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3ヶ月経ちまして、年度で言うと今年度がまもなく終わるということです。
4月からは来年の新年度ということになります。
新年度になりますと、新しい法律とか制度が改めてということになりますが、
今日はこのうちの道路交通法、具体的には、自転車などの違反取締りが厳しくなる件につきまして、
いわゆる青切符と言われてますけどもね、この注意喚起ということで、
元サンデー毎日編集長、潟永秀一郎さんにお話を伺います。
潟永さん、おはようございます。
はい、おはようございます。
注意喚起の本題に入る前にですね、
交通違反を取り締まる側の問題についても触れさせてください。
神奈川県警で2月に発覚した不正取締りの事案です。
おさらいします。
きっかけはおととしの夏、速度違反で切符を切られた人からですね、
反則切符に書かれた違反内容が実際の現場のときと違うと、
県警に問い合わせがあったことでした。
これで調べ始めると、取り締まった覆面パトカーのドライブレコーダーを見たらですね、
前の車を追うときに同じ速度で追尾していないのに違反切符を切る。
つまり同じ速度で走っているから相手の速度がわかるわけですけども、
これは同じ速度じゃないという例があったりですね、
不正な方法で取り締まっていた例が出てきたんですね。
それで所属する第二交通機動隊全体の調査に乗り出したところですよね。
既にドラレコの記録が残っていないので正しい方法だったか確認できないというものも含めて、
これはちゃんと違反を調べてるよっていうふうに言い切れない不正が疑われる取締りが、
2022年から2024年の3年間だけでですね、実におよそ2700件もあって、
そのすべての違反の取り消しと反則金およそをみんな合わせて3500万円、
これを返すというですね、前代未聞の事態に発展しました。
第二交通機動隊にはおよそ100人隊員がいるそうですけれども、
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不正な取り締まりを主導したとされる巡査部長が懲戒面職になるなどですね、
処分の対象者は退職者も含めて、もう既に辞めていた人も含めて合計24人。
このうち7人は反則切符に虚偽の内容、違うことを書いたり、
それから現場に行ってないのに実況見聞聴取を作ったなどとしてですね、
虚偽、誘引、公文書作成などの疑いで書類送検されました。
実はその余波は今も続いているようで、
取り消しの対象者は全国にいらっしゃってですね、
神奈川県警はその方々に通知文を送った上で、
個別に電話で詳しく状況を説明しているということだそうです。
さらに専用の電話も設けて24時間体制で相談を受け付けていると。
中にはですね、点数によってはですね、免許の取り消しとかから免停になった人もいますので、
そこが実害ですよね。
免許更新の時に違反があると有料ドライバーじゃなくなって、
保険料が上がった人もいるわけです。
県警はこうしたケースも、実害が出たケースについても適切に対応するとしているんですけれども、
最長で一番前で4年前の違反をですね、今さら取り消されてもですね、
良かったありがとうございましたってはなりませんよね。
迷惑な話ですよね。
さらにことは神奈川だけに留まりません。
当然ですけれどもというか残念ですが、一般市民はこれどこをやってるんじゃないかと。
警察への信頼が揺らぎますよね。
疑っちゃいましたけど。
そうなんですよね。
なので警察庁もそこは深刻に受け止めていてですね、
楠木義信長官はですね、交通違反取締に対する国民の信頼を損ないかねない重大な事案だというふうに会見で語って、
対応と再発防止に乗り出しました。
具体的には捜査書類を点検する指導チームを警察庁と各都道府県警に設けるほか、
違反者からですね、ちょっとおかしくないですか、ちょっとドラレコの映像を見せてくださいって言われたらですね、
応じなさいというような不正のチェック体制の強化、
それから取り締まりの透明性を高める施策をですね、
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最初にこれが報道されてから1週間足らずで全国に通達しました。
これで異例の速さですし、それだけ危機感の強さを感じます。
じゃあそもそも交通違反取締りは何のために行われるのかなんですけれども、
楠木長官は交通事故抑止に資する、つまり悲惨な交通事故を防ぐ目的だと言ってるんですけれども、
ただこんなことがあると現実は取り締まること自体が目的化してるんじゃないかと。
もっとありていに言うとですね、件数を稼ぐことが目的になってなかったか。
この点でもですね、今回の件は問題を浮かび上がらせました。
ノルマらしきものの存在なんですね。
実際にはノルマじゃなかったんですけれども、
はっきりノルマというわけじゃなかったんですが、神奈川県警は不正が発覚した2024年まで、
1年間の取締り件数について過去の実績なんかを元にですね、水準っていうのを定めて、
各警察署は交通機動隊に通知していたそうです。
これは全国的に神奈川だけだとされてるんですけれども、
いくら水準って言ったって誤解を招くぞと、つまりノルマと受け取られるぞということで、
この調査に入った去年から廃止しています。
そうするとですね、結果としてですね、神奈川県警の去年の、つまり廃止になった後の水準が、
交通違反の検挙件数はその前、水準があった時に比べて10万件以上減ったんです。
それはまたすごいな。
どれだけ不正で検挙されてたか。
不正に検挙されてたかどうかは別に、水準っていうのをやっぱりみんな追っかけてたから、
結果無理があったと。
だから交通事故の抑止というよりは、僕は神奈川県警管轄の横浜市内にいるんで、
待ってますからね、車線変更違反とかの。
待ち構えてるから。その前にここは車線変更しちゃいけないよって言いなさいよ。
一時停止しなきゃいけないって言いなさいよ。
それが交通事故を防ぐことにつながります。
いつも警察なんかのときは揉めますけどね、僕はね。
あのね、少子さんおっしゃったのは、私もね、本当に以前よく目撃した例があって、
これ東京都内の幹線道路にかかる、やっぱり片川山車線の橋のケースなんですけど、
橋の上って、その橋は車線変更禁止なんですね。
渡った先の交差点で一番左側が左折レーンになってるんですよ。
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だけど橋って真ん中が少し高いから見通しが悪くて見えないじゃないですか。
そうするとですね、知らずに左車線を走っていた車が直進しようと思ってると、
あっと思って車線変更するとですね、もうね、待ってるんですね。
それで次から次に、これ都内の話ですけども、
もう本当にはいおいで、はいおいでって切られるんですね。
これは神奈川県内に住む知人から聞いたんですけども、
4年前にですね、横断歩道で一時停止しなかったっていうので、
歩行者妨害で違反切符切られたそうなんですね。
ただこれ知人ね、歩行者に気づいて一旦止まったんです。
ところがその人が行って行ってって手で合図するから、
いやそれでもね、窓を開けてどうぞって言ってくださいって声もかけたんですが、
それでももう行ってくださいって合図するんで、
発車したらですね、警察官が出てきて、
全部見てた、一部始終見てただろうにですね、反則切符切られたそうですよ。
ちょっとそれはないんじゃないですか。
そうですよね。だから歩行者がどうぞって言ったんだからね。
だからあのうちの近くでもですね、時間帯で一方通行になる道があって、
その消費者さんおっしゃる通り、標識見にくいんで、
手前でね、いやこここの時間一方通行ですよって言ってくれればいいのに、
そこも坂道だから向こうが見えないんだけど、
登ったらね、はいピピーってやられるんですよ。
だからその、長官がね、事故防止に資するって言ってるのと、
えーっていうのはね、それは皆さん何らか感じてるだろうし、
神奈川県警の場合、水準って言われる一種の目標みたいなものがあったんで、
これはね、やっぱり本当にみんな本当にそこだけかみたいに思っちゃったと思うんですけども、
ドライバーの愚痴に聞こえた。
いやいやいやでも結構それ感じてる人多いと思いますよ。
ただ私警察庁がですね、交通違反取締に対する信頼回復のために対策を通知したことしですね、
じゃあ何か変わるのかなっていうのは注視してるんですけれども、
すいません遠回りしました。その上で来月4月からの自転車などの取締強化の話です。
まず対象となる乗り物ですけれども、
自転車は電動アシストとか三輪とか含めて全部だと思った方がいいです。
その他は主に電動キックボードとか、それからモペットって呼ばれるペダル付きの原動機付き自転車なんかですね。
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でどう変わるのか、簡単に言うと先ほど少子さんおっしゃった通り、
これまで警告や指導で済んでいたような違反でも運転者が16歳以上であれば青切符、
交通違反の切符が切られて、反則金が徴収されるようになります。
どんなケースかというと、例えば流すスマホ、
途中にスマホを持って通話や操作をしたりするとですね、反則金は1万2千円みたいですね。
で信号無視は6千円、一時停止違反は5千円、逆走、右側を走った場合ですね、
人の通行を妨げたりすると6千円などです。
ただ車と違って、自転車乗ってる方が運転免許を持っていても点数を引かれることはありません。
ただ3年以内に2回以上この青切符を切られるとですね、安全公衆の受講が義務付けられます。
でこっちはですね、違反は16歳以上なんですけども、切符切られてなくって違反はよ、含みそれって言われたら、
こっちは14歳以上、この安全公衆は14歳以上が対象なので、中学生でも呼び出されることがあります。
このうちながらスマホは去年11月の改正で実はもうすでに原発化されていて、
青切符の行為でもそれによって事故を起こしたり、歩行者に危険を生じさせたりすると赤切符、刑事罰の対象になって、最悪懲役刑もあります。
また飲酒に関しても以前はですね、酒酔いだけだった赤切符の対象が同じく去年11月から出張日運転にも広がっています。
酒酔いっていうのは量に関わらず正常な運転ができないというふうに判断された場合なんですけども、
出張日は補給1リットル中のアルコール濃度が0.15ミリグラム以上なら、いくら本人が酔ってないって言っても即アウトですから。
刑事罰の対象にもなり得るんですけれども、点数ないってさっき言いましたけれども、
飲酒出張日に関しては点数ではないけれども運転免許の停止をされることがあるそうです。
車の免許を持つ場合ですね。
確かにですね、歩いていてもですね、車を運転していても流すマホとか自転車の飛び出しとかでですね、
ぶつかられそうになったりヒヤッとすること結構ありますから、
罰則の強化はやむを得ないというか、
当然だという気もしますが、問題はですね、
二つあって一つは自転車には免許制度がないんで、
そもそも道路交通法をよく知らない運転者が多いこととですね、
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免許を持っていても車の運転では絶対しないことを自転車だと軽く考えてしまうことだと思います。
これは私自身もそういうところがあるというか、ぐさぐさ来てるんですけれども、
反省を込めて言うと、例えば出居日運転なんですけれども、
朝駅まで自転車で行って予定外の飲み会が入ったときなど、正直私、
酔ってなければかつては自転車に乗って帰ることもありましたが、
息子に厳しく注意されて今は押して歩いています。ごめんなさい。
一時停止もですね、車の時ほどは気をつけてませんでしたが、
ちゃんと止まる癖を今つけようとしています。
一方ね、自分もそうなのに人のこと言って申し訳ないんですけれども、
標識の意味をご存じないのか、一時停止の脇道からビュンって出てくる自転車に急ブレーキ踏んだことは何度かありますし、
渋滞中に横をすり抜けようとした自転車にドアを傷つけられてそのまま逃げられたこともありました。
家のことで恐縮ですが、妻は自転車で左側走行してたのに、
右側通行してきた高齢女性の自転車と交差点でぶつかりそうになって、
相手がですね、謝りなさいって怒鳴られたそうです。
言いたかったとは言ってましたけど。
さて4月以降ですね、間違いなく自転車や電動キックボードなどの取り締まりは強化されます。
人通りの多い歩道や交差点などには多くの警察官が出るでしょうし、
ながらスマホや逆走などに目を光らせると思います。
自転車で帰る方が多い駅の周りなんかでは、自転車向けの飲酒券もあるんじゃないかと。
きっと切られるかどうか以前に違反が危険行為であることを自覚して引き締めなきゃいけないって私自身も思っています。
違反であろうがなかろうがしちゃいけないことは言ってたわけですから。
最後につい先日も富山県で暴走者が猛スピードで信号を無視して警察用車に突っ込んでですね、
親子お二人亡くなられるっていう痛ましい事故がありました。
こうした悪質な事故防止やそういった捜査に従事して、
適正な職務遂行に勤めてらっしゃる警察官の方々には本当に敬意を表するんですけれども、
繰り返します。取締りの目的は件数を稼ぐことではなく事故防止であるという通達の趣旨は私も覚えとこうと思います。
数から失礼、前代未聞の神奈川県警の不祥事が、
いい意味で交通取締りのターニングポイント、今年なることを期待しています。
ぜひその辺のモラルを守って取締りをしてもらいたいと思いますね。
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もちろん私たちも守ります。
ということで、4月以降の道路交通法違反、特に自転車青切符について、
本サンデー毎日編集長、ガタナガシュウチロスさんにお話伺いました。
ありがとうございました。
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