ビジネスの変化と新たな挑戦
第5回目となります。
第6回か、5回。実は1回飛ばしてます。
録音したんですけども、内容を精査したところ、
これは個人名が入ってて出せへんなということで、
ちょっと面白い話ではあったんですけども、
あいにく消させていただきました。
朝から仕事の打ち合わせが続いていたので、
仕事の話でもしようかなというところなんですけど、
いろいろ仕事をやってまして、
本業が金物の卸というところなんですけど、
金物卸という概念がそもそもあんまりないというか、
昔は流通法みたいなので必ず卸刀してくださいよみたいなことがあったんですけど、
それが僕が会社に入ってからしばらくしたらなくなって、
要は間通さなくてもいいですよみたいなのが法律的になくなったところで、
じゃあ自分たちの存在理由って何なんだろうということを考えて、
このままではいけないなみたいなところからいろいろ自分らが得意であるところを生かしながら、
新しいビジネスを始めるみたいなところでいろいろやっているんですけど、
去年、一昨年くらいから始めたのが観光客相手の体験みたいなことで、
工芸体験というのが今人気なんですよね。
昔ほど物が売れなくなっている時代なんで、
物を買って帰るというよりはそこに行った旅行の方が、観光客の方が何かしたという思い出を持って帰るみたいなことで、
工芸体験の導入:金継ぎ
去年一昨年の5月くらいからまず金継体験というのを始めました。
金継体験というか金継教室というのをもう10年前くらいから実はやっていて、
それはずっとうちらは漆の業界の方とかももちろんお付き合いがあるわけで、
漆の職人さんとかの流れというか売り行きというか見ていると、
やっぱり伝統工芸の世界はそうじてなんですけど、厳しくなって右肩下がりだみたいなのをずっと見てきて、
うちらっていうのは部品屋なわけで、
そういう作っていての人が健全というか活躍をしてもらうような土壌がないと部品って売れないんですよね。
漆器というかそういうのを作って貼る方も当然エンドユーザーがそういう文化に触れないと、
プラスチックかウルスかわからへんっていうようなこともよく比較でありますけれども、
やっぱり見てもらえたりする機会、触れてもらう機会がないと間違いもわからなくなってくるというところが結構発端であったんですかね。
で、またまた知り合いの高校の同級生が、
金継ぎ誰かできる人いいんみたいな、実は会社の知り合いが会社の友達が金継ぎをやりたがっているんだけれども、
当時はあんまり金継ぎをしてくれるところはあったんですけど、習うところはなかったんですね。
で、知り合いの漆作家さんに相談すると、やりましょうと。
当時は立ち上げたばっかりの若手の職員さんだったんですけど、知ってもらう機会が増えるならばやりましょうと。
で、利益なんて正直ほぼなかったです。
家賃もペイできるぐらいの、一人で来るときもあればお客さんが全然、入るときは入るんですけれどもそれでも安く出会っていたので、材料費とかも負担でやっていたので、
利益を生むというよりは文化を知ってもらう機会を作ろうみたいなことでずっとやっていて。
で、たまたま去年おととし、5月ぐらい、3月ぐらいに話が来たんですかね。
京都で金継ぎを体験できるところを探しているみたいな相談が来て、
じゃあそこと一緒に企画してやりましょうみたいな話になって、5月にリリースしたんですかね。
で、ちょくちょく観光客、日本人観光客の方が来だして、
で、8月、その年の8月ぐらいにっていうので、初めは全然そんな人数来なかったんですけど、
半年もすれば結構パンパンに埋まるみたいな感じで、観光事業を始めましたと。
で、それは職人さんの工房、ギャラリーで始めたんですけど、
うちもギャラリーを持っていて、そのギャラリーを使って何かできないかというのをちょっと考えたときに、
うちは金属加工というか金物卸なので、金属の職人さんともずっとお付き合いがあって、
そういう技術を知ってもらう機会になればというところがあって、
何がいいかなと思ったんですけど、一般の方がタンスの金具を作ってもしゃあないんで、観光で。
で、持って帰ってもらえるもんで京都っぽいもんで、かつうちに関係のあるもんで、
始めは豆皿を作ったところで、うちは豆皿を作ってきた歴史があるわけではないので関係ないかなと思ったんですけど、
その豆皿とお香という組み合わせで、そのお香たてをうちの金物を使って即席で選んで作れますよというストーリーでどうでしょうかというところでやったんですね。
去年の12月末に立ち上げて、去年で100人ぐらいですかね。
今年入ってもちょくちょくと、やっぱり観光シーズンはちょっとずつ増えていくみたいな感じなんですけど。
来ていただいた方はすこぶる好評というか、職人さんがガチの方なんですよね。
大阪城とか名古屋城とか湯島展示とか伊勢神宮とかそういうところの金具を手掛けられた職人さんで、
その職人さんも文業なので職人さんって、やっぱり一個のものを完成させるってなると、
その道のプロはその道のプロでおられるんですね。
だからここからここまでは金属加工でできるけど、
貯金するのはまた違う方がいてとか、この型を作るのはこの方がいてとかいう人が多いんで、
なかなかやっぱり自分個人で事業を立ち上げてっていうのは難しい場所のこともあり、
なのでそういう文教生で何かできひんかな、文教生であったけども、
その一部の技術を使ったものに触れてもらう機会ができひんかなというところで、
金属加工技術を活かした体験
体験を立ち上げたって感じです。
豆皿はぼちぼちですけど、それなりに形にはなってきて、
ただずっと開けてるわけではなくてリクエストって形で受けてるんで、
どうしても空きが出てしまうと。
その空きの時間というかギャラリーの空きの時間ももったいないよねと思ったんで、
ちょっと別の形で違うアプローチができる作家さんがおられないかなというところを考えたとき、
たまたま染めの職人さんが別件で打ち合わせをしてた中で、
実は帯の職人さんなんですけど、年末で取引先が廃業すると。
3月に別の仕事も止まるみたいな話を聞いて、
体験みたいな形でそれにまつわる仕事を継続できたらなという話になって、
じゃあやりましょうかということで、
ただうちが染めに対しての歴史があるわけでは全くないので、
旅行に来て全然関係ない、関係のない伝統技術と言われてもピンとこないと思うので、
何かしらうちのギャラリーでやる意味を持たせられないかみたいなミーティングをしていて、
そんな打ち合わせでした。
落としどころはいくつか見つかったんですけど、
これから金額面とかテーマとか改めて見直さないと、
なかなか継続してお客さんが見込めるかってなると難しい部分もあるかなと思いつつ、
そんなミーティングを経て新しい事業が立ち上がるのかいなかってところですね。
個人の職人さんとかはバイトしないとやってられへんとか、
生活ができないっていうところまで来ちゃってるので、
そういうところをなんとかしたいなと思うんですけど、
全部が全部なんとかできるわけではないっていうのはありますよね。
転がればいいんですけどね。
とにかく今日の今日なので、今後ちょっとミーティングを重ねて、
なんとかゴールデンウィーク開けて夏までぐらいにはスタートさせたいなと思ってます。
ではでは。