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はい、みなさんこんばんは。4月30日、夜10時になりました、いわみTVのお時間です。
この番組は、自動車教習所の教習指導員である私、日高が、車の運転に関するニュースを取り上げ、私の個人的見解を述べることにより、
みなさんに改めて、安全運転について考えていただくための番組となっております。
はい、早速ニュースを一見紹介いたします。本日は、「ヤングマシン」というところの記事より、
タイトルが、「ノルマのためって本当?元白バイ警官が交通違反取締りの実際を語る」という、
興味深い記事ではないかなと思います。ちょっと記事長いんですが、全文紹介しようと思います。
交通ルールは守るべきものとはいえ、威圧感を与えるような口調や、わざわざ物陰に隠れたり等、
警察の取締りには理不尽なものを感じるときもある。そのためか、交通違反の取締りは警察官の実績づくりや、
反則金目当てなんじゃないのかといった邪推も世にあふれているのも事実。そんな噂の真相を元白バイ警官の女性の方が語る。
交通取締りを行っている警察官に対してノルマがあるのかどうかっていう疑問がよく挙げられますが、
結論から言うとあると言えるかもしれません。ただ厳密にはノルマって言わないのかなって個人的には思っています。
というのも、今日は何件検挙してこいとか、いつまでに何人捕まえてこいとか、そういったことではないのです。
そもそも警察という組織は交通違反だけではなく、全てにおいて目標数値というものが設定されていて、数字で管理されています。
検挙率を上げるためだけではなく、事件の発生件数を抑えるためのノルマであったりもするので、
必ずしも警察官自身の成績のために、というわけではないということを知っておいていただきたいところです。
そのため、やはり数字で管理しないといけないってことでノルマ的な数値が言い渡される、というか与えられるのです。
それでも一般の運転手からすると、理不尽だと感じる取締りのやり方だったり、
上から目線の警察官の態度などから、ノルマのためだろうと感じられてしまうのは、取締り側だった私でもよくわかります。
そういったことが原因で、ノルマ説が浮上してしまうのも無理がない話ですね。
中には、自分の個人的な実績のために検挙件数を増やしたい、という警察官がいるのも事実ではあります。
というのも、私自身、白梅隊員になったばかりの頃、そういうタイプの先輩と勤務を共にしていました。
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入りたてで指導してもらう立場にある私には、逆らったり、意見したり、反対するという選択肢がなく、ただただついていくだけの身分。
ひたすら違反者を探す、という交通取締りのスタンスが本当はすごく嫌でした。
ただ、その先輩のおかげで検挙件数が高く、成績優秀賞をもらったりすることも多々ありました。
でも手放しに喜べないというか、本心では嬉しくないというか、そんな複雑な気持ちでした。
それに反して、自分が主として動けるようになってからは、パトロールすることで見せる活動をメインに取り締まりを行ってきました。
運転している方のほとんどが、白梅やパトカーを見ると、無意識のうちに減速してしまうと思います。
だから、パトロールしている姿を見せることが、交通違反や交通事故の減少の貢献につながるのです。
私自身、ノルマというか、そういった目標数値を掲げられることや、実績を上げるようにと強要されることに関して正直良い印象はありませんでした。
ほとんどの警察官が同じ思いでいるんじゃないかと当時は思っていました。
やっぱり本音では荒探しみたいで嫌だなとか、こんな謙虚なやり方が本当に交通事故削減につながるのか、といった思いでいっぱいだったんです。
繰り返しますが、自分の地位や名誉、評価のためにとにかく実績を上げることにエネルギーを注いでいた同僚もいました。
警察官に限らず、世の中にはいろんな人がいるわけで、自分と考え方、価値観が違う人間はたくさんいるということは頭にあったので、そういう人もいるんだな、ぐらいに思っていました。
ただ、悪質な違反者を謙虚するためには、時には姿を隠して取り締まりをすることも必要なんです。
どういうことかというと、先ほども述べたように、運転している際にパトカー、白梅、警察官の姿を目にすると、誰もが安全運転をしようと心がけることになります。
ということは、普段より速度を落としたり、信号が黄色で停止したり、携帯電話の使用を控えたりするわけです。
だから、普段は平気で違反行為をしている違反者を謙虚するためには、姿を隠して取り締まりにあたるということも必要なんですね。
私も警察官になる前は、そういった取り締まりをやっている警察官に対して、堂々とパトロールすればいいのに、とか、
だから税金泥棒って言われるんだよ、というふうに思っていました。自分が目指す食料であるにもかかわらず。
だから伝えたいんです。警察官に対していいイメージを持っていない方や、ものすごく誤解してしまっている方に、
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本当はやりたくないけど心を鬼にして取り締まりを行っている警察官がたくさんいるということ、
そして交通違反が減ることで交通事故が減少するということも紛れのない事実なので、
交通事故削減のために取り締まりをして違反者を謙虚し、交通違反を減らしていくことは大切なことです。
警察にできる重要な仕事のうちの一つなわけなのです。
それと同時に運転手の方たちに安全運転を心がけてもらうために、警察官がパトロールをすることも大切なことであり、また効果的なことでもあります。
最後まで紹介します。
最後に事故防止のために知っておくといいこと、頭に置いていて欲しいことを書きます。
それは過去の事故を知るということです。
私は警察官時代本当にたくさんの事故を見てきました。見るに耐えがたい悲惨な事故というのも多々ありました。
事故はいつどこで起こるかわかりません。
自分がどんなに気をつけていても交通事故に巻き込まれる可能性はゼロではないんです。
運転するということ自体がリスクという面もありますから。
見た目も大事ですが、バイクに乗る際は安全面も考慮した服装にしておきましょう。
最低限長袖長ズボンはマストです。
最近ではデザイン性に優れたライダースウェアやギアも増えてきていますよという記事でございます。
元白梅警官の方が語るノルマがあるのかどうかという問いに対して、ノルマというべきか数値目標として掲げられているというのが実態だそうです。
これ記事の途中にもあったんですけど違反の検挙率が高くなったりとかねパトロールしている警官が増えると事故が減るってのはもうこれは明らかじゃないかなと思います。
交通安全運動の期間の事故数なんかを見てもわかることではないかなと思います。
警察官が隠れて取り締まりをするということやパトロールするということは事故防止に一役を買っていると十分言えると思います。
ここで皆さんが気をつけるべきことなんですけど、これはわざわざ私が言うまでもないかもしれません。
警察がいようがいまいが自分は何も悪いことしてませんよという運転を日頃から心がけていただければいつどんなところで警察官が隠れてみていようが捕まるということはありません。
捕まるということがない運転ということは大きな事故を起こす心配の少ない運転と言えるんじゃないでしょうか。
ということで皆さんも私はいつどこで警察官に見られても何も悪いことはしてませんよという自信を持って言えるそんな運転を心がけていただければなと思います。
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はいということで本日の記事に関しては以上です。
ゴールデンウィーク真ん中の方までやってきましたが明日は水曜日ですね。
5月1日水曜日ということで夜10時頃からライブ配信をしようかなと今のところは考えております。
5月ですのでねテーマを一新して皆さんの部活動の思い出についてねエピソードがありましたら私の方に教えていただけると嬉しいなと思います。
メッセージを送ってくださった方がもしいればですね明日のライブ配信でメッセージを紹介しようと思います。
ぜひとも皆さん私にいろんなエピソードを教えてください。
はいそれでは本日の配信は以上です。最後までお聞きいただきましてありがとうございました。
ここまでのお相手はいわみTV ひだかでした。