1. 神田大介の経験
  2. りりちゃん その4
2024-05-23 10:10

りりちゃん その4

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記事によるとですね、りりちゃんはその後半の中で誰かに必要とされたかったんだというふうに言ってるんですよ、この動機についてですね。
誰かに必要とされたいっていう言葉は、シンプルに考えるとホストに必要とされたかったと。
ホストはお金を持っていけば自分の方を振り向いてくれると。
特別なシャンパンを入れればですね、特別なコールができてですね、入ってですね、よいちょーとか言えるわけですね。
なんでまあそれはそのホストには必要とされると。
今月ナンバーワンになるためにはあと何万売上げが必要なんだって頼られる。
必要とされるということなんでしょうけど。
まあおそらく記事にそうやって書いてあったわけじゃなくて、私の解釈ですけど、この必要とされたいの中にはマニュアル作りも入ってるんでしょうね。
つまり自分と同じような境遇にいる女性、若い女性に対してですね、こういうふうにやれば生き残っていけるんだよっていうのを示すことによって必要とされたかったと。
実際にこのマニュアルは売れてるみたいですね。
というのもこのマニュアルを参考にして同じような頂き行為、要するに詐欺ですね。
恋愛詐欺をし、その手口を使った別の女性が逮捕されるところからこの問題を発覚していくわけですよ。
最初はリリちゃんは別に知られてなかったんですよね。
だけどリリちゃんのマニュアルを読んで犯行を犯しましたっていう女性が当局に捕まり、そのマニュアルの存在が当局内で明るみに出ることによってリリちゃん自身が逮捕されるという順番なんですね。
なんともね、業が深いじゃないですか。
たぶんリリちゃん自身は本気でホストにハマっている人であったり、いろいろな意味でお金に困っていたりお金が欲しいと思っている若い女性に対してパパ活とか風俗とかをやらなくてもこういうふうにお金が稼げるんだということを広めたかったっぽいですよね。
つまり誰かに必要とされたかったっていう犯罪だけどな。
どこまでもそれをやってることが犯罪であるっていう意識は希薄な感じをそのマニュアルから受けますけれども、あるいは別にそんな必要はくらぐらいの感じかな。
取ってやってもいいんだっていうね。
確かに誰かを殺しているとか、紐で縛っているみたいな暴力は振るっていないし、それからこのマニュアルの中に出てくるんですけれども、
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いただいたお辞ですね。男性から心配をするラインっていうのはね、その後も届き続けると。
いただきに終わりはないみたいなことを書いてあるんですけれども、一連の行為っていうのはここで終わりだっていうふうに別れを告げるってことはないっていうわけですよ。
自然消滅をしていくっていうのはあるんだけれども、こちらからさよならっていうふうに切り出すってことはないっていうね。
意味では男性にとっては振られるっていうショックってのもないっていうことを言ってるんでしょうけれども。
まあね、ともかくそういう関係性なので、だから私はこの4年間殺されもしないし訴えられたこともありません。
っていうふうにすごい自信満々で書いてあるんですよね。
実際にそうなんですよね。
さっきも言った通り、別の女性が発覚したから。
しかもその別の女性がなんで発覚したかっていうと、連絡が取れなくなった男性から警察に何々っていう女の子がいなくなったんだけど心配だっていうことで捜索願いに出されて、そっから発覚したっていうことがそうなんですよ。
何これっていうね。
何かに完全犯罪なんてことはないんですけれども、相当洗練されたタイプの犯罪であるっていうのは認めざるを得ないんじゃないかなっていうふうには私は思いますよ。
実際に多分こんなマニュアル作んなかったらリリちゃんは未だに逮捕されてなかった可能性が高いんじゃないでしょうかね。
自分の中だけに留めてね。
だけど留められなかったですね。こんなの作るの大変だったと思いますし、1万2万とかって全然ペイしない金額だと思うんですけれども、欠かざるを得なかったんだな。表現という形にせざるを得なかった。
ゴーッとしか言いようがない。
承認欲求とも違うと思います。
承認欲求であればお金をたくさんつぎ込んだっていうことをSNSに投稿すればいいんですよ。そんなのザラに見ますからね。
多分これを聞いてる皆さんのところには出てこないと思いますけれども、一定のキーワードで検索すればバンバン出てきますよ。
TwitterでもInstagramでもTikTokでもYouTubeでもバンバン出てきます。
その承認欲求を乱すっていうことじゃないんだろうな。本当に仲間というか自分の後輩を作りたかったんですよね。
やっぱり新聞記事を読みますと、子供の頃にはDVを父親から振るわれたりとか大変な思いをして、
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20歳の時に携帯電話ショップで働いてるっていうから大学にも行ってないんじゃないかなと思われますね。
大変な人生の中で、書いてありますよ。
小中学校では同級生にアトピーのことをからかわれた。けれども助けてくれる大人はいなかった。
先生も含めてってことでしょうね。中学生の頃からネットで大人の男の人と知り合いホテルに行くようになった。
当時からもう売春してるってことですね。心を許せる友人もいなかった。
父親からライターを肌に当てられたり、紙を引きずられたり、包丁をつけられたりした。怖かった。
母親は包丁は見えないところに隠しなさいなどというだけで父親を止めるっていうこともなかったという追い立ちのようですよね。
後半から出ている話だとね。
だからといってね、あの人を騙して何千万円も奪っていってことはもちろんならないんですけれども。
これだけ言語化抽象化能力のある人だったら、夜言語学ラジオで言ってましたけれども、世の中にはビジュアル進化という人がいて、物事を映像で捉えて考えるという人たちが、今の世の中では不遇な扱いを受けている場合が見られると。
要はですね、試験問題というのは全部言語なんですよね。テキスト。絵で芸大とか知りませんけど、絵で出題されるってことはないですもんね。全部文章で出題されますもんね。あるいは文章を書けっていう問題とかね。
世の東西を問いません。つまり言語化がうまい人、抽象化がうまい人が勉強ができる、頭がいいとされる世の中なんですよね。現代社会というのは。この人リリーちゃん絶対頭いい。受験勉強とか得意だったはず。
だけどおそらくそういう道に進んでない。そこには家庭の事情が関与しているっぽいなと思わざるを得ないですよね。知りませんけど。
それもまたちょっとね、きついなぁと思わせる話ですよね。私はおいたち的にそういうふうに、人たちが周りにいる世界に、そういうふうな世界が広がっているところにいましたので。
中学の同級生の彼もこんな風になっているかも、いたかもしれないなぁみたいなことを想像してしまったりとかね。何か残念ですよね。やった罪はね、罪としてしきっちりと償ってもらわなきゃいけませんけれども。
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これね、やっぱり記事の中にリリーちゃんじゃないんですけれども、さっき言ったリリーちゃんに影響されて金を騙し取っていた女性の後半に、その騙し取られた側の男性が来ていたと。
40代の人みたいですけれども。でね、その人に対して取材をできたみたいで書いてあったのが、後半傍聴して反省していないのではと感じたと。それでももう一度会いたいという自分への行為を示す言葉が嘘か本当か聞きたいと。
嘘に決まってんじゃん。リリーちゃんがマニュアルで書いてたことが、まさに実現しちゃってるんですよね。つらい。つらいですね。
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