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2023-05-27 11:20

#55【ニュース】学科試験で採点ミス

YouTubeチャンネルの「いわみTV」が配信するstand.fm!
石見自動車教習所の現役指導員が配信する番組です。

#55【ニュース】学科試験で採点ミス

運転免許をお持ちの方であれば誰しも経験してきたであろう、学科試験。その結果に一喜一憂した思い出があるのではないでしょうか。

そんな学科試験で採点ミスが発覚したとのこと。学科試験の意義とは。

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00:05
皆さん、こんばんは。5月27日、夜10時になりました、いわみTVのお時間です。
この番組は、日々のニュースを取り上げ、私の個人的見解を述べることにより、皆さんに改めて安全運転について考えていただくための番組となっております。
はい、早速ニュースを一見紹介しようと思います。タイトルがですね、あの前に、えっと
出どころか、土地テレというテレビのニュースですかね。はい、タイトルがですね、運転免許学科試験で採点ミス98人に影響
栃木県警察本部というタイトルでございます。 記事全文紹介しようと思います。
栃木県警察本部は、26日、車の運転免許の学科試験で正解と不正解が逆に採点され、
合否に影響が出た受験者が約100人になると発表しました。 県警察本部運転免許管理課によりますと、
誤った採点が判明したのは、第1種免許の学科試験の進路変更の問題1問と、仮免許の学科試験の環状交差点に関する問題1問です。
今年7月の改正動向法の施行に備えて、試験問題を確認していたところ、5月1日に正解と不正解を逆に採点していたことがわかったということです。
第1種の進路変更の問題は約1年、仮免許の環状交差点の問題は約1ヶ月、採点の間違いに気づいていませんでした。
この誤った採点により合否に影響が出る人は合わせて98人いて、このうち第1種免許で合格から不合格となるのが8人、
不合格から合格となるのが81人です。 仮免許では合格から不合格になるのは4人、不合格から合格になるのは5人です。
影響があったすべての受験者には、県警が個別に説明と謝罪を行っていて、本来不合格なのに合格の判定を受けた12人については、
不正解の問題を改めて確認してもらった上で、模擬試験を受けてもらう対応ですでに11人が済んでいます。
本来合格なのに不合格の判定を受けた人については、再受験の際にかかった費用を保証するということです。
これまでのところ、本来不合格なのに合格になり、その後運転中に事故を起こしたという報告はありません。
運転免許管理課の次長は、厳正であるべき免許試験に誤りがあったことを重く受け止め、業務管理をさらに徹底して再発防止に取り組み、県民の信頼回復に努めたいとコメントしています。
03:16
というニュースでございます。特に事故があったというニュースではないのですが、我々の了解とも関わりの深い
学科試験での採点ミスというのが本日ニュースで取り上げられておりました。
なぜ私がこのニュースを取り上げようと思ったかと言いますと、日本の免許制度について、ちょっと一つ疑問を投げかけたいなという思いがあるからです。
私はスタイフで過去に喋ってたかな?
過去に2017年に、うちの業界で行われております学科の教え方を競う大会というのを年に1回やってるんですね。
そこで2017年に岩見自動車教習所の代表として出場させていただきまして、
島根県大会で当時11校ある中で優勝することができました。
上位2校が今度中国大会に進むんですが、そこでも2位に入りまして全国大会に出場したという経歴が実はあるんですね。
それ以降ですね、私ちょっと学科を教えるということに関してはかなり力を入れているつもりでありまして、
免許試験に関してもですね、なんとか学科の合格率を高めたい、全員一発合格を目指したいという思いを一時持っておりました。
ただですね、最近その思いが薄れてるって言うとちょっと違うんですけど、ちょっと疑問を抱くようになってきたんですね。
というのもですね、あの学科試験、免許をお持ちである皆さんであればね、ご存知かなとは思うんですけど、
学科試験合格すればもう免許証ってもらえるんですよね。もし不合格になったらじゃあもう1回勉強し直しかというと、
もちろんね、家帰って自分で勉強してもらうのは自由なんですけど、また次の日以降試験を受けることは可能なんですね。
何回も何回も受けて、とにかく通ったらもう免許取得になるんですよ。
その制度についてちょっとどうなのかなというのを投げかけたいなと思うんですよ。
投げかけたいというのが、試験落ちた人に対して何か補修なり勉強なりする機会を設けろというわけではないんですね。
学科試験、1回でも通ればもうそれで免許をもらえる。その試験ってどうなんですかね。
06:02
なんかその後の免許取得して、じゃあその人が安全運転できるよねっていうところに本当に結びついているのかなというのが疑問なんですよね。
とはいえ、じゃあ他にどういう方法があるかというと具体案が明確にあるわけではないんですけど、
実技試験と面接となるとやっぱりちょっと手間もかかるでしょうからなかなか難しいところはあると思うんですけど、
学科試験を全員に課すのではなく、学科試験がちょっと難しいよという方に関しては面接とか個別で口頭で質問という形なんかでもいいんじゃないかなと思うんですよ。
岩見自動車教習所ってすぐ近くに養護学校があるんですね。養護学校の生徒さんなんかも免許を取りに来られる方っていうのが多くいらっしゃるんですけど、
養護学校に通っていらっしゃる教習生の方ってなかなか文章を特に文字を目で読んでそれを理解して正しい答えを出すっていうのがちょっと困難な方っていうのが少なからずいらっしゃるんですよね。
でもそういう子も会話は普通にできるんで、普通に話をしてこうこうこういう状況だったらどうするって質問したらまともな答え返ってくるんですよ。
なのでそういう方たちに関しては無理に筆記試験という形じゃなくてもいいんじゃないかなと思うんですよ。
それをこのニュースを見て改めて思いました。
だってその一問問題を本来、例えばですけど〇という答えの問題を×と書いて、本来なら不正解なのに正解という扱いを受けて免許証を発行されました。
でもその人は特に事故を起こしたという事例はないわけなんですよね。
なのでその〇×問題で100点満点中90点取らないと合格にはならないんですけど、じゃあそこで90点取れたから安全運転ができる。
89点だったから安全運転ができないってことは絶対ないと思うんですよね。
そこを一概に点数だけで判断するっていうのはちょっと他に良い方法ないのかなと思うんですよ。
ただ先ほども言ったんですけど、じゃあこの学科試験の代わりになるものって何かありますかって言われたら正直今の免許制度というか体制では難しいとは思います。
難しいとは思うんですけど、そういった文章を読むということが苦手な方に対して一つ何か救済案というのがあってもいいんじゃないかなと思います。
あとちょっとついでなんで残り時間も短いんですけど、この免許制度に関して一つ私がぜひ変えたいなと思うのが免許取得の年齢です。
09:07
特に仮免許の年齢。仮免許って今現在18歳の方しか取れないんですよ。
となるとですね、免許を新しく取ろうという方って18歳の方が大半なんですよ。
それも高校3年生の方が2月3月多いんですけど、どうしてもやっぱり誕生日が遅い方、3月の後半が誕生日ですという方は高校3年生でもまだ17歳なんですよね。
もう高校卒業したのにまだ17歳という方もいますからね。
そういう方はですね、やっぱり他の周りの方と比べて免許取得がどうしてもちょっと遅れ気味になるんですよ。
それはもう法律がそうなっているからしょうがないんですよね。
そこも年齢じゃなくて学年で免許取れる年齢というか時期を考えていただければいいんじゃないかなと思うんですよ。
じゃないと就職に不利ですからね。
4月1日生まれの子なんかだって4月1日にならないと仮免許取れないわけですから、
もう高校卒業して今日から新生活始まるよという段階でまだ仮免許も手にできないということは当然免許証も手にできないわけですよ。
4月1日に仮免許取れたとしてもそこからまた約1週間かけて本免許を取るための教習を受けていかないといけない。
ということはその4月1日生まれの子というのはどんだけ早くても4月の7日とか8日とかそれぐらいにならないと免許が手にできないんですよね。
それってちょっと不平等じゃないかなと思うんですね。
そのあたりも私の力で何かできることがあれば変えていきたいなと考えております。
ということで今日はニュースを一見紹介しました。
以上で終わりです。
本日土曜日youtubeの方もやっております。
本日はシートベルトについて深く掘り下げて話をしておりますので、
ぜひともyoutubeチャンネルいわみTVの方にもお越しいただければ嬉しいなと思います。
では本日はこのあたりでありがとうございました。
おやすみなさい。
11:20

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