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2023-06-15 36:15

#372(週末版) 家に帰らない子どもたち「トー横キッズ」の実態(青柳貴哉さん編①)

週末版ではゲストを招いて、脱力系ながらも本質をついた商売論・人生論を展開。NewsPicksではこのPodcastを元にした記事も配信しますので、ぜひそちらもご覧ください。聞き手は野村の代打で、高橋智香が務めます。

■NewsPicks掲載記事:

6/16公開

■ゲスト:

青柳 貴哉(YouTubeチャンネル『アットホームチャンネル』運営)

■MC:

亀山 敬司(DMM.com 会長)

<SNS>

・Twitter:⁠⁠https://twitter.com/kameyama66⁠⁠

・Facebook:⁠⁠https://www.facebook.com/profile.php?id=100005127937437⁠⁠

<掲載メディア>

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・Voicy: ⁠⁠https://voicy.jp/channel/1616⁠⁠

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■サブMC:

高橋 智香

#かめっち #かめっちの部屋


00:03
はい、どうもDMM.comの亀山です。亀っちの部屋ラジオ始まります。
はい、サブMCのたかしです。今週もよろしくお願いいたします。
さて、本日のゲストをお呼びします。
YouTubeチャンネル、アットホームチャンネルを運営される青柳貴哉さんです。よろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。アットホームチャンネルの青柳と申します。よろしくお願いします。
すごい、元気たっぷりですね。
張り切ってやってまいりましたね。
はい、張り切ってぜひ。
気楽にやってください、気楽に。
ありがとうございます。めちゃくちゃ今、肩に力入れてます。
ちょっとこれは脱力系番組ということになっているので、ぜひ。
そうなんですね。ちょっと抜きます。力抜かしていただきます、少し。
ホームレスの人と話しているような感じで、よくやってもらったほうが。
でも、実はホームレスの方とお話しするときも、こんぐらいのテンションでやっていただいてます。
そうなんですよ。
自動運転ですね。
すみません、急にホームレスの方の話になって、皆さんわけわからないところです。
私からまず簡単に、青木さんのご経歴を先に紹介させていただきます。
青木さんは1981年、福岡県生まれ。
お笑いコンビ、ギチとして、2017年まで吉本工業に所属されており、現在はYouTuberとして活動。
ホームレスの方の実態に迫るドキュメント番組、アットホームチャンネルを運営されています。
これまで延べ100名以上のホームレスの方をご取材。
使われたトーク力や構成力をもとに、取材対象者のリアルな懇願を引き出した動画が話題を呼んでおり、
登録者数は開設から約2年で15万人を突破されています。
というわけで今日はYouTuberの青木さんに来ていただきました。
なんで僕がここに呼ばれたかわからない感じなんですけど。
元々芸人で、今はYouTubeをやっておりまして。
アットホームチャンネルを何本か見せてもらったんだけど。
ありがとうございます。
いろんなホームレスがあるんだなって感じだけど、
そもそもどんな感じからこういうチャンネルを始めようと思ったのかな?
なんかそもそも、吉本で芸人やってるときって、
芸人だけじゃもちろん増えないじゃないですか。
本当にいろんなアルバイトをやってたんですよ。
その中でお金持ちの運転手のアルバイトをずっとやってたときに、
たまたまお金持ちを車止めて待機してたときに、
ゴミを漁ってらっしゃるホームレスの方に遭遇して、
そのホームレスの方に車の中にあったチョコレートをあげたんですよ。
そしたらそのホームレスの方にむちゃくちゃキレられて、
03:00
びっくりするくらいキレられて。
単純にそのときってホームレスの方イコールかわいそうみたいな考えが自分の中にあったので、
チョコレートもらったら喜ばれるビジョンしかなかったんですね。
ありがとうのビジョンしかなかったのに、
なんでこの人怒ったんだろうっていうところがすごい僕の中で謎だったんですよ。
っていうので、ずっとホームレスの方のお話聞きたいなと思ってたときに、
世の中がコロナに突入して、そのタイミングですごく時間ができたので、
ちょっとカメラ買ってホームレスの方のお話を聞きに行ってみよう。
まず自分が知りたいなと思ったところが最初のスタートですね。
それでカメラ持っていきなり突撃するような感じで行くようになったの?
いきなり突撃しました。最初は上野公園かなと思って。
もう何もそのとき知識がなかったので、とりあえず上野公園に行って、
一番最初にお会いしたホームレスの方にまずお話を聞かせていただきました。
そうかそうか。いろいろなおじさんのホームレスから、
上野公園とかカブキ町とか、いろんなところであっちこっち走り回ってるみたいだね。
そうなんですよ。
普段ってそれをチャンネルにやるまでホームレスの方って当たり前に風景の中にいるじゃないですか。
自分でもあんまり意識はしてなかったんですけど、
東京都内、自分がこういうチャンネルをやるにあたって、
ホームレスの方を探すというかキャスティングするときに、
本当にこんないろんなところにホームレスとかっていたんだなっていうのは、
すごい驚きましたね。正直。
確かに。上野公園とかジョギングとかよくしてたんだけど、
やっぱりこの公園の木の奥の方とかにブルーシートが結構あったりとかしてね。
あ、そうなんですね。逆にコモザ公園はノーチェックでした。
あ、そうかそうか。今は知らない。
ジョギングしたことは結構あって、
でもこういうところにもホームレス結構いるんだみたいな感じで。
そうなんですよね。
意外と生活の中で、そのアンテナ僕は張ってるから気づくけど、
多分通り過ぎちゃってる休憩の中にホームレスの方っているんですよね。
そうなんですよね。そのことに驚きましたね、まず。
でも確かにいるんだけど、無視してるというか、見えないふりをしてるというか、
逆に子どもたちが面白がっていいことをすると、
そこのお母さんたちが、「近寄っちゃダメです。」みたいな感じになってきましたね。
なんか見ちゃダメとか話しちゃダメとかって、
たぶん風潮が子育てしてらっしゃる親御さんの中にあると思いますよね。
06:03
その中にはきっと危ないとか怖いとか、
何考えてるかわからないみたいなのとかあると思うんですよ。
現にホームレスの方ってすごく、会長見られたことあるかわからないですけど、
ずっと一人で喋ってるような方とかいらっしゃるんですね。
大きい声で誰に喋るでもなく喋ってる方とかがいたりするんですけど、
それもホームレスの方のお話聞くと、
何か先ほど喋ってらっしゃいましたよね、みたいなこととかも声かけたりしたら、
やっぱり自衛のために喋ってたりするんです。
そうやってやることで自分の身を守るというか、
あいつ危ない奴だな、近寄らないようにしようって周りに思わせるために、
わざと一人事を喋ってたりとかホームレスの方されてたりするとか、
なんかそんなのとかもすごい発見でしたね、チャンネルやってて。
そうか。
実際もね、確かにそういうふうに喋ってるとみんな寄らなくなるけど、
俺なんか時々ジョギングが疲れたら誰も近寄らないから、
そのおじちゃんの横に行って話しかけたりしたこともあるんだけど。
どうなんですか?
何してんの?とか言ったら、いやここは俺の庭だな、みたいなね。
小和田公園で、ここは俺の庭だから、俺はもう贅沢なもんよ、みたいな話をしてて。
なるほど、確かにそうですね、みたいな。
すごいですね。
なかなかそこの話しかけるって一歩が、どうやら僕チャンネルやってわかったんですけど、
世の中の方はそこのハードルかなり高いみたいなので。
それが会長、すごいって言うとあれですけど、
なんか皆さん結構そこが。
俺も例えば、今東洋部記事とか歌舞伎町に取材してると思うけど、
昔はあの辺って結構ね、露店舎みたいなのがいたのよ、外国人みたいな。
ひれ引いてアクセサリー売ったりしてた人がね。
俺もそこで1年ぐらい仕事してたりしてたから。
あ、そうなんですね。
まさに40年ぐらい前の話だけどね。
当時から東洋部記事っていうことは言わなかったけど、
駒劇前、駒劇っていうのがあったから、
駒劇前にも酔っ払いとか、売春風とか、
要はお釜の人もいたし、いろんな危ない人がいっぱいうじょうじょいるような場所だったんだけど。
本当にでも全く僕、会長のあれと一緒で、
芸人やってたじゃないですか。
09:00
さっきもいろんなアルバイトをやってたって言いましたけど、
やっぱりかなり生活困窮してたんです、芸人やってるって言って。
一緒に住んでる弟の財布から金を盗みながら暮らしてたりとかしたし。
だからホームレスの方に対して、始める前に僕、
多分世の中の皆さんよりも遠い存在ではなかったっていうのがあったんですよ。
いつ自分がなってもおかしくないというか、
一個自分は隣にいるというか、そういう感覚がすごくあったので、
だからたぶん話しかけるハードルが低かったっていうのもあると思うんですね、僕の中に。
たぶん会長がそうやって企画に話しかけられるので、
たぶんすごく僕と似てるんじゃないかなと思って。
まあそうだね。
当時は地べたに座ってて、みんなが見下ろされる立場にいたから。
で、なんとなくいろんな目で見されるんだけどね。
薬持ってないの?とか聞かれたりとかさ。
はいはいはい。
自由でいいなとかって話をしてるおじさんとかでも、
途中から、いつまでこんなことやってるの?みたいなこと言われたりとかね。
やっぱりなんとなく異世界の人で、やばい人で、
自分たちの下の人みたいなイメージがあるわけだよ、基本的に。
軽蔑したり同情したりみたいな話になるよね、外は。
まあそうなんですかね。
それで言うと、僕は本当に自分がホームレスの活動とか、
そういったところに対して一切軽蔑とかそういったのはなかったんですよ。
不思議と。これはもうなんでないのかなっていうのは自分でも不思議なんですけど。
っていうのはやっぱり、そうやって自分が芸人やってたとかっていうのが関係してるんだろうなって思います。
さっきの話で、チョコレートあげて相手が切れたとか言ってたわけじゃないですか。
はいはいはい。
それはいろいろやってみた中で何か答えは見つかったの?なんで切れたか。
やっぱり今ならなんとなくわかると思うんですけど、
おそらくですけど、結局その方にはその後一度もお会いしてないので、
ちゃんとした答えはわからないですけど、
何人かお話を聞かせていただいて、やっぱりわかるのはおそらくプライド的なことだと思うんですよね。
炊き出しとかあるじゃないですか。ホームレスの方に向けたり生活困窮者に向けての炊き出しとかもあるんですけど、
みんなあれに助けられてるんですけど、あれを使いたくないっていうホームレスの方もいるんですよ。
っていうのは、自分は選んでこんな生活をしてるから、
誰かの施しを受けるのは嫌だって強く思ってるホームレスの方もたくさんいて、
12:01
おそらくそうした思いに対して、
食べ、なんですかね、チョコレートを持ってこられたことに腹が立ったのかなーなんていうのはちょっと思ってますね。
厳密に答えは出ないですけど。
でも俺が思うには、自分の中で軽蔑はしてないって言ったけどさ、
たぶん同情はしたと思うんだよね。
そうだと思います。
でも軽蔑同情ってほとんど一緒でさ、結局は下で見てるってことだよね。
自分よりも下だからって。だからそんなふうに見られるのがちょっと耐えられないっていう。
その辺は俺もやったことがあるからわかるんだよね。
たぶんそうなんですよね。きっとホームレスの方をどこかでかわいそうだと思ってたんだと思うんですよね。
それがお話聞いていく中で、かわいそうな方々じゃないし、
もちろんそういう方もいるんですけど、不遇の状況でそうなっていらっしゃる方も確かにいるんですけど、
たぶん腹からかわいそうだという決めつけできた自分に対して腹が立ったんだと思いますね。
実際に進んでやりたいって言うわけじゃない人が多いと思うんだよね。
際方はみんな好きでやってるんじゃないかと思うんだけど。
だからなおさらなんとなく、いやでも俺は選んでやってるんだと思いたいのもあるし、
最後のここだけはちょっとプライドしたいみたいな。
俺は諸々じゃないよみたいな。最後のこれぐらい守りたいみたいな。
入り口は9割ぐらいが、選んでというか仕方なくやってるかもしれないですね。
やってる中で、会長がおっしゃる通り、ちょっとずつその中で芽生える最後のプライドみたいな部分もあるのかもしれないなと思いますね。
いろんなところ、あちこちの何人ぐらいあってたの?
僕は言っても100人ちょっとぐらいですね。
まだですけど。
年齢の高いおじさんとか、また若い東横聞いてみたいな。
全然違いますね、やっぱり。
一見やっぱりそこの東横キッズとか、Z世代のネオ・ホームレスっていう国で僕は考えてるんですけど、
路上生活とか、
ホームレスって言ったときに、路上に住んでるとか、橋の下、川端にいるとか、そういう定義が一応されてるんですよ。
15:00
そこから外れて、ホテル生活してるとか、ネットカフェで暮らしてるとかっていうのもあるんですけど、
先日、新宿区役所の方ともお話しさせていただいたんですけど、
路上生活って言ったときに、
ホームレスって言ったときに、
ホームレスって言ったときに、
ホームレスって言ったときに、
先日、新宿区役所の方ともお話しさせていただいたんですけど、
路上生活とか、駅に住んでたり、高架下に住んでたりとかっていう方は、
そういう行政の支援とかによって、確実にその数を減らしてってるみたいなんですけど、
ネオ・ホームレスっていうのはその逆にどんどん増えてってる状況で、判断がつかない。
支援ができないっていうので、ちょっと問題化しちゃってる部分もあるようです。
分からないのもあるし。
例えば公園とかにブルーシートとか敷いて段ボールで小屋作ったりしてる人だと、
地域住民からも何とかしてくれみたいなこと言われやすいわけやん。
言い方は変だけど目障りだからとか、風景が悪いからとか言うんで、
なったら提供して、他のところで支援の場所を用意してくれとかって言われやすいんだけど、
若いジェット世代の若者が家なくなって、街をうろうろしてたってさ、
端から見たら別に見た目が悪いわけでもないし、他の人たちも迷惑なわけでもないし、
実際問題は誰がホームレスで誰がそうじゃないか判断しにくい。
行政も手を出しにくいのもあるし、
あんまり住民から文句言われないから出さなくてもいいやみたいなのもあるわけだよ、確かに。
まあそうかもしれないですね、正直。
ただ、それこそ僕が初めて東横キッズの方を取材させていただいた動画が、
それがバーンと世の中に出たときに、コメントもものすごい数来て、
結構ネット上で拡散されたんですよ。
ってなったときにすぐに東横キッズに摘発が入ったみたいなんですね。
そういった動かざるを得ない状況がないと動けないようになっていると思うんですね。
その背景には、あの動画の中にも彼女が答えてたんですけど、
今まで歩道だなんだされても、結局やっぱり戻ってきちゃうそうなんですね。
逃げ出してとか。だから多分、わからないですけど、
18:03
警察の方とか行政の方からしても、何やってもなかなか解決することが難しい問題ではあるんだろうなと思いますね。
確かに一応何回も人たちがそういった話題になったときだけ、
見回りをしてさ、歩道をしたりとかしながら、何が起ころうみたいなことはやるんだけどね。
それが継続的にいくかっていうのは結構難しいなと思って。
結構やっぱり、もともとのホームレス以上に深いというか、結構重い問題かなと思うところがあるよね。
いやそうですね、正直。
本当の普通のホームレスの方々の80割以上の問題は、金銭的な事情ですけど、
ネオホームレスの方々ってお金めっちゃ持ってたりするので、
それこそパパ活とか、そういったので普通のサラリーマンの方よりも大きく稼いでたりするんですよ。
なので、本当に根が深いというか、今までになかった問題点だと思うんですよ。
それって結構難しいなと思いますね、本当に。
もともとホームレスの、そういったいろんな事情のホームレスもあれば、
あとアドレスホッパーみたいなかっこいい方で、ホテルとかで住んで、
あんまり住所が立てないよっていう働き方も一方であったりするわけよ。
はいはいはい。
ホリエモンとかそんな感じだね。
まあそうですよね、働きたいとか。
そういうふうに好きなとこで働いて好きなとこで生きるんだっていうのもあるし、
そこは別の話だけど、
もともと定住にあんまり執着がない人もいるし、
でも自分の取材してる方がどっちかというと帰る場所がない人たちみたいな感じが多いよね、デート世代の中では。
そうですね。
やっぱり帰れない理由がある。
しかもその理由が、金銭的なことではなくて精神的なことというか、
例えばネグレクトが理由だったりとか、
そういった方が多いかもしれないです、僕が取材してらっしゃる方は。
ビジネスで成功してて、住居もたずにホテルとかで、
まさにホリエモンさんのような方も、言ってしまえばネオホームレスなのかもしれないですけど。
でも僕が取材した方は、家はあるけど帰らない理由があって帰らない方が多いかもしれないですね、正直。
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行動は似てても全く違うんだろうね、そこはね。
そうなんですよね。行動は本当に似てるんですけどね。
でもどちらかというと、そういったZ世代というか未成年の人たちが結構多いの?
未成年もいますけど、全然20代の人たちも多いです。
僕が会った子は20代の方が多いかもしれないですね、Z世代で。
ネオホームレスということで言うと。
その人たちはどうなの?
結局未成年だったら、結局親の家に帰りたくないとかって家出するみたいな10代の子も結構いると思うんですけど。
あんまりそこが大きく変わらなくて、
中には今付き合ってる人と認めてもらえなくて、その人が東京に来るタイミングで自分が出てきてホームレスしてるとかって子もいたし、
家族関係でどうしても弟とソリが会わないで一緒にいたくないとか、
親と仲悪くて出てきたとか、
20代を超えても家に帰らない理由っていうのは、10代の子たちとあんまり変わらない感じがしましたね。正直。
でも10代の子だと、親と仲良くないとか言うので帰りたくないのはわかるんだよね。
10代になったら自分たちって一応家を借りたりはできないことはないじゃないですか。
住所も住職という場所があったほうがいいわけじゃない?
でもそういった中で言うと、20代、20歳過ぎてから家を借りないっていうのは別の理由があるの。
10代はわかるんだけど。
20代になると借りない方っていうのは、
これ僕、芸人やってたときの話に戻るんですけど、会長絶対一度もやったことないと思うんですけど、リボ払いってあるじゃないですか。
あるね。
リボ払い。あんなん絶対やらないほうがいいじゃないですか。
僕芸人やってたときめちゃくちゃリボ払いやってて、周りからそれやめたほうがいいよって言われてたんですけど、
木月の支払いやすいからついやっちゃうというか、そっちのほうが得の気持ちしちゃうんですよ、やっぱり。
そういう人に向けて作られたモデルだとは思うので。
24:00
僕はマンマットだったんですけど、マンマットハマってリボのほうが月々払いやすいからリボで。
めっちゃリボやってたんですけど、ちゃんとした社会的な人から見るとそれってすごい非効率だよねっていうところ。
20代になってネオホームレスやってる方、ちゃんと家借りたほうが全部考えてトータルいいよね。金銭的にも安定的にも。
家をちゃんと借りて月々安いの払うほうがいいよねっていうのは、すごく真っ当な意見だし、僕もそのように思って言ったことはあるんですけど、
彼らはその日その日でお金を稼いで、その日その日で払って、ネットカフェだったりホテルだったり払うじゃないですか。
そのお金って全部合計すると、めっちゃ家借りるよりも高くなってたりするんですけど、
その瞬間払うお金が数千円だからこっちのほうがいいみたいな感覚がすごく強く持ってらっしゃるんですよ。
それって、リボ払いしてたとき、現金のときの、お金持ってなかったときの、僕の感覚にすごく近いなって思いましたね。
たとえば10万か20万貯金があればリボなんかしないで払ってこうと思うじゃないですか。金利がかかるわけだから。
でもそれを貯めるよりはリボ行っちゃうみたいな感じで言うと、
確かに保証金を積んで支給金を積んで家を住むよりは、ネットカフェとかホテルでいいやみたいになりやすいってことですね。
そうなんです。もう完全におっしゃるとおりでそうなってますね。その感覚だと思いますねみんな。
家を借りてた人もいるんですけど、やっぱり今のそっちのほうがいいっていう方もいますし、その感覚だと思いますね。
ハマってた自分としたらなんとなく気持ちはわかるんだ、そこの。
そういうことです。めちゃくちゃわかります。
そういうときって言われてもたぶん全く響かない。僕もリボをやめようとしなかったんですよ、ずっと。
なんでこんな月々安くしか払わないで済むんだから、全然いいやんこっちのほうがって思ってたんで。
なるほどね。
利息は高いかもしれんけどっていう。
リボを使うか使わないかでも、10年で3倍4倍の買い物豪名にできたりするからね。
そうなんですよね。だから冷静に考えれば、僕も今だったらめちゃくちゃそう思うんですけど、
その正論をぶつけたときの彼らのリアクションを見たときに、あの頃の俺だって思っちゃう。
すげえ気持ちわかるなと思っちゃいましたね。
たしか世の中はサブスクとか携帯もつまらないとか、いろんな仕組みの中でうまく稼ぐ形の中にはまっちゃうみたいなパターンもあるよね。
まあそうですね。
27:01
俺もサブスクとかやってないからあんまり言えないんだけどさ、下に。
俺なんかマリフォード川だから。
本当は離婚に考えればそんなもんあまりやらないほうがいいに決まってたりとかね。
ちょっと我慢すればいいとか。
そういう理由で結構そういうホームレスっていうのも続けてる人も多いってことか、20代では。
そうですね。20代の方は生活ができるところまでできたいっていうので生活してらっしゃる方が多いですね。
やっぱり今ってSNSとかが発達してるし、個人が個人のお客さん捕まえられるパパカツとか、そういったものがいっぱいあるじゃないですか。
タイトンもそうですし。
未成年もSNSで直でお客さんとやりとりして会ってとかってすごく危険だなと思うんですけど、
それができちゃうので、なんとなくやっぱ生活ってできちゃうんですよね。その瞬間瞬間でお金を稼いでっていうのは。
確かにね。あと今スマホの問題もあるよね。
結局昔っていうのは住所と電話番号みたいなセットがあったじゃない?
はいはいはい。
でも今は分離してるからさ。
ほとんどのホームレスの人が、おじさんから若い者までみんなスマホだけ持ってるみたいな。
そうなんですよね。そのことも結構驚いてて。
ホームレスの方はめちゃくちゃスマホ持ってるんですよ。
Wi-Fiとかがあれば、別に契約は必要ないので今通話もできちゃうし、
だからスマホを持ってる方めちゃくちゃ多いし、そこで滝出しの情報をお互いに発信し合ってたりとかSNSで。
っていうのはすごい驚きましたね。
僕がスマホとかSNSとかを張ってて一番驚いたのが、
ホームレスの方で渋谷の公園に住んでらっしゃる方なんですけど、
ツイッターのプロフィールに欲しいものリストを載せてるんですよ。
Amazonの欲しいものリストですね。
Amazonの欲しいものリストです。
それを、僕はホームレスやってますみなさん支援くださいって、
その欲しいものリストで頼んでもらってAmazon公園に届けてくれるんですよ。
その人はフルシートの前にAmazonの配達員が置いてくるんですって。
それで差し入れとかをやってたりしてる方がいたりして。
30:00
そこもデジタル化してるんですね。
そうなんですよ。
だから路上に座って空き缶を置いて投げ銭を求めるみたいなホームレスの姿って見たことありますけど、
それが時代とともに欲しいものリストに変わってって、
そこでSNS上で支援を受けるみたいなこと。
これはその一例だけだったんですけど、
僕はすごくいろいろ変わってきてるんだろうなって感じがしたんですよね、その方の話を聞いてて。
配達のお兄さん、代々木公園って書いてあって、どこのフルシートに持ってくるの?
代々木公園ぐらい広いと、さすがに人数も結構いらっしゃるから難しいと思うんですけど、
もっとちっちゃい渋谷の公園だったんですよ。
先日立ち延びられちゃった三鷹公園でやってたんですね。
三鷹公園の山田太郎さんって言ったらトレーダーするわけですよ。
みんながやってることじゃないから、このテントの人でしょっていうのもなんとなく配達員もわかってて、そこにポンと置いてくそう。
だから公園にまずAmazonが届くんだってところも驚いたし。
ITの社会っていうのがホームレスを増やしたのは間違いない。
それはおじさんだろうが、ホリエモンだろうが、本当の東横キスだろうが、
みんながスマホを持つことで、ホームレスでもあんまり支障がないって話じゃない?
そうですね。
スマホとコンビニがあればどこでも生きていけるっていう感じ?
そうなんですよね。
それはもうめちゃくちゃあると思いますね、正直。
どうしてもホームレスをして東横キスの中で情報交換するときは、
たぶんどこのホテルも安いよ、どこのマンキスも安いよ、みたいな。
そういう会話になるんだろうし、それが普通の常識になるんだろうね。
すごいかもしれないですね。
特に東横キスの子たちは、みんなで一つの部屋にお金を出し合って安く泊まってたりしてるし、
ホームレスの方々はそこでSNSを通して炊き出し情報を交換し合ったり、
今日何時からここであるよとかを発信し合ってたりするし、
やっぱりスマホがあるないはかなり快適さが変わると思いますね。
当たり前の話ですけど、ホームレスをやる上でもだいぶスマホ役に立つと思いますね。
もともと好きでやったからどうもかとしても。
現実問題でしたら、そういった中でいうと、
暮らし方というのがある意味テクノロジーで普通になってしまった。
33:02
それによって楽なところもできたし、便利は便利なんだろうけど、
そういう現象の中でまだまだ増えていくのかな、これからもね。
僕は増える気がしてますね。
さっきも言いましたけど、路上生活をされてらっしゃる方っていうのは、
行政の方がすごく一生懸命やってらっしゃるので、
こういう施設の生活保護を受けて減っていくと思うんですけど、
その逆に流動的なホームレスというふうな正式名称で役場の方とか呼ばれてるみたいですけど、
ネオホームレスの方々っていうのは、今はどんどんどんどん数字が上がってってるみたいなので。
東横界隈とかでもカリスマとされる方々がSNS上で登場してたりするし、
若年層がそこに対してその生活に憧れを持ってるなって印象を受けたんですよ、僕は。
なるほどね。
そうやって暮らしてる人たちに対しての憧れみたいなものをすごい感じたので、
どんどんどんどん増えてくるような気がしてますけどね、僕。
ある意味自由な世界にも見えるわけかな、そのたとえば。
そうですね。
僕も今歳は41なんですけど、
単車乗ってる先輩かっけえとか、暴走族の集会をみんなで見に行くとか、
そういうちょっと悪い人たちに絵の憧れみたいなのがあるじゃないですか。
まじめな人間の。
太く短く生きるんだ、みたいなのも含めてね。
それが本当に完全に、今ちょっと悪い子とか尖ったやつとかは、そういうとこ行って、みんなでTikTokで踊ってみたりとか。
こないど見たら焼肉とかやってたりとかしたんですよ、東京北海岸でSNSで流れてきた。
ここでこんなふうにやってるなんてかっけえ、みたいな。
そういうふうに変わってきてるのかなって感じはしますね。
そういった子どもたちを、うまく養父にしようと思う大人たちも現れたりすると思うんだよね。
この辺の中で、やみどくんって変だけど、みんなが変なほうに行くのもたくさんあると思うんで。
36:00
その辺は後編で引かせてもらうかな、また改めて。
わかりました。
はい、では。
前編は一旦終わります。
ありがとうございました。
36:15

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