますよね。
東京道さんなら。
個人的なおすすめは、
アラカザールですかね。大魔法使いアラカザールマジックの秘密っていう、
初心者向けとして書かれた本があって、
アランズラ・クロンゼックっていう人が書いてるやつですけれども、
バネシングインクからもアートフルディセプションっていう本を出してる人ですけれども、
あれはかなり初心者にも優しいし、
初心者が演じて楽しい。
演じて楽しいって大事だと思うんですよね。
演じてても楽しいし、受けるしっていうので、
もっとマジックやりたいなって多分、
特にお子さんはモチベーションが上がってくと思うので、
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あの本が個人的にはいいんじゃないかなと思いますね。
カードマジック辞典とかで学んでましたよ、僕は。
図書館に行って遊びの冒険とか、
カードマジック辞典とかコインマジック辞典とかありましたけど、
やっぱ最初よく分かんなかったですもんね。
たまたま先輩に、クラブがあって、先輩に教えてもらって、
なるほどそういうことなんだってなったけど、
自学自習であれだけってきついですよね。
最近だとカードマジック大辞典とか、
でもあれもマニアックですよね。
コインは双川先生の基礎から始めるコインマジックがあるので、
結構いいんじゃないかなって個人的には思うんですけれども、
カードね、やっぱカードカレッジなんですかね。
ここら辺もぜひ皆さん聞かせてください。
初心者は東京ドームで学ぶなみたいな、
ご意見もあると思うんですけれども、
ぜひここら辺もですね。
初心者の方が手に取るならどれがいいかっていう、
ぜひ皆さんの考え方聞かせてもらえればと思います。
じゃあちょっと2件目いきましょう。
2件目、私が言ったのは妖刀書房というところですね。
これもご存知の方多いかもしれませんが、
妖刀っていうのは羊の頭って書くやつですね。
これSFとか推理小説、手品、その他諸々の趣味の古本を扱っているお店で、
私が知っている限り神保町で一番品揃え、
神保町というか日本で一番手品の古本の品揃えが豊富なのは、
この妖刀書房さんだなと思っています。
お店自体は非常に小じんまりとしていて、
今回初めて私も行ったんですけれども、
洋書とか英語のちっちゃいレクチャーノート、
もちろん日本語のレクチャーノートも含めて、
結構いろんなタイプの手品本が置いてありました。
そしてどんな本があるんだろうって気になった方、
実は妖刀書房さんのウェブサイトに掲載されています。
全部は載っているわけじゃないっぽいんですけど、
大半をちゃんと載せてくれているので、
ぜひ気になる方はウェブサイトを見てみてください。
これも概要欄にURLを貼っておきます。
自分が訪問したときは、
手品の本が洋書めちゃめちゃ多いんですけど、
ガーッて本棚に並んでいるのってさっきも言った通りめっちゃテンション上がる、
興奮するんですけど、
コンプリートウォルトンがあって興奮しましたね。
ロイ・ウォルトンというマジシャンの作品集で、
今は結構長い間絶版だったんですけど、
今真相版が発売されていて、
日本だとマジオンさんでも扱ってらっしゃいますけど、
ロイ・ウォルトンのコンプリートウォルトンが、
Vol.1とVol.2があったかな。
初版というか絶版になっているやつだったんで、
マジで欲しいなって思ったんですけど、
ちょっと今回は我慢しました。
誰かこれを聞いて欲しいと思ったら買いに行ってください。
でも今真相版出てるんで、
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あえて昔のやつを買う必要ももしかしたらないかもしれませんが。
ちょっと古い絶版になっている本ももちろんあったんですけれども、
比較的新しい目の本も置いてあって、
例えばピット・ハートリングのカード・フィクションズとか、
デビッド・ベンの書いたバーノンの電気があるんですよね。
確か定価60ドルぐらいで売っているやつで、
それも売ってたし、
あとびっくりしたのは、
アスカニオ本全部ありましたね。
1巻から4巻まで、英語で。
1巻の理論、2巻、3巻、カード、4巻、ナイフ、
カラーチェンジングナイフですね。
全部置いてありました。
しかもめっちゃ状態良かったから、
これ聞いてる人で欲しい人は見に行ったらいいかもしれません。
と言っても、そんな定価より安くなってなかった気がします。
ので、別に新品を買ってもいいんじゃないかなと思いますね。
やっぱりこういった古本屋のいいところは、
絶版になっている本とか、手に入りにくくなっている本とか、
ちょっと安く買えるみたいなのが魅力だと思うので、
気になる方はさっきも言いましたけど、
ウェブサイトで目録ありますので、
全部載ってるわけじゃないっぽいんですけど、見てみてください。
あと雑誌も結構置いてありましたね。
それこそ東京都出版社から出てた日本の
ザ・マジックっていう月刊誌も、
もう絶版というか配管になっちゃってますけど、
置いてあったし、
アメリカだとアポカリプスとか、
カウフマンがやってたやつですよね。
カウフマンが確か編集してたはずなんですけど、
若干ちょっとうろ覚えですいません。
間違ってたらごめんなさい。
なんですけど、アポカリプスとかも置いてありました。
これね、興奮してテンション上がった一方を、
売ってる人がいるってことなんですよね。
手品本売るっていうのは、
引退するか断捨離しているか、
お亡くなりになったみたいなパターンが
どれかなのかなとは思っていて、
本当に手品という非常にニッチで、
マイナーな分野の本が、
ちゃんとその次の世代の、
それを欲している人に行くという意味では、
本当にこういったテーマを扱ってくださっている
与党書房さんって素晴らしいなって思いながら、
本を漁らせてもらいました。
自分も死んだらここに本を持ってってくれと、
遺言を書いておこうかなっていうのは、
結構真面目に思いましたね。
ここだったら、値段をつけてくれるというよりかは、
ちゃんとその次のマジックを学びたい人たちに
届く可能性が高いというので、
とってもいいかなと。
変にブックオフとかに売られて、
全然売られないっていう未来があるよりは、
これを欲している生徒さんに届けばいいなって思ってますね。
はい。いろいろしゃべりましたけど、
洋書も和書も幅広く取り扱っていらっしゃって、
和書だと、ちょっと古いのだと展開章の本とか、
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そこら辺もありまして、とても充実しています。
私は結構たくさん欲しい本があったんですけど、
まあまあな値段がするので、
いろいろ悩んだ挙句ですね。
最終的に友人バーガーの本を数冊買いました。
絶版にはなってないんですけど、
定価で買うよりも全然安かったし、
前々からちょっと読みたかったなと思っていたので、
で、友人バーガーの本を何冊か買わせていただきました。
ちなみに洋刀書房の店主の方はマジックしないらしいですね。
これネットのインタビュー記事か何かで読んだんですけど、
なのにマジックを取り扱ってくれるって、
マジック業界を陰で支えてくださっているなって思いましたね。
じゃあ次、3件目いきましょう。
3件目はアカシア書店というところです。
アカシアですね。カタカナでアカシアです。
基本ここは和書、日本語のマジックの本が置いてありました。
小曲祭天一さんの電気の本とかですね。
あともっと古い本もおりましたね。
奇術種明かしとか、そこら辺の本も置いてあって、
東京都の古い本も、
古い本というか東京都の古本ももちろん置いてありました。
個人的にはあんまりここで買ったものは、
あんまりというか、ここで戦利品は特に無く、
パパッと見て立ち去ってしまったんですけれども、
興味ある方は是非行ってみてください。
品揃えは妖刀書房の方が全然バラエティーに富んでましたね。
次、そして4件目ですね。
4件目はアットワンダーという本屋です。
これあんまりご存じない方がいらっしゃると思うんですけど、
人生劇場っていうパチンコ屋が昔あったところにできた本屋で、
私パチンコしないんで、そもそもそこがパチンコ屋だったことすら知らなかったんですけど、
とにかくでかい古本屋だということで行ってみました。
120坪ぐらいあるらしくて、
かつサブカルは使っているということで、
もしかしたら手品本あるかもと思って足運んでみたんです。
そしたら本棚ごとにジャンルがちゃんと記載されてて、
そこにね、ボン!マジックっていうのがあったんですよ。
ちなみにマジックの隣はギャンブルとか心霊、オカルト、占い、アウトロー、
あと高色文芸って書いてあって、高色って好きな色ですね。
要はエロ本ではないんですけど、
江戸時代とかの春画とか、その辺のエロ関係のところがあって、
それが同じ通路に置いてあって、
エロの隣にマジックがあるみたいな、ちょっとそういうシュールな感じになってましたね。
でもマジックってわざわざ書いてる。
一つのコーナーにしてくれてるって思って、
これもしかしたら期待できるかもって思って行ったんですけど、
残念なことに本棚の中でも一列ぐらいしかマジックのコーナーがなくて、
それは微妙でしたね。
ただジャンルとしてマジックを単独で浮かしてくれてるので、
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今後に期待したいですね。
今後に期待したいっていうのは、ここ2023年2月にオープンしたばっかりなんですって。
なのでまだまだこれからいろいろ集まってくるんじゃないかなと思っています。
だからフル本を、マジックの本を手放したい方は、
こちらに売却するのももしかしたら一案かもしれません。
でも本当新房長はね、全体的に様変わりしてビビりましたね。
しばらく行ってなかったのに、三聖堂書店もなくなってますし、
それこそ佐藤宗さんのイベントをやられた岩波ブックセンターは、
おしゃれなカフェになっていて、人房長ブックセンターっていう名前になってましたし、
ワーキングスペースもそこにあるんですよね、中にね。
なので本当に様変わりしていて、コロナ禍も当然いかなかったですから、
とっても街歩きしてても時の流れを感じるとともに、
本当にいろんなジャンルのフル本売ってます。
特に詳しくしゃべりませんでしたが、もう一件私実際行っていて、
子供用の絵本とかが売っている、古本も新しい本も売っている、
子供用の本だけ特集している古本屋もあってですね、
子供がいるので見に行ったんですけど、そこもすごい楽しくてですね、
お散歩にもとってもぴったり、ちょっとした手品旅にもぴったりなそんな街です。
飯は食べなかったんですけど、カレーとかが有名なんで、
カレーの名店結構いっぱいあります、ボンディとかね。
マジケの後とかで、マジックマーケット秋やりますから、
東京に遠方からいらっしゃる方もいると思うので、
ぜひマジケの後とかね、お時間あれば神保町行ってみたらいかがでしょうか。
はい、ということで、今回はですね、神保町で古本を、
マジックの古本をゲットしたというそんなエピソードでございました。
はい、ご視聴ありがとうございました。
このエピソードを聞いた皆さんの感想をお便りでお待ちしております。
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それではまたお会いしましょう。バイバイ。
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