「ChatGPTに聞いたんですけど、私はHSPだって言われました」
そう話してくれたクライアントがいた。自分を表す言葉が見つかって、つかみどころが出てきた気がした。私だけじゃない。他にも同じ人がいる。
安堵し、対策も講じていた。でも肩は硬いまま、呼吸は浅いまま。
ラコフとジョンソンは「意味は身体から生まれる」と言った。ハーナッドは「記号は身体に接地しなければ意味を持たない」と言った。
LLMは身体なき記号を精巧に生成する。「理由」はいくらでも供給される。でもそのどれだけの「理由」を得ても、身体の不快は消えない。
「腑に落ちる」──内臓に降りてくる。「把握する」──手でつかむ。言語そのものが、「わかる」とは身体を経由する経験であることを記憶している。
私たちの記号は、身体に接地しているか。自分が使っている言葉は、身体を通過しているか。
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