1. 建築どAI
  2. 第21回「建築家こそプロセスを..
第21回「建築家こそプロセスを出すべき理由」
2026-05-28 16:16

第21回「建築家こそプロセスを出すべき理由」

プロセスエコノミーとは何か。AI時代だからこそプロセスが重要になる理由。建築業界にはまだプロセスエコノミーがない。思考の迷い、身体的な体験、失敗や後悔——AI時代のプロセスの出し方3つ。何者でもない人こそプロセスエコノミーが使えるという話をしました。


感想

まだ感想はありません。最初の1件を書きましょう!

サマリー

本エピソードでは、AI時代において「プロセスエコノミー」の重要性が増していると論じています。完成品だけでなく、その過程や思考の迷い、身体的な体験、失敗談などを共有することで、ファンを獲得し、応援される建築家になる方法を解説しています。特に、まだ何者でもない建築家こそ、このプロセスエコノミーを活用することで新たな可能性を見出せると提案しています。

プロセスエコノミーとは何か
こんにちは、建築どAIのマスコットです。一級建築士として設計の仕事をしながら、建築業界とAI、マーケティング、そしてポッドキャストの可能性について話しています。
この番組は、AI時代の建築の歩き方を目指しています。よろしくお願いします。
前回から、オープニングの趣旨に則ったような形で、建築業界の僕と同世代とか、建築業界の中ではまだ若手と言われる人だったりだとか、建築学生の方とか、
あとは僕よりも年の上の方でも、何か新しい知識を入れて建築で何か活かせないかということを考えている人たちにとって何か役に立てる話をできたらいいなというふうに思っているので、ぜひフォローやいいねとかしていただけるととても嬉しいです。
今回話をしようと思っている内容というのが、プロセスエコノミーというキーワードなんですけども、まずプロセスエコノミーとは何かというと、一般的な商品というのは基本的にはアウトプットエコノミーと言われていて、レンジでも冷蔵庫でも掃除機でも何でもいいんですが、
そういうものって商品が売っている、例えば電気屋さんとかに行ってそれを見てそこで購入するということが多いと思うんですけども、それはアウトプットエコノミーですね。完成品を見て買おうかなというふうに考えて買ったりするということです。
プロセスというのはその過程ですね、その間にある状態を発信することによって、その商品とかサービスとかに対してそこですごくファンになったりだとか応援したいなみたいな気持ちとかですね、そういった気持ちになってその商品を買うみたいなことがプロセスエコノミーです。
プロセスエコノミーという言葉自体は企業課の研修さんが考えたというか言語化した言葉で、それも本になっているんですが、その本にしたのは小原和弘さんがIT企業課のですね、した本があるのでぜひ読んでみてください。
僕はオーディブルで3回ぐらいかなは聞いていますが、すごくいい本なので聞いてみてください。この本も多分5年前とか結構前にもなるので、今さらというか知っている人からすればかなり今さらな話ではあるんですけども、僕は今の時代ってAI時代になってよりプロセスが重要なんじゃないかなというふうに思っています。
AI時代にプロセスが重要になる理由
というのも結構ね、AIって特徴の中の一つとして、プロセスを圧縮できる、短くできるということなんですよね。それこそ本当はその過程というかプロセスの部分がですね、割と時間がかかったりとか調査したりとか、いろんな過程を経て、そこには葛藤とかそういうものもあるかもしれないんですが、
そういうものを経て完成するものができるんですけども、そこはAIがいろんな調べたりだとか判断することによって、そこを短縮できてしまう。それがいい部分でもAIのいい部分でもあるんですけども、逆に言うとそれがプロセスを圧縮して、短縮というかね、圧縮してしまうから表に出ないし、だからこそ逆にその過程に対してプロセスに対してこういうふうにやってるんですよっていうふうなことを、
ちゃんと世の中に出していくことによって、よりファンになったりだとか、その人に興味を持ってもらうみたいなことにつながるんじゃないかなと思っているので、5年前とか数年前の話ではあるんですけども、AI時代だからこそプロセスエコノミーって見直すべきなのかなというふうに思っています。
ただ一方で、もうプロセスエコノミー疲れみたいなのも僕は起きてきちゃってるんじゃないかなとは思っていて、そういうことを例えばTikTokとかで100日後に○○するだれだれみたいなっていうのは、たぶん皆さん聞いたことあったりとか、見たりして応援してる人もいるとは思うんですけども、あれもまさにプロセスエコノミーで、まだどうなるかわからないみたいな状態からいろんな失敗だとか、
人の優しさに触れたりとか、ストーリーとか物語がそこにあるからこそ応援したくなったりとか、そういうものがあると思っていて、ただそれがフォーマット化されてしまったがゆえに、またこのパターンね、だからすぐ結果が出るわけじゃないから、応援しなきゃいけないとか、このパターンがわかってきてしまうというか、
もうネタがバレてきちゃってるので、またこれかっていうので、ちょっと疲れが僕は、みんながみんなじゃないけど起きてきてるんじゃないかなとは思っています。
建築業界におけるプロセスエコノミーの現状と可能性
ただですね、僕じゃあ建築界隈の人たちに対して、こういう違う知識、マーケティングとかの知識とか、違う分野の知識を入れることで、何か新しく視点とか持てるんじゃないかっていう話をしたいので、
その建築界隈、業界で考えてみると、これは僕プロセスエコノミーみたいな建築界隈で知ってる人ってほぼいないと思っています。僕はほとんど見たことないですね。
でも建築家の皆さんで、僕は自分も建築家でありながら、友人の建築家や尊敬する建築家とかたくさんいて、中で思うのは、本当にプロセスもすごい良いんですよ。
めちゃくちゃ面白いって言うとあれなんですが、そこに対してどういう思考を、考え方をしてそこの結論に至ったかっていうのはね、結構それこそたくさん模型を作るとかたくさんCGを作るとか、たくさんスケッチを描くとか何でもいいんですけども、
そういうもので検討して、これが本当にこの形でいいのかということを検討するわけですよ。それこそやっぱり何十年もずっとあり続けるものとして作るので、そこはなんていうんですかね、なんとなくで決めるみたいなことっていうのはやっぱり許されないし、そうしたくないって皆さん建築家の方たちは思うので、
だからこそこだわりを持って一つ一つの部分に対して検討を重ねているわけですよね。まさにそれがプロセスなんですが、それって全然表に出てこないわけですよね。
例えばお客さん、クライアントだったら一緒にやっていく過程で、そういった部分を打ち合わせのときにこういうふうなことを考えて今回こういうものにしましたみたいな案をプレゼンテーションしていくというふうに一般的に思うんですけども、
そうするとそのときに、前回はこの案だったけど、今回こういう案になったのはこういう理由かというところとかそういうプロセスがそこに携わっているクライアントさんなら分かるんですけども、そうじゃない人だったらやっぱり分からないわけですよね。
じゃあその情報をどこで知れるのかって考えても、結局ホームページにそのプロセスは載ってないし、じゃあ他の媒体で、例えば僕が今やっているポッドキャストだったりだとか、あとはノートだったりとかブログみたいなそういう媒体でそういうものがあるかっていうと、決してそういうものをやっている人っていうのはいるかもしれませんが、かなり少なくて僕はあんまり見たことないんですよね。
だからこそ、今でもプロセスエコノミズカレーと僕は言いましたけども、全然まだ今からでもそのプロセスを発信するっていうのが全然僕は建築業界の中では可能性あるんじゃないかなと思います。
そうすることによって、この建築家の人ってこういうふうに真面目になって考えてくれるんだとか、そんな細かいところまで考えてるんだ、そんなことまで考えてると思わなかったとかっていう知らなかった側面みたいなのを知ることができると思うんですよね。
プロセスエコノミーの具体的な発信方法3つ
あとはプロセスエコノミにおいて、今の時代の中で僕はどういうところを出すかというと、割とキーワードとしては生というかリアルみたいなところが重要かなと思います。
3つ言うと、例えば1つは思考の迷いとか葛藤を出すことですね。まさに人間らしさではあるんですけども、そういうところを見ると、やっぱりこうなんて言うんですかね、この万能な人、何でもかんでもできちゃう人ってやっぱり応援しがいっていうのはなかなかないですよね。
例えばね、漫画とかって最初はそのキャラクターが、よくある冒険者の漫画っていうのは最初はそこに才能はあるけれどまだ弱いみたいな状態から、いろんな戦いを経て弱かったけど徐々に強くなっていって、最終的にその敵を倒すみたいなところがあるので、
だから完璧な人間っていうのは逆に言うと応援するのっていうのはなかなか難しいと思うんですよね。だからこそ、あえて出すってわけじゃなくて、僕はリアルに出すってことが重要だと思うんですけど、そこでこの思考の迷いだったりだとか、
ここって本当にこれでいいのかなとかっていうのを、葛藤をそこで出していく。それは例えば音声なの、だったら音声でもいいかもしれないし、ノートみたいな文章でもいいと思うんですけどもね。あと動画とかそれでもいいと思うんですが、そういう感じで、
なんでこっちじゃなくてこっちにしたかとか、ここで悩んだんだっていう、そういったプロセスを言うってことは一ついいんじゃないかなというふうに思っています。
あと2つ目が身体的な体験を出すってことですね。例えば現場に行って感じたこととか、その土地に立ったときのその空気感とか素材を触ったときに、すごいそこがザラザラしてたとか、なんていうんですかね、その凹凸があって、この凹凸の感じがすごく今回の建物にはあったとか、そういう話ですよね。
そういう体験をすることによって出せるものっていうのは、AIには逆に言うと出せないんでね、絶対。だからこそ現場で感じたっていうそういったプロセスを発信するっていうのはいいんじゃないかなというふうに思っています。
あと3つ目は失敗や後悔を出すってことですね。これ結構ハードルは高いことだと思うんですよ。なぜかというとやっぱり恥ずかしい姿を見せるっていうのはね、人間誰しも抵抗があると思います。
だからこそそういった姿を出すっていうのはちょっとネガティブな方向にもね、なりかねないのかなーなんてことを思ったりする人も多いと思うんですけども、むしろそういったことのほうが共感される可能性が高いんですよね。
この人って僕と同じなんだ。僕もこういうこと失敗しちゃうことあるけど、この人も同じように失敗してる。だけどそこからその失敗を糧にして、じゃあどういうふうにしようかって考えて、そこの工夫が本当に素晴らしいなとか、諦めない心を持ってるなとか、本当にね、だから本当に漫画を読んでるとか、アニメでもいいんですけど、そういったストーリーに入り込めるみたいなところがあるので、
入り込めるというか自分もね、そこで一緒に応援していくみたいな感じになっていくので、だからこそ失敗や後悔っていうものも出していったほうが僕はいいと思います。それがね、すごい人間らしさにもつながると思うので。
「何者でもない人」こそプロセスエコノミーを活用すべき理由
だからよくね、プロセスエコノミーって有名な人とかがやるんだったら意味あるんじゃないのかっていうふうに思う方も多いと思うんですけど、僕はむしろ逆なんじゃないかなと思っていて、それこそ僕が前回した話とか、努力作やっていきますみたいなのってある種プロセスエコノミーなわけですよね。
だから今影響が出たよとかってことはでもないんですけども、例えばすごく有名な人とかがプロセスエコノミーやろうとしても、僕はあんまり、なんていうんだろうな、結構ハードルが逆に難しくなっちゃうんじゃないかなと思うんですよ。
なぜかというと、もう成功している状態からさらに何かチャレンジするっていうのは、漫画でいうところの最終巻で、要は凶悪な敵というか、なかなか今まで倒せなくて、恨みとかもすごいあって、でも絶対それをこの敵に勝つんだみたいな感じで今までやってきたストーリーの中で、
まあこの修行したりとか、まあそれで鍛えたりなんやりね、そこでいろんなことがあった結果、そのボスみたいなのを倒すじゃないですか。倒すまではやっぱり応援したいですけど、倒した後って別にその人、そのキャラクターを応援する気持ちって、そこまでなんか僕はあんま湧かないなと思うんですよね。
まあそうそうのフリレンみたいなね、ラスボスっていうか魔王か、みたいな倒した後の話って今あるはあるんですけども、でも普通一般的な物語ってそういうラスボスみたいなのを倒した後って、まあその後も応援したいよねって気持ちはなかなか湧きにくい。
それよりは一番最初からレベル1みたいなところからまあいろんな工夫したりとか、なんなら負けたりとかっていう人とかキャラクターの方が応援したくなると思うので、なんか僕はね逆に何者でもない人の方が僕みたいにね、何者でもない人の方がプロセスエコノミーを使うっていうことはすごく可能性があるんじゃないかなと思うんですよね。
建築家がプロセスエコノミーを実践するためのヒント
その方が応援しろが大きいからですよね。だからこそ僕はそういうふうに思います。僕はね、最近今家を、住宅を自定と、奥さんのご両親と一緒に暮らす2世帯の家をやっていて、今基礎の工事とかまでは来てるんですけども、最初からプロセスエコノミーみたいにそこも発信してもよかったというか、今思えばね、そういうのは思うんですが、これから出せるところ、一応プライバシーとかの問題もあるので、
僕だけが住む場所じゃないのでね、そういうところにも配慮しながら、そこで出せるところ、内容とかはちょっとプロセスエコノミー的に、ある程度もうできちゃってるから、そこまで今回の話ができるかは分からないんですが、できるところをしていきたいなとも思っています。
僕はね、建築家の皆さんとか建築学生の皆さんに、まさに今からまだプロジェクトがスタートしたばっかりだよとかっていうのがあったら、まさにプロセスエコノミー的なことをやり始めてもいいと思いますし、プロジェクト始まってなくてもまだ独立したばかりって言ったら、だったりとかしたら、それもまたプロセスになるのでね、
そこでどういうふうに考えてお客さんをつかんでいくかっていう話をしてもいいかもしれないし、お客さんとのそこの関わり、もちろんお客さんに配慮しなきゃいけないんですよ、そのプライバシーとかの問題もあるのでね、勝手に録音したりとか、打ち合わせの様子を録音しましたとか、そういうのをお伝えしないで世の中に出してるのはダメですけども、ちゃんと許可を得て出していったりとか、
そういうのをね、僕はやっててもいいというか、本当に僕建築家の方でそういうの見たことないから、そこの過程、建築用語で言えばスタディみたいな段階とかね、お客さんとかに対してなくても自分の中でどう検討したかみたいな話も、もしかしたらそういう音声だったりとか文章とか動画とかで発信してもいいのかもしれないし、
それがあなたを応援してくれるね、誰かが応援してくれることにつながって、何ならそこでお客さんが新しいお客さんが生まれたりとかっていうことにもつながっていくのかなっていうふうなことを思っています。なのでね、プロセスエコノミー、よかったら本めちゃくちゃ面白いんでそれを読んでみたりとか、自分にもどういうふうにね、それを当てはめてやっていけばいいのかなっていうことを考えたりやってみてくださると、
また新しい可能性というかね、営業方法の一つとか、マーケティングの方法なんですけどね、そこにつながっていくのかなということを思うので、ぜひ皆さんもしそういうのをめちゃくちゃやってみたいなとか思う方とかはチャレンジしてみてはいかがでしょうかというふうに思っています。
エンディング
本日の建築土AIいかがだったでしょうか。感想はXで、ハッシュタグ建築土AIでポストしていただけると嬉しいです。ここまでのお相手はマスコットでした。ありがとうございました。
16:16

コメント

スクロール