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「やりたいことが見つからない」は、心の問題じゃなかった ──ギブソンのアフォーダンスと、身体が灯す可能性の話
2026-02-19 30:54

「やりたいことが見つからない」は、心の問題じゃなかった ──ギブソンのアフォーダンスと、身体が灯す可能性の話

「やりたいことが見つからない」は、心の問題じゃなかった ──ギブソンのアフォーダンスと、身体が灯す可能性の話


施術のあとに「帰り道、いつもの駅前なのに景色が違って見えました」と言われることがあります。街は何も変わっていないのに。


変わったのは、その人の身体でした。


知覚心理学者ギブソンは、環境には「行為の可能性」が満ちていると言いました。彼はそれをアフォーダンスと名づけた。でも同じ環境でも、身体の状態によって見える可能性はまるで違う。


「やりたいことが見つからない」は、意志が弱いからでも、自己分析が足りないからでもないかもしれません。身体が、世界からの誘いかけに気づける状態にないだけかもしれない。


今回は、ギブソンのアフォーダンスという概念を手がかりに、「同じ環境なのに世界が変わって見える」のメカニズムを身体の側からほどいていきます。


▼ 話していること

・ギブソンが知覚心理学の常識をどう壊したか

・アフォーダンスとは何か──椅子と象と幼稚園児の話

・炎の比喩──環境という燃料と、身体という酸素

・「やりたいことがわからない」の身体的な正体

・なぜ身体が開くと「良い方向」に火がつくのか

・人間関係もアフォーダンスである


▼ 参考

J.J.ギブソン『生態学的視覚論』

ブログ「身体知の書庫」第9回


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