1. 気になる特殊職業の世界
  2. 2.5次元舞台の小道具制作の裏..
前回に続きゲストは着ぐるみ造形作家のさくらだ たくみさん。これまでテーマパークや地方自治体、個人のパーティまで様々な着ぐるみを作ってきたさくらださんですが、舞台の小道具の制作もされているそう!なかなか知ることの出来ない"造形作家"という特殊な職業のお話を聞いていきます!!
着ぐるみの “中”は進化していた/2.5次元舞台の小道具の裏話/着ぐるみ造形作家になるまで/着ぐるみ劇団をしてみたい
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僕はアナログの方が好きですけど、モニター入れたいって言われる場合もやっぱりあったりする。
要は視界が取れないから、他のカメラから見えるようにとか。
2.5次元バブルって造形屋さんの会場でふざけて呼んでたんですけど、僕らはなるべく2.5次元には触れないようにしようっていう、自分らの知り合いの中では、たちの中ではあって。
気になる特殊職業の世界、パーソナリティーでインタビュアーの阿竜うららです。
この番組では、探偵やデイトレーダー、プロポーカー選手など、普段なかなか聞くことのできない特殊な職業の方々にインタビューしていく番組です。
引き続きゲストは、造形作家の桜田匠さんです。
前回は着ぐるみの造形に関していろいろお話を伺ってきましたが、後半では、その着ぐるみの中に入る人のために造形作家として工夫していることや、最近の着ぐるみが進化、そして2.5次元舞台の小道具製作の裏話など、造形作家という特殊な職業のお話を聞いていきます。
気になる特殊職業の世界。
中に入る方もすごく大変だと思うんですけど。
そうですね。中に入る人は僕はだいぶすげーなと思ってます。
やっぱりそういう専門の方が入ってらっしゃる。この辺の情報も桜田さん知ってたら。
僕が言っていいのかわかんないですけど、人によってはプロを雇っている人もいますし、そうじゃない方は会社の人が入ってたりします。
でもまあ最終的にガッツがあるかないかの着ぐるみもあるんで何とも言えないですけど。
でも確かになんかあの…
ヘタれてるのとかたまにいませんか?
いますいます。あれちょっと見つかる気味かなみたいな。
そうですね。だから中の人がやる気満々だったらというか、プロだったら本当に視界が1センチ角とか悪いやつはですよ。
物によるんで、どうしても外見が優先っていう着ぐるみになっちゃった場合ですけど、なるべく見えないと足元とかが見えないといけなかったりするんで。
やっぱりその入る方の大変さとか、入った状態でどういうふうになるかっていうのも考えててもちろん作られてるとは。
そうですね。でもまあ基本素人の人が入って大丈夫の方に寄せてることが多いですかね。プロの人が入ることの方が少ないんで。
そういう特に中に人が入ることに対して作る側が工夫してる部分っていうのは具体的にどういう部分がありますか?
例えば呼吸するじゃないですか。中の人が。
その時に着ぐるみの視界って意外に着ぐるみのそのまま目の部分が視界になったり、例えば口が開いてたりとか、ほっぺたのとこがメッシュになってたりだとか色々してると思うんですけど、
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それ以外にアクリルの板みたいなのがついてるとことか、そういう部分って密閉されちゃってるせいで湿気で曇ってくんですよ。
それの続きをなるべく考えてあげたりすることは多いというか常ではあるのかなと思いますけど。
続きは作る素材を買えるのか。
わざと最初から穴を開けとくとか。現場のプロの人は多分自分で用意してたりするんですけど、服着てるものを。
面白い。
そう、プロの人は僕はすごいなとは思ってますけどね。着ぐるみの中の人は。
あとやっぱり一番気になるのは、中に入ってるからとにかく暑そうっていうイメージがある。
暑いと思いますね。
特にこれからの夏はだったり、相当暑くなると思うんですけど、それはなんか工夫されてたり負担減らす方法とかってあったりするんですか?
季節で使う用途で分けて作るってことが基本ないので、頼まれたのが冬っていうのはざらに上がるし、夏にも使うでしょうとは思ってますけど。
暑いですよとは注意はしときますけど、だからこの生地にした方が良くないですかって言いますけど、頼んでくる人はだいたい中に入る人ではないので、
僕が言ったことよりも見た目はやっぱり大事にされる人が多いと思います。
だから早くそういうスペシャルな生地が発売されるといいなとは思いますけど、材料とかが。
ですよね。中にあったファンみたいなもの。
そうですね、入ってるものもありますよね。僕は作ってないですけど、バルーンって言ってエアーで膨らますものは中は基本的に涼しいと思います。ずっと空気が入って出てるんで。
ウィーンってモーターの音してるなってちょっとたまに。
排気と吸気してるんでどうしても。でもあれはそういう電子回路系のものは壊れることがあるんで湿気があるんで。
だからまあ僕はアナログの方が好きですけど、でもやっぱりモニター入れたいって言われる場合もやっぱりあったりはする。
要は視界が取れないから他のカメラから見えるようにとか。
えーあの車の後ろのバックするときのモニターみたいな感じですか。
近いですからね。
えーすごいそんなものまで最近は。
そうですねありますね。
あとですね桜田さんは着ぐるみ以外にも様々なものを作ってるって伺ってるんですけど、他にはどういったものを作られてるんですか。
そうですね。なんか舞台で使う小道具だとかそういうのが多いですかね。
なんかその衣装のパーツの一部というかそのブーツがなんか実際のものだとないから作ってほしいだとかそういうのが多いかなと思いますけど。
実際のものって何?
絵だとこうだけど本物だと売ってないよみたいな。
あーなるほど。微妙なスネからの長さのエンジニアブーツなかなかないとか。
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というより最近のそういう舞台とか2.5次元とかのアニメのキャラが履いてるブーツってそもそも売ってるわけがないっていうものが多いんで。
じゃあそういう小道具、2.5次元系の舞台の小道具とかだったり。
そうですね。マイクとかそのまま持ってるマイクが例えば重いからとか落としちゃったりもするんで。
落としも壊れないものに変えたりだとかですかね。
それこそ2.5次元の舞台ってここ10年ぐらいでものすごく増えてきたり需要があるのかなっていうイメージがあるんですけど。
そのお仕事は結構増えたりバブルになったりっていうのは。
そうですね2.5次元バブルって造形屋さん買い場にてはふざけて呼んでたんですけど。
僕らはなるべく2.5次元には触れないようにしようっていう自分らの知り合いの中では立ちの中ではあって。
それは触れちゃうとその舞台の仕事自体がそんなに予算がないプラス高速時間が長いっていうのがあって。
例えば半年前から用意してその使ったものというか使いますよっていうものを用意するまでに時間がないけど。
本番で使うのは半年後とかだったり壁でするんで。
そのグッズが売れるのが大事だったりするのでそのグッズのためにその写真撮るんですよ。
格好良く撮りたいじゃないですか。
それは推しがみんないるわけだから。
でも僕もその頼まれてやった時になるべく答えたいと思ったんですけど。
何分なんか時間が短いプラスあまりその頼んでくる方々はそんなにそういうパーツはパッと見揃ってればいいんだって思ってる方も結構多かったりするんで。
そうなると向こうが情熱そんなにないのにこっちだけなんかこうエンジン吹かしてもっていう気持ちになることが意外にあってなるべく触れないようにしたいっていうのがあって。
情熱あったらあったででもこれ納期全然ないんだからもっと前から教えてくれたらいいじゃないって思うことがあるんで。
いいじゃないって思いますね。
だからなんかこう愚痴が多くなっちゃう仕事だったんでなるべく愚痴りたくないじゃないですか誰しもが。
なので。
時間ない中でやってもらったりすると難しいですね。
じゃあちょっとやっぱモチベーションの違いって言ったら失礼ですけど。
いやでも確かになんか高いって言われたくもないですし高くもしたくないんですけど例えばパーツ一つだけでじゃあ25,000円かかっちゃいますって俺が言ってて向こうが高いすねって言ったパーツがこのマイクのパーツだったとしたら
でも俺1日1万円ですニンクがって考えたら2日間使ってたら絶対儲けないじゃないですか半分材料費で使ってんだとしたらじゃあかかるじゃんって話になってきて。
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そこが難しいというか確かに僕も作っててこの値段だと買わないなって思ったりはなるべくするようにしてるんですけど
なんかどうしても伝わらない時はありますかねじゃあ初めてなんでここはあの泣きます僕がっていう時は結構ありますけど。
バブル的だからこそ何でしょう桜田さんにお願いしたいんですっていうところじゃないのが見えるとちょっとやりたくなくなりますよね。
これ俺の仕事じゃないのにってどうしても思っちゃいます納期とかの調整は僕の仕事じゃないと思ってるんでそれを義理にしてるのは向こうなので
舞台やるって決まってるんだったら事前にただの愚痴になっちゃうんですけど本当に事前に動いとけばいいじゃないって思うだけです。
何の仕事もそうだと思うんですけど。
そうですねそれが結構キチキチにされちゃうと別になんか趣味で物を作ってる人に頼んでも一緒じゃないかって思ったりします。
なるほどプロとしてね。
2.5次元は舞台で小道具上手に作ってる人がいっぱいいるんで別に僕じゃなくても大丈夫だと思う。
別に僕のバブルはもう僕は別に元からバブってないんで大丈夫ですけど。
あとそもそもなんですけれども桜田さんがこういうお仕事をつくまでとかどういう経緯で今の造形作家さんになったのかなっていうのを。
結構学校とか専門学校に行ってる人は多いんですけど。
特殊メイクの学校とかそういう造形物を作る場所とかの出身の人は意外に多いですかね。
僕北海道出身なんですけど高校卒業して生体の専門学校に入りたくてこっちにまず上京してきたんですけど。
へー全然違う。
途中で辞めるんですけど。
それで1年経つくらいであれ東京の人っていろんな好きなことやってる人多いなと思って多分目標当て上京してる人が多いからだと思うんですけど。
それで俺もちょっとやりたいことやろうって思っちゃって。
まず絵が好きだから絵の関係するものに就こうと思ってそこから映画とかCMとかを撮るスタジオに入ったんですけど。
職種が何個かあってセットの色を塗る人と撮影のスタジオの色を塗る職業と他にスタジオの管理をするスタジオマンという仕事と制作の進行する仕事とか何個かあったんですよ。
その中で僕はその塗り屋さんというセットの色を塗る仕事に就きたいと思って面接行ったんですけど。
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君は何かよく喋るからスタジオマンが向いてると思うって言われてそこからスタジオマンを2年やらせてもらって。
それからですかねそれから造形に行ったんですけど。
じゃあ最初塗る方じゃなくてスタジオマンって。
そうですね多分よく喋るから塗り屋の大昇さんはこいつは嫌だって思ったんですよ。
結構喋らない人、寡黙な人が多いんだ。
コミュニケーション能力を変われたんじゃないですか。
なんですかね。
あとちょっと人懐こさとかないじゃないですか。
確かにスタジオマンって。
いろんな方と接する方。
そうだったのかもしれないです。
そこから。
そうですね2年我慢してから造形屋さんの面接に行ってなんか着ぐるみとか作る職業あるんだって思って。
そこの造形屋さんが本当に着ぐるみばっか作ってる造形屋さんだったんで。
そこに11年くらいいたのかな。
それそこからですね。
これから着ぐるみ造形作家としてこれからもっとこうしていきたいとかプラスやりたいとか何かありますか今後については。
そうですね僕が造形屋さんに入って2年目くらいからずっとやりたいなって。
もう15年以上経っちゃってるんですけどずっとほんのりやりたいなと思ってるのは着ぐるみを使ってなんか劇団みたいなのを作って着ぐるみの劇みたいなのができたらいいなと思ってますけど。
その着ぐるみって中に入る人によってだいぶその動きが変わってくるというかその入った人によってその着ぐるみがそれっぽくなるというか。
それがすごい面白いなってその会社に入ってから思ってて。
それのなんか延長でというか自分がやりたいことの延長でとも言えるんですけど。
自分発信で何かテンションの上がることってなった時に自分で作って誰かプロの人に着てもらうなり自分でも着てみるっていうもので。
僕自身でも着てたりしたことあるんですけどそのそういうので何か劇でもできたら面白いなと思う。
ただその時にそのお金云々じゃなくてなるだけ何かこういうの好きっていうような人に見てもらえるような状況を作れたらいいなと思って。
その練り歩くじゃないですけど宣伝の時は練り歩いて舞台というかやる時はなるべく休めに入ってもらえたらいいなくらいまでは思ってますけど。
何分自分一人で用意しなきゃいけないんであと何年かかるのかが全然わかんないんですよね。
主催ってことですね。
そうですよね。
なんかショーではなく劇団。
劇団着ぐるみ劇団ができたらいいなぁとは思ってますね。
なんかやっぱりお話かかっててこう自分はなんかすごいこう作家じゃなくて職業でやってるんでっておっしゃってるけれどもやっぱり
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桜田さん職業としてだけやられてるわけじゃなくてっていうところがすごい。
本当に職業だと思います。
作家になるためにはたぶん着ぐるみ劇団が必要なんじゃないですかね。
じゃあ劇団ですね。
そうですね。
本日は着ぐるみ造形作家の桜田匠さんにお話伺いました。ありがとうございました。
ありがとうございました。
気になる特殊職業の世界。次回の放送もお楽しみに。
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