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2024-05-01 09:39

第746回 映画「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」

映画「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」がNHK BSP4Kで放映されましたので、多少ネタバレありでお話させていただきました。

5月には新作ドラマが放映されるので、非常に楽しみです!


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みなさんこんにちは、おーばです。今回は、映画「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」、こちらについてお話してみたいと思います。
ジョジョの奇妙な冒険第4部に登場した人気キャラクター岸辺露伴。 彼を主人公にしたスピンオフの
岸辺露伴は動かない。 これをベースにしましたNHKのドラマシリーズ。
2020年から放送が始まりまして、 現在までに8話まで放送済みですね。
そして今年5月10日に第9話が放送予定なんですけれども、 それに先立ちまして
2023年5月に公開されました映画 「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」、
こちらが先日NHKのBSプレミアム4Kで放送されましたので、 録画して今日見ました。
このドラマシリーズですね、見た方も多いと思いますし、 Amazonプライムビデオで見放題配信もしてますので、
見やすい環境になってますけれども、非常に漫画作品の実写ドラマ化としては レベルが高く成功していると思います。
まあ以前ですね、ジョジョの奇妙な冒険第4部は 実写映画版が制作されまして、タイトルに第一章とついたものの第二章を制作されることはなく、
この映画はね、自分も映画館で見て正直うーんというレベルだったんですけれども、 ドラマシリーズの岸辺露伴は動かない。
映画に比べればね、当然予算的には少ないんですけれども、
キャラクター造形、ストーリー展開、 演出、そして絵作り、どれをとってもですね、非常にレベルが高く、
単純にその漫画の実写ドラマ化という枠を超えて、 ドラマとして非常に高いレベルで成立してまして、
もう第一話を見た瞬間から自分どっぷりハマって、 ずっと見てきているわけなんですけれども、
今回のこの劇場版、ルーブルへ行く、 同じくNHKのスタッフによって制作されて、
フランスルーブル美術館でのロケも行われたということで評判になりましたけれども、
まあ見た感想としてはですね、 ドラマシリーズを楽しんでいる方はもう間違いなくこの映画版も楽しめると思います。
基本的にはドラマシリーズの延長でもありますし、 とはいえ、じゃあドラマシリーズを見てないとわからないかというと、まあそうでもない。
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というかもともとレギュラーキャラクター自体がもうほぼ2人しかいないからですね、このドラマ。 そしてあと岸辺露伴の特殊能力、
ヘブンズドア、この設定さえ知っておけば、 あとはまあ大した問題にはならない、そういった作りになってますのでですね。
そして今回のこの映画ルーブルへ行く、 興行収入が約13億円ということを聞きましたけれども、
まあ邦画としては成功をしている部類になりますよね。 で、上映時間がほぼ2時間、119分。
個人的に見た感想で言えばですね、 すみませんこの先若干のネタバレあると思いますんで、もし見てない方はもうここで止めて、
この映画、アマプラで配信されてますので、 先にそちらを見ていただきたいんですが、
ドラマシリーズの方の出来が良すぎるために、 この映画版ちょっと割刳ったところがあるんじゃないかと。
良くも悪くもですね、ドラマシリーズの枠を超えきらないところが出てしまったと。
それだけドラマシリーズの方の完成度が高いんですけれども、 映画ということであっても劇場の大きなスクリーンでこそ映えるシーンというのが、
ルーブル美術館パリでロケしたそこの部分ぐらいしかないんですね。 で、それ以外のシーンは良くも悪くもドラマシリーズの枠を超えてない。
だからテレビの画面で見ても、まあ言い方悪いですけれども、 テレビドラマスペシャルという枠でくくってしまっても、さほど違和感がないスクリーンになっている。
だからそこはちょっと残念だなぁと。 まあこれね、他のいろんなテレビドラマシリーズ、劇場版に同じキャストで移行してというパターンが非常に多いんですけれども、
まあそういった問題がよくあるというふうには聞きますけれども、 今回のこの岸辺露伴は生地ドラマの方のレベルが高すぎて、
映画版が映画としての価値がどこまであるかというところにちょっと微妙なものを感じてしまいました。
問題ではないんですけれども、ルーブルへ行くとタイトルにバーンと出している割に、
ルーブル美術館とかのいわゆるフランスでの現地ロケのシーンが非常に少ないんですね。 これ予算の関係とかね、スケジュールの関係とかいろいろあったと思うんですけれども、
まあ物語が進んでだいぶ経ってようやくルーブル美術館に行って、現物の風景というのはやっぱり素晴らしくて、
とてもとてもセットでね、再現できるものじゃないんですけれども、 そのシーンが終わると、あとは大半ルーブル美術館の地下の倉庫での話になるんですね。
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ここはもうスタジオ内のセットでの撮影になっているんですが、 こちらは長くてですね。
正直2時間の映画の中で本当にフランスで撮ったシーンというのが、 ちょっとしかないんですよ。
ちょっとこれはあまりにタイトルに偽りありとは言いませんけれども、 うーんもうちょっと増やしていいんじゃないかなというところがちょっと引っかかりましたし、
あと大まかですね、シーンの構成としてはいつもテレビドラマでも使われている 岸辺露伴の自宅のパート、それから岸辺露伴の少年時代を描く過去パート、
そしてルーブル美術館のパート、そして大昔のパートと大まか4つのパートに分かれているんですけれども、
この最後に出てくるね、大昔のパートというのが、 これ物語の回答というか最終的な伏線回収という形になっているんですが、
ここの尺が長いじゃないかなと。 しかもですね、ルーブル美術館での事件が終わって、
本来であればエピローグ的に描かれる部分が、 ここでかなりのボリュームが割かれて描かれてしまって、
しかもこれ時代劇になっているんですよね、多分江戸時代ですけれども。 だからタイトルにルーブルとつく割にはルーブルのシーンが少なくて、
ボリューム的に結構時代劇の部分が長くなってしまって、 もちろんね、現代のパートもあって、
なんかそのあたりのシーンの配分というのがちょっといびつかなぁと。 なのでこれ2時間の枠なんですが、
まぁもうちょっとね削って1時間40分ぐらい、あるいは90分ぐらいで、 もっと枝葉を切り落として、
ストレートに物語を語っていけば、 かなりすごい良い作品になったんじゃないかと。
今の劇場公開版でも十分にあの出来はいいし、 まぁアイドルがちょこちょこ出てきて、
あのラブストーリーを展開するとかいうよくある方画とは、 もう全く違う完成度を誇ってますので、
お金払って見に行って損するという問題は全くないんですが、 いや本当にドラマシーズンからずっと見てきた自分からすると、
ちょっともったいないなぁと。 もうちょっとルーブルでのシーン多くして欲しかったし、
いや2時間使うんだったらもうちょっと内容を濃くする。 間延びしているというか、水増ししている感がどうしても見えてしまったんですね。
だから非常に惜しいなと。 見てる間は十分楽しめたけれども、その反面惜しいなぁ。
もうちょっとという思いがどうしてもありました。 まあもしかしたらねこれはもうファンのないものをねだれかもしれませんし、
高橋一世のファンの方とか岸辺ロハンのファンの方はもう100%この映画で ok という方も多いと思いますので、
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まあこれは一映画マニアがうだうだ言ってるだけというふうにお聞き流していただければと思いますけれども、
何にはともあれね、えーと5月にはドラマシリーズの新作が放送されますので、 そちらもね楽しみに見ていきたいと思っております。
はい、それだけで今回は映画 岸辺露伴 ルーブルへ行く
こちらの作品についてお話しさせていただきました。 それではまた
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