2023-05-07 36:46

#029 人生半期棚卸

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「エンディングノート」の威を借る。

#ミドルフォーティー 同じ歳ゲイのムコMとりュウRが世の中のひと・もの・ことの威を借りてそこそこ真面目にそこそこ適当におしゃべりする番組です。

・そこそこ真面目にそこそこ適当に
・前回は樹木葬の話などした
・選択肢はたくさん持っていたいM
・急遽選ばなきゃいけないと大変
・ガラケーでニョロニョロ
・エンディングノートの話
・Mは10年ほど前に母にエンディングノートを渡していた
・早い方がいいのは「死」がリアルじゃないから
・「死」を前提に親と話すためらい
・資産がなくたって揉める時は揉める
・渡る世間は鬼ばかりの小姑
・いない人のことで喧嘩するなんて馬鹿らしい
・亡くなったら誰に伝えてほしいか
・気持ちがノッている時に書いてもらったほうが楽
・高齢者向けだけではないエンディングノート
・ネットやデジタル関係について
・ペットのことについて
・ゲイにフィットしたエンディングノートとは?
・親にバレたくない場合
・突然パートナーとして義親と会わなければいけない場合
・結婚ってそういう意味で楽
・簡単にも死なせてくれない
・死後の処理も自分でやりたい
・認知症になった時にどう扱ってほしいか
・カジュアルな遺書
・今までの人生の棚卸しをするきっかけ

エピソード#029 内に出てきた話題「エンディング」にちなんだ曲を #プレイリスト にまとめました。

【PLAYLIST】
渡る世間は鬼ばかり - Instrumental Cover Ver./羽田 健太郎作曲
Get Wild/TM NETWORK
I Want You/Savage Garden
冬のライオン/沖田浩之
ロマンティックあげるよ (21st century ver.) (ドラゴンボール)/橋本潮
ぼくたち地球人/堀江美都子
にんげんっていいな/岡村麻未
エンディングテーマ/Cornelius
ピタゴラスイッチ エンディングテーマ/栗原正己
https://spoti.fi/3p7cQ4I

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サマリー

「むことりゅう」という番組は、世の中の人々やものやことについて、それなりに真面目に、適当に話す内容の番組である。この番組では、ネットコミュニティの盛り上がりや技術ブログの書き方、GPT-4の実力などについて話題になる。加えて、エンディングノートに関する話や、親にカミングアウトする難しさや死後のカミングアウトについて考えることもある。

オープニング
スピーカー 1
みなさんどうも、むこです。 りゅうです。
スピーカー 2
この番組は、ミドルフォーティー同い年芸能、むことりゅうが、世の中の人、もの、ことの意を借りて、そこそこ真面目に、そこそこ適当に、おしゃべりする番組です。
スピーカー 1
はい。そこそこが加わりました。
スピーカー 2
はい。そうなんです。そこそこ。お断りしとかないとね。
スピーカー 1
全然真面目には言ってないよって。
スピーカー 2
言ってない。今更だけどね。
今更誰もそんなことは思っちゃいないだろうなって思うんだけど、でももしかしたら、一流の望み的にさ、すごい真面目に撮ってくれてる人もいるかもしれないから。
スピーカー 1
エビデンスがあって言われても。
そんな会話にエビデンスも何よりないんですよ。
スピーカー 2
でもほらちょっとね、世の中はそういうことを一回正してから話が進むっていうのがよくあるじゃないですか。
スピーカー 1
昔と違って。
スピーカー 2
エクスキューズです。
そうそう。
そんな感じでちょっとオープニングが変わりました。
スピーカー 1
そこそこで。
そこそこで。
でですよ。前回の終わりでさ、自分の母親のお墓を見に行ってきたみたいな。
スピーカー 2
そうそう、樹木草のね。あれ、俺結構インパクトあって。
樹木草、そのときもちょっと話したかもしれないんだけど、樹木草っていう概念とか言葉とかはなんとなく俺ももちろん知ってたし、
自分もいずれどういうふうな形で人生を終わった後どうするのかなーみたいなことを考えたときの一つの選択肢ではあったんだけど、
きっちり調べたことってなくて、ましてや実際そのスペースを購入したとか、
そういうリアルな、もっと身近になった話っていうのは聞いたことがなかったもんだから、
そういう感じの場所なんだねっていうのは、結構自分の興味もガッツリ惹かれたエピソードではあったなぁと思う。
スピーカー 1
知っておくだけでもね、自分がやるから。
いやもう本当に本当に。やっぱりさ、いろんなことって知っておくって大事じゃん。
そこで選ぶみたいなね。
スピーカー 2
自分がさ、それをさ、確実にこれに決めるってわけじゃないにしても、
やっぱり選ぶときの情報は多く持っておきたいんだよね。
少ない選択肢からこれっていうよりは、一つでも多く選択肢として持ってたいみたいなものが結構昔からあって。
スピーカー 1
突然選ばなきゃいけないってなると、選択肢2個ぐらいから選ぶことになって、後で後悔するとかね。
急遽決まることとかってそうだよね。
スピーカー 2
選択肢2個でかつ、もう3分後までに決めてくださいみたいな。
スピーカー 1
仕方なくどっちか、どっちかマシな方を選ぶみたいになっちゃうと嫌じゃん。
スピーカー 2
いやもう本当に、どっかの県知事選みたいな話になっちゃう。
スピーカー 1
すごい、タイムリー。
スピーカー 2
どっかの県の県知事選みたいになっちゃう。
スピーカー 1
なんだっけ?ニョロニョロニョロニョロみたいなこと言ってたよね。
携帯でニョロニョロ言ってたよね。
スピーカー 2
ニョロニョロだよね。しかも昔の柄形で。
スピーカー 1
よくそんなのを掘り起こしてきたよね。
スピーカー 2
よくさ、あれ柄形取ってあって、しかも電源が入る状態で取ってあったよなーって。
スピーカー 1
ほんとみんな今すぐ物理破壊した方がいいよ。
折ったほうがいい。
エンディングノートの話
スピーカー 1
エンディングノートの話を今回したいと思って。
前回母親がお墓を紹介したというかね、
私がカエルの子なんですよって教えてくれたときに、
一緒にエンディングノートを持ってきて。
エンディングノートはちゃんと俺は見たことがなかったから、
スピーカー 2
なんとなくこんなこと書いてるんだろうなって思ったんだけど。
同じものをね。
むこくんにも送ってね。
対面じゃなくてオンラインで収録してるんだけど。
スピーカー 1
こんな感じなんだけどって。
スピーカー 2
実はさ、自分は持ってないけど、
母親に書いてって渡したことあるの。
スピーカー 1
すごいね、でもそれ。
スピーカー 2
もう10年以上前だけど。
早かったね。
早いほうがいいかなって思ったんだよね。
スピーカー 1
いやでもそう思った、これ読んで。
スピーカー 2
そういう意識とかが、
実際もっと年取っちゃってからより、
今のほうが、
俺にしても母親にしても、
今より10年前のほうが、
当然なんだけど、
スピーカー 1
死が10年。
スピーカー 2
遠いよね。
スピーカー 1
遠いじゃん。
スピーカー 2
10年分まだ前だからね。
だからこそ、吉橋もあると思うんだけど、
だからこそ真剣に書きやすいんじゃないかなって、
俺はその時思った。
スピーカー 1
わかる。
スピーカー 2
なんか千発待ってるよりは、
って思って。
スピーカー 1
そう、千発待ってるとか、
あと死がリアルになってきた後に書くと、
それこそさっきみたいに選択肢がないとかさ、
焦っちゃってちょっとおかしくなるみたいなこと起きるじゃん。
それでもほんとそう思うよな。
スピーカー 2
ただ10年以上前に渡したけど、
書いたから見てって言われたことは1回もないから、
あの人たぶんもう書かずにそのままどっかにしまいこんでるだろうなと思ってるけど。
でもそれは自分の親だから。
スピーカー 1
でもアクションとしてね、
そうやって起こせたっていうのはすごい。
スピーカー 2
そうなの。やっぱね、
今となってみれば、
そこらへんをスタートに、
親の死を自分もリアルに考えられるようにはなったし、
それを自分だけの噛み砕くんじゃなくて、
やっぱり親に、
親があなたが死ぬんだよっていう前提で話すの、
俺苦手だった時やっぱあんのよ。
スピーカー 1
いや俺もそうだよ。
俺もだって今回自分で母親が持ってきてくれてよかったもん。
スピーカー 2
そうそうそうだよね。
やっぱりなんかさ、
ちょっと触れちゃいけない、
アンタッチャブルなことなのかなって、
思ってたっていうかね、
子供の頃は特にね。
そこがずっと来てたんだけど、
でもこのまま何も知らずに、
例えば両親のどっちかが行ってしまった時に、
何かしなきゃいけないのは私たちなわけじゃんって思った。
兄弟とかね。
スピーカー 1
前回そんな感じで終わったんだもんね。
スピーカー 2
そうそうそうそう。
でも死人に口なしってまさにそれことで、
聞けないじゃんって。
スピーカー 1
そっからどうして欲しいっていうのって言って欲しいけど、
言ってもらえないからね。
スピーカー 2
言ってもらえないから。
スピーカー 1
だからこそこういうのはちゃんとやっといて欲しいなって。
スピーカー 2
そう。
スピーカー 1
Twitterでもね、地元にお父様がいて、
年に1回帰るか帰れないかとかじゃん。
エンディングノート書く重要性
スピーカー 1
だったりして、
でもそろそろエンディングノート書いて欲しいんだけど、
どういうふうに、
エンディングノート書いて欲しいとは言ってないけど、
そういう話をしたいんだけど、
スピーカー 2
どう切り出せばいいのかなっていうのもやりとりしたのね、最近ね。
スピーカー 1
年代的に親とか、
スピーカー 2
そうだよね。
亡くなっていく時期でもあるじゃん、これから。
スピーカー 1
俺、12、3年前に親父を亡くしたときは、
スピーカー 2
親父は若くして死んだって感覚だったから、
スピーカー 1
こんなこと考える暇もなかったし、
その後、母親に帰ってくれっていうふうなことも、
まだ若いから思ってなかったんだよね。
でも今回、
母親が今回は自分でお墓を準備するって話になって、
流れでエンディングノートを持ってきてくれたから、
スピーカー 2
自分も、「ああ、よかった。」っていうか、
自分から言わなくて済んだっていうのはすごいありがたいなって。
でもすごくそれは、お子さんのことを考えてくださってると思うよ。
スピーカー 1
よくさ、別にうちがめちゃくちゃ資産があるとかじゃないから、
それで揉めるとこなんてめっちゃあるじゃん。
あるあるある。
これは本当の遺書なのか、みたいなやつ。
スピーカー 2
あるあるよ。
そういうときだけ、しゃしゃい出てくる親戚とかもいるから。
そうそうそうそう。
スピーカー 1
宝くじ当たったり、有名になったタレントが親戚増えるみたいなそういうやつでしょ。
スピーカー 2
そうそうそう。
うちも別にそんなすごい差があるわけじゃないけど、
こういうことに限って、
あなた出てきますよね、みたいな人いるもん。
いったっけ?みたいな。
そう。
え、墓参りとかさ、行ってなくない?全然あんた。
でもさ、墓を、墓じまいとかね、するときに、
なんかそのお墓は、亡くなったお父さんがすごく頑張って買った墓石だから、
あんたたちが勝手に墓じまいを売るんかみたいな話で。
スピーカー 1
なんなの?なんなんだよマジで。
スピーカー 2
え?って思う。
スピーカー 1
あずま、あずま、てるみとかあの辺の渡る世間の、
あの辺の古住徒たちの出が出てき方って。
スピーカー 2
いやー、ほんと沢田正美みたいな。
スピーカー 1
沢田正美が一番嫌いだった俺。
スピーカー 2
分かる?
分かるよ。
スピーカー 1
それほんといいんですか?って思う。
だけど、あの人の存在感は俺は好き。
スピーカー 2
やっとしてはすごい憎たらしいけど、
けど、こういう人いるよなーって思うもん。
リアルだもんね。
うん。なんかもう、なんていうの?
手も金も出さないくせに口だけは出すみたいな人。
スピーカー 1
私は長女としてお母ちゃんのこと言ってんの?とか言って。
そう。
スピーカー 2
そうそうそうそう。
違うな、私だって別にね、あの人が憎いわけで言ってんじゃないの?みたいな。
スピーカー 1
なんなの?なんなんだよそれ。
スピーカー 2
なんなんだって思ったもん。
すっかり赤城春江もさ、そっちにしたの。
スピーカー 1
そうだろう?そうだろう?
スピーカー 2
別にそこに財産があるなし関係なく揉めたりするから、
スピーカー 1
別にいない人の話で喧嘩することって一番バカじゃん。
スピーカー 2
いや、ほんとだよ。
スピーカー 1
なんならさ、「あの人はいい人だったね。」とかで送りたいのに。
スピーカー 2
そうだねー。でも絶対ならないんだよな、そういうのはきっと。
それがさ、やっぱり人間が何十年も生きてきた証拠なんだろうなと思う。
そうだね。
あの人はいい人だったねーで、なんか終わるって。
これは俺のまた一つの感覚っていうか感想だけど、
それずいぶん無味感想な感じがするなって思うんだよね。
いい人だけしか残らないっていうの。
スピーカー 1
そういうこと?
スピーカー 2
俺はなんか、よくさ、そういう美談みたいにあるじゃん。
あの人って本当にいい人だったんだよねってみんなが口々に言って、
スピーカー 1
幸せだったねって言って送るみたいな話、たまにあるじゃん。
そんなの建前でしょ。
スピーカー 2
小粋な意地悪出たよ、小粋な意地悪。
そういうとこよ、私あなたとコンビ組める。
スピーカー 1
それは建前として送りたいってことですよ。
そういうとこもあるじゃん。感謝もあるしそういうとこもあるじゃん。
それが人間でしょ。
スピーカー 2
そうか。
スピーカー 1
送るセレモニーとしては外向けとかね。
そういうのはちゃんととどこりなくやってあげたいじゃん。
まあまあ、そうだね。
余計なことはしたくないっていう、それぐらいのことでさ、別にさ。
そうだね。
そういうのも含めてエンディングノート書いたほうがいいなと思って。
スピーカー 2
本当思う。
エンディングノートに友人についてとかね、いう項目あるんだけどさ、
こういうのは本当に書いておいてもらいたいなって思う。
スピーカー 1
特に亡くなったときに誰に伝えてほしいかとか。
逆に俺の中ではAさんBさんCさんっていう友達がいて、
みんな同等に仲良さそうに見えるんだけど、
実はその中でしがらみとかもあったりするわけじゃん。
スピーカー 2
そうよそうよ。そういうのが外から見てたらわからないから。
だからこそ書いておいてほしい。
逆に俺らから見たら、AさんBさんCさんみんな平等に仲良いんじゃないかって思ってるから、
何も言えなかったらABC全員呼ぶよってなってんのに、
絶対Bだけは呼ばないでって思いがあるかもしれないじゃん。
スピーカー 1
いや、あるあるあるある。
スピーカー 2
そうか、そういうの知りたいんだよね。
スピーカー 1
あとなんかさ、よくわかんないけど、一番初めにこの人に伝えとかないとまずいからとかもありそうじゃない?
スピーカー 2
A、B、もしくはD、E、Fあったとして、
その一連の友情関係にちょっと支障が出そうな話題とかでしょ?
スピーカー 1
え、なんであの人が伝わるの?
スピーカー 2
結局こういう話?
スピーカー 1
でもそうなんだよね。
こういうエンディングノートを書くってさ、
言いにくかったけど、書いてもらっておいたほうがいいことだし、
書くって言ったら、あ、いいねいいね、書いて書いてってすごい言ったの。
スピーカー 2
うんうんうん。
本当よね。
スピーカー 1
書こうと思ってる時に書きねえよ書きねえよって。
スピーカー 2
そう思うから。
エンディングノートの役割と書く内容
スピーカー 1
なんならいい、写真撮ろうか?笑って。とか言って。
もう家撮ってやろうか?ぐらいの。
スピーカー 2
でもそうだね、やっぱり子供、残される人、
だいたい順番的にはお子さんなわけじゃない。
親だとしたらさ。
やっぱりその残される人がスムーズにいろいろできるようにっていう観点では、
やっぱり書いておいてほしいなって思うね。
やっぱり亡くなってしまうと良かれ悪かれ死ににくちなしだからさ。
そうそうそうそう。
スピーカー 1
今回ふんこくんに送ったエンディングノートと、
他に自分で参考になるようなエンディングノートを見てみたの。
やっぱりわかる人向けのエンディングノートもあるんだよね。
そうだね。
スピーカー 2
それがね、面白かった。
何が面白かったってね、やっぱね、デジタル系?
スピーカー 1
SNSのパスワードとか、
そういうものをちゃんとまとめておいてとか、
スピーカー 2
そういうことが書いてあって。
スピーカー 1
携帯電話とかね、そういうのはいいけど、
例えば、もし自分が亡くなった時に亡くなったっていうふうに発表したいかどうかね。
スピーカー 2
たまにあるもんね、ツイッターとかでさ、
この方が亡くなりましたって。
そういうことを、そうだよな。
それあるね。
スピーカー 1
あとはね、ペットの持病とか、
ペットはどこで見てもらってるとか、そういうのも、
これはたぶんね、お一人様向けって感じなんだけど。
そういうのもあったりとかして。
スピーカー 2
いや、やっぱちょっと興味深いね、そういうの。
スピーカー 1
そういうふうに、その人向けに作ってるって感じだよね、やっぱ。
スピーカー 2
その世代ごと。
スピーカー 1
そう、世代とか。
ちょっとさ、親の世代と俺たちの世代で感覚違うじゃん。
だから、もう親の世代に関しての本のやつってさ、
例えば、もしもの時にとかさ、
割と死に近いことが書いてあったりするじゃん。
臓器提供についてとかさ。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
延命措置についてとかさ。
スピーカー 2
あと生命保険の。
スピーカー 1
そうそうそう。
だけど、どっちかっていうと、
自分の花卸しを一回して、
なんかあった時に楽にしましょうねみたいな感じの書き方が結構多くて。
なんかその感じいいなと思って。
あー、そうだね。
自分もなんかさ、花卸しってなかなかしないじゃん。
あー、確かに。
なんていうの、日々忙しくて。
簡単に言うとさ、毎月毎月何に払ってるか全部把握してるみたいなこととかさ。
スピーカー 2
サブスクとかね、細かい話。
スピーカー 1
これでもしさ、人口で、本当は亡くなってて止めなきゃいけないのに、
何があるかとかも書いてあんのね。
サブスクっていうのもちゃんと書いてあって。
そうするとこれに何払ってるとか。
カードはこれとこれを持ってるとか。
親へのカミングアウトとパートナーへのカミングアウト
スピーカー 1
なんかそういうのもあったりとかね。
あとはね、俺たち的に言うと、エロ動画とかがいっぱい入ってるハードディスクは物理破壊してくれとかそういうのもあるよね。
スピーカー 2
あのー、そうね。
俺はだいぶ前にもう処分しちゃいましたけどね。
あー、そうなの?
ハードディスクはね、もういいやいいやと思って。
スピーカー 1
クラウドなんだ。
スピーカー 2
そうだね。もうだから、物理的に家の中に保存してあるメディア的なものはもうないな。
ないんだね。
スピーカー 1
じゃあこのエンディングノートをさ、いわゆる俺たちみたいなゲイが、ゲーム系にカスタマイズしたらどういうふうにできるのかなとかちょっと考えたりしたんだけど、
さっきのエッジなものとかさ、雑誌とかさ、そういうものはどこどこにあるからとか。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
書いとくから、親に見つかる前に捨ててくださいよってさ。
例えば、パートナーがいる人だったら、まあまあパートナーに頼めばいいとかあるけど、
でもパートナーいなくて、親に一番初めに見つからないようにするために親しい友達に渡しとくとかさ、そういうのも結構ありかも。
親には、逆に言うと親が死ぬまでは、自分はもう親には絶対伝えないって決めてる人がいたとしたら、
やっぱ先に死んじゃったからさ、それがバレないようにしなきゃいけないっていう気持ちもあったりはするじゃん。
そういうこととかなのかなと思って。
スピーカー 2
でもさ、そこで今思うと、現実問題としてね、
例えばリュウくんがお母さんに自分がゲイだってことをバレたくない、死んでもバレたくない。
だからじゃあムコくんにこのエンディングノートに書いてあることをやって欲しいからって渡されたとするじゃない。
だけど親より先にまず自分がリュウくんが亡くなったことを知るっていうところがまず難しいなって思ったんだよね。
スピーカー 1
確かに。パートナーだったらわかるけど、パートナー以外で友達だったら結構ないよね。
スピーカー 2
パートナー、ヨシンバパートナーだったとしてもだよ。リュウくん的にはバレたくないわけじゃん。
そうだよね。
じゃあパートナーって何なんだよになるわけじゃん。
スピーカー 1
そうだよね。
スピーカー 2
だからさ、すごい難しいことだなと思って。
スピーカー 1
いや、ほんとだね。考えてなかった、それ。
スピーカー 2
まずはさ、お友達に、今言ってたさ、雑誌とか見つかってほしくないものここにあるから、
それを何はともあれ自分が亡くなったら、イノ一番に部屋に入ってもらってこれをどうにかしてほしいみたいなことは詰まるところ、
その人に鍵を預けなきゃいけないわけだよね、部屋の。
そうだよね。
まずさ、そこまでの信頼性、信頼感を醸成できる関係の人がいるっていうことが、
まずそんなに簡単ではないかなって思うわけよ。
で、さらにその人がご家族より先にその人の死を知る術っていうところになると結構ハードルが上がるようになる。
スピーカー 1
ご家族とも常に顔見知りで、例えば実家に出入りしてるぐらいのご飯を一緒に食べるとかさ、
スピーカー 2
本当にこの人はリュウの昔からの友達でってお母さんとかも認識してるぐらいの人ってなった時点で、
それってまた一つステップ、2、3段上の話じゃん。
スピーカー 1
一緒に暮らしてるレベルのパートナーだったらまあまあわかるかもしれないけど、一緒に暮らしてないパートナーだときついかもね。
スピーカー 2
いや本当よ。で、一切カミングアウトしてませんって。お互いたとえばしてませんってなった時に、
まあよくある話じゃない?亡くなって初めてあんた誰だっていう。
その親からしてみたらね、10年20年一緒に寄り添ってほぼほぼ結婚も同然な感じで暮らしてた人なんだけど、
でも親からしてみたら初めて会った男の人が、僕この人と30年ぐらい一緒にいましたって言われたところでってあるじゃん。
そりゃ親側の戸惑いもわかるじゃん。
スピーカー 1
そうだよね。それを言わないでくれって言われてたらなおさら言えないしね。
もうその人が、てかもうちょっと発砲塞がりになっちゃうよね。
スピーカー 2
だって、「あなた誰?」って聞かれた時に、「パートナーです。」っていう言葉を言っちゃいけないって封じられてたら。
スピーカー 1
知人ですだもんね。友人ですみたいな。
スピーカー 2
本当よ。いやもうその時点でちょっとさ、澄んでる感じ。
スピーカー 1
澄んでるよね。確かに。
スピーカー 2
そういうところがやっぱり父妻が会いやすくなるのは、結婚の制度ってぜひはいろいろあると思うけど、一つやっぱりわかりやすいよね。
スピーカー 1
結婚してたらなんだってありだもんね、言ったらさ。そういうことって。
別に結婚してる証明とかが常に持ってるわけじゃないじゃん。戸籍とか。
だけど妻ですって言えばさ、あーってなるもんね。
スピーカー 2
なるよね。だいたい結婚してたら、それもパターンとしてはあるのかな。
スピーカー 1
男女で結婚して旦那さんが亡くなりました。でも何かいろんな事情があって、両親とは疎遠になってて、そこで初めてお嫁さんに会いましたってパターンもあるけど。
スピーカー 2
だけども、そこで私が妻ですって言って、あんた誰にはなりにくそうじゃない?
スピーカー 1
そうだよね。もうそれであったんだったらしょうがないってなるよね。だって席入れたんだってなればさ。
スピーカー 2
あの子とあなたが何十年も一緒にいたんですねって、もうそこで納得させるしかないじゃん。親側としても。
そうだよね。だけどそんなことも知らずに、ましてや自分たちの中では考えてなかった同性愛っていうこととか。
余計パニックに落ちてしまう可能性あるしね。
それでいてパートナー側は、俺がパートナーって言っちゃいけないって死んだ奴に言われてるって思ったらさ。
スピーカー 1
そうだよね。
これ結構辛いよ。いろいろ。
だから考えると結婚っていいね、楽で。そういうのが簡単に証明されたときに落ち着いちゃって。それだけかなんか。
スピーカー 2
俺がやっぱり、もしくは結婚制度に準じた何かしらの制度があってほしいなって思うのはそこなんだよね。
ね。
カミングアウトの難しさと結婚の制度
スピーカー 1
あんまりロマンチックなことは考えてなくてさ。
リアリストだもんね。
すごくリアリストだもんね。
スピーカー 2
多分そうなんだと思う。
スピーカー 1
別にそこは前提ね。好きだとかそういうことは前提というか当たり前のものとして。
でもそういうときに余計なことをしなくて済むっていうのが一番いいよね。
そうなのよ。余計なことをしなくて済むっていうのはやっぱりシステムに乗っ取るのが一番手っ取り早いんだよね。
スピーカー 2
そうするとそのシステムちょっと使わせてくんない?って思ったりはするわけよ、どうしても。
スピーカー 1
そうだよね。そこで毎回毎回イレギュラーイレギュラーでさ、余計なことしなきゃいけなくなると、それでもう変なんだろうね。
スピーカー 2
俺ら当事者も大変だし、それに関わらざるを得ない気持ちだって、常にエラーが出てる状態じゃん。
なんか想定してないパターンきました、エラーみたいな。
スピーカー 1
毎回審議しなきゃいけなくなるから。
スピーカー 2
誰かがデバッグしなきゃいけなくなるっていう。
それを納得させるまでも大変だしね。
芸としてエンディングノートをパートナーに残すんだったら、完全にパートナー向けで2人の関係性の中で終始することだけになっちゃうよね。
もう何かをパートナーにしてほしいというのであれば、完全に親にはだんまりでっていうのはちょっと難しくなってくるかなって気持ち。
スピーカー 1
難しいよな。
スピーカー 2
だからもうどっちを取るか的な感じになってきちゃう。
それこそさっき言ってた選ばざるを得ない選択肢みたいな。
スピーカー 1
突然きくるね。
スピーカー 2
になっちゃうから、エンディングノート自体はもちろんそれぞれの関係性において書いといた方がいいなとは思うんだけども、
その前段階でカミングアウトの必要性みたいなところってやっぱり論じざるを得ないのかなって思ってきちゃった。
スピーカー 1
エンディングノートに親への手紙を挟んどいて、これを読ませてくださいみたいな感じで、死後カミングアウトさせるみたいな。
それで親が納得いくのかみたいなところもあるしね。
それはきついよな。
全く息子が一切同性愛者ではないというか、そんなこと考えもしないような関係性だったとしたら、
スピーカー 2
それこそこの手紙だって本当に息子が書いたものかわからないだろうみたいに、パートナー側が言われちゃうことだってあり得るじゃん。
ただね、自分の息子が自分より先に行ってしまったってことで、大体の親はパニック状態のところに。
スピーカー 1
それこそ余計なことを言わなきゃいけなくなるってことだもんね。
スピーカー 2
だけどパートナーとしてみれば余計なことでもなんでもないわけで。
なんでもないと、そこがベースだったことだからさ。
一生平行線の話になっちゃうよね、これ。
スピーカー 1
いや、これきついな。そんな簡単にも死なせてくれないのかって感じじゃない?
スピーカー 2
いやいや、本当よ、本当。
スピーカー 1
どうしても亡くなるっていうのは、本人の意思が反映されにくい、もしくは全く反映されない可能性が高いわけだよね。
スピーカー 2
なにせやっぱり、極端な話、俺いつも思うのは、自分が死にましたってなった後も、いろんなことを自分でやれたらどれだけ楽かって思うときあるんだよ。
スピーカー 1
わかるわかる。自分で自分の本気で。
スピーカー 2
自分でやりたい。本当にファンタジーみたいな話なんだけど、亡くなった自分が、それこそ昔ながらの幽霊みたいな、頭に三角つけて足がない状態で、
市役所に行って、すいません、俺亡くなっちゃったんだ、死んじゃったんで、俺の戸籍抹消してもらいます。
そういうの正直やりたいんだよね。
スピーカー 1
やりたいよね。
スピーカー 2
始末つけたいけど、どうしたって無理じゃんっていうのもわかってる。
いつもここなんか、俊々する、頭の中で。
だから誰かに頼むよりさ、俺が市役所行くのが早いよなみたいな。
エンディングノートの利用
スピーカー 2
そうだよね。だって全部わかってんだもん。もう大変なんだよ、あれ講座とかさ、そういう。
スピーカー 1
まだ出てくるの、この講座とかさ。
スピーカー 2
そういうのやっぱ親が。
スピーカー 1
まだ死んだって言ってないよね、みたいな。
スピーカー 2
そういうのやってたからさ。
そうそうそう。
そうなのよ。やっぱさ、そこがね、あるからさ。
なんかまあ、これは本当に取り留めもない話になっちゃうけど。
本当だね。答えなんて出ない。答え出そうとは思ってなかったけどさ。
エンディングの時点で、まずこれを書くか書かないかっていうところで。
その人の姿勢感にもよるしね。
自分が書く、書かないのと、あと親に書いてもらうように伝えるか否かっていうところだって。
エンディングノートの内容
スピーカー 2
やっぱりちょっと俺にはできないっていう人だって。
それはそれでありの話だし。
行ったところで親がどこまでしてくれるかっていうのも、本当にこれパターンがね、それぞれでみんな千差万別ある話だから。
いつもの話だけど、俺らはこう思ってる。
もしくはリュウ君は今回、ほら、お母さんがそれを書いてくれるっていうところで。
スピーカー 1
自分はラッキーだったなって思ってるくらい。
スピーカー 2
そうだね。一つ、不安の種が一つちょっと楽になったっていうか。
そうに思った方がいいのかな。
上手くいくかどうかもわかんないしね。
そうだよね。もしかしたら全然書いてないところからヒダネが出てくる可能性ってあるわけじゃん。
やっぱりお母さんももうわからないこととかもあるだろうし。
スピーカー 1
それがね、若い人の方にあったんだけど、認知症になった時のことを考えて早めにいろんなことを書いておきましょうみたいなことがあって。
スピーカー 2
でもね、それはあり…。
スピーカー 1
認知症が始まった時にどういうふうに自分のことを扱ってほしいかみたいなこともちょっと書いてあったんだよね。
スピーカー 2
これきっとさ、昔だったら一緒だったんだろうね。
スピーカー 1
そうだと思う。
スピーカー 2
それがもうちょっとカジュアルな感じになったんだろうなって気がしてきた。
スピーカー 1
そうだよ、きっと。しかもいろんなことがさ、いっぱいあるじゃん。
めんどくさいことがいっぱいあるから、早めにやっといた方がいいよねっていう感じ。
例えば、それでさ、もうちょっとしゃべれなくなっちゃったとかさ、心配を持っちゃったっていう時に自分はどういうふうに…。
例えばね、介護に関して書いてあるんだけど、この色はあんま好きじゃないから着たくないとかね、そういうのも書いてあったりして。
で、過ごし方としておしゃべりが好きとか、体を動かすのが好きとか、そういうのもあるから、リハビリするときにこういうふうにしてほしいとか、
あと食べ物のアレルギーを書いておくとかね、苦手なものはこれだとか。
スピーカー 2
食べ物のアレルギーはちょっと残したいね。
あと味付け好きなのが辛めや甘めとか薄い、濃いとか書いてあって、しゃべれなくなった時にこういうふうにしてほしいとか、そういうことを多分書いてあるんだよね。
全部がさ、叶えられるかどうかは別にしても、何かお世話をする人、もしかしたら残された人にしてみれば一つ道標みたいなものにはなるよね。
スピーカー 1
そうそうそうそう。やれるかやれないかっていうよりも、気持ちに寄り添えるかどうかのところで良くてさ、そういうのってさ。
スピーカー 2
やる側が楽になれる部分もあるもんね。
そう思うと、自分もやっぱり何かしら書いておきたいなとは思うね。
就職活動の時に、自分の事故分析とかするじゃん。
スピーカー 1
あれの大人版って感じ、これ。
今までの人生でどういうことをやってきて、自分の趣味はこういうのでとか、自分は本当はこういうのが好きでとか、そういうのを一回まとめるっていうか。
それを踏まえた上で、さっきの話じゃないけど、自分が喋れなくなったりとかしたときにどういうふうな感じの最後を迎えたいかっていうのを考えるみたいな。
棚殺し感がすごいあるなと思って。
だからこれ、別に自分たちが死を完全に意識していなかったとしても、葬儀のこととか先だとしても、今まで何をやってきたかとか何が好きだったとか、
こういうことに関して、あとさっき言ってたお金のこと。
どういうふうにこう過ごしていきたいんだったらどれくらい貯めたほうがいいかって思うんじゃん。
そういうのをするために、これってエンディングノートって使えるんじゃないかなっていう。
スピーカー 2
こういうのに慣れとけばさ、たとえば俺たちには子供はできないかもしれないけど、
スピーカー 1
たとえばいとことか姪っ子とかが、みんなを見てくれるってなったときに、「りゅうちゃん、エンディングノート先に書いといてよ。」って言ったときに、「あ、いいよ。書いとく。書いとく。」みたいな。
もう書いてたよとか言えるような感じになってた方がいいじゃん。
そうだね。
スピーカー 2
そういうのもちょっとあったなと思う。
さてさて。
スピーカー 1
今回はエンディングノートを返していろんなことを喋ったようになっちゃったね。
スピーカー 2
そうだね。そこから気づくこともあったなって思うし。
まあでも本当。書いといてほしいな。これは本当でも親には書いといてほしいなって思う。しみじみ。少なくともね。
スピーカー 1
俺も書くからさっていう感じで書こうかなと思ったよ。
あーそれいいかも。
あっちがノリ気だから、今のところ。
あーそれいいよね。それはじゃあそのエネルギーはいい感じで使ってもらいたい。
スピーカー 2
ノリで。
ノリで。ノリとバイブス。
スピーカー 1
C帳に行くよ、C帳に。
スピーカー 2
C帳?
スピーカー 1
C帳ってさ、使いたいけどさ、言葉がなかなか脳の中で変換しにくいよね。
まあいいな。
スピーカー 2
ちょっと暗い話だからちょっとあえて言ったら、本当にあえて言ってるみたいになっちゃって嫌だな。
スピーカー 1
今回も最後までお聞きいただきありがとうございます。
この番組の内容は2人の記憶によるものであり、正確な情報とは限りません。
ノリとバイブスで話しているので、あしからずご了承ください。
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スピーカー 2
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スピーカー 1
はい、ということでそろそろお別れの時間です。
次回またお会いしましょう。
お相手はリュウと
スピーカー 2
ムコでした。
スピーカー 1
ちー
36:46

コメント

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