もし政治的な声としてその枠を大きくしてくださいっていうお声があった場合には、当然科学者の方は悩む可能性が出てきますよね。
実際にその研究者の方にどういう言い回しでどういう話がされたかって全部公開されてるわけじゃないんで、
それをこうでしたって僕が言い切っちゃったら当然まずいです。
そうですね、言えないから。この質問自体結構難しい質問を事前にしたんですけど。
ただ間違いないのは、実際に政治家の方に対してもっと取らせって声があったっていうことと、
政治家の方が水産庁と研究者に対してもっと取れないかっていう働きかけをした。ここまでは事実ですからね。
なぜなら政治家の方の公式のノートだったりだとか、公式の発言だったり、水産庁での珍情の様子の報道であったりってのが出てますから。
これはもう全てインベージーが起きてますから。
そうなると、どうしても政治家の方の声で本当はいないはずとか、もっと少ないかもしれなかったところが多いことにされちゃったんじゃないの?
っていうふうなお気持ちを持つ方が多いとこはもちろん理解できるし、
僕にもそういう全国の、本当に全国のいろんな水産関係者の方から、こんなやり方で本当にイカの漁業を守れるの?って、
これはここまでは間違いないですよね。役所の中であったり、研究者の中であったり、具体的な名前はあまり出せないんですけど、
いろんなところから、実際に政治の人からもっと取らせてくれないかって声が来たときには、
どうしても対して反対的な声、意見っていうのは出しづらいよねとか。
むしろ、研究者とかの中でも、行政機関の中でも、
じゃあ、極力漁師さんの声に合わせてあげて、もっと取っていいよっていうスタンスを取る人の方が出してはしやすいよねって声とか。
あのデータのおかげで、こういう行政決定がされたな、みたいな感じのロジックは一定あるかもしれないですよね。
そうですね。だから、ちゃんとイカの、例えば今回のスレ目で言ったら、三陸沖にはいっぱい群れてました、去年の夏。
これ事実、そうだったと思うんですよね。同データを見ても僕だったりだったと思うんですけど、
本当は例えば日本海にはいないよねとか、他の海域のデータを見たら、全体で見てイカがそんなめちゃくちゃ増えたって言い切れないよねってところは、
ある段階で漁獲額増やそうってなったりはしてたので。
そうですね。そういうときにだから、ちゃんとそういうポジティブな情報とそうじゃない情報ってのを見る。
そうですね。
それは三択抜きでやらなきゃダメだよなってのもあるかなと。
そうですね。本当に資源が減って、もう本当にいないですみたいなのを、本当は叫べた方が良いですよね。
そうですね。だから、いるときにはいる、いないときにはいないっていうふうにちゃんとできなきゃいけなくて。
で、それに対して、本当にじゃあ例えば政治家の声によって価格が変わったんですかって言ったら、それは分かんないわけですよ。
スクラフトも役者の方もそうですって言ってないわけじゃないですか。だから今の構造上ですよね。
実際にみんなに公開されていない場所で政治家の方がそういう声を上げたことはある。それは客観的に言うと。
若干政治家に反発しても心理的安全性というか立場的安全性が保たれる研究機関であれば、
それが本当は三権分立じゃないですけれど、本当はそこが分立していないと、
適切なそこのちゃんと対等な立場で科学と政治が対話っていうのが難しいのかもしれない。
そうですね。少なくとも難しい構造にはなってしまいますよね。
実際にその政治の力で価格がどう変わったかってことを僕らが断定しちゃいけないんですけど、
ただそこが起きる構造になっている、そこまでは言えますよね。
もうちょっと透明感があって風通しがよくて、資源にとってとか目の前の魚がくわくを削ることに対して必要なんじゃないかっていう情報を、
みんなが恐れていていい空気作り、体制作り、会議のやり方であったり、情報の透明化であったり、
そういうことってのは考えた方がいいんじゃないかなってのは言えそうですよね。
その実際資源管理、魚殻枠を設定するには、そのFRAが出したデータをもとに水産庁が実際の枠を決めていくっていう、
そういう役割分担の話が出ましたけれど、枠を決める根拠がいわゆる生物学的共有魚殻量のABCというものであるんですよね。
そうです。科学者がこれだけだったらとっても安全だよっていうふうに出すのがABCです。
またそこでABCをFRAが適切、彼らなりに今の現代の科学での最大限で持って出した後に、また水産庁側でそれをベースのしながら、
この漁業者の立場も踏まえて枠を設定するみたいな、そういった感じの役割分担にはなってるんですよね。
そうですね。当然FRA、水産研究教育基本法が計算自体するんですけど、例えばABCってそもそも出す前提があるわけですよね。
こういう目標に沿ってABCを出しましょうっていう、目標がなかったら数字って出しようがないわけですよ。
イベントでもおっしゃってましたけど、漁獲ありきの量なので、どこまで共有しましょうかっていうところ、どこまで引き上げるかっていう、若干そこも目的が絡むってことですね。
そうそう、だから法律上は基本的にMSY理論っていう、理論のことはこの間話したんで割愛しますけど、その理論をもとにして海にこれだけの魚がいて産卵しなきゃまずいよって量を決めておいて、
それを目指そうっていうのが法律なんですけどね。ただこれもイベントでちょっと話した通りで、スルメだったりとかって一部の魚はその理論がとても当てはまりづらかったりとかする。
それの時に、じゃあ代わりにどんな目標を立てればいいかっていうのがあんまりしっかり決まってないので、
言い方は悪いですけど目標を下げちゃおうぜって議論もできちゃう状況にはなってますよね。
それはスルメに限らず太平洋のサバなんかも同じ問題が起きてるんですけど。
なるほど、ここまで目標を下げるというのは目標を上げるという、いわゆる生物をこれだけ残そうっていうのを緩めてしまうっていうそういう意味ですよね。
これだけ産卵させようぜっていう目標を緩めちゃうこともできるので。
確かに。
目標を決める場所っていうのはそのFRAの人が決めるわけじゃなくて、ステークホルダー会合とかっていう水産庁がやる会議で、
これは誰でも入って来れる会議なんですけど、別に一致消費者の人が入ってきてもいい会議なんですけど。
おっしゃってましたね、それ結構驚きましたけど。
そうなんです。その会議で目標をこんだけやろうぜっていうのを、基本はMSYっていう理論に基づくんですけど、MSYが使えない魚とかに関しては結構そこで決めれちゃったりするところがあるんです。
じゃあ結構そこの場での議論、結構これって議事録も取られて公開もされるものですよね、確か水産庁とか。
そうですね、議事録は取られるんですけど、公開は傍聴する人にはされるんですけど、ネットとかではそれ以上出された気がしてないと思うので。
そこの透明性もどうなのかなっていう感じは。
ちょっとそこは透明性は、例えば会議数日前に突然やっぱりこの日やりますとかって出てきて、興味がある人がいけなかった。
それはそれじゃなくてでもですよ、そういうことはあったりするんで。
ある会議を聞いていた、ある魚に関する会議を聞いていた魚屋さんが怒ってて。
どういうことで怒っててっていうと、その会議ではある漁法の漁業者さんが、科学なんか当てんなんないんだから、それはあんまり気にしないでもっと取らせろみたいなことを言ったんですけど。
ちょっとその科学に対する言ってることも言っちゃ悪いですけど、言いがかりに近かったんですよ。
この時予想外したよなみたいな。誤差があって当たり前のものだから、その失敗を責めても何の意味もないんですよね。
どうやって良くするかっていうのがあったりであるんですけど。
で、中々怒鳴るような感じになっちゃって、こんなんやってられるかみたいな流れになっちゃったことがあって。
日本で水産研究の予算がすごく少ないんですけど、年々削られちゃってるところもあるし、
じゃあ、科学者の人が本当は仕事に追われてなくて時間がある程度余裕あれば、これこういう理由で取り控えないっていう話がもっとしやすくなるかなと思うんですけど、
そういう調整も、科学者だけじゃないですけど水産庁も含めて取り切れてないんじゃないかって思うところもあるし、
もし本当に水生神の場をみんなが意見を言い合って、本当に政策を変えればいいのであれば、もっと満パワーに、水産庁、研究者、その他いろんな人の満パワーに余裕を持って、もっと会議の数を増やすしかないと思ってるんで。
そうですね。だからステークホルダー会議が誰でも参加できるっていうのは、本当に誰でも参加する必要あるのかなっていうのを逆にちょっと思ってしまって。
もうその段階から議論をみんな有識者がしっかりしてくれるのであれば、ステークホルダー会議を正直議論の場、今の水産政策審議会のポジションにしてもらった方が、
一回じゃあ持ち帰って、最終次で決めましょうにした方がいい気するんですけどね。
そうですね。それもちょっと考え方がありだと思うんですけど。
誰でも入れ場にしないと逆に答えが偏っちゃいがちっていうのもあるので。
それはやっぱ必要なプロセスなんですかね。
必要とは個人的に思います。
つまり、みんなが意見が言えることがまずいんじゃなくて、限られた時間とかに収集がつかなくなるってことが多分ご懸念なんだと思うんですよ。
だとすれば、僕が思うに大事なのは、来る人、入れる人を絞ることじゃなくて、
入れる人は多くて、ただ前向きな話し合いをするそのルールをちゃんと作るってことじゃないですか。
まあ確かにそうですね。
だから人の意見に批判はしていいと。
違う意見は当然言っていいと。
ただ、言うからにはちゃんと客観的な根拠だったり、
実際の問題解決だったり、みんなでシェアしてるゴール。
資源管理で言ったら持続的にたくさん取れる状態にしようっていうゴール。
に対して建設的な提案はちゃんとすると。
批判して終わり、怒鳴って終わりはダメよっていう風にして、
客観性と建設的な態度ってのをちゃんと徹底できれば、それは意味のあることだと思う。
ただ、今までの問題として、ストックフォルダ警護にしても推薦審にしても、
もともとお知らせが言っていた一部の団体の人だとかばっかりが来ちゃって。
そうすると団体の人とかってどうしても、自分の団体にいる例えば漁師さんだったりの声に引っ張られて、
ポジショントークになっちゃう。
うちの漁法に、うちの件にもっと枠をくださいみたいになると、
取りに返しましょうって意見って全然出なくなっちゃうわけですよ構造上。
確かに枠の取り合いにはなりますね。難しい。
なので、ポジショントークをする場所は別に作るべきだと思います。
枠の総量を決める場所は科学的にやらないと多分収集つかないし、
100取っていいですか150まで取りますかみたいな会議は科学ベースでやらなきゃいけないと思うんですけど、
例えば150になった枠をいくつずつどの件にどの漁法に割りますかって会議は別でやった方がいいと思いますね。
ありがとうございます。
次の質問に用意していた質問3つ目に移りますが、
これまたちょっと答えづらい質問を用意していたんですけれど、
水産政策審議会で議論がされていない事前に決めているとした場合、
どういう人の声、誰の声が決定に影響を与えるのかみたいな質問を用意していたんですよね。
今想定はされるところだったので、
事前に質問できた瞬間ビクッと僕もなってたんですけど。
言えないですよね。個人名は言えないです。
こういう名刺はさすがにご勘弁をいただきたいなと思います。
これは決して報道としての使命を放棄しているわけじゃなくて、
批判精神を失っているというわけではなくて、
あくまでこういう話って個人名の攻撃になっちゃうと、
結局誰々が悪いこいつを排除すると終わっちゃって。
そうですね。どっちかって仕組みがおかしいんじゃないかみたいな構造の課題がかなりある気はしますんで。
仕組み構造の問題で、それこそさっき言ったように話し合いが透明じゃないよねとか、
科学は科学的な根拠がないときに科学は変わっちゃダメだよねとかっていう構造の問題だと思うんですよね。
それなので、その構造の中でたまたま声の大きい人をみんなで避難して、
みんなでそのポジションからどかしたとしても、それが解決につながるとは僕は考えてないので、
ちょっとそこはご勘弁いただきたいんですけど。
確かにそうですね。
ただ、こういう話は中途半端にしちゃうと。
ただ、不審感だけあれなんで、話すならしっかり話したいんですけど。
それで、この間会場で話したみたいに、実際その一部の漁業は本当に支出の訳がもらえなかったり、
支出の目の収入がなかったりすると、本当に経営が破綻しかねないっていうところもあったんですよね、事実として。
そうですね。
そういうこともちゃんと考えた上で、批判とかはしてほしいなっていうのは一個はあるんですけど、
ただその上で一般論を言うのであれば、もちろんさっき言った通り、
政治家の方に漁業者の方がもっと取らせてよっていうことは事実として起きていたわけだし、
あらゆる政治で言われている一般論で言うんだったら、
ある政治家の方に収票力だったりとか、パーティーに行きますみたいな献金だったりとか、
そういう実績がある団体さんっていうのが一定の声を持つ。
そこから声を受けた政治家の方が、行政とかに対して一定の影響力を持つっていうのは、
これは日本の政治の構造上よく言われていることです。
そういうふうな、さっき僕が言った通り、
政治の方からの声で科学に影響があったんじゃないのっていう心配の声がいっぱい上がってますよって言いましたけど、
今言ったような構造がある以上はそう不安に思っちゃう人がいるのは必然って言えるんじゃないですかね。
ありがとうございます。
そういった方、ある種声、影響力を持つ方が構造の違和感に気づいていただけると本当は前進できていいですね。
そうですね。だから構造の変え方をぜひ、後で締めの時にでも話したいですけれど、
焦点にしてほしいです。誰が悪いで話を終わらせないでほしいです。
となると、4つ目に用意していた質問が、
水産庁に本当はたして決定権あるのかなっていう質問をしてたんですけど、
今の話を聞くと、
どうなのか、どの程度あるんだろうっていうところが気になっていましたね。
客観的な事実から言うと、水生産で枠を決めますという時に、
その枠の数字の指紋って言うんですけど、
水生産の良い人の方にこの枠数字でいいかなって聞く作業、
これは誰のメッギーかっていうと農林水産大臣なんですよ。
そうなんですね。
農水省なんですよ。
っていうことは、農水省の中でそれを担当している部署は水産庁なんで、
そうですね。
水産庁がその数字に主導権がある、決定権じゃないですよ。
ただ、この数字の案でどうなのっていうふうに具体的に出す、
その権利は水産庁にある。そこは言っていいですよね。
だから、本来主導権があるべきところは水産庁だよって、
そこは客観的事実として言えると思います。
で、一方で、さっき僕が言ったみたいにいろんなところで、
本当に水産庁が国会議員の方に意見を言えてるの?っていう疑問の声がたくさん。
政治家と官僚の関係性っていう感じ。
そうですね。
ですよね。
そうですね。実際に特に近年は国会議員の方に、
ものが水産庁の中から言いづらくなってんじゃないのと指摘する、
かなり近しい関係者の方々とかがいるのは事実です。
すいません。細かい話はできないんですけど。
いろんな方の立場を守りながらじゃないとこういうことってよくできないので。
これもどっちがいいのか正直わからない部分はあるので、
官僚主導の政治がいいのか、政治家主導の政治がいいのかっていうのも、
私も正直どっちがいいのかよくわからないので。
そこのバランス感は、水産庁が必ずしも、
主導権はあるけれど決定できるかっていうと、
全ての決定権を持つわけではないっていう事実がちょっとある。
そうですね。とか、
主導権が政治サイドに今寄っちゃってるんじゃないのっていう指摘があるんですよね。
ありがとうございます。
事前の質問は答えづらいたくさんの質問。すいません。
でも答えづらかったです。
実際今かなりスルメイカの資源枠、漁獲枠を決めるためのプロセスに
イベントでも焦点をかなり当てていたんですけど、
そもそもスルメイカの資源自体の評価や、
資源が外部要因に実は影響されてるんじゃないかっていうところも、
少し補足していただきたいなというところがありまして、
資源がこれだけいますっていうのがちょっとタイムラグがあるみたいな。
そうなんですよ。
先生ちょっとこの間の言い方に語弊があった気がするんですけど、
この間は海に今スルメがいる量を根拠に決めてるよ、
みたいなことを言った気がするんですけど、
スルメだけじゃないんですけど、
基本漁獲枠って今いる量じゃなくて去年いた量で決めるんですよ、枠を。
そうですよね、研究自体がだって1年前に行って調査して。
2年前ですね、数学に言うと。
ある年にデータ取ります、その翌年にデータまとめて分析します、
さらにその翌年の翌に反映されますみたいなことが多いので。
確かに2年前にだから。
2年近く枠が開くのが通常なんですよ。
これ会場で結構しっかり話したと思うんですけど、
スルメって基本的にはめちゃくちゃ資源予測が当たらない。
なぜなら毎年全部寿命を迎えて死んじゃうから。
そうですね、寿命も1年。
いないってことは、この年生まれの卵とか、
生まれた時の子供のイカがどれだけ海の環境の中で生き残れたかっていう、
その環境にすごく影響してめっちゃ大発生したとか、
めちゃくちゃヘッダーが起きるということなんですよね。
そうですね、かなり難しいですね。
孫の寮とかまで分からんよみたいな感じですよね。
分かりにくくないよっていう、それは正論です。
だからスルメの、さっき言ったMSI理論というもので資源予測したって、
当たんねーよっていうツッコミはもう至極真っ当でその通りなんですけど、
だからこそ大事になるのは、その年のリアルタイムのデータで、
それこそ三陸沖だけじゃなくていろんな海域のデータ見て、
今年多いぞ少ないぞっていうのをちゃんと速報できるように。
そこもやっぱり科学にお金を出す、
もしくはいろんな市場に協力してもらうしかないと思うんですけど、
そういうふうにして、極力極力新しい情報で、
今年いかが、どれだけいそう、だから枠が増やそうか減らそうかが
ちゃんとできるようにするっていうのが大事ですよね。
そうなってくると、漁獲多くを決めるプロセスは、
どうしても科学者と漁業者のやや対立的な部分がありましたが、
リアルタイムでってなると、
漁業者と科学者の連携が必要になってきますよね。
その通りですその通りです。
本来漁業者と科学者って敵なわけがないんですよ。
科学者は何のために仕事してるかって言ったら、
その通見聞こえたんですが、
それは漁業者の方々が取り続けられるために、
それこそMSYTでもいろんな批判はあるし、
確かに誤差も出たりするんですけど、
間違いないのは、取れる量を最大にしようぜってことから、
漁師さんのむしろ味方なんですよ。
ただ目の前の漁獲をここまで抑えましょうって話になるから、
どうしても漁業サイドはけめたく思っちゃうことは当然多いんですけれど、
決して本来じゃないっていうことなんですけどね。
さっき言ったタイムラベルの問題があんな事実なんで、
ただ漁師さんのために的確に、厳しすぎずでも許すぎない、
これからも取り続けるのに一番いい販売の漁獲枠を出したいんで、
出てくださいよっていう姿勢をちゃんと各地の市場だとかに出して、
みんなが喜んでデータを出せるようにするってのはもちろん大事なことですよね。
それがパパッとFRAの人がすぐ分析に使えるような感じで、
漁業者からデータが集まってきたら、
それはなんかより正確な資源評価、
ここのエリアは思ったより水揚げ多いなみたいな、
いう話もできたりすると思いますし。
もうできるはずなんですよね、技術的には。
そうなんですね。
結局どの漁船がどこにいるかって、
今衛星情報とか測位情報で分かりますし。
そっか、そこは分かるから、
じゃあどこで漁獲したかぐらいはもう分かっては。
どこで何回網引いたかある程度分かるはずなんですよ。
なるほど。
そのどの市場でどの船がどんだけ上げたかってのも、
例えば市場でみんながExcelにその日の売り上げとか入れてると思うんですけど、
そういうデータとかもちゃんと集める仕組み自体を水産庁が整備してるんで、
ただそれが集まったデータが速報されてなかったりだとか、
それこそじゃあ漁師さんがちょっと抵抗感あるから、
この県からは推薦機構にはデータを送りませんとかが今でもあると聞くので、
そこを漁師さんが邪魔することじゃないんです。
むしろ漁師さんの生活を守るためのことなんで、
そこは嫌がらずにやってくださいよっていう説明も大事だし、
逆に国のルールとしてこのデータはもうちゃんと渡してくださいねっていうふうに
強制力を持たせることも重要だと思いますし、
ただデータ出したくない人にも出したくないなりの当然理由があるわけですよね。
他の漁民にいい漁場を知られるとか、
例えばそういうことですね。
そうですよね。
商売がたきに魚の値段知られたら貝叩かれちゃうとかね。
なのでそういう表に速報しちゃまずいデータっていうのはちゃんと隠すとか、
それが流出しちゃうことがまずないようにすることのと、
流出しちゃった場合にちゃんと保証があるようにするよとかっていう、
そういう細かい配慮は絶対必要なんですけれど、
そうは言ってもデータ出したくないです、漁師の感情でっていうことを言ってしまうと、
なかなかどうして、それは漁師さんの首絞めるよねってことになっちゃう。
あとは資源自体が温暖化や外国漁船の影響によってもあるっていうのは少し。
あります。それはもう絶対にあると思います。
外国漁船、中国はただあれですよね、日本海側の資源にだいぶ中国漁船の影響は、
数年前まではあったと思うんですけど、今となっては減っちゃったよねっていうのは。
だいぶ減ってると思います。実際にコロナ禍ぐらいまでは、
北朝鮮水域に明らかに中国から行ってるだろうみたいな漁船が大量に集まっていて、
ものすごい量の収漁と光を焚いてイカを集めて釣ってたっていうのがデータとして出てるんですよね。
おっしゃってましたね、イベントでも。
人工衛星から光を見るとわかるじゃないですか、北朝鮮が明るい。
イカ釣りは特にわかりやすそうですね。
わかりやすいんですよね。これでもう日本の漁獲を追い抜くんじゃねえかみたいな勢いで取ってた時代が最近まであったんですけど、
その時は僕も北朝鮮の船、中国の違法漁船やばいですと取り締まりましょうって僕もいっぱい書いてたんですけど、
あんま出てないっぽいんですよね、そういうデータが出てこないんですよね。
最近はほんと聞かなくなりましたからね、中国産の鶴メイカ、もちろん加工品になって流通してる部分はあると思うんですけど、
あとは日本は輸入枠もあるので、そもそもあんまり制限はされていますが。
そうですね、とはいっても、たぶんカニヘイさんも水産長いことかざさっていると思うんでわかると思うんですけど、
オファー実は来てないですよね、ここ数年中国の鶴メイカに。
だからここの5年ぐらいですか、で行くと確かに中国の漁船の影響で資源は減りましたっていうのはあるけれど、
だからといって日本の資源管理を緩めた結果外国漁船がたくさん取っちゃうとか、そういう話にもならないんじゃないかな。
ならないと思います、今の状況であれば、というのもあるし、
そうですね、実際に水金機構とかのデータ見ても中国で取られてると思われてる量はだいぶ減ってるし、
中国の環境団体とかに聞くと、そういうあからさまの違法漁船はもう政府がかなり本気になって対策したから、
方法の漁船すら最近金料金をかなり長引かしていて、
イカ釣りは本当に減ってると思うよっていうのは中国国内からも聞くし、
人工衛星の目からも中国国内の声からも国内の水産業界の声でも全部で中国のイカ取る量減ってるよってみんなが言ってるんで、
これはやっぱり水金機構の見解でも昔ほど取ってないよねって言ってるんで、
一部の報道でね、最近ちょっと中国が違法なイカ漁船出しまくってます。
そうですね、昔は確かにそれはあったけれど。
ありました、数年前までありました。
結構中国の水産業界関係者も資源管理意識が高い人もだいぶ増えてる印象が正直あるので。
増えましたね。実際喋っててもそれ、カニエさんも感じてるんじゃないですか、僕も感じますけど。
いや私はなんかその、以前ブルーパイオニアプログラムっていうアメリカの海洋環境関係のプログラムに参加した人に、
このラジオでインタビューした時に結構参加者中国からの人も多かったって聞いたんですよ。
それ聞いた時に、結構やっぱ中国の人らも水産資源の管理っていうのは、
彼らもやっぱりね、その水産で儲かってる方も非常に多いし、
それへの意識がある人も、国民が多いからそういう人も多いのかなっていうのはあるんですけど。
そうですね。
変わってきてるのかなっていうのは思いますね。
そうですね、十何億人って人がいて、みんなを食わせなきゃいけないってなってる中で、
真剣な問題としてやっぱりタンパク質をどう抑えるかってのは思い始めてるんじゃないですかね。
もちろんね、数年前までの違法漁獲だったり、今で言ったらウナギの管理とか、やっぱり中国消極的だなってところが多くが報じてたのもあるので。
そうですね。
そういう批判をすればいいんですけど。
サンマとかはちょっと資源管理の足を引っ張ってる疑惑みたいなところは感じはしますが。
疑惑というか事実として中国が漁獲枠の削減幅を小さくしろって言ったってのはもう表に出てますね。
そうですよね。だからそういう中、中国が完全に変わったというと、魚によっては全然ポジショントークというか、やっぱあるんですが。
ことするメリカにおいての影響度合いというか、もうだいぶ日本海が減ってしまってるので、そこではなく。
もう一点、ちょっとこの議論をお勧めさせると、温暖化とかそういう海洋環境の変化の影響の方がだいぶ最近ありそうな気もするんですけど。
大きいでしょうね。だからそうですね、中国を抑えるような漁獲枠とかも当然必要なんですけど、それより今影響がより大きいのは気候変動だったり日本の漁獲と思った方が。
気候変動ももちろん大きいです。さっき言った通り、スルメってやっぱり生まれた直後、卵だとか、子供の頃の環境ですごく死んだりするんで。
で、やっぱり水温が合わなかった。年にはすごい死んでたよねみたいなのは結構証拠が上がってるんで。
やっぱりどうしてもその気候変動の影響はモロに受けている可能性が高い。間違いないのは、ちょっと昔と比べて卵とか子供のイカが生き残る割合ってのがやっぱり少ない年が近年増えていくってことですよね。
そう考えると結構漁業者にとってはスルメイカ漁業に対しての不確実性が高まっているのかなっていうのと、今年は特にまた中東情勢の影響で重油や石油、燃料価格すごく上がってるじゃないですか。
それはだから漁師をどこまで減らさなきゃいけないか。
増やすというか守るのかですね。
今日本にいる漁業者が12万人ぐらいだと思うんですけど、これは放っておけば絶対に減るんですよね。なぜなら日本国民も減っていくし、特に予算地域は人口の減少のスピードが速いから。
そうですね、高齢者が多いですしね、そもそもが。
そうです、これしかして当然やめていくことになるので、当然いなくなっちゃったら絶対にまずいわけですよね、漁ができなくなっちゃう。
ただ今の状態だと多くの魚がやっぱり取りすぎなんじゃないかっていう状況になる、これも否定のしようがない。
そのスルメももちろんちょっと取りすぎだろうっていうのがあるので。
そしてもっと言うと、スルメの場合にはさっき言った通り環境も悪くなってるんですよね。
海に住めるスルメはおそらく減ってるんですよ。
それは多分餌が少なくなったとか、スルメが住みやすい、水温の回帰が減ったとかいろんなことがあると思うんですけど、
となると昔よりもスルメを海に保つべき、目標の量って下げなきゃまずいだろうなっていうのは言えますよね。
そうですね、そうすると漁船もその数に合わせないといけないんじゃないかっていう話にはなってきてしまう。
一方で漁船の目標を下げるメリットっていうのも当然あるんですよね。
目標が高すぎて、じゃあ例えば昔何十万トン捕らせたからその水準まで、その時の水準まで親を増やすんだってすごく高い目標を掲げちゃうと、
じゃあ今の資源量とのギャップすさまじいから、ほぼ金量みたいな厳しい漁獲枠にしましょうになりかねない。
そうですね。
だから目標って高すぎるとむしろ漁師さんを苦しめちゃうんですよね。漁獲枠が厳しくなったりもするんですよね。
でもさっき言ったとおり目標が低すぎると、じゃあこんな漁船数いらないじゃんになっちゃうんですよね。
で、今やっぱり日本の漁業ってすごくいろんな補助金がないとなかなか立ち行かない。
その燃油の料金であったり、船を買う料金のお金であったり、さっき言ったような厳守を補填するものであったり、
いろんな補助金がないとやっぱりすごく経営が厳しいのは間違いないので、
しかも漁業の場合、例えばすごく真剣に資源管理しますと、めちゃくちゃ厳しく科学的に魚を守りますってやっても、
でも環境のせいで魚がめっちゃ減りましたってことはどうしても起きるんですよね。
なのでそういう時に本当に漁師さんに何の責任もないのに魚が増えて減ったってのは必ず起きることなので、
じゃあ減っちゃった時にちゃんと経営を守って魚が回復するまでの漁師さんの生活は絶対守りますよっていうことは国としてやらなきゃいけないなって僕も思うし、
だからこそいろんな補助金があるとも言える。
すごく難しい議論になるし、いろんな人が論争になってきっと傷つくかもしれないけど、
でも今話を伺わないともっと傷ついちゃうと思うから言うと、
どこまで資源を海が保ち得て、どれだけの漁船を絶対に支出するべきなのか。
これは言い換えれば漁船が減ってしまうことをある程度受け止めざるを得ないとも言えるけど、
ただこれはほっといても絶対大きいことなので、漁業者が減っていく、人口が減っていく、消費者も減っていく中で、
どっちにしろ漁船数は必ず減っていくことになると思うので、
その中でじゃあどこまでは支出するんだっていう議論をしないといけないでしょうね。
我々魚好き、魚を食べること好きな人にとっては、漁業者はある程度は言っていただかないと日々の楽しみが失われてしまうわけですが、
どこまで税金を使いながらそこを維持するかっていうのは非常に難しい部分ですね。
今まで言ったら取り過ぎの魚がこれだけ多いという分析がある以上は、
やっぱりこれだけ減ったといっても漁船の数はまだもうちょっと少なくないと多分1隻当たりの利益って上がりづらい状態になったとは思います。
同じ100の魚がいるとして、じゃあ例えば10ずつ取ろうってしたら10隻の漁船が仕事をできますよね。
これを1隻で100全部取っちゃおうぜっていうと、1隻分しか人を雇えないですよね。
どっちが正しいかって言い切れないはずなんですよ。
10隻で仕事できれば当然その方が働ける人は増えるんですけれど、その分コストもかかっちゃう。
10隻分の人件費、10隻分の燃油代、いろんなことがかかっちゃう。
そうすると魚の値段は高くなっちゃう。
逆に1隻で100全部取っちゃえばコストは下がるし、取り控えをしてもそんなにものすごく生活に苦しむってことはおそらくない。
なので魚船は多い方がいいとも少ない方がいいとも言い切れない状態なんですよ。
ただ今で言うと多分日本は魚船は正直言っておそらく多い。
他の先進国なんかやっぱり漁業者の人数、日本は12万人って言っても1万人とかそういうところが多いと思う。
日本は個人事業種とかが非常に多いですもんね、小規模漁業者が。
それが多様な漁職文化を支えてきたし、今も支えている側面はあるけれど、この仕組みがどこまで維持できるかっていうのが非常に難しい。
そうですね。だから小規模であるからこそ、一石一鳥でたくさん取らないからこそ、一匹一匹丁寧に占めたり丁寧に出荷したりできて、
その分魚の値段だったり魚の価値だったり美味しさっていうのを高めやすいっていうのも間違いなくなって、
それのおかげでこれだけ良い漁職文化が行くより高い魚がみんなに届くってことが起きているので、
ほんと是々非々で考えるしかないはずなんですけど、漁船数は多いだけでいいわけでも少ないわけでもなくて、
どうしたらみんなが一番魚を喜んで食べ続けられるかっていうところで、ちゃんと前向きに話し合わないといけないんだと思います。
これはもう本当に話がデリケートですし、時間が限られた中で言えばわかったんで、編集ができる今のタイミングだから言ってるんですけど。
じゃあスルメイカの話に最後戻ると、スルメイカの資源と未来、最後に結論としていくと、
どういったところが太田さん的には必要になってくるっていうのを最後まとめていただいてもよろしいですか。
主に3つないし4つですね。1つ目は今言ったみたいなどれだけ漁船の数をしっかり守ってどこまで補助をするかですけど、
これは話がややこしくなりすぎるというか、今言ったからって言って一覧が出るもんじゃないんで一旦置いておきましょう。
間違いなく言うと思うことが3つあります。まず1つ目が予防原則っていうものをどう取り込むかですね。
これをしっかり議論しなきゃいけない。予防原則ってどういうことかっていうと、イベントでも言いましたけど、
要するに科学とか海のことって分かんないよね。正しいと言うとないよねと。
データなければないだけ間違えやすくなるよねって話だわけですね。
じゃあ間違えそうな時ほど本当は魚取り控えなきゃいけないよ。
なぜなら思ったより魚がいないで取りすぎちゃったら回復に時間かかりすぎちゃうからね。
そうですね。ダメージが大きいですからね。本来は先行きの資源のためにはそうした方が漁業者にとってもいいんじゃないかなっていう話。
なので予防原則どう入れるか。ただ予防原則って入れすぎちゃうとちょっとでも分かんないことあるから銃箱の隅をつつくように
この魚も禁漁、あの魚も禁漁ってなっちゃうとそれはそれでダメだと思うので。
大事なのはどれだけデータがないとき、どれだけ不確実なときにはこれだけ控えなきゃいけないよねとか
鶴見みたいにあからさまに資源が減っちゃってるよねってものに関して言ったら特に慎重めな枠の決め方であったり
より予防的にたくさんの種類のデータで資源の豊富さを証明できないと
簡単に増額しちゃいけないようにルールを決めておくべきだと思う。
たぶんそこを今回の漁獲枠増額にしたけれど、来年もうちょっと設計を細かく工夫するための1年みたいなそんな感じでも捉えられたんですけど。
その通りです。水産庁もそう言ってます。
増額したことに対しての水産庁への批判がすごくネット上ではありましたが
一応あれは今回時間がないから一旦増額っていう根拠もある程度の根拠はあって増額はしますが、この1年ですごい考え回すみたいな。