フィールドレコーディングへの誘い
みなさん、こんにちは。2026年2月14日、バレンタインの朝ですね。
今日は少し、私のライフアークであるフィールドレコーディングについてお話ししたいと思います。
普段の生活の中で、仕事へ向かう駅、いつもの通勤路、歩きながら変化していく街の音、通り過ぎる車や電車の音、
私たちの当たり前としている音、ノイズとして聞き流してしまいますよね。
改めて耳を澄ませてみると、自分にとって当たり前の毎日でも、世界にとっては新鮮な発見になるかもしれません。
そう考えると、何気ない日常が全く違った表情を見せ始めます。
静寂の発見と音の本質
最近、私は駅のベンチに静かに座って、あえて乗るべく電車を一本見過ごしてきます。
本来ならさっと乗り込むはずの電車を見送ってみると、電車が過ぎ去っていく音を聞きながら、自分の気持ちの変化を感じる余裕を持つことができました。
走り去った電車の後、一瞬だけ何もない音がなくなる瞬間が訪れます。
都会の真ん中で音がなくなる瞬間、何とも言えない静かな間、それを見つけられた瞬間に不思議な喜びを感じます。
たくさんの音の中から特定の音を探すのではなく、多くの音の中から音がなくなる瞬間に出会うことです。
それがフィールドレコーディングの本当の面白さなのかもしれません。
ところで皆さんは音をどう捉えていますか?
音の本質は空気の振動です。
実は私たちは音を耳だけで聞いているわけではありません。
全身で音を感じる体験
例えば日本の夏といえば花火。打ち上げられた光の後に少し遅れてドーンとお腹に響くあの感覚はまさに全身で振動を感じていますよね。
セミの声もそうです。地域や季節、時間帯によって鳴き声は変わります。
日暮らしの声に耳を傾けていると音が季節を奏でているのか、それとも音そのものが季節なのか。
こうした視覚的な映像の記憶とはまた違う耳で記憶した豊かな世界。
フィールドレコーディングは音を録音すると言いますけれども、どちらかというと空気をすくっていく。
まるでプリンをすくっていくように音をすくっていく。
フィールドレコーディングの実践
最近のレコーダーは非常に高性能です。
また外部マイクと組み合わせることでさらにその場の空気感や繊細な気配を壊さないようにそっとすくい取ることができます。
素敵な音に出会ったら残してみたいあの風景。
たまにはカメラもレコーダーも止めて、ただその場の音を、五感を使って音を浴びて空気を感じる時間も大切にしていきたいと思います。
私はこうした日本のアンビエントな瞬間を切り取ってYouTubeでも発信する活動を続けています。
よかったらチャンネル登録、動画を見ていただけると嬉しいです。
日常へのフィールドレコーディングの勧め
皆さんも通勤途中、旅先の駅やホームで少しだけ立ち止まって耳をすませてみませんか。
その場の空気や時間帯の独特な音、きっと世界が新鮮に感じることができると思います。
それでは今日も素敵な1日を音と歩む素敵な時間になりますように。
KAZPOTチャンネル、カズンでした。