▼今回の内容
・農業法人の40代の方からのご相談
・「経営」という言葉
・ 経営者としての第一の視点は、"現場を離れない"こと
・現場と経営は、別々のものではない
・「何の問題を解決する事業なのか」に旗を立てる
・豊田章男さんが数字を語らなかった理由から見えるもの
・メンターは"うまくいっている人"ではなく"問い続けている人"を
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サマリー
農業法人の40代の経営者候補からの相談。現場での作物作りが好きだが、経営者として会社を持続させるために現場と経営のバランスをどう取るべきか、また、どのような視点を持ち、メンターをどう見つけるべきかという悩みに答える。経営者は現場から離れるのではなく、現場に出て社会との繋がりや解決すべき問題を見つけることが重要だと説く。トヨタの豊田章男氏の例を挙げ、数字ではなく「より良いものを作る」という本質的な問題解決に焦点を当てることの重要性を強調し、それが経営者としての成長とメンター探しに繋がるとアドバイスしている。
オープニングと日傘の話題
こんにちは、遠藤嘉月です。 秋山ジョー賢司の経営者のマインドサプリ、秋山先生よろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。 さあ、ということでね、今日も行きたいと思うんですが、ちょっと今日ですね、質問がですね、かなりボリューミーにいただいておりまして、もう行かなければという状況なんですけど、
日傘統計を取ったんですよ。 ええ、ちょっと待ってください、どういうこと?
去年覚えてます? 覚えてます。 秋山賢司、大久保啓太、このお二方が日傘買い出したって言ってね、ちょっと僕ら、何か買っちゃったよとか言ってたじゃないですか。
収録中にね、もう事前の打ち合わせなしで聞いてたんですよ。 今年、今確認できてる。 そう。
白石、有機体人質白石、今、絶賛日傘中。 えっ、マジ?
組織マネージメント井上圭一郎、絶賛日傘中。 日傘中?
青木たけし、質問が出ると、あの、日傘デビュー。 日傘デビュー? 今、残りの方はですね、聞けてないんですよ、まだ。聞けてないんですけど、これ、下手したらみんな持ってるかもっていうくらい、今年みんな日傘出してるよ。
えっと、向井さんと。 去年ちょっとね、細かい質問したけど。 残りって誰でしたっけ? あと向井さんと。久野さん、久野先生、向井先生と、あと矢野さんも確認できてないんで。
いや、漏れてないよね。漏れたら怒られるぞ。 あと川上先生も聞いてないですけど。 あ、そっか。 そうですね。聞いてみたいと思います。 ぜひ聞いてみてください。
どうでもいい話でした。さあ、ということで、大事な質問ありますので。 やべえ、今日傘のトークしたくなっちゃった。 行きましょう。 じゃあ、質問言ってください。 行きましょう。 はい。
相談者の悩み:現場と経営のバランス
今日はですね、40代の農業法人の生産、農業生産法人の方ですかね、行きたいと思います。
いつも配信ありがとうございます。お二人の配信を聞きながら、「知らない」を少しずつ、「知っている」に変えられている実感があります。いつも多くの気づきをありがとうございます。
そこで、今ぶつかっているのが、経営者とは何かという壁です。 私は農業法人で働いております。地元の農家同士で法人化した会社で、父が社長を務めております。
父をはじめ役員も、もともとは個人農家です。 そのため、作ること、育てることに関しては本当にプロフェッショナルです。
一方で、会社としては10年後、20年後を見据えて経営することや、時代の変化に合わせて経営を変えていくことについては、経験が少ないように感じています。
私自身もその違いをどう学べばよいのか悩んでいます。 私は農家として成長することだけではなく、経営者として成長することを学びたいと考えています。
ただ、その中で自分自身の葛藤もあります。 私は現場で作物を育てることが好きです。
田んぼやハウスに出て、作物と向き合っている時間はとても大切な時間です。 しかし、会社を持続的に続けていくためには、現場だけでなく経営という視点も持たなければならないと感じています。
現場に立ち続けたい自分と経営者として会社を全体を見なければならない自分、この2つをこれからどのように両立していけばよいのかと、その答えを探しているところです。
そこで質問です。
農業を持続的に続けていくことを前提に考えたとき、経営者としてはどのような視点や考え方を身につけてばよいのでしょうか?
また、その視点は現場で働く人とどのようにバランスをとっていけばよいのでしょうか?
さらに、そうしたことを学ぶたびに自分にとってのメンターとなる経営者はどのように見つければよいのでしょうか?
農業だけでなく多業種の経営者からも学びたいと考えています。 もし多業種から学ぶのであれば、どのような業種やどのような経営者を参考にするとよいのでしょうか?
またその理由も合わせて教えていただけると嬉しいです。 こういう人を探すといい、こういう場へ行くといいといった具体的なアドバイスもいただけたら嬉しいです。
経営者としての視点:現場に出ることの重要性
よろしくお願いいたします。 そして最後に推進がいただいておりまして、おそらくリスナーの皆様にはすでに経営者として活躍されている方やこれから経営者を目指している方も多くいらっしゃるのではないかと思っています。
もし機会がありましたら公開収録やリスナー同士が交流できる懇親会などを企画していただけるととても嬉しいです。
配信だけでは得られない出会いや学びが生まれる場になるのではないかと感じています。 いつも貴重な学びをありがとうございます。これからも配信を楽しみにしています。
ということですね。 いやーなかなか壮大な質問とこの方が見つかっている問題式、そして最後は何か大きな宿題をもらったような。
まあでもこれこの宿題はですね、どっちかというと私寄りですかね。 企画しろ系ですからね。ということなんですがまずまず質問いきましょうか。
まず一番最初冒頭に上がってきた経営者とは何かというのはちょっと私本当に今ここ深く考えていってる部分があるので、
ここでパッと答えられるようなことではない。 ただ一つあるのは経営者って言葉を使っていただいてるんだね。
その経営とはっていうことはその前も話した通りビジネスモデルとかビジネスの話だけじゃないよと、
経営というでかいその経営の考え方の中にビジネスモデルはあるよというところはちょっとまずお伝えしておきたいなと思います。
そこであの具体的な質問3つ来てるので そこについて一つずつお話ししたいと思います。
まず経営者としてどのような視点を持つのかというところが一つ目の質問でしたよね。
どのような視点や考え方を見つけていけば良いのでしょうか。
特に農業を持続的に続けていくことを前提にした時というのがあるので、他のリスナーの方、聞いてる方ね、やっぱり今の経営とか事業を続けていくということを考えた時にどういう視点を持てばいいか。
これ私の中で一つ答えが決まってるというか必ずそうしましょうねってあの顧客の方にもお伝えしているのは、
現場から離れるのではなく逆に現場に出ていきましょうということをお伝えしています。
よくこう経営者になっていくとやっぱり未来のことを考えなくちゃいけないから現場は責任者に任せてっていう発想もあります。
でそれ自体は間違ってはいないと思うんですけどもその考えが進んでいってるので今現場と経営が何かね別のものみたいに捉えられてるんですよね。
あのよく私たちの日常の会話の中でね、現場の方とかね、経営者何を考えてるんだろうかみたいな言葉が出てくると。
そのことを一つとっても何か経営というものと現場がなんか別なことをしてるって考え方がすごいあるなぁと。
そうじゃなくて実はその経営というものは現場と社会をどうつなげていくかってことを考えた場合にやっぱり現場にしっかり出ていく。
例えばこの方は農業法人だとするとですよ、現場というのは畑もそうだけども、その農業に関わる人っていうのは何に困っているのかとか地域の農業に対して何が今起きているのかとか消費者とか取引先は何を求めているのかとかっていうのを見ていくという意味でそのご自身のその場所土地を中心とした農業全体を
見るために現場に出ていくってことをやっぱり意識していただきたいと思いますね。
仕事っていうのはもうとにかく問題解決であるというのは言われるじゃないですか。その中で言うとこの方が農業をする、何の作物作られているかわからないですけど、何の問題を解決していくのかっていうのは一つ視点とか考えっていう意味では視点ですよね。
そこが見えないと何の問題を30年後にはもう解決する必要のない問題を解決していく作物作りしてたら持続性はないじゃないですかってところに繋がる気がするんで、その辺一つ聞いてて視点あるのかなという気がしましたけどね。
メンターの探し方:問題意識を共有できる人
まさにそうですね。そこが実はちょっと一つ飛んで3番目のところと今リンクすることを遠藤さん言ってくれて、結局どの3番目がどのような経営者をメンタルにするのかって話だと思うんですよ。
つまりこの方ね、たぶん現場にしっかり出てきたからこそこの現場を維持するためにはこういう問題があるなというふうに経営のことを考えなくちゃいけないなということが気づいたと。
その瞬間経営、つまり皆さんが言うビジネスをうまくやっている人のところに学びに行こうみたいな発想になる場合があるんですね。
それ自体は別に悪くないですよね。
ただやっぱりこの方が継続的に今の事業をどう続けていくかってことを考えた場合に、やはり今遠藤さんが言ったこの事業は何の問題を解決するのかっていうところにやっぱりスタートになっていくので、
やっぱりメンターという方もね、事業がうまくいってるということだけじゃなくて、その人がどんなことに問題意識を持っているのかとか、
その問題に対してどういうふうなチャレンジをしようとしているのかみたいな人のところに私はメンターというか、その方に出会っていくということをすごいお勧めしているんです。
事業がうまくいっているの意味ですよね。
単なる売り上げ利益出てますってそれだけでも大事なことですけど本当に。
ただそれのみならずその先に何の問題を解決するのかとか、何を目的でやろうとされているのかというところを見た方がいいんじゃないかという。
そうですねそうですね。
ですからちょっとあの気持ちはすごいわかるんですけども、いや私はこれから経営のことを考えないとこの農業法人は継続できない。
だから経営を勉強するんだみたいな形であるじゃないですか。この経営を学びましょうみたいな。
そこの知識とか技術としてはそうなのかもしれないけども、今この方にとってすごくいいなと思うのは今言ってくれたような、
こういう問題を感じていますと社会に対して。だからこういう解決をしたいんだ。
そこに向けて挑戦している人に出会っていってほしいなというのがこの質問の方に対する3番目の答えですね。
どのように見つければよいのか。
現場とのバランス:時間の使い方と問題意識
どのように見つけるかっていうのはちょっとノウハウチックな話だよね。質問の回答難しそうですよね。
どういう人に出会うといいのかという回答なんですかね。
自分はこういう人に出会いたいと思っているとそういう機会が訪れるとか、
あ、これってこういう人がいそうだなみたいなところのアンテナが立ってくるので。
そういったわけで2番目の回答をしていきますけども。
この時点は現場で働く人とどのようにバランスをとっていけばいいですか。
その前にどこでっていうときに私が浮かんじゃうのがね、この方が来れるかどうかわかりませんが、
9月9日のフォーラム、今これから行っていくんですけども、
あの場ではまさにね、どういう問題意識を持ってどういうふうに挑戦をしているという人たちが集まってくるので、
ああいう場もひとつね、きっかけにしてもらえたらいいなと思っています。
農業生産法人で働いているってことは9月はあれじゃないですか。
絶対に参加できない時期ですよね、きっとね。
ああ、なんかそんなイメージがあるな。
なのでちょっとこの方は多分状況的には来れなそうだなという気がしますけど、そういう場がね、あるのでということですよね。
最後に順番的に残った2番ですね。
じゃあそういう視点を持っていくことと現場で働く人とバランスをとるかということですよね。
これどういう意味なんですかね。
現場で働く人とどのようにバランスをとるか。
なんか私ここでちょっと解釈したのは、まず一つは時間の使い方の話をおっしゃってるのかなと思ったんですよ。
時間?
つまり自分が現場に出ていく時間とかと、その経営のことを考えたり学ぶ時間っていうののバランスだとか、
現場にいる間はその方たちとどう向き合えばいいのかみたいな風には一応ここでは解釈していました。
ああ、なるほど。
経営のことを考えたのに現場に行くと、いや現場の問題ばっかり出てきてみたいなところ。
これもですね、ちょっと逆に考えてみたらいかがだと思って、さっき問題意識っていう時に一つはこの社会に対するどんな問題があるのかということもあるけども、
現場でどういう問題があるのかっていうのを見ていく時間としてはやっぱり大切だと思ってるんですよ。
ですから現場に立つ時間、経営を考える時間っていうのを分けるんじゃなくて、現場に自分がいるときは現場の人が何に困ってるのかとか、何に不安を感じてるのか、
何を大切にして働きたいと思ってるのか、何があればこれからもここで頑張りたいと一緒に考えていけるのかみたいな、
やっぱり現場は現場の問題意識として向き合う時間にしていくと、それが実は経営を考えていく時間と一緒になってくるというのが私自身の見解ですね。
今の話を聞いて、あの話ちょっと思い出したんでしてもいいですか?
はい、ぜひ。
トヨタの事例から学ぶ経営の本質
こないだたまたま特集でね、トヨタ共産党のトヨタ、今会長になられてるのかな、特集されててたまたまつけて見てたんですよ。
2009年ぐらいにリーマンショックで大赤字で、要は創業の孫として御就任されて、結構大批判からスタートだったじゃないですか。
そんなところから今その当時を振り返ってみたいなインタビューをしてるのを聞いて、あの時って利益出せとかね、販売台数どうしようみたいな、まさにその局面を求められてるあのシーンの時に、
あの一切数字の話をしなくて、もっといい車を作ろうってメッセージを全社的に出して、
てか対外的にも出して、その時にでも批判されてたじゃないですか。数字とか目標値とかもっと具体的なものを出さなくていいのかよみたいな話を
この局面だからね。
そうそうそう、なのにそれを振り返って、今だからこそ話したと思うんですけど、
その話を裏話ししてたのは、数字は目的じゃなくて結果ですよねって当たり前話してるんですけど、
だから数字を追えば本当に大切なものを見失ってしまうから、この私の創業の孫という立場のみんながそういう目で見てる私が数字の話をしたら、
数字を上げられる優秀な奴は数字を上げに来ちゃう。そしたら本当に今やらなきゃいけない、
この良い車を作る、本質的にお客様に良いものを提供するっていうことが失われてしまうから、
俺はあえて数字の話をしなかったって言ってて、とんでもないグループでものすごいサプライチェーン持ってる。
ドンというかね、トップがですよ。この現場感覚、すげーなと思って、いやその現場感覚を持っているっていうのが、まさにこの経営と現場の話で、
決して別れてないんだなっていうのをね、そういう感じだったんで。
いやー、そうですなって、その状況から考えたら、数値目標バンとか掛けて、そこに向かって全員動かしてほしいとか思ってるところに、そうじゃないんだって話ですもんね。
そうで、年賀とかだってさ、その圧力があるはずなわけじゃないですか。そこに屈せず道立ててさ、もっと良い車を作ろうですよ。
言葉だけだったら小学生でも言えるじゃないですか。
旗を立てることと経営者としての成長
いや、今の聞いててね、今この質問者の方でこんなところがありましたよね。
私は農家として成長することでなく、経営者として成長することを学びたいと考えてるっていう言葉があったので、まさに今こう、遠藤さんが言ってくれたこととなんかこう近い気がしたんですよ。
つまりその農家として成功、経営者として成長したいということは、その、何だろう、どこに旗を立てるのかって話を今してくれたし。
で、この方ね、この文章からすごい自分が農作物立てるのが大好きだっていうのをすごい感じるわけですよ。
その大好きだからこそこの時間を守りたいっていうこともあるかもしれないけども、
その、何作物かわからないけども、良い作物を作りたいのか、良い作物をみんなに届けたいのか、みたいなところにめちゃめちゃこう振り切って考えていただくと、
なんかこう、それが実はその経営者としての成長することにつながっていくような気が今すごいしましたね。
そうですね。農業業界の中にね、いっぱい問題あるでしょうからね。
この作物はその問題を解決してるんだっていうものをね、掲げてもらった農家をしてもらったらね、
そりゃ買いたいですよね、我々は、という感じがしますね。
そういう時に、いろんな修業の方も絶対応援してくれると思うんですよね。
ということで、結果そういう問題意識を持つと、さっきの報道の3番の方ですが、メンターにも出会うことになるだろうというのが1個で繋がってるはずですからね。
そんなところですか。
はい。ぜひその自分が作りたいという気持ちから、これを届けたい、逆に届けられないのは何でなんだ、みたいなところの視点を持っていただくと、それが経営者としてっていうところに繋がっていくような気がしました。
ということで、またぜひ今日のお話を受けまして、質問がありましたらいただけたらと思います。終わりましょう。ありがとうございました。
はい、ありがとうございました。
エンディングと番組案内
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