努力や意志の力で自分を変えようとするほど、心身が不自由になっていく。
せっかくの休日なのに休めない、人間関係で同じ緊張を繰り返す。
その原因は、脳が生存戦略として選んでしまう「不合理な固定回路(悪き癖)」にあります 。
あえて特定の制限(型)を用いることで、身体本来の可能性である「身体知」を引き出すためのプログラムです 。
身体心理学、現象学、神経科学を横断した独自理論の構築 ・17年にわたる身体知性の探究と臨床実践 ・対人支援の専門家(カウンセラー・セラピスト・施術家)への理論提供 ・自分をいたわりながら進める、身体の自律性を尊重した学習体系
身体知性を社会実装する場「Somatic Studio (ソマテティックスタジオ)」の運営 ・日常の中で感覚を磨き続ける「メンバープラン」の展開 ・仙台拠点を中心とした実対面での鍼灸治療・身体調整と対話の提供 ・理論を落とし込んだ鍼灸院、スタジオ経営を継続中
学術的な論理整合性と、実際のスタジオ運営という事実を積み重ねている実践者です。 頭の中の物語から自由になり、身体の合理性に沿って生きる。そのための「教養」を、本講座で余すことなくお伝えします。
公式→ @numahari
大沼竜也。鍼灸師で身体理論家。ソマティックスタジオ主宰。 鍼灸師の臨床でのクライアントワークから身体知性の探究へ。 心理学や自己啓発で解決しきれない「内面の不自由さ」を、身体という物理的な事実から紐解くアプローチを提唱。 現在はスタジオを拠点に、オンラインとオフラインの両軸で、人が本来の力を取り戻し、健やかに生きるための基盤づくりをサポートしています。
感想
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今日は呼吸についてのお話をしてみたいと思います。 今日は呼吸についてのお話をしてみたいと思います。
呼吸法に取り組まれている方って、すごく最近増えたような気がするんです。 ここ数年でね。
例えば、強式呼吸、副式呼吸、ゆっくり鼻から吸うといいんだとか、 ベロの形はどこにあるといいんだ、みたいなものが、
割と情報発信たくさんされている中で、 皆さんそれぞれの誤調を解決するために、いろいろ取り組まれているんだと思うんですね。
実際に臨床とかでも、こういう呼吸法とかやってるんだけど、 なかなか調子が上向きにならないんだよねって話は聞いたりとか、
呼吸法自体がこれで合ってるのかわかんないと。 むしろ呼吸を意識しすぎるあまりに、それすらもしんどく感じちゃうっていうこともあったりします。
呼吸法迷子ですよね。
そんな皆さんに、呼吸ってのはこういうことなんだよ。 だからこういうふうにすればいいんだよっていうのを、
ちょっと発想の転換という意味で、 呼吸法を、呼吸を良いものにしたいと思ったならば、
呼吸から一旦外れる、呼吸以外のことをまずやってみるのが、 近道だよっていうお話をしていきたいと思います。
呼吸なんですけど、皆さん、息を吸、吐くっていうふうに 思ってる方は結構多いんじゃないかなと思います。
もちろんそうなんだけど、息を吸、吐くっていうのは、 あくまで自分の意識の問題なんですよね。
僕が吸おうと思えば、息は入ってくるし、 吐こうと思えば、空気は出ていくっていうことになります。
じゃあ、この主観の息を吸、吐くっていう呼吸じゃなくて、
客観的に、物理的な体自体はどういうふうになっているのか というのをちょっと考えてみます。
そう考えると、呼吸運動。 呼吸っていうのが運動の一つです。
この運動は胸隔って言って、肋骨とか胸骨、 胸の真ん中にある骨です。
それから後ろの背骨、胸椎って言って、 背骨の胸の裏側にある背骨ですね。
この3つのパーツが、それぞれ肋骨とかは、 右12本、左12本とかいろいろあったりするんですけど、
それに付随する筋肉とか身体が、 鳥かごみたいな形をなしています。
風船みたいなのをイメージしてみるといいかもしれませんね。
その風船が大きくなったり、小さくなったりすることで、 大きくなれば体積が、容積が増えるので、
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その中に息が入ってくる、空気が入ってくる。
縮まれば空気は外に出てくる、 っていうようなシンプルな仕組みなんですよね。
物理的に見ると、なるほどと。
じゃあ、その胸隔自体の動きに、 呼吸っていうのは依存しているんだな。
呼吸の効果差っていうのは、呼吸の質っていうのは 規定されているんだなっていうふうに捉えることができるわけです。
つまり、肋骨をはじめとしたこの胸隔の動きが良くなれば、 いい呼吸ができるようになるっていうことなんですよね。
じゃあ、その胸隔をどうやって柔らかくするの? っていう話なんですよ。
それを僕らは呼吸法とかを使って、 呼吸を使ってここを何とか伸ばしたり縮めたりっていうことをやったりもするんだけど、
そもそも呼吸が苦手だなとか、ストレスかかった時に息が止まっちゃうとか、
気づいたら息詰まっちゃってるみたいな状況の人に、 じゃあ呼吸法やってみましょうって言っても、
まあ辛いんですよね。 うまくできることなんてないわけです。
どれだけコツだったりとか感覚っていうのをお伝えしても、 自分の体で感じるものがないからピンともこないんですよね。
やらないよりはもちろんマシなんですけど、 どうしても遠回りになってしまったりだとか、
呼吸法取り組む中で、それでも世界回っていきますからね。
毎日の仕事だったり家庭で受けるストレスっていうのが、 どんどんたまたま大きくなっちゃったりすると、
呼吸法自体も嫌になっちゃったりとかするっていうこともあります。
なので、そこで僕が提案したいのが、 さするっていう動きです。
さすり合わせるっていう動きです。 ちょっと実際一緒にやってみましょう。
息を吸う吐くとかは全く意識しないで欲しいんですね、この時は。
もたらたら楽にいるだけでいいです。
多分意識すればするほどぎこちない動きになっちゃうと思うんで。
ということで、まず胸の真ん中のところに手を当ててあげます。
どこでもいいですよ。適当に自分が真ん中だなって思う胸のところに置いてあげます。
そこに手を当てて、これも右左どっちでもいいですからね。
こうやってさすってあげてください。
優しく優しく、よしよしって感じて、 自分が気持ちよく感じるようにさすってあげて欲しいんです。
ここまではいつも言ってるやつですよね。 準備体操みたいなことです。
こうやってさすってあげる。
この時に、はい、さすればいいんですねってやるわけでもなくて、
できるだけ意識をそこに集めてあげたいんですよ。 集中させてあげる。
なので気持ちよくなるように、よしよし、 安心感を胸で感じられるようにさすってあげて欲しいんです。
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そうすると、無意識に安心感を感じるようにさするにはどうすればいいんだっていう風に、
この感覚、胸で感じる感覚とさするための運動の手と、
これがすごいスピードでサイクルを回してくれるんですね。
フィーノマック、こうやってさする。 あんまり気持ちよさ感じない。
もっとするにはどうすればいいんだ。
動きとか、かける圧だとか、スピードっていうのが微妙に変化してアジャストされてきます。
もちろん一丁一石にはいかないんですけどね、ちょっとずつ。
なので成功うまくいってるかどうかっていうよりも、 気持ちよく感じられるようにちょっとずつ胸の方をさすれていけばOKです。
自然と脳機能っていうのはかき変わって、 気持ちよく感じられるようになるし、
気持ち良いさすり方っていうのができるようになってきます。
結果としてここの力も抜けて心身代謝も良くなって、
筋肉にもいっぱい栄養いくようになって、呼吸が深くなってくる。
これだけでは面白いんですけど、もっと強力なのがあります。
今度は胸を手に当てて、手を止めておきます。
今度は胸を手にさすり合わせる。
胸で手をさせてあげるってことです。
どういう風にやるんでしょうか。
胸で手をさす。手は今度は動かしません。
こんな感じ。
自分なりのできる範囲で胸で手をさすってあげる。
そうすると、手の方が気持ちよさを感じるように意識してあげて、 手の力の方も抜けてきます。
こうやって筋肉としたら、胸で手をさすってあげて、手をよしよしするので、
胸で手をよしよしするので、胸の力はどんどん抜けていく。
手の力はどんどん抜けていく。
こうやってさせてあげる。
なかなかこう、どうやるんだろう。
胸で手をさするってどういうことって、多くの方はなると思うんですよ。
つまりそれだけ胸を含めた胸郭って、 普段意識的に動かしてないんですよね。
普段の中では動くことがほとんどないわけです。
動いてないということは、つまり呼吸がしっかりできていない状態ということでもあるんですよね。
なので、こうしたワーク。
胸で手をさするというようなワークを通して、
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なおかつ心地良さを感じるようにやってあげると、
その機能構造に沿った動かし方、さすり方というのができるようになってきます。
じゃあ今度は、手で胸さすった。胸で手をさすった。
今度は両方合わせて、さすり合わせるというのをやってみましょう。
手と胸でさすり合わせ。
手も動かすし、胸も動かす。
手も力が抜けていくし、胸も力が抜けていくよ。
頭の中では気持ちよく、とても気持ちよく唱えてきたり、
タラーというようなオノマトペ。
力が抜けた時のオノマトペというのを呟いてあげる。
そうすることで、頭の中その言葉でいっぱいにしてあげると、意識がそれにくくなります。
今日のご飯何にしようかなーとか、
明日の仕事これやっとかないとなーっていうような、
今ここではなくて、未来の過去の方に行っちゃいがちなその思考を、
自分の今の感覚の方に戻すことができる。
こういうテクニックも使いながら、全体を動かしてさすり合わせていく。
これも胸の上側、真ん中側、
左側、左上側、左下側、
右の上側、右の下側、
というような感じで、それぞれ区分けしてやってあげると、
例えばそれぞれ10秒ずつでも、今ので1分くらいできることになりますよね。
こうやって、自分が退屈しないように、
どうやったら続けられるかなというところで言ってあげると、
実際に触ったり意識を向けて感じ取っていくっていう経験を通して、
脳の機能っていうのは書き換わっていくんですよね。
つまり、肋骨を動かすってこういうことかっていうのを、
動かせば動かすほど、実際に刺激が入れば入るほど、
脳のここに対応する部位っていうのが発火してきます。
今まで使ってなかった分がパッパッパって動くようになって働いてきてくれる。
そうする、それを繰り返していくことで、
当たり前のように肋骨、胸郭周りっていうのが動き出してくれるわけです。
動き出せば、自然と呼吸運動の時にも膨らんだり縮んだりっていう動きが
スムーズにできるようになっているわけです。
こうやって呼吸から一旦離れて、
この肋骨胸郭の動きに目を向けて動かしてあげる。
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なおかつ心地よく感じるように。
そうすることで、あなたの呼吸っていうのはどんどん深くなってきて、
自然とおのずと心地よさっていうものが、
正しい体の動き、呼吸運動に導いていってくれます。
ぜひ、呼吸迷子になっちゃってるかもっていう方には、
これを試してみていただきたいなと思います。
それではまたお会いしましょう。ぜひやってみてくださいね。
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