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いちです、こんにちは。 このポッドキャスト、YouTubeがこれで16回目になります。
内閣の講義っていうのは15回で一括になるんですが、なのでこのポッドキャスト、YouTubeも15回で一括かなというつもりではいたんですが、
まだまだお話ししたいこと、それからYouTubeでご覧になっている方にはまだまだお見せしたい風景があるので、
もう少しお付き合いいただければと思います。 YouTubeの方のチャンネル登録者数もおかげさまで30名になりまして、
本当にありがとうございます。クラス、一クラス分にはなったかなという気がします。
どうしましょう、このままもし100名とか登録していただいたら、
どうしようかな、エジプト高校学者の河行則先生とかゲストにお呼びしてみましょうかね。
来てくれるかな。そんなことを考えながら、
YouTubeのアップもさせてもらっています。本当登録ありがとうございます。
あとポッドキャストを聞いてくださっている方は、いろんなプラットフォームに配信しているので、
実際どのぐらい聞いていらっしゃる方がおられるのかわからないんですが、本当聞いてくださってありがとうございます。
先ほど大学の講義が15回でお話をさせてもらったんですが、
1回の講義は何分かというと、多くの大学では90分、東京大学だと105分ですかね。
それから以前非常勤させてもらってた大学だと80分だったんですが、
大体90分ですよね。なんで90分なのかというのがよくわかってないんですよ。
なんか惰性で決まっているというか、理由がね。もちろん法律が文部省の
文科省の通達なんかには出てくるんですけども、それがなぜその数字に決まったのかというとはっきりしないんですね。
もともとは大学の講義っていうのは2時間あったそうなんですね。
それがちょっとずつ短くなっていって1時間半になったんじゃないかという説が、僕が調べた中では有力でした。
1時間半、試写購入したら2時間だから2時間やったよということなんですかね。
1時間授業を受けて、それで15回通しでやって、試験を受けて合格すると1時間で1単位。
だから大学の授業というのは1.5時間90分ですけども、試写購入して2時間分ということで単位は2単位ずつ出るということになっているようです。
他にも家庭学習の時間を含めて、要修復習の時間を含めて2単位だということを唱えられる方も大勢いらっしゃいますが、
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もともとはその2時間だったから2単位なんじゃないかなというふうな気はしています。
なので90分を2時間というのはさすがに丸めすぎな気がするんですが、
アカデミックアワーという考え方があって、アカデミックアワーを45分とすると2アカデミックアワーズですね。
2時間やったということにはなるというので、時間の方、時計の方を短縮して2時間やっていることにしているという解釈も成り立つことは成り立つので、
それで2単位なのかなと、まあ単位なんかどうでもいいんでしょうけども、そういう考え方もあるということですね。
じゃあその今の1時間という単位、
1日を、現在の定義では1日を24で割ってますね。
1日が何かっていうのもこれは非常に深い話なんですが、これはまた後日別の動画で別のポッドキャストで撮らせてもらおうと思っているんですが、
人間が感じる1日ですね。1日を24で割っている。なぜ24で割るのか。
これはやはり古代エジプトに遡るわけですね。もう少し遡るんじゃないか。古代バビロニアまで遡るんじゃないか。
そのバビロニアの発明がエジプトに伝えられたんじゃないかという説もありまして、まあおそらくその通りだとは思うんですが、
いろいろな証拠が非常に初期の証拠が古代エジプトからも見つかっています。
当時ね、時計というものは現在の腕時計のようなものそれから壁掛け時計のようなものはありませんから、時刻を知るってどうしたかっていうと天体の動きですね、太陽の動き、星の動き、月の動きになります。
まず1日を昼と夜に分けたというのは容易に想像がつくと思います。
というのは昼の時刻を知るのには太陽を使わないといけないけれども、夜の時刻を知るには太陽が使えないですね。
逆に夜の時刻を知るには星を使わなければならないけれども、昼の時刻を知るには星が使えないということから昼と夜を分けた。
これは例えばヨーロッパの挨拶、エジプトもそうなんですけれども、昼と夜で挨拶を分けるという習慣にも残っているんじゃないかなと思います。
日本でもそうですかね、こんにちは、こんばんはですかね、そんな感じで昼と夜に分けていた。
昼をさらに細かく分割するにはどうしたかというと、古代エジプト人たちは12に分けていたんですね。
これは古代エジプト人たちが使っていた日時計が12に区切られていることからもわかっています。
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なぜ12なのか、彼らは12針数、彼ら彼女らは12針数を使っていたということがここからもわかるんですが、なぜ12なのか。
1ダースの12ですよね。なぜ12なのか。
我々の指が10本なので10針数というふうに考えがち。10針数が便利だと考えがちなんですが、実は12針数の方が便利だということもたくさんあります。
よく言われるのがパンですね。実際パンを分けたかどうかわからないですが、パンを分けるのに2人で分けるのは10針数だと10個あれば5個ずつで分けられる。
12針数だと6個ずつで分けられる。ところが3人集まった時に何個ずつですか、10針数だと3、3、3で分けると1個余ってケンカになる。
12針数だと4、4、4で3人平等に分けられる。4人集まった時12個、パンが12個であれば3、3、3、3でまたきれいに分けられる。
10針数だとそういうふうに分けられません。というわけで4人集まる場合まで、2人の場合、3人の場合、4人の場合まで分けられるというのは
圧倒的に12針数の方が便利なので12針数が採用されたんじゃないか、12針数が浸透していたんじゃないかというような考え方があります。
これはすごく自然な考え方で、指が10本だから10針数が便利なんじゃないかというのも実は東洋的な考え方で、
学生の頃バングラディッシュ出身の親友がいたんですけども、知り合って最初の時に、お前女と今まで何人付き合ったって聞かれて、
5本の指に入るなんて言ったら、あ、そうか20人かって言われて、指5本だから5だと我が国では片手で20まで数えられるという指の関節で数えていくんですね。
なので指が5本だから両手で10針数という考え方はアジアの数え方で、インドなんかでは両手で40まで数えるとか、
それから体の部位を使って全身で数えるという方法もありますから、必ずしも10針数が自然だとは言い切れないということも覚えておいてもらえるといいのかなぁとは思います。
今日は12針数と時計の関係について、ほんのさわりの部分をお話をさせていただきました。
また今後しばらく時刻と数字についてこだわってお話をしてみようかなと今は思っています。
それではまた次回のポッドキャスト動画でお会いできればと思います。ありがとうございました。