その前にお知らせです。
川上牧場ノートというですね、ブログとか記事を書いたりするアプリでメンバーシップを行っております。
こちらのメンバーシップ、川上牧場を継続的に応援したい。
川上牧場と何か新しいことをやってみたいという方、ぜひ入ってみていただけたらと思います。
他にも川上牧場とオンラインで繋いで牧場体験をやったり、実際に川上牧場に来て牧場体験をすることもできる、そんなメンバーシップとなっております。
このメンバーシップのプランの中にですね、ラグノー業界向けのプラン、名付けてファームエコーというプランを作りました。
ラグノー業界にある問題、悩み、課題をですね、AIと川上がタッグを組んで解決していきますというそんなプランになっております。
ヒアリングシートにですね、記入していただくだけであっという間に答えてきますので、ラグノー業界で働く従業員の方、研修生の方、営業マンの方、あとは経営者の方、あと学生さんもですね、はい、どしどし送っていただけたらと思います。
はい、現在無料モニター募集で無料でできますのでね、ぜひ試してみてください。よろしくお願いします。
あとインスタグラムの方でやっております、ハッシュタグ未来の牛乳と称しまして、皆さんのこんな牛乳あったらいいな、こんな牛製品食べてみたいなというものをですね、AIアートを使ってNFTにして販売しております。
こちらのNFTの売り上げは川上が子ども食堂、牛乳を支援したりだとか、小中高の食育活動に参加した際の活動費に当てさせていただこうと思っておりますので、ぜひこちらもチェックしてみてください。
皆さんのご支援が子どもたちの未来の牛乳を作っていくというそんな特別なNFTとなっておりますので、ぜひこちらよろしくお願いします。
ということで、今日も皆さんと一緒に牛乳で乾杯していきます。乾杯!いただきます。
痩み上がり後の牛乳、しみるー!うまい!
今日も牛乳飲んでいただいてありがとうございます。
鼻水や喉の痛みはまだあるんですけど、元気はもう元気ですから完璧にやっていきましょう。
昨日休んだんで、しっかり溜まった仕事を片付けていこうと思います。よろしくお願いします。
では、今日も皆さんからの質問に答えるお便りのコーナーをやっていこうかなと思います。
各SNSや音声配信に来た質問、コメントをお答えするコーナーとなっております。
今日の質問はスプーンの方から来ております。スプーンネームみずみずしーさんからの質問です。
質問です。牛の性格によって生産性が変わったりすることはありえますか?という質問が来ております。
ありがとうございます。
そうですね、牛もですね、やっぱり一頭一頭個性がありましてね。
穏やかな牛さん、ぼーっとしている牛さん、人懐っこい牛さんもいたりとか、やっぱり神経質でね、もうビクビクおどおどしているような牛さんもいたりとかしますけれども、
ここらへんもですね、品種改良とかね、日々されていて、人が飼いやすい、扱いやすい牛が品種改良されているところもあって、
ここからは現場の観点で、川上牧場で見てみると、
性格差の影響は明確で、落ち着いている牛は作牛がスムーズ、
採食が安定し、分娩後の回復も早いことが多い。
群の中で無理なく行動しているということ。
結果として乳量も安定するし、人も扱いやすいですよね。こっちの方がね。
神経質な牛は作牛の時に暴れたりとか、人の動きに敏感、あと音にも敏感ですね。
あとは作牛中に体を緊張させるアリアルですね。
群の中で餌場に近づき、うちはそんなつなぎ牛舎なので、餌が食べれないみたいなことはないですけども、
勧入とかね、あとは牛の群の移動とかした時に場所が変わったりするとものすごい吠えていたりとかしたり、そういうやつがいますね。
こういうのは結果として乳量の変動が大きいということになります。
これは性格のせいというよりも、性格によって日常的なストレスの負荷量が違うからと説明できます。
ではこういう性格は変えられるのかというところに入っていきます。
完全に変えることは難しいですが、扱いやすさは改善できることが科学的にわかっています。
改善に有効なのは以下の3つです。
予測可能な扱い。
予測可能な扱い。
牛は次はどうなるが最大のストレスなので、動線や声かけを一定にするだけで落ち着きます。
あとは低ストレスハンドリング。
これはテンプル・グランディン博士の研究でも明確で、
追い立てず、驚かせず、自然な動きを使うということですね。
なんか大きい声でワーワーって言って押したりとかですね、棒で叩いたりとかそういうことをするよりも、
牛に合わせて動かした方が早く動いてくれるストレスも低いですよということですね。
あとは子牛の時の人との接触です。
強いストレスがない接し方をすると、
大人になった時の気質が穏やかになりやすいという結果が出ています。
つまり性格・気質は完全には変えられないですが、
扱いやしさは改善できるというのが正確な表現ですということで。
まとめますと、性格は確実に生産に影響します。
今日の内容を整理すると、牛には明確に性格・気質があります。
気質は遺伝・公式の経験・環境で形成され、気質はストレス反応に直結します。
ストレスはオキシトシン分泌を抑制し、その結果、採食量・作乳量・半数量に影響すると。
生産性は性格の違いで変わるのは確実で、扱いやしさは環境・接し方で改善が可能ですということになります。
これを科学的にも現場的にも確実と言えるポイントだけをまとめた内容ですということで。
はい、今日の質問、牛の性格で生産性は変わるの?という質問にお答えしました。
こういう科学×現場の話は、牛を知る上でとても大事な視点ですし、聞いてくれている皆さんにも楽しんでもらえるテーマだと思います。
また深掘りしてほしい動物行動のテーマがあれば、コメントで教えてくださいということで、まとめられたものを読んでいきましたけれども。
はい、今日はみずみずCさんからの質問にお答えしてきました。
ありがとうございます。
はい、今この奇実ね、すごい注目されているところがありまして、あの作牛ロボットがね、やっぱり世界的にも日本でも増えてきております。
作牛ロボットに入る牛っていうのは、やっぱり好奇心が多い牛、あの高い牛ですね。
あとは大人しい牛だったりするので、そういう牛の方が生産性が高く、作牛ロボットに入る回数が多くなるので、生産性が多くなるみたいなことがあって。
で、遺伝改良にもですね、この奇実というものが入ってきて、品種改良で改良することができるということになりますね。
はい、でこれなぁの甲子の時にあんまりね、かわいいかわいいしてしまうと、大きい時にもですね、その影響が残って人気じゃれちゃったりとかね。
あと発情の時に人間に恐怖心がないんで、人間に乗りかかってきたりとか向かってきたりとか、そういうこともあるので。
まあ可愛がればいいっていう、一概に可愛がればいいというわけではなくて、扱いやすい牛を作るっていう感じですかね。
川上牧場で例えると何でしょうかね、あの子牛の時にミルク欲しがるじゃないですか。
あの時に鼻をね、鼻先に握り拳をこう向けるとですね、あのペロペロペロペロ舐めるようになるじゃないですか。
はい、で舐めるようになるんですよね。舐めるようになってそれをずっとやっていくと大人になっても舐めるようになるんで。
それで大人になっても握り拳を鼻先に持っていくだけで、あの薬のボトルとかをねペロッと舐めてくれてそのまま飲んでくれるみたいな。
あの投薬がしやすくなるという、蛍光投薬がしやすくなるみたいなやり方があったりします。
あとは子牛の時にね、あの親牛になった時の餌を給与しておくとですね、ルーメンの微生物が大人になった時の牛の餌を覚えてくれているので、餌の変更がスムーズだったりとか。
これが自家育成でやっているところのメリットになりますかね。
こんな風に大人になった時の扱いやすさを意識した子牛の管理みたいなのをするとちょっと変わったりするかもしれないので、ぜひ現場の方はね活用してみていただけたらと思います。
はい、ということで今日はこんな感じで終わっていこうかなと思いますけども。
コメント欄戻ってきます。ありがとうございます。
だからいつもグーなんです。そういう感じはグータッチね。
コンディションいい時はグータッチ。そんなこともないかな。
上下関係つけぬってるのかと思ってました。
でも僕は牛は人間の言うこと聞くのが精査性が高いと思っているので、人間扱いやすいですね。
扱いやすい牛の方が精査性が高いと思っているので、そういう風に牛になるように一応飼ってはいりますね。