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2022-06-02 12:40

#94 社会的責任とスピードは反比例

雑談・ビジネス編

■出演
亀山 敬司(DMM.com 会長)
長谷川 文二郎(42 Tokyo事務局長)

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はい、どうもDMM.comの亀山です。
Fortitude Tokyoの文条です。よろしくお願いします。
今回はですね、会社が大きくなるとなるほどスピードが落ちるという問題ですね。
なるほど、会社が大きくなればなるほどスピードが落ちる。
まあ、よく言って、だんだん身柄じゃなくなって、動きが鈍くなる。
これはゾウとネズミみたいな話じゃないけどね。
やっぱり一人でやってるときは全部自分でやればいいからさ。文条も仕事を一人でやるのと部下にするのとちょっと違うだろ、時間が。
まあ、そうですね。説明しなきゃいけなかったりとか、あとは自分の思っているスピードじゃなく進んだりとかね。
いろいろ戻っちゃったりとか、いろいろあります。確かに。
5人くらい今いるんだっけ?今審査所に。
5人とかやってもまず5番にはならないし、やってほしいことも説明から入るから。
違ったらまた戻したりとか、やり直しとか。
これなら自分でやったほうが早いわ、みたいになることもあるじゃん。
そうですね。
これ自体はどうしてもそれがうまく伝わるかどうかっていうのは結構大きい問題だし、
それ以上にやっぱり思ったらパッとすぐやるみたいなことに関して、
うちはでも単車に比べたらまだあるかなと思ってるもんな、スピードはね。
一日でやったことが1週間かかるとかね。
そうするとこの開発が、このまますぐできるだろうと思うのが1年かかりますみたいになったりとかね。
いろんなことがあるわけですよ。
それはどうしても大きくなったりとかするし、
やっぱり自分のスピードに関しては、
なるほどね。失うものがなければ、あんまりリスクとか考えずに、
確かにキャンペーンを張っていけばいいですもんね。
それに対して、やっぱり、
自分のスピードに関しては、
やっぱり、
自分のスピードに関しては、
自分のスピードに関しては、
自分のスピードに関しては、
大きくなった会社だと、
看板も背負ってるから、
外に出すときは結構一言一句直したりとかね。
いろんな文脈でチェックしたり、確かに必要ですよね。
多分やっぱりオンラインシステムでも良くなる。
前この間銀行のシステムと止まって大問題になってたりとかしたけどね。
ある程度、
自分のスピードに関しては、
自分のスピードに関しては、
自分のスピードに関しては、
ああいうのになると、
何回も何回もチェックして止まらないようにとかやるわけよ。
そしたら、やっぱり通常のスタートアップが作るのも10倍かかるよね、時間。
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万が一でも止めちゃいけないみたいな。
止まりましたってヘペローじゃいかないですもんね。
止まったりするんだけどね、これはね。
皮肉にもね、大変ですよ、本当に。
俺なんかも昔はシステムっていうのは
同じもんで何人これが一緒だろうとか思ってたりしたんだよ。
でもやっぱり1万円に使ってるのと100万円に使ってる仕組みってやっぱり
やっぱり違うみたいなんだよね、やっぱりエリア的にも。
技術的にもね。
何か壊れても色んな仕組み変わってると、
直すのも一言ってね。
だからやっぱり大きい会社の大きいシステムと小さい会社の小さいシステムは
やっぱり違ってはくるのはあるよね。
それでいうとね、昔のとうちなんかひどいもんでさ、
DMの当初の話で言えば、
うちなんか昔、動画の配信サービスから始めたわけよ。
20年くらい前か、20年以上前か。
当時はリアルプレイって小さい画像で
動画を一応見れるようにしてたわけよ。
月額サービスみたいな感じだったよね。
月2千円くらいでサービス始めたりとかしてたんだけど、
何が苦労したかって、動画のことはなんとかなったんだけど、
課金が大変なわけやねん。
今なら普通にクレジットカード入れたら
Netflixも見れるとかあるじゃないか。
仕組みっていうのは20年前だと結構大変な、
どうしてもうちなんか石川県だからさ、
なんちゃってエンジニアしかいないわけよ。
地方のヤッキーたちが勉強して作ってるような感じだからさ。
それはどうやったんですか、実際は。
さすがにこれは無理だなってことで、
外注とかだと思って大手の会社とか行ったわけよ。
大手の会社でこういうの作ってほしいとか言ったら、
1億はかかりますねとか。
さらに1年は見てもらわないととか。
1億1年どっちもないわみたいな。
時間も金もないと。
金もないし、その1年も待ってたら
そんなの出遅れちゃうじゃない。
間違いない。
考えたのが結局なんちゃって課金っていうので。
なんですかそれ。
課金じゃないですよね、大丈夫ですよ。
カードね、番号入れるじゃない。
10何桁か、13桁くらいだから。
あと月とかなんか入れて、
ポンとバタン押すと即座に見れるのよ。
もう0.1秒で。
おーすごい。
でもなんちゃってってどういうこと?
なんに入れても見れる。
0を13回入れても見れるっていう。
なるほど。
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とりあえず桁数台だけ合わして、
何番号だけ入れて押したらOKみたいな話なんだよね。
それを本来は課金会社に飛ばして、
データと付き合わせて、
あったら戻ってきて課金なんだけど。
そんな組み込みなんかできないから。
それを翌日、とりあえず打った番号は
メール見たらデータがあるわけ、こっちに。
翌日、本屋さんとかにあった
手打ちのカードシステムがあるわけ。
なるほど、ポチポチして。
手で打っているんですね。
それを見ながら手で打つという。
おばちゃん、パートナーさん。
朝はパートナーさんが来て打つわけよ。
じゃあなんか点票みたいなのがバーっと止まって、
ポチポチ押して、何円で決済してくるんですね。
OKって決済できたらそのままにしてほしい。
できなかったら止めるんだよ、その課金。
なるほど。
1日ラグがあるけど、1億と1年を
なんちゃって課金で、すごいですね。
豪快だな。
でも意外とこれがない。
だいたい90%は正しい番号が入ってくる。
いい国、日本ですね。
本当だよね。
誰も知らないから真面目にやらないと見れないと思う。
確かに。今だから言えることですね。
ちなみに今のDMM.comじゃそんなことはないんですよね。
さすがにそれやってたらこんなこと言わないけど。
良かったからね。念のための確認ですけど。
今それやれたらみんな喜んで、
毎日0を13回見れるかって話になる。
すごいな。
でもそれが本当に象とネズミじゃないけど、
今はね、そんなのやったらもうおしまいですけど、
当時だからやれたってことなんですね。
当時はもう、なんであそこあんな早く課金システム、
あんなスピーディーですごいものを作ったんだって言われたぐらい。
謎のテクノロジー企業だと思われますよね。
石川県で急にそんなシステムを作り上げてるのかみたいな。
DMM.comの技術力レベル高いみたいな。早いみたいな。
あっという間に立ち上げたみたいな。
すごいな。
それも含めて、すごく広く見ればエンジニア力ですからね。
いろいろアナログも組み合わせたエンジニア力。
エンジニア力って呼ぶのかわかんないんだけど。
呼んでおきましょう。呼べそうなの。
とにかく、真面目なエンジニアはそんなこと考えないから、
こんだけかかるのは当たり当然なんです。
だなしになるわけよ。
エンジニアじゃない俺が入力しかないみたいな。
当時の代表の松井くんに用意させて、
中学生の時松井くんが、
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もう大変です。会員増えすぎて、
おばちゃんじゃ手に負えません。
入力も悲鳴上げてます。現場のおばちゃんが。
システムも作らなきゃダメです。
じゃあおばちゃん2人にしようって解決という。
すごい。それはすごいな。
確かに。
でもやっぱりそれが、
大きくなってスピードがちょっと落ちてきたようなDMMでも、
一番最初はそれぐらいのスピード感というか、
失うものがないからいろいろできたってところなんですね。
特に映像とかなんて見られたからって減るもんじゃないしさ。
別に。コストかかんないから別に。
見られるのだけじゃん。
確かに確かに。
大抵は真面目に入れるし、そんなことは内部秘密だからさ。
みんな普通に入れてくわけよ。
で、多分間違えてもあれ?なぜか見れちゃったみたいな感じなんじゃない?
見れなくなったらまた新しい番号入れようみたいな。
それで1年か2年やってたから。
すごいな。意外と長いな。
だって開発1年かかるんだもん。
確かに確かに。
内部の奴らが頑張って作り上げても、やっぱり1年以上かかったと思うんだよね。
だから作っておいたんだけど。
作るまで時間も費用もかかってる間は売り上げあげないといけないからっていう。
途中でなんちゃってが本当の課金システムになったっていう話。
いい話ですね。
だからちょっとなんかね、自分もちょっとそれを聞いてあれですね。
もちろんズルとか真っ黒なことやるとかはダメだけど、
ある程度の柔軟性とスピード感みたいなのは結構重要ですね。
そこで1年かかるって言って待ってたら、今のDMMになってないわけかもしれないし。
だから今新規ビジネス立ち上げる時でも、やっぱりそういう発想っていうのはやっぱりあった方がいいんだけど、
どうしてもこれ急いでやるべき案件だよねっていう、旬だからっていう時でも、
やっぱり見積もりとか構成とか結構真面目な話になるんだよね。
そこでその前にこれからやっちゃえよみたいな先に募集かけちゃえとか、
やるんなら準備できて人を集めてってやると半年遅れだよね。
やってますって言ってからとりあえず来た人間をどんどん雇って、
僕できますとやりたいですってやつにやったほうが早いとかね。
そういうのもそれで半年違うわけよ、スタートに。
確かに。
ありがとうございます。
働き方編としてスピード感を持ったりとか、そこら辺はちょっと参考になりました。
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俺ほどやっちゃうならなくてもいいけど、
どうやって早くできるかはちょっと知恵で乗り切るのもね、
技術で乗り切れない時もあるってことよね。
そうですね、スピード感大事で、けども嘘ついたり詐欺したり、
そういうことしちゃダメだと。
そうですよね、迷惑がかからないようにしなきゃいけない。
でも自分たちが被る分に構わないと。
ありがとうございます。
ということで。
ありがとうございました。
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