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(メール)
うすだです。
かいです。
かいさん。
メールとかメッセージで
(笑う)とか
(W)とか使います?
使いますね。
(W)か(笑う)ですか?
僕は(W)派ですね。
僕も(W)派なんですよ。
はい。
(笑う)、これもありじゃないですか。
ありですね。
最近、若者が使うらしい「草」ってのがあるらしいですね。
草使いますね。
僕はこの「草」ってネットジャーゴンというかネットの
すごいネットジャンキーみたいな人が使っている言葉だと思ったら
いつの間にか若者が喋り言葉として使うようになっているらしいというのを
僕も前回の「どこぞのどんぐりえふ」で聞いて
すごいショックを受けて
よくよく聞いていると確かにまじで「草」を聞くようになっているんですよね。
聞きますね。
これすごいびっくりして。
僕も最近「やんごとなき事情」で
渋谷のタワーレコードによく行くんですけど
渋谷の若い女の子がよくいるので
普通に「草」とかみんな普通に言ってますね。若い子たちね。
すごいそれがショックで
どういうことですか?
これネット中毒者の言葉だと思っていたから
最近若者も流行っているんですよみたいな情報も知ってはいたんだけど
改めて世の中で気づいたら本当にネットの噂話じゃなくて
マックの女子高生みたいな都市伝説じゃなくて
リアルに「草」がそこら中にあって戸惑っている。
ジャングルでしたね。
なるほど。
すごいびっくりしてるって感じなんですよね。
僕としては笑うよりは「W」の方がまだ若者言葉だったんですよね。
なるほど。
イメージとしては。
世間ではどうやら「W」がおじさんで「笑う」の方がまだ若めのおじさんみたいな整理がされているという話らしいので
ちょっと認識はあらためないなと思っている。
これはでも実際僕も悩んではいますね。
「W」を使うのか「笑う」を使うのか
さすがに「草」は草でも意外に使うな僕は。
ただ「草」はそのノリがわかる人だけで専用で使って
最近やっぱりチャットでのやり取りが増えているので仕事とかで
カジュアルな話の時にちょっと冗談ですよっていう風につけたい時は「笑い」か「W」はつけたくなるんですよね。
どっちを使うか悩むんですけど
これはもう完全に僕の中のこだわりで
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「W」だったら木一回で済むじゃんと思っても「W」にします。
そうなんですよ。まさにそれじゃん。
うん。まさにそれ。
そもそもそうじゃないですか。「笑う」が変換めんどくさいから
「W」でいいじゃんってなったので
さらに「括弧」までつけたくないなっていう。
ねえ。そうなんですよ。
そう。もうおっさんくさいと思われてもそれはしょうがない。
ねえ。だから僕はこれ人間が退化しているような気がしてるんですけど
確かに。戻っちゃったましたね。ぐるっと。
だから「括弧」を「笑う」にした方がいいのかなってちょっとね。
あと僕のイメージなんですけど
その「笑う」を使う人がもう括弧もつけなくないです?
ああそうね。
いきなり文章の最後に漢字の「笑う」一文字がついて括弧もつけない。
なるほど。それはあるね。でも。
そっちの方がどうせ「笑う」使うならそっちかなって感じ。
ああ。予測変換だとキーボード「W」を押した後「Tab」とかでもう出てくるみたいな感じなんですかね。
ああ。そうなのかな。ちょっとやってみよう。
うちのイトゥックちゃん。さすがに出ないな。
俺「W」って入れたら「笑う」って出たから「W」を取れば「笑」になるわ。
それでもちょっと多いですね。「W」って入れて「Tab」入れて「Enter」押してバックスペースですもんね。
そう。
4倍手前かかっとるわ。
なので周りの空気は見ますが、おっさんって思われるともうちょっと冗談だよがわかってくれたらもういいかなっていう風に僕は割り切ってますね。
僕も基本的にはそうなんですけど。だから僕はそれで「W」で行こうと心に決めてデビューを過ごしているつもりなんですけども、
もう一個ね、どんぐりFで聞いて心を痛めたことがあって。
まだあるんだ。同じ回でですか?
同じ回ですね。783回だって。
人によっては比較的若くて、こっちをちゃんと見てる人は最初「笑う」にしてたのが、こっちが「W」で返したら「W」で返してくるみたいな接待的なやりとりがあるらしいんですね。
これはつまり相手に気を使わせてるってことになるじゃないですか。
気を使わせるような人間であっていいのかっていう悩みみたいなのがまた出てきたりしませんか?
なるほどね。でもそれってその間柄によると思うんですけど、同じコミュニティにいたら同じような言葉を使うにはなるじゃないですか。
大学とか高校とかの部活とかサークルでちょっと流行ってるというか、みんなの言い回しで伝播していくものだったりするから。
本当に気を使ってされていいのか、単純に「ここはWなんだ」って思ってるだけなのかは、ちょっとどっちもある気はしますけどね、可能性として。
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こんなことで気を使わせるっていうことがあり得るんだなっていうのは。
でもね、僕ね、それで言うと別の…こっちの方がショックだったんですけど、
似たようなエピソードで、知り合いがSNSでテキストチャットの語尾に長い棒ね、音引き。
あれをつけてくると、なんかちょっとふざけた感じがしていて、すごい嫌だったみたい。
だけどある時に「それは文章を和らげるためにつけてるものでしょ」って言われて、「え、そうだったんだ」ってびっくりしたみたいな話がすごいもちろん。
話がすごい盛り上がってて。
で、さらにそれの別バージョンで「私は最後にびっくりマークを入れてます」みたいなパターンもいて。
僕は割とどっちも使ってたなっていう。
僕が一番使うのは、そういう時は音引き入れてびっくりマークが多かったんですけど、
「あ、言葉を和らげようと思ってびっくりマークとか、それを伸ばし棒入れてることが相手にとっては、なんだこいつふざけてんなって思われる可能性があるんだな」ってことがね、
もう気を遣われるこっちの方がね、うわぁテキスト自体怖いなって思いました。
[おだしょー] え、それは単に関係性ができてないってことじゃないの?
[竹内] でも仕事だとしょうがない時あるじゃないですか。そこまでの関係性がそもそもできてない間柄の時に。
そこのお互いの文脈でルールが共通したものがない時に、こっちの文化では軽く伸ばす棒を入れて和らげているのに、
向こうにとってはそれがちょっと必要に思われるっていうことがあるとすると、
俺はまだ「草と笑う」は同じ意味と理解されるだけマシだなと思って。
[おだしょー] なるほどね。怖いですよね。
じゃあ例えば新しい取引先で、スラックかメッセンジャーでやり取りするようして、
2回目、3回目ぐらいで、ちょっとそろそろ柔らかい感じでコミュニケーションを取ろうと思った時に、
「W」にしますか?カッコ?カッコじゃない。「笑う」にしますか?「草」にしますか?
[竹内] いや僕はもうね、そこは「W」を貫くタイプです。
[おだしょー] 「W」を貫く。それでいい。
[竹内] あとね、これ結構ね、僕、深刻な問題だと実は思ってるんですけど、
別のところでまた似たような話があって、文章の最後になぜか必ず3点リーダーを入れる人がいて、
今「点」「点」「点」ですよね。
そうすると「え、まだ何か言いたいことあるの?」って思うから、すごい嫌だみたい。
[おだしょー] ああ、ちょっとわかる。
[竹内] 気持ちはわかるんですよ。でも、それが「草」みたいな使い方をする可能性もあるわけじゃないですか。
[おだしょー] はいはい。
[竹内] 伸ばし方が。ちょっと柔らかく、断定するとあれだから「はい」の感じでちょっと「点」「点」「点」って入れるみたい。
[おだしょー] 「はい」の感じで「点」「点」「点」入れなくない?でも。
[竹内] そこが、文化が違ったらわかんないですよね。
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だって例えば「草」の意味を全く知らない人に「草」を使ったら、そもそも理解されなかったりするだろうから。
[おだしょー] ねえ。
[竹内] こういうことがテキストチャットの時代になって、結構あらゆるところに起きてるなっていう。
今までってテキストチャットって似たコミュニティでしかあんま使ってなかったじゃないですか。
ここまでのリモートワーク時代の中で。
[おだしょー] はいはい。そうですよね。
[竹内] 同じ会社のメンバーとか、同じサークルとか。
だからある程度文脈がわかるメンバーと「わら」とか「w」とか使ってたのが、
全然文脈も違うし、世代も違うし、生きてきた世界も違う人らしくて、
いきなりテキストチャットで繋がった時に、同じ言葉でやり取りしてるのに全然違く思われてる可能性があるっていうのはね、
僕結構ね、小さいエピソードで見るとこれ結構深刻な問題だなって思いました。
すげえ怖い。
日本語が下手くそだったらしょうがないんですけど、
ちゃんとした日本語を使ってるのに、表現の仕方で勘違いされるって怖いなと思って。
でもね、僕あれだね、確かにリモート中止になって、
共通のバックグラウンドみたいなのが持てない時にそういう問題が起こるのわかるんだけど、
でも今言った話だと、3点リーダーが嫌われるのはなんかすげえわかる気がするんですよね。
匂わせって今さ、世間でむちゃくちゃ嫌われるじゃないですか。
なんでかよくわかんない。
そもそも文章の表現の手法として、
点々とか3点リーダー使うっていうのは何か言い淀みってことがあるっていう意味じゃないですか。
そうですね。
だからそれがちょっと印象悪いのは確かなんだけど、
もうその記号を違う意味で使ってるかもしれないなっていう怖さなんですよ、世代によっては。
若者世代でこれ可愛い点々リーダーって思ってる可能性もゼロじゃないですよね。
なんつーんだろう、ボーダーみたいなイメージで使ってたりする可能性もゼロじゃないから。
記号が怖いのかもしれない。
っていうことが、同じ文字を使っても文化圏で全然違うものに見えてくるんで、
身近にある怖い話だなと思って、このロングインの話は聞いてましたね。
なるほどね。
ちょっと重くなったんで軽めに一回戻るんですけど、
これ同じような話で、ちょっとね、ひとさまのポッドキャストをすごいネタにしちゃってるんで大変申し訳ないんですけど、
若い子がすぐ一生って使うっていう話があって、
1週間ぐらいとか3日とかなんだけど、もう一生かかるわみたいな。
そんなの一生じゃないじゃんって言うんですけど、
僕らおっさん世代、すぐ人に物を頼む時に、一瞬時間いいですかとか言わせん?
言うねえ。
一瞬じゃねえじゃんと思って。
それはおっさんも若い者もみんな同じことやってるよなってね。
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しかも一瞬と一緒で時間時間真逆に言っているのが面白かったんですけど。
こういう世代だけじゃなくてコミュニティの違いもあると思うんですけど、
同じ日本語を使っているアザロンに違う意味に取られる可能性が出てきてて、
これが喋ってたらなんかちょっとわかるじゃないですか雰囲気。
一生の使い方とかも。
一生は文脈でさっきの分かると思うんですけど、
テキストだけで表現する時に、正しい日本語を使っても、
世代によってはちょっとスラング的に使われだすと、
違う意味に取られるっていうのはね、面白くもあり、ちょっと怖いなって思いましたね。
でもさ、俺草を使わない大学生って多分いっぱいいると思うんですよ。
世代の問題じゃなくて、草を使う大学生と草を使わない大学生を見分けることはできないじゃないですか。
できない。できないですね。
大学生に聞いてみたいですけどね。
本当に使っているのかな?でも使っているのは見るんですよ。見るというか聞こえてくるんですよ。
聞こえますもんね。
僕もでもたまに口でも言ってしまいますからね。
まあ効率はいいですよね。「それ笑えるわ」みたいなことを「草」って一言で言うから。
パフォーマンスは非常に言葉だと思うんですけどね。
時間圧縮されているから。
言葉としてありなのかもしれないですよね。
「萌えな」ってそもそも違いますもんね。
今でてっきりアイドルとかね、そういうアニメキャラクターに対する褒め言葉が「萌えな」ってあるけど、
もともとはもっと違う意味じゃないですか。
草木がちょっと息づくみたいな。そういう話ですよね。
草もゆる、なんていうか。
草もゆるみたいなところだったはずなのに、いつの間にかそういう萌えキャラみたいになっちゃって。
まあそこまで言葉が変わってくれたらいいですけど。
結局うすらさんはどうするんですか?その周り、初めて入ったコミュニティで「W」で行くか、漢字の「笑う」で行くか。
多分ね、染み付いてるんで、基本的に「W」で打った後に、表示された後に「W」出てきたなってなる感じですからね。
そうですね。「W」すぐ出ちゃうからな。
で、これを編集し直す。スラックとかだったら編集できるけど、し直すほどのことでもないですよね。
そうですよね。しかも編集済みって出ますからね。
そうそう。
それさ、「W」を「笑う」に直してるってバレたら一番カッコ悪いなって思うんですよね。
そうですね。
考える暇はないんだけど、「W」って言った後にそういうことを考えちゃうなっていうね。
僕ね、こういうね、同じ言葉が違う意味に取られたりとか、同じことを言いたいのに表現が何種類かあるって結構増えてきてる気がするんですよね。意外なところで。
で、そのさっきの伸ばし棒の話も、結構「わかる?」っていう人と「そうじゃない」っていう人が結構二分してて、少数派ではなかったんですよ、そこまで。
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きっとみんなちょっと気になってる表現とかがある気がするんだよね。そういうのはもう今情報収集しておきたい。
「この言葉遣いってちょっと嫌なイメージ与えちゃうんだ」とかね。「軽く思われるんだ」っていうのは気をつけにはならんなと思って。
これ聞いてる人でもし「この表現ちょっと嫌なんだよね」というのがあったらね、ぜひハッシュタグなり、投稿本から教えてくれるとすごくありがたいです。
僕は結構今これ、割と真剣に気になっている問題ですね。
♪~