1. ともに奏でるラジオ
  2. #86 新企画「ともに奏でる本..
2026-02-27 35:26

#86 新企画「ともに奏でる本棚ブックレビュー(仮) vol.1 」 マイノリティデザイン 前編:ともに奏でるラジオ

spotify

ともに奏でるラジオは、「誰もが有機的につながり、協奏が生まれ続ける世界をつくる」ことをVISIONに掲げる株式会社ジャムセッションズが、即興演奏から生まれる「協奏」をテーマに、チームメンバーや様々なゲストとともに対話を繰り広げる、そんなポッドキャストです。

今回は、先日のエピソードで公開企画会議を行った際に出た、これまで番組に出演してくれたゲストからの紹介本を一冊ずつ取り上げて紹介する新企画「ともに奏でる本棚ブックレビュー(仮)」の初回をお届けします。

今回取り上げる1冊は澤田智洋さんの「マイノリティデザインー弱さを生かせる社会をつくろう」です。
この本はゲスト出演いただいたニモアルカモの古市さんからご紹介いただきました。

前編では古市さんのゲスト会を振り返えるところから、マイノリティデザインについてブックレビューをしていきます。
1回の収録では収まりきらず、残りは来週の後編でお届けします。

お楽しみに~✨

■今回取り上げた本

マイノリティデザイン:澤田智洋
https://amzn.asia/d/0cLlD23i
■古市さんの出演エピソード
前編:

後編:


■ともに奏でる本棚
https://booklog.jp/users/jamsessionz

---
ともに奏でるラジオは、毎週金曜日(たまに水曜日)に更新しています。
次回の更新を、どうぞお楽しみに✨
◈株式会社ジャムセッションズ(Jam Sessionz)
VISION:誰もが有機的につながり、協奏が生まれ続ける世界をつくる
https://jam-sessionz.com/

サマリー

今回の「ともに奏でるラジオ」では、新企画「ともに奏でる本棚ブックレビュー」の第1回として、澤田智博氏の著書『マイノリティ・デザイン』を取り上げます。この本は、広告代理店のコピーライターである著者が、自身の経験や息子さんの視覚障害をきっかけに、マイノリティ(社会的弱者や障害を持つ人々)の視点から社会を捉え直し、新たな価値を創造するデザインについて考察したものです。番組では、著者が広告業界での経験や「群れからはぐれてみた」という転換点、そして「ゆるスポーツ」の創設といった活動を通して、弱さを強みに変える発想の転換について語られた前半部分を中心に紹介します。

新企画「ともに奏でる本棚ブックレビュー」始動
スピーカー 1
みなさんこんにちは。ジャムセッションズのしょうです。
スピーカー 2
りょうこです。
スピーカー 1
ともに奏でるラジオ。この番組は株式会社ジャムセッションズが即興演奏から生まれる競奏をテーマに、チームメンバーや様々なゲストとともに対話を広げるそんな番組です。
はい、ということで始まりました。今回のともに奏でるラジオなんですけれども。
スピーカー 1
前回、りょうこさんと作戦会議をした新企画の第1回目をやってみようということで、今回は第1回目。
前回何を作戦会議で話したかというと、いろんなゲストの方が来てくださって、もう40人近いゲストが来てくれると。
番組に来ていただいた時には、おすすめの1冊もしくは1曲をですね、紹介してもらっていて、結構たくさんの紹介してもらった本がたまってきたので、
オンライン上ではあるんですけど、オンライン上のジャムセッションズの本棚、ともに奏でるラジオの本棚っていうかな、本棚を作りましたと。
その中からいくつかね、過去に出ていただいたゲストの方の話も振り返りつつ、一つの本をですね、紹介していくとか、それについて語っていくっていうのをやろうという本棚企画でいいですか、ちょっとまだ正式名称は決まってないんですけど。
スピーカー 2
まだね、名前のない企画ですけれども。
それの1回目をやろうということで、前回この本にしようかって言ったのが、澤田智博さんのマイノリティデザインという本ですね。これ、どなたが紹介してくださったんでしたっけ。
こちらの本はですね、一般社団法人ニモアルカモという、主に就労支援だったりですとか、新しい働き方の提案のデザインをやってらっしゃる古市さんというね、代表理事の方が紹介してくださった本です。
『マイノリティ・デザイン』紹介の経緯
まず、既存の制度とかルールが、行きづらさだったり働きづらさ、様々な個々の事情を抱えてらっしゃる方が、ルールに合わせるとかじゃなくて、そのままのご自身の力を発揮できるような社会に対して提案していってらっしゃるようなね、そんな方がご紹介くださった本が、このマイノリティデザインと。
スピーカー 2
いう本でした。
僕は古市さんとは、ラジオの時は、私は担当じゃなくて、直接話はしてなくて、放送を聞いたっていう感じなんですよね。
スピーカー 1
その後、全然別のところでばったりとお会いする機会があって、そこでお話聞かせていただいてっていう、ラジオの話を話題に出してお話をした記憶があるんですけど。
実際にラジオ収録されたりょうこさんが、古市さんの話から、今回テーマとして取り上げる、テーマ本として取り上げるマイノリティデザインっていうのを紹介してくださった流れみたいなのって、どんなところにつながりがあるのかって覚えてらっしゃいますか。
スピーカー 2
その記憶をたどりながらなんですけども、その後、私は古市さんとはリアルでも何回かお会いしてたり、実際にお店だったり、いろんなイベントされてるので、そんなところで感じたことも含め、古市さんがこの本をすごくお勧めされてたのは、
一番はですね、確か、障害を持ってる方とか、その方々が抱えてらっしゃる課題っていうのは、これまでの社会のあり方だとですね、どちらかというと、健常者の方に合わせるというんですかね、障害を克服して、
あたかもその方が健常者と同じようになっていくことが正しいとある意味されていたモデルからですね、そうじゃないんじゃないかと、障害ということも広げて定義を考えてみると、
スピーカー 2
誰しもですね、いろんな形で、苦手なことだってできないことだったりっていうのは、少なからず持ってるわけで、そう思うと障害者の方と健常者の方の境目ってなんだろうみたいなところとか、
あとはその方、当事者に何か問題があるのではなくて、社会の方にその方が発揮できない仕組みになっちゃってるっていうですね、社会側の方をもう少し捉え直して、もっといろんな人が発揮できるあり方にデザインし直していきましょうっていうようなね、
なんかそんな思いで古市さんも活動されているので、まさにそのことを沢田さんというコピーライターの方がね、その福祉の世界に関わることになって見えてきた世界を書かれている本なんですけど、まさに古市さんもおそらく何というか多くの発想の刺激だとかを得ながら、
他の授業をされてるんじゃないかなっていうのをね、私も改めてこの本を読み直して、そのあたりのリンクを感じていたところでした。
マイノリティデザインっていう名前、本のタイトルもそうなんで、マイノリティっていうね、社会的弱者だったりとか障害者の方だったりとか、そういった方を中心というか起点にしたデザインっていうような意味にも取れるかなというふうに思いますし、
スピーカー 1
あとはこの本の表紙に書いてあるのが英語がね、「Weak is the new strong」というふうに書いてあって、りょうこさんが今お話しくださったようなところとすごくつながっていく話かなというふうに思うので、
なんかね、僕もあれなんですよね、沢田さん、この作者の沢田さんの本を何冊か読んだことがあって、結構最近私もお気に入りの作者の方なので、ただマイノリティデザインはね、読んだことがなくて、話を聞いてたけど読んだことがなかったんで、今回古市さんが紹介してくださった後に買って読んでみたという感じです。
りょうこさんはちなみに最初から持ってた?
この本はね、実はね、多分2年、古市さんが紹介くださる前に、研究費で購入してたんです。私、来月で一旦区切りなんですけど、人権のね、私はビジネス人権という領域で実は研究をしているのがメインだったんですけど、
マイノリティの方だったり、その当事者性からその社会を考えるみたいなところって、広く言えば人権にもつながるのかなっていう、本当にあんまりね、詳しく中身をいい意味で知らないまま、毎年一定数購入してる本の購入規模にピッと出して、それで手に取ってましたっていう感じでした。
なんであれですね、ということは古市さんをゲストに招いて、古市さんが紹介させたことによって、ちょっと2人とも読んでみたと。
確かにそうですね、はい。ついね、やっぱり何か、本を手に取る瞬間っていろいろあると思うんですけど、仕事上、必要に迫られてとか、でもやっぱり人が紹介してくださった本って、よりググッと前のめりになって読めるなっていうのも、
本の読み方としての発見もありながら、一気に私は読ませていただきました。
スピーカー 1
そうなんですよね、私は本に呼ばれる時を待つって言ってるんですけど。
素敵な表現。
つんどくを肯定する。
著者・澤田智洋氏のプロフィールと背景
さすが。
スピーカー 1
買って、呼ばれるのを待ってるんですけど、ほとんどの本は。今回も読まれたっていうね。
スピーカー 2
読まれたんですね。
そうですね、読まれて読むという感じですね。
じゃあ、ちょっと中身のこの本の概要とかを話しつつ、ちょっと気になった箇所とか。
なんかお互いがこうね、どういう部分に線引いたのかみたいな。
話していきましょうか。
ぜひぜひ。
スピーカー 1
ざくっと私の理解を説明するとですね、
澤田智洋さんは、広告代理社、広告代理店のコピーライターなんですよね。
そうですね。
ただ、肩書きとしてこの本にも書いてあるんですけど、世界ゆるスポーツ協会代表理事という肩書きがあってですね。
これなんじゃらほいって感じなんですけど、このね、世界ゆるスポーツ協会についてもこの本に出てくるんですけど。
要はそのコピーライターやってるだけ、コピー書いてるだけの人じゃないっていう人なんですよね。
そうですね。
幼少期はね、いろんな、なんかあの、親のお仕事で、海外で結構転々として、みたいな幼少期を過ごしながら、
そうですね、言葉の力みたいなことをなんか感じて、広告業界に飛び込んだっていうのが、まさに第一章の最初のところに書いてあったかなと思います。
そう、やっぱりなんかこう、広告代理店ってイメージ、我々が持つイメージってちょっとあるじゃないですか。
はいはいはい。
めちゃくちゃお金を使って、CMとか広告作って、マスメディアに流すみたいな。
あと最近は多分こう変わってると思いますけど、働き方も結構激しめで、
なんかこう、サステナブルじゃないみたいな感じのイメージがね、どうしてもあって。
なんかね、ご本人もね、幼少幼少でそういう広告の仕事のね、世界で感じていらっしゃった、
スピーカー 2
なんか違和感についても触れつつも、でもなんかそうして、今でもね、そのコピーられた広告の仕事もされてる。
両方やられて福祉と脱やられてるっていうのも、なんか自分のその、なんていうんですかね、なんかベースにはなってるみたいな。
その広告、本業としての広告で身につけてきた力がね、違う世界で生かされたっていう、そういう本でもなんかありますよね。
スピーカー 1
そうですね。
なんかこれ、沢田さん、ご自身のお話でいうと、なぜこのマイノリティデザインっていうところにたどり着いたりとか、
マイノリティ・デザインに至る著者自身の経験
そのコピーライターだけの仕事にとどまらない活動をしているのかっていうのが、いくつかあると思うんですけど、
一つはね、そのご自身の幼少期の海外、転勤族だった、しかも海外で、親がね。
スピーカー 1
で、そこで自分自身がマイノリティが経験をしたっていう。
あとは、
常にアウトサイダーっていうね、言葉が書いてありましたね。
あとは、お子さんが生まれたときに、お子さんがね、目が見えないっていうこと。
スピーカー 2
視覚障害をね。
障害を持って生まれてきたということが分かったという、どっちも自分ごと、そのマイノリティという立場だったりとかが、自分ごとになっている経験をされたと。
スピーカー 2
そうなんですよね。
ところからね、こちらの福祉だったりとか、マイノリティの方々との協業みたいなところに足を踏み入れていったということで、
途中で出てきたんですけど、
本の多層的な魅力と汎用性
僕を作らない広告版とか、そういうちょっと自分のコンセプトを固めて、活動の幅を広げていったみたいなところが書いてあったりしますね。
私がですね、タイトルから勝手に想像してた本の中身よりも、一度で二度おいしいみたいな本だなと思ったのが、
マイノリティデザインというもちろん考え方自体とか、発想のプロセス自身についても学びが、福祉という領域とね、
掛け合わせる力の発揮の仕方っていうのはもちろん勉強になってるんですけど、
なんかそれだけの本じゃなく、何とか自分のね、あれですよね、なんか持続可能なその働き方だったり、人生の何というかデザインみたいな、
そういうところとも絡めながら書いてあるっていうところが、タイトルからだけでは想定していなかった、私は実は、コンテンツだったので、
そこの二つが絡み合って、最後までね、進行していくっていうのが発見でした。
スピーカー 1
そうですね。実はその僕、マイノリティデザインを読む前に、沢田智弘さんの本は、人生にコンセプトを追っていう本をね、読んでて、
その人生にコンセプトを追って本の方が後に出てる本なんですね。
で、確かにりょこさんが今言ってくれた通り、このマイノリティデザインの本の中には、
自分自身の働き方とか人生のコンセプトを作ってみようっていう本人の、
自分に向けて企画書を書いてみようっていう章があってね、
それってまさにそのコンセプト、人生のコンセプトを作ってみようっていうことだと思うんですよね。
その話とどういうふうにマイノリティの方とか、マイノリティっていうものを強みに変えて、
新しいコンセプトのデザインだったりとかを作っていくのかっていうその方法、
プロセスと方法が書かれているっていう2つが要素としてあって、
僕が読んだその人生にコンセプトを追っていうのは、その中の一部分を。
転換点「群れからはぐれてみた」
なるほど、より抽出して。
スピーカー 1
外出しして本にしたものだと思うんですよね。
だからそこだけでも本になるっていうぐらいエッセンスが詰まってるんですよね。
そうなんですよね。
スピーカー 1
だからこれはマイノリティデザインみたいなものとか、障害者の方とか、
そういう方との協業に関心がある方だったりとか、
新しいアイディアみたいなものを求めている人にも楽しんでいただけるんですけど、
一方で自分の人生について考える機会とかですね。
どういうふうにこれからの人生を定めていったらいいのかとか、方向性を決めればいいのか、
ちょっと悩まれてる方とかでもすごくぴったりな本かなというふうに思いますね。
そう、だからすごく汎用性が高いというか、
誰しも共感しながら読み切れちゃう魅力がありましたね。
僕は読んでみてすごいたくさんの付箋を貼ってるんですけど、
それぞれここの部分気になったとかですね、この表現良かったとかですね、
そういうところをお互い1個ずつぐらい出して深掘りしていくっていうことをやってみようかなと思うんですけど、
スピーカー 1
りょうこさん多分選べないかもしれないけど。
そうなんですよ、私はですね、本の構成としては第5章、始め2と終わりの間が第1章から第5章まであるんですけど、
スピーカー 2
私各章に本当にヒントがそれぞれ1,2個ずつぐらいあるのでメモしてて、
どれをピックアップしようかなという感じなんですが、
スピーカー 2
ちょっと流れに沿ってというか、そもそもマイノリティデザインが生まれるプロセスはやっぱり皆さんも気になるかなと思いましたので、
まさに第1章の、第1章だけじゃないんですけど、その後の章にも出てくるんですけど、
沢田さん自身のその生き方というか、そこへのたどり着き方の1つターニングポイントだったのかなというのが、
ご本人の表現で言うと、群れからはぐれてみたっていうね、そういう転換点があったかなと思っています。
具体的には20代広告業界に入られて、結構トップコピーライターの特別指導を受けられる選抜された4人とかに選ばれるほど、本当に優秀なコピーライターさんだったと思うんですけど、
スピーカー 2
いろいろ大きな仕事とか、インパクトの大きい仕事とかどんどんされる中で経験は積まれていたのに、ある時にそろりと本流からずれてみたみたいなことが。
それがね、広告業界以外で、ある意味客観的にクリエイターの役割だったりとか、ひいてはその流れの中で実は福祉という世界でも出会われているので、
最初のアクションとしての、そのまま行けば出世街道ましぐらみたいなところから、いわしの大群から一匹外れてみたみたいな、そのアクションが一つ入り口だったのかなと思うので、
ちょっとそこについてまさにこの辺りはね、私たち界隈の最近の生き方のテーマでもあるのかなと思うので、
ふらふら人材自称のショウさんなんかはピンとくることが多いと思うんですけど。
スピーカー 1
そうですね。
僕、同じ箇所を読んだときに、
澤田さんは確かにコピーライターの部署にね、すごい人気の部署というか職種だけど、そこに頑張って配属され、試験通って配属されて。
スピーカー 2
2年目からですかね。
スピーカー 1
そうそう。
スピーカー 2
1年目は営業で。
ただ本人、実際はどうだったかわからないけど、本人は目が出なかったって書いてあったような気がしてて、
スピーカー 1
要はなかなか活躍の機会が、周りの人はどんどん大きい仕事を任されて活躍してるけど、なかなか自分にはそういう仕事が回ってこなかったってことが書いてあって、
その中でも何個かね、大きな仕事ができるようになっていくっていうところがあって。
スピーカー 2
その時期の行動でしたかね。
弱さを強みに変える発想と「ゆるスポーツ」
スピーカー 1
だから、なんか僕は本人がめちゃくちゃこのコピーライターという職種の中で成功していくっていうイメージよりも、なんか思い悩む機会があって、
そんな中で、ちょっとずれてみようとかいう発想になったのかなっていうところ。
一方で、このめちゃくちゃ予算を使って、ある一定期間だけ大量に広告を流して、誰が見てるかよくわからない広告を作るっていうことへの違和感を感じてるって書いてあったんで、
その2つがずれてみるっていうところにつながったのかなとか、思いますね。
例えば、ずれてみるって、R25って僕も読んでたけど、リクルートが出してるフリーマガジンかな、フリーペーパーかな。
スピーカー 1
そこへの連載漫画をコピーライターが書くっていうことをやったりとか、あとは、広告ってチームで作っていくものって書いてあったけど、本人は1人で自分の好きなファミレスに営業しに行って、
コピー作らせてもらえませんかって言って、コピー作ったとかですね。
多分、一般的な広告代理店の動き方とは違うことをやってみたって。
越境してみたっていうこととか、組織を離れてフラフラしてみたっていうところにつながるのかなと思うんですけど。
この辺は、沢田さんは最初のほうからやられてたんだなっていう、こういう読み方を感じましたね。
スピーカー 2
結局、そこが、はぐれてみたからこそね、気づかれたことっていうことのほうが、その後の沢田さんのベースになっていってるんじゃないかなっていうのを感じたので、
まずはきっかけとしてのそこが、フィールドをスライドするみたいな言葉でも表現されてましたけどね。
そうですね。
スピーカー 2
だから、その後に続くね、やっぱり私もすごく共感したのがですね、やはりマスを相手に、そういう、いわゆる予算規模の多い仕事だと、
何かこう、いるのかいないのかもわからない、架空のターゲットとか、なんかペルソナみたいなものを設定して、30代都心に住んでるバリキャリーの女性向けのCMを作るみたいなね、そういう世界だったんですけど、
なんかだんだんそうじゃない、架空のターゲットじゃなくて、なんかその血の通った、なんか目の前の誰か一人の困りごとのために提案してみるみたいな、そういう仕事のこう、作り方がね、その後にどんどんつながっていってらっしゃると思うんですけど、
だからそのあたりもすごく、なんていうかな、私もそういう方が、私もなんていうかな、いい仕事ができたなと思うときは、結構やっぱり顔が見えるときなので、そのあたりもね、共感につながっていきました。
スピーカー 1
なるほどね。だから多分、その広告打つときに、そのターゲットとなる人は何人いるのかっていう、まさにその規模、規模で決める。
スピーカー 2
そうそう、なんか評価もそれでされてるって書いてありましたよね。
スピーカー 1
規模で決めるし、あと実際何人が見たかとかね、何人に届いたかみたいな、要は大きさとか数みたいなところで、その広告を作るときもそうだし、作った後の評価っていうのが決まるというところから、
でも、そういうようなペルソナの人って本当にいるのかっていう疑問があって、それよりも目の前に困っている誰かのために作ったコピーだったりとか、CMの方が、実際は尖った、鋭く響くものになって、
スピーカー 1
そこから波及していくっていう。
そうなんですよね。
スピーカー 2
一瞬で消費されるような大型広告みたいなものではなくて、ご本人の言葉ですが、小さなアイデアを少しずつ育てることで大きなうねりを作っていくみたいな。
かつね、やっぱりマイノリティの方の抱えていらっしゃることっていうのが、やっぱりマスからは見えないじゃないですか。見えないというか、こぼれ落ちてしまっている。
スピーカー 2
ふむふむという感じで。それが、さはださんのすごく発想の転換力がすごいじゃないですか。価値の。そこを捉えて、新しい価値として提案するんだみたいな。そこの発想につながっていったのかなと思いましたね。
そうなんですよね。だから、発想の転換というか目線を変えてみるというかね。
そうそう。
まさにずらしてみるみたいなところがすごく上手で、それは新しいビジネスを考えるとか、新しい事業を考えるっていうところにもすごくつながっていくという感じなんですよね。
そのままもうちょっとだけ言いますとね、それが結局私が一番ハッとさせられたのはですね、弱み。誰しもが持っている弱みって、そのまま自分だけで抱えてしまっていると、それはいつまで経ってもつらい課題として残り続けているんですけど、
本企画の前半終了と後半への展望
弱さを交換しあったりとかですね。ゆるスポーツの中の具体例でも出てきますけど、自分の弱さが誰かの能力を引き出す力になるんだみたいな、そもそもそこがすごくハッとさせられましたよね。
スピーカー 1
それで出来上がったのが、ゆるスポーツというもので、ゆるスポーツが何かっていうのを簡単に説明すると、スポーツってどうしても、最近オリンピックやってましたけど、健常者が体を最大限鍛えて、能力の限界に挑戦する中で、
生まれる速さとか、強さとか、そういったものを競うものがスポーツというふうに認識されているんだけれども、そもそも沢田さんはスポーツがとても苦手、運動神経というものがほぼないと言っても過言じゃないぐらい苦手だと、嫌いだと、もうやりたくないと。
スピーカー 2
今まで避けて蓋をしてきたって書いてありましたよね。
それって、自分が悪いんじゃなくて、今のスポーツという枠組みが悪いのであって、スポーツという概念を変えればいいのではないかという結論に至るわけですよね。
プラス、息子さんが目が見えないということで、息子さんでも楽しめると楽しめたりとか、息子さんと一緒に楽しめるスポーツってないんだろうかっていうのを考えて、自分もスポーツ弱者であると。
運動神経が悪いんじゃなくて、私はスポーツ弱者であるというふうに視点を変えて、スポーツ弱者が楽しめるスポーツ、ゆるスポーツを作ったらいいじゃんっていうので作って、新しいゆるスポーツをどんどん作っていって、それを広めていくというのが世界ゆるスポーツ協会。
スピーカー 1
団体まで作っちゃったっていうのが経緯なんですけど、そうなんですよね。弱さというのを価値を転換というか、視点を転換することによって価値に変えるというところを沢田さんがやり続けてるっていうところはですね。
なのでぜひ前半、私が気になったポイントをシェアしたので、まさにゆるスポーツの事例が載っている第三章以降で、ぜひショウさんがハイライトしたところはどの辺りなのか知りたいですね。
これあれですかね、なんか1回だけで終わる予定だったんだけど、僕の最初の想定。ちょっと前後半に分けてもいいなって思ってきたんですけど。
どうします?
一旦ここ、大体30分ぐらい経ってると思うんですよね。なので、一旦ここチャプター切って後半にその話の続きいきましょうか。
そうしましょう。
ではそうですね、この本棚企画の第1回目、マイノリティデザインの前半は一旦ここで終わりにして、来週また後編をお聞きいただければなと思います。
後編はショウさんから聞くという感じでね。
では一旦ここで聞きたいと思います。ありがとうございました。
はい、どうも。
35:26

コメント

スクロール