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2023-08-29 10:09

第684回 アニメ「たまゆら」

今回はHuluで一挙配信が始まったアニメ「たまゆら」についてお話ししました。

広島県竹原市を舞台にした心暖まる作品です。

もっと早く観ておけばよかったと悔いてます・・・

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みなさんこんにちは、大葉です。 今回はアニメ「たまゆら」
こちらの作品についてお話してみたいと思います。 えーとですね、この「たまゆら」という作品、
自分タイトルだけは知ってたんですが、一度も見たこともなく、 内容も全く知らず、頭の片隅にタイトルだけが残っているような状況だったんですけれども、
つい先日Huluから全話一挙配信が始まりまして、 1週間ぐらいで一気見したような感じですね。
この作品ですね、放送形態がちょっと変わってまして、 まず最初にOVA、オリジナルビデオアニメーションということで、
全4話が2010年の11月から12月にかけて発表されました。 その次がテレビシリーズになりまして、
第1期「たまゆらひととせ」というシリーズが、 2011年の10月から12月、全12話。
そして第2期「たまゆらムアグレッシブ」というシリーズが、 2013年7月から9月にかけて全12話が放映されております。
そして完結編がですね、「たまゆら卒業写真」という、 1話あたりだいたい50分から1時間弱の全4話構成なんですが、
一部の劇場で上映されたんですけど、OVAですね。 こちらが2015年の4月から2016年の4月にかけて全4話という形で、
これでシリーズとしては完結しています。 なのでもう完結してから7年ぐらい経ってますよね。
結構前になりますか。 そしてこの作品ですね、舞台は広島県の竹原市。
ここを舞台として、写真好きの女子高校生である 澤渡風という女の子が主人公なんですが、この子を中心にその友達、家族、
先輩、後輩、いろんな人たちと触れ合いながら、 そして年が離れた
大人の友人、知り合いと言いますか、そういう人たちに導かれながら 自分の進むべき道を探していくというストーリーですね。
だからある種の成長ストーリー、サクセスストーリー。 いや、サクセスというのもおかしいですね。
最初のOVAとテレビシリーズの第1期が、 この澤渡風と友達の高校1年生を描いて、そしてテレビシリーズ第2期が高校2年生。
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そして最後の卒業写真というシリーズが高校3年生。 そして卒業まで、卒業した少し後まで描いてるんですけれども、
回を追うごとにですね、いろんなキャラクターも増えていきまして、 いわゆるゲストキャラがセミレギュラー的になったりして、
最終的にはかなりキャラクターの数が増えていきましたね。 そして先ほど言いました通り、広島県の竹原市というところを舞台にしてるんですけれども、
ここの描写が非常にいいですね。 自分行ったことないんですけれども、この作品を見たら、いいな、行ってみたいなぁと思いまして。
実はつい先日ですね、NHKの方で、アニメの聖地巡礼的な番組で、 この竹原市が紹介されてまして、
やっぱり実際の風景もいいよなぁと。 これですね、アニメ版であれば当然実写の風景って絵で描き直しておるんですが、
竹原の街がどんなものか知りたいという方はですね、 簡単な方法としては、大林信彦監督、原田友佑主演の
時をかける少女。 これはいわゆる尾道三部作の第2作なんですけれども、
かなりのシーン、実は竹原で撮影されてるんですね。 自分もですね、今回この玉揺らを見終わってから、ちょこちょこっと時をかける少女を見直したんですが、
このシーンって、玉揺らに出てたあそこだよねとか、 あの坂道、あのお寺とか、
アニメの方で見知った風景が、時をかける少女の方で出てきて、おーっと思ってですね、 なかなか面白い経験でした。
というか、時をかける少女好きで昔から何度も見てるんですけれども、 玉揺らの方を見てた時には、なんかうまいこと頭の中でこう、風景が結びつかなかったんですけどね。
時をかける少女、こちらも良い作品なので、機会があれば是非ご覧いただきたいと思います。
先ほど、サワタリ風の成長物語というお話もしましたけれども、 実は物語のスタート地点で、理由ははっきり明記されてないんですが、
彼女の父親はすでに他界してて、 その父親がプロのカメラマンではなかったんですが、カメラが大好きで、
自分の子供たちが生まれる前から、高校生の頃からずっとカメラを持って撮影をし続けてきた。
その影響もあって、この主人公のサワタリ風も、子供の頃はカメラが大好きだったんですが、
父親が亡くなったショックで、しばらくカメラを触ることもできない。 そういう状態だったんですけれども、父親の故郷である
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竹原に戻ってきて、そこでようやく 父が使ってたカメラを自分も手にして撮影を始め、それがきっかけでいろんな人たちと
つながっていくというのが基本的な話の流れになりますね。 そして、このサワタリ風はかなり
最初の頃は引っ込み事案で、人前できちんと喋ることもできず、あわあわしてしまうような感じなんですけれども、
それをフォローする3人の友人がいるんですけれども、彼女たちのキャラがみんな非常に良いですね。
コメディーのシーン、本当に爆笑するようなシーンも結構あるし、 その一方でついうるるっと来るようなシーンもあって、そこのバランス感覚というのも良かったですね。
常にシリアスばかりではなくて、シリアスなシーンと笑えるシーンが交互に入ってきて、その背景に竹原の街並み、あるいはいろんなお祭りとかが描かれていく。
そこの感じがなかなか良い雰囲気でしたね。
なので今回ですね、Huluで全シリーズ一挙配信されたのでまとめてみることができたんですけれども、今までこの作品を見てなかった自分の不明を恥じるばかりでございます。
もっと早く見ておけばよかったなぁと思いました。
まあ今ね、いろんな配信サービス、Hulu、アマプラ、Netflix、いろいろありますけれども、そういったところで新作アニメはもちろんのこと、昔のアニメもひょっこり配信が始まったりして、
そこで初めてこんな作品もあったんだとか、タイトルは知ってたけど全然見たことなかったなぁと。
実は自分そういう本当にアニメが多くて、最近一昔前というか何年か前のアニメを見直すことが非常に多いですね。
昔のアニメといっても、もう初めて見る限りにおいては新作と同じだからですね。
非常に新鮮な目で見ることができるし、もう場合によっては1日3話も4話も見てしまうと。
まあね今ちょっと猛暑で暑いんで家に引っこもることも多いので、なおのことずっと見続けてしまうというね。
もういい歳をして本当にあのアニメオタク真っしぐらの生活で自分の今後の人生大丈夫だろうかと不安にはなりますけれども。
まあまあその不安はさておき、これは強調しておきたいのが、出てくるキャラクター、いろんな個性豊かなキャラクターたちがいます。
あのちょっと見とっつきにくいようなキャラクターもいるんですが、基本的に本当に嫌なキャラクターとか悪人というかそういうのはいません。
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だから見ててストレスが溜まることはないと思います。
今特にねこんな世知辛い世の中ですけれども、この作品は心を癒してくれる、そういう感じの作品になっていると思いますので誰にでもお勧めできる作品じゃないかなと思います。
機会があればね、ぜひこのタマユラご覧いただければと思います。
はい、そういったわけで今回はアニメ、タマユラ、こちらの作品についてお話しさせていただきました。
それではまた。
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