重機ラジオ、こんにちは。MCの美香副部長こと、それやま美香です。
この番組は、重機メーカーによる重機好きの方々に向けた、ほとばしる重機愛を分かち合う番組です。
今回はプレオープンということですが、重機好きの皆さんに楽しんでいただける内容になると思います。
まずは簡単にですが、MCの私の自己紹介から。
私は、日立建機というオレンジ色の建設機械のメーカーに勤めています。
日立建機発の新規事業コンテストに、重機のファンコミュニティを作りたいと提案し、
現在はサステナビリティ推進本部の業務として採択されて、この重機ファンコミュニティ、重機ファンダムを運営しています。
重機ファンダムのビジョンは、誰かの好きが誇りに変わり社会を支える。
私は、理科副部長として開放書を作ったり、ノートの記事を書いたりしています。
週末は趣味でオーケストラでホルムを吹いています。よろしくお願いします。
といったところで、この番組はどんなことをやっていくのかを紹介したいと思います。
メインとなるのは、重機トーク!
全国の重機ファン、重機の専門家、業界人の方などを招きして、
たっぷりと重機のことを語っていただくコーナーです。
何かの番組風のタイトルですね。
そしてもう一つ、これって私だけ?重機あるある!
ゲストの方から、自分だけかもしれないけど、という重機にまつわるあるあるを聞いていきます。
ゆっくりとリスナーの皆さんからのお便りをもらえたら嬉しいです。
ということで、今回はプレイオープンながらにゲストの方に来ていただいていますので、早速本編に行ってみましょう。
重機ラジオスタートです。
というわけで、こちらのコーナーから、重機トーク!
さて、記念すべき第一回ですが、重機愛を語るにふさわしいゲストに来ていただきました。
施設博物館、元気ミニチュア博物館館長で、重機オペレーターの杉山誠さんです。どうぞよろしくお願いします。
お願いします。杉山誠です。
普段は重機乗りながら、趣味で伊豆でこじまり建設機械の博物館をやっています。
素敵です。
ありがとうございます。
では私の方から、杉山さんのプロフィールを紹介したいと思います。
静岡県伊豆の国市在住の杉山さん。
以前は現場監督として勤務されていましたが、重機オペレーターへの夢を実現するために、2024年11月に転職。
現在は、有限会社前田重工業さんで、重機オペレーターをしていらっしゃいます。
現在操縦している機械は、ザクシス350LCH、D65EX、D275AX。
主な重機活動は、取り重機、取り重機、収集重機、さらに独自の扇重機として、ミニチュアの改造やフルスクランチでの製造などされています。
押し重機は、日射メンクSR264Bということで。
ちょっとマニアックな機械ですね。
いいですね。また、ご自宅の敷地内に施設博物館、元気ミニチュア博物館を設立し、館長も務めていらっしゃいます。
行きましたけれども、初めて行ったとき、めっちゃびっくりしました。
そうですか。
所瀬町と並ぶミニチュア?
そうですね。今、あの時からまた増えて。
増えたんですね。
2500台ぐらいあります。
多分、よく言われるのが、トミカなんですよね。トミカでしょ?みたいな感じで言われるんですけど、
じゃないんですよね。
トミカはまた別ですね。
トミカは台数には含まれていない。
トミカも500ぐらいあります。
ザクシーズ200のトミカって何個買ったんでしょう?
人に頼まれたのもあるんですけど、60個買いました。
多い。
ミニチュアのスケールモデルですよね。
そうですね。50分の1とか、いろいろありますけど。
だいたい平均1万円とか。
5ぐらいそうですね。
高いものも。
ありますね。30万ぐらいするやつとか。
いやもう、プロフィールから重機外にあふれていますね。
先ほど流れていたエンジン音は、杉山さんに伝えられましたか?
流れていたエンジン音は、杉山さんに取ってきていただいたということなんですけれども、
こちらがなんとこのC重機であるメンクSR264B。
これはどのような機械なのかを。
メンクっていうのは日本車両が作っていた商品名って言ったらいいですかね。
本当はスクレープドーザーっていうのが本当の名前ですね。
土を削りながら、お腹にボールっていうのがあって、そのボールに土を貯めて走っていって、
自分で敷きならしてまた帰ってくる。
一台で削って土を運んでならしてっていうのができる優れ者なんです。
優れ者ですね。でもあんまり見たことある気がしない。
そうですね。日社メンク時代もう作ってないので。
あとはとある重機土工会社さんが独自で今作っている最新型もあります。
その機械がOC重機っていうことなんですけど、どこでどう出会われたのか。
そうですね。これ出会ったのは僕小学校5年生ぐらいかな。
小学校5年生ぐらいかな。やっぱり地元で動いてるのを見て、将来あれに乗りたいな。
できれば家の庭に欲しいな。飾りたいなと思ってて。
小学校5年生ぐらいからずっと好きですね。
一目惚れみたいな。
車じゃなく重機。
小学校5年生の時にメンクに出会って一目惚れされて、そこからメンクとまた出会うみたいなことってあったんですか。
それも地元の重機屋さんに頑張ってたので、休みになるとそこ見に行ったりとかして、ずっと触れ合ってたんですかね。
目でに行って。
取りじきをされていた。
してました。
それ何歳ぐらいかな。
小学校5年から、それで2012年ぐらいにその機械売られちゃって、切られちゃって、売られちゃっていなくなっちゃったんですけど。
それは大変寂しいですね。
そうですね。
その後に、あのエンジンオンを取っていただいたメンクとはどのように出会ったんですか。
これは2018年ぐらいかな。
マニアの人から、実は茨城県に3台あったんですよ、このSR264Bが。
そこにあるよっていうのを聞いて、そこの社長さんに手紙を書いて、とりあえず見せてくださいということで。
そしたら電話がかかってきて、どうぞ見に来てくださいと。
で、見に行ったわけですよ。
で、僕よくよくこれ欲しいんですけど、どうぞどうぞ持って行ってくださいと。
売りますよって言われて、それで買うきっかけになったんですけど。
それを僕の大先輩とか、僕の土田さん、土田館長と一緒に見に行ったわけです。
別の日にまた見に行って、そしたら土田館長も欲しくなっちゃって。
3台うちの2台を僕と土田館長で買って帰ってきた。
館長と一緒に買いに行ってたんですね。
行きました。
ちなみに土田館長は長野県の稲で働く自動車博物館をされている。
すごく有名な方ですね。
すごく有名な土田健一郎さん。
こないだ渋谷キャストの県旗ドリームデーって建設機械の日っていう記念日の制定を記念した。
メーカーが一度に関してお店屋さんをやるっていうかわいらしいイベントのところでゲストトークをしていただいたり。
超有名人です。
館長のコレクションコーナーみたいな感じで出していただいた。
あそこでも杉山さんもミニチュア出して。
私もミニチュア飾らせていただきました。
前田重工業っていうロゴ館。
ちょっとだけ宣伝しようかなと思って。
これ杉山さんが乗ったやつかなとか色々想像しながら見てたんですけど。
そうですね。
オペレーターとして入った前田重工業さんの50分の1のミニチュア。
そうですねスケールモデルですね。
あとそこで前田重工業さんの茶屋の1階の重機カフェクルージーもあそこにもジオラマあるじゃないですか。
前田重機女子の香里さんオフ会みたいな。
行った時にジオラマできてて。
そのジオラマの中にもメンク。
そうです。メンクあります。
よく気づきましたね。僕あれが一番推しで。
どうしてもあれを着たくて。
みんなそれぞれ色んな視点でこれあったとか。
都電の渋谷にあったアオガエル?
そうです。あれに運んでるトレーラーも置いてあります。
もういますよね。
ちょっとコンセプトがずれてる。めちゃくちゃかもしれないですけど。
いろんなみんなの推し重機がいる中でメンクおるじゃん。
そうです。
あれはぜひ見に行っていただきたい。
そしてメンクってなんやねんと思った人は重機カフェクルージーに行って探してもらってください。
そうですね。
いいですね。
土田館長と買いに行ったっていうのがいいです。
じゃあ今、日本では博物館2ヶ所。
2ヶ所ありますね。
メンクは幸せですね。
古い。1975年製なのでもう50年ぐらい経ってる時代ですね。
50年前どんな日本だったかっていう。
そうですね。でも日本を作ってきてくれた建設機械ですからね。大事にしたいと思いますね。
高度経済成長を支えていただいたスペシャル重機なんで。
もうみんな足を向けて寝てはいけない。
そうですね。
メンクありがとうって言いながらちゃんと眠りましょう。
県紀ミニチュア博物館っていうのをご自宅の敷地内に。
前に伺った時も杉山さんいらしていただいて、フレハブ小屋ですかね。
に博物館作ってらっしゃる。
しかもメーカーごとに綺麗に分けられたり。
あれの博物館を作ろうって思ったきっかけとか。
ミニチュアは小さい頃からおもちゃ屋さんで親に買ってもらったんですけど、
それをみんな砂場遊びとかして壊しちゃって。
ほとんど残ってなくて、高校3年生くらいでアルバイト始めて、
そのお金をみんなミニチュアに注ぎ込んで、そこから集め始めて、
大学、東京に来たんですけど、東京で一生懸命アルバイトを始めて、
そこでも買うようになって、どんどん集め始めて、
大学卒業する時でも百何十台ってあって、
その後就職して、どんどん増えていって、
働き始めてもどんどんお金が貯まって、
僕はお酒とかタバコ、ギャンブルしないので、
どんどん貯まって、全部ミニカートに注ぎ込んで、
自宅の自分の部屋に1回作ってみたんですけど、
すぐ1年も経たないうちにいっぱいになっちゃって、
博物館ある土地っていうのが、祖母が畑とかしてたんですけども、
都市でやらないってなって、
じゃあ、おばあちゃんちょうだいこの土地貸してって言ったら、
いいよ、何やるの?博物館作ろうと思ったので、
現場事務所だからよく使ってるプレハブなんですけど、
中古で買ってきて、あそこに建てたんですけど、
どんどん入れるとこが増えたもんで、
どんどん買っていって、2500台ぐらい。
すごいですね。
博物館作ろうと思ったら、
博物館作ろうと思ったら、
2500台ぐらい。
博物館作ろうと思ったのは初めて、
働く自動車博物館の土田館長のところに行って、
すごいな、これ目指したいなと思って作ったんです。
やっぱり館長の影響がでかいんですよね。
館長がいかにすごい人かっていう。
今でも刺激を受けていますね。
そうですよね。
その2500台のうち、思い入れのある3台挙げるとすると。
思い入れのある3台ですか。
難しいな。
どれも可愛いというか。
館長も同じこと言ってますよね。
土田さんも全部思い入れがあるんで。
これって決めるのが難しい。
でもアルバイトして、初めて貰ったバイト代で買ったミニチュアが、
ジョワールの32分の1のPC450小松の箱があったんですけど、
それ初めて買って、それが一番簡単につけるとしたら。
初任給。
いいですね。
結婚式のやつありましたよね。
そう、結婚式の時に土田館長がそれもプレゼントしてくれたんですけど、
それもちゃんとした似顔絵のプレートもついてて、
それをクレーンでついてるやつでしたね。
ダンプの荷台にハートマークのやつ。
僕の名前と奥さんの名前が貼ってあるそれもあります。
あとは?
フルスクラッチでEX700ってものすごいでかい、
あれ何分の1かな?10分の1くらいですかね。
それもあるんですけど、それは兵庫の方が作って、
それを譲り受けたんですけど。
10分の1?
10分の1ですね。
すごいでかいですよ、1メーター。