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#209 なぜ『スケスケ展』は生まれたのか?子供も大人も夢中にさせる“企画“の秘密【前篇】/D.白川東一&P.小澤利男
2026-08-07 20:38

#209 なぜ『スケスケ展』は生まれたのか?子供も大人も夢中にさせる“企画“の秘密【前篇】/D.白川東一&P.小澤利男

【内容】 企画メンバーが語る『スケスケ展』誕生の舞台裏👀/誰が"スケスケ展"なんて名前を付けた?/企画が通るまでの知られざる攻防/ヒット企画を生むネーミングの力/全国巡回なんて想定外だった⁉️/子供も大人も夢中になる"普遍的なコンセプト"とは?/親も喜ぶ、企画展の設計とは?/実は数々のアワードも受賞🏆/次回は現在開催中『スケスケ展2』の制作秘話を深掘り!

【ゲスト】
白川東一/KOO-KI ディレクター・代表取締役副社長
小澤利男⁠/KOO-KI プロデューサー・代表取締役副社長

【出演】
山内香里⁠⁠/KOO-KI ディレクター
泥谷清美/KOO-KI 広報
原山大輝/KOO-KI アシスタントディレクター

【お知らせ】
スケスケ展2−スケると見える仕組みの世界−/KOO-KI企画・演出・制作コンテンツ

【話題に上がった KOO-KI WORKS】
🎥スケスケ展−スケると見える仕組みの世界−/KOO-KI企画・演出・制作コンテンツ
🎥大丸福岡天神店「Hai!タッチタウン」/白川東一 企画・演出・制作コンテンツ
🎥博多大丸「あそびのがっこう ハイタッチスクール」/白川東一 企画・演出・制作コンテンツ
🎥IMS 25th Anniversary 「大空気展~KOO-KIが作る映像と仕事~ウソはホントで作られる。」/KOO-KI 企画・演出・制作コンテンツ

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⁠⁠⁠番組の概要⁠⁠⁠

【BGM/Jingle】invisi ⁠https://invisi.jp/⁠
【Sound material provided by】OtoLogic ⁠⁠⁠⁠https://otologic.jp/⁠⁠

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サマリー

本エピソードでは、映像制作会社KOO-KIのメンバーが、子供から大人まで夢中にさせる「スケスケ展」誕生の舞台裏を語る。企画当初は「スケスケ動物園」という名称だったが、行政の承認を得るために「スケスケ展」へと変更。当初は福岡市科学館での1回限りの企画だったが、予想外の反響から全国巡回へと発展した。本展は「中を見る」という普遍的なコンセプトを持ち、親世代にも響く内容で、デジタル絵本アワードや文化庁メディア芸術祭など、数々の賞を受賞した。

オープニングとスケスケ展の紹介
ケイシャのしゃべり場。始まりました。ケイシャのしゃべり場。この番組は映像制作会社KOO-KIのメンバーが日々感じているおもろいを語り合い、発信するトーク番組です。
毎回いろんなメンバーとともにゆるーく雑談していきます。 私、KOO-KI山内です。 KOO-KIヒジャです。 KOO-KI原山です。よろしくお願いします。
ちょっと酷暑が続きますけども、みなさんどうですか? 暑い。 暑いですね。 暑いですね。足がダラダラする。
福岡もね、連日35度とか36度とかって感じですけど、東海のあたりは40度とか41度とか、とんでもない感じになってますけど。
北海道もすごいもんね、今ね。 そうなんですか? そうそう。エアコンつけたりね、北海道もね。
そうなんだっていう感じなんですけど、東海で今まさに開催中の噂の展覧会、ご存知ですか? ヤンヤンもちろんです。
熱い展覧会が今やってますよ。 そのせいで国書なんじゃないかと。
名古屋。というわけで、空気が企画しておりますスケスケ展という展示がありまして、なんと今名古屋で開催中ということで、今回はスケスケ展チームにいろいろ話を伺おうということで、こちらの皆さんにゲストに来ていただきました。どうぞ。
オザワ スケスケー! 白川です。よろしくお願いします。 オザワ イェーイ!
同じくオザワです。よろしくお願いします。 オザワ イェーイ!
というわけで、空気のスケスケ展チーム、ディレクターの白川さんと、プロデューサーのオザワさんにお越しいただきました。
何気にオザワさんがめっちゃ続いてて、経営者の失恋。 オザワ そうなの?結構調整してたはずなのに。
純レギュラーみたいな。
ということなんですけれども。 オザワ そうですね。だからポッドキャストでスケスケ展取り上げるのって実は初めてなんです。
なぜなら2018年からスケスケ展は開催されたからね。 ポッドキャストはまだ始まってなかった。
スケスケ展の企画立案と名称の攻防
そうか。だからだ。じゃあちょっとまずはスケスケ展のことを初めて聞いたみたいなリスナーの方もいらっしゃると思うんで、ちょっとオザワさんの方からスケスケ展についてご紹介いただいてもよろしいでしょうか。
オザワ はい。ふざけた名前の展覧会スケスケ展ですけれども、実は福岡市科学館ができたときに、小倉大都市でいろんな展覧会があったんですけれども、その最初の3回のうちの1回、西日本新聞社さんが受け負った展覧会の企画を我々が相談されたんですよね。
オザワ そのときにはもうスケスケも何もない。どんな展覧会をやったらいいのかなというところで考え始めました。
オザワ で、やっぱり福岡市科学館も当てたいので、当然やりたいのは宇宙展とか恐竜展とか昆虫展とか、誰がやっても外れないっていうのを東京がやったのを持ってきてやるという形でやりたがるわけですよ。
なるほど。初めての夏休みでしたよね、確かね。オープンして。福岡市科学館がね。
オザワ で、西日本新聞社さんと話をして、せっかくやるのにそういうありきたりなものをやってもしょうがないし、福岡市科学館が立ち上げるんだったらオリジナルでやりましょうよという話をさせていただいて、自らハードルを上げたということがありましたね。
なるほど。
オザワ 九州大学では特に使うあてもなく保存してあったんですよね。それは使えるってことを聞いてるんですがって話を聞いたときに、骨を中心に展覧会っていうのは面白いかもしれないなという形で考え始めた。
そういうことなんですね。
オザワ で、骨格標本だけ見ても子どもたちとかわかんないよな。そこに実はこんな姿のライオンなんだけど、骨だけにするとこんな風になるんだよねっていうようなことをやると面白そうかもしれないなということで、最初に企画書に書いたのはスケスケ動物園っていう名前のものを僕の方で出しました。
オザワ 動物園とか骨だけだと面白くないので、中がスケスケだよみたいなことをつけた企画書をあげて、そこから準備を進めていったっていう形ですかね。最終的には全部取っちゃって、スケスケ展っていう名前にしようという風にしました。
オザワ これは何の展覧会かよくわかんないから逆に行きたくなると。何だそれみたいな。だからそういった方向でやっていこうという風に決めたところまでは良かったんですけども、それが実現するためには色々茨の道があったという感じですかね。
オザワ 企画だけだと構想どれぐらいだったんですか?
オザワ でもそれはすぐ科学館にプレイしなくちゃいけなかったんで、2ヶ月とかそのぐらいでこんなことやりましょうということで。
オザワ 最初の2ヶ月でスケスケ動物園?それとももうスケスケ展?
オザワ スケスケ動物園はすぐにもう1回2回の打ち合わせでやりましょうって話にさせていただいて、それを今の形に近いような風に持っていくためには2ヶ月くらいかかったんですけども、そもそもスケスケ展っていう名前がですね、かなりいやらしい。
いやらしいつもりでやったんですけど、ちょっとエッチな感じで受け取ってくれるといいなと思ったんですけども、それが福岡市科学館っていうのは市の建物で市が強烈にそこに関わってくるわけですよ。
オザワ 行政からするとなんてふざけた、なんていやらしいネーミングなんでしょうね。認められんと。
そうなんですか?
オザワ いうタグのことは途中ありましたね。
よく突破しましたね。
オザワ まあでもタイトルがちょっと変わっていても、中身はコンサートがしっかりした意義あるものになっている自信があったので、その辺をちゃんとお伝えして最終的には納得していただくことができました。
KOO-KIの展示会企画経験とスケスケ展
最初のつけつけ点は福岡市科学館、西日本新聞社、RKB毎日放送に出資いただいて、空気画企画制作という形でスタートすることになったと。
なるほど。
空気では過去にも博多大丸さんの中でハイタッチタウンという子ども向けのエリアが過去にあったんですが、それをプロデュースさせていただいたり、ハイタッチスクールというインタラクティブのイベントをプロデュースというか。
企画もしたし、全体のディレクションもしたし。
あとは今はなきイムズの企画展ですね。過去に空気の制作物を一挙に展示した大空気展なども開催してたりして、意外と映像制作会社にしては展示会や空間を作ったプロデュースみたいなのも結構大きくやっていると思うんですが、
その経験と今回のスケスケ展ってやっぱり全然規模が違うと思うんですけど、何か違いとかってありました?
そうですね。さっき野澤さんの立ち上げの話を皮切りに空気の中でスケスケをテーマにした展覧会企画展やろうぜってなったときに、僕もすごくやりたくてそこに参加させてもらったんですけど、その以前にハイタッチスクール、ハイタッチタウンか。
実はみんなも知らないと思うんですけど、もっと前にミスターシェイプ展っていうのをやってたりもした。
どこでですか?
それは赤坂で。
赤坂?
そういうやつだりとかもしてて、個人的には普段の業務と違ってそういう場作りをするっていうのは好きなので、昔からそういうのができるチャンスがあったらちょこちょこ関わってやったりとかはしていたので、全然違和感なくスケールとかもあんまり気にはならず、ぜひぜひやりたいっていうのでこのプロジェクトに飛び込んだっていう感じですね。
すごい、そのシェイプ展。
シェイプ展、ミスターシェイプ展。
ミスターシェイプ展のこと初めて知りました。
私も初めて知った。
ミスターシェイプ展は初めてアプリを作った。赤羽型アプリを作った時に、アプリを作った直後に、ミスターシェイプをどう広めていこうかっていうふうな時に、せっかくアプリもあるし、その時にアニメーションもあったし、
そういう体験できる場作りとか、あとちょっとしたみんなで折り紙を折って形を作ってみようとか、そういうふうな体験コーナーを作ったりとか、シェイプというコンテンツを広めるための場作りをしたっていう感じだったんですよね。
当時からアニメーションをどう広げようかとか、アプリをどう広げようかっていうところの中にその場作りを活用するっていう考え方があったので、そういうのをやったっていう感じですね。
それはなんかやっぱり、シェイプ10、ハイタッチタウン、ハイタッチスクールみたいな感じで回を重ねるごとに、やっぱりそういった場作りをしていくスキルじゃないけど、やっぱりだんだんわかってくるなみたいなっていうものとかあったりするんですか?
スキルっていう具体的なものよりかは、その場の緊張感ってあるじゃないですか。子どもたちが興味を示すポイントとか、全く示さないポイントとか、一回興味を示さないと二度と振り向いてくれないとか、恐ろしさとか、そういうのを目の当たりにすることで自分の中での最適解みたいなところを知ることができて、
次に活かしていったっていうふうなことがありますかね。
僕もクリエイターズとかやっててわかるんですけど、本当に本番までにちゃんと子どもたちが楽しんでくれるのかって言ったら割とドキドキですよね。
事前に試せないってこと?
試してもいいんですけど、いろんな子どもたちが当日ワーッと来ると思うので。
ドキドキ感じですね。
大人が思ってない見方とか、遊び方をしますかね。
そうですね。
確かに、みたいな。
もっと言うとね、都道府県によっても違うみたいな。
そうなんですか。
子どもたちの遊び方とか。
スケスケ展の全国巡回とコンテンツの拡充
実はですね、第一回スケスケ展は2018年の福岡市科学館の開始を皮切りに、2023年まで足掛け5年かけて13箇所で開催されたんですよね。
それだけいろんな場所の子どもたちを白川さんと小澤さん見てるってことですね。
見ましたね。
でもそもそも巡回しようと思って企画したもんではなくて。
そうなんですか。
福岡市科学館の1回きりの展覧会の企画としてやってたんですよ。
ありがたいことに、それを開催した時にお客さんが結構入っていただいて、それを聞きつけて、
僕らもぜひ見てくださいよっていうふうにいろんなところに情報を流したところ、うちにも来てくれませんかっていうお話をいくつかいただいて、
これもしかしたら福岡だけではもったいないのかもしれないなと。
他のところでもできるのかなっていうことを巡回しようにしてない展覧会を巡回するっていうですね。
ハードルがあったんだ。
そもそもそういう設計になってないってことですよね。
壊れやすいとかね。
骨格標本を持ち出すのに相当大変だとかも、その時は考えずにやってたんでね。
九州大学から福岡市科学館に送るぐらいじゃないですよね。
ない。
比べ物にならないんですね。
そういう苦労もありましたけど、そもそもで言うとさっきの骨格標本をベースにしたスケスケ動物園、スケスケ店みたいな非常に真ん中のプランニングはあったんですけども、
スケスケ店っていうふうに広げたときのコンテンツっていうことに関しては、まだまだの状況で白川さんたちに入っていただいて、
それは命を吹き込むというか、スケスケ店っていうふうな形にしていただいたのは白川さん。
そうなんですか。
だからさっき言ったスケスケみたいな呼び声だったり、きっと子供たちってこういうふうに反応してくれるよねっていうような意味合いでのスケスケっていう解釈とか。
あとはその動物がスケルになったら人間もスケていいよねとか、身の回りのもので実は中ってどうなってるんだろうと。
自動販売機の中どうなってるのかなとかね。ピアノの中どうなってるのかなみたいなところにもスケスケっていってもいいよねっていうところまでどんどんどんどん広げてくれたのは白川さんたちだったんで。
そういった形で命を吹き込んでスケスケ店っていう形になったっていうところですかね。
スケスケ展のコンセプトと普遍性
そうですね。最終的にはどういうコンセプトの展覧会にするべきかみたいなことは考えないといけないっていうふうに思ったので。
すごく大人向けに真面目に言うと、この展覧会自体はすごい意味のある展覧会で、どんどん今って便利な世の中になっていくので、
中のもの、いろんな物事の中のものがどんどんブラックボックス化していく中で、そもそも今の子供たちが中を見る機会を失ったりとか、中にどうなってるのかなみたいな興味を知る機会を失ってるんじゃないかなっていうふうに思ったので、
だったら中を見るっていうふうなことを知る機会があってもいいんじゃないかなって。
それはますます今後もそういう時代が加速していくので、とっても意味のある展覧会なんじゃないですかっていうふうに言うと、結構いろんな人たちがなるほどっていうふうに。
僕たちはそれをどう透けさせようかとか、どう面白くそれを体験させようかっていうところに集約していけるので、結構大事なコンセプトをそこで立てたっていうふうなことはありますね。
でも不変性があるコンセプトでもあるし、結局その時の透け透け展があって、今透け透け展2っていうのを開催してるわけなんですけども、不変性のあるコンセプトがあったから、結構10年近く経っていてもまだそのコンセプトそのものが生きるっていう。
そうですね、絶対なくならないと思いますね。
中を知るってことは仕組みを知るってことなんで、そこを勝手に今だとAIがやってくれちゃってるとか、あるんですね。
そういった具合のもので、思考停止しちゃうので、そうじゃなくてちゃんと仕組みはどうなんだろうってことを考えていこうじゃないかっていうことも含んでいるので、いい概念がそこで誕生したのかなとは思いますけどね。
親子の両方に響く設計と受賞歴
あとちょうどいいなって思ったのが、親の世代はまだアナログを知ってる世代というか触ってきた世代なので、一緒に家族でこの展覧会に行くと親が言いたがるんですよ。
子供たちにこれどうなってるか知ってるみたいな。自慢げに言いたがるっていう。
親にとってもちょっと前のめりになる内容が入ってたりとか、意外と親も知らないっていうこともたくさんあるんで、そのあたりのバランス加減がちょうどよかったんじゃないかなと思いますね。
子供にとっても単純に透けるってことだけで面白がってくれてるじゃないですか。
あれもやっぱりいいなって。それこそ子供たち出てくるときスケスケとか言って会場に出て行ったりするじゃないですか。あれもすごい素敵だなと思って。いいですね。両方に刺さる設計になってますね。
一応あれですよ。受賞歴も言っておきましょうか。
スケスケ展は受賞歴もございまして、デジタル絵本アワードで2つ受賞をしておりまして、あと文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門審査委員会推薦作品にもなっております。文化庁にも認められております。
行きましたよね。小澤さんと受賞。デジタル絵本アワードはしかも東大でやりましたよね。東大の中で受賞式があって。
これは嬉しかったですね。結構ね。こんな形で表彰してもらえるんだっていう。
萌生健一郎賞じゃないですか。
萌生さんの賞をいただいて、文化庁のメディア芸術祭でも嬉しかったというか、なかなかこういう形でも賞をいただけるんだっていうのは本当に良かったですね。これは嬉しかったですね。
エンディングと次回予告
というわけで、もうすでにスケスケ展のスケスケの話が明けすけに伺ってすごい面白いんですけれども、今回はこの辺にしておいて、次回は今開催中のスケスケ展2について、ちょっとより深くお話を伺えたらなと思います。
というわけで今回はこの辺で終わりたいと思います。ありがとうございました。
ありがとうございました。
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