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2021-02-26 07:53

自分をいちばん成長させてくれたもの

以前の配信
#175 親では与えることのできない「人生の宝物」
https://radiotalk.jp/talk/285290

note版
https://note.com/iwm_s/n/nacf0cc36e2a2

紹介している書籍
『絶望名人カフカの人生論』
https://amzn.to/2ZTtntq

カフカ関連本。とても面白かったです。
笑えるくらいネガティブな人だったみたいです。フランツ・カフカさん。
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メタ音声配信ラジオ、こんにちは、いわみです。
2月27日、金曜日、1週間お疲れ様でした。
今日は、最近読んだ本の感想みたいなことを話そうと思うんですが、
割といくつかの本を並行に読むので、その読んでいる本それぞれがですね、
割と同じようなメッセージだったので、考えたことがあってですね。
結論から言うと何かというと、人を最も成長させるものは何かっていうことなんですよね。
人によっていろいろ意見はあると思うんですけど、あなたは何だと思いますか。
あなたを今までいちばん成長させてくれた人とか出来事っていうのは何かと思いますかって、
まず質問をさせていただいて、僕はですね、これにわりと明快な答えを一つ持っているんですけど、
それが何かというと逆境なんですよね。
逆境、言い換えるとどん底みたいなこともあって、
この言葉はどの本で読んだのかちょっと覚えてないし、調べても出てこないんですけど、
僕の好きな言葉にですね、こういうのがあって、人生の宝物はどん底に落ちているってですね、
僕この言葉がすごくいい言葉だなと思って覚えているんですけど、
わりとそういうことってあると思うんですよね。
その最中にいる時は本当にもう最悪だし落ち込むんだけど、
後々になって見てみると、あの経験があったから今の俺があるんだなって思うことはですね、結構あるんですよね。
ただ難しいのはその後々になってっていうのは、1ヶ月とか2ヶ月とかではなくてですね、
本当に1年とか3年とか、下手したら5年10年先になってですね、
あの時のあれがあってよかったなって思うことがあるっていうことなので結構これは難しいところなんですけど、
これと結構同じような話をわりと1年ぐらい前の音声配信でやってたんで、
それにリンクも貼っておこうかなと思うんですが、
もしかしたらそっちの方が僕の生々しい原体験が出ているかもしれないって自分で聞き返してみて思ったんですけど、
あと同じような内容をノートにも書いていたんで、そのリンクも一応貼っておきます。
それで最近読んだ本の話なんですけど、
1つはですね、カフカっていう有名な作家がいると思うんですけど、
それの日記とかをですね、集めて編参したですね、
確かタイトルがですね、「絶望名人カフカの人生論」みたいな確かそんな本でですね、
これすごく面白かったですよね。
余裕があったらこのリンクも後で貼っておくんで、よかったら調べてみてください。
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カフカさんは編参とか審判とか素人が有名で、
僕もまともに読んだのはもしかしたら編参だけかもしれないですけど、
ちょっとこの本を読んで他の作品も読み返してみたくなりました。
それでその絶望名人カフカの人生論の内容っていうのは、
カフカが今まで書き残した断片で、
割とそのカフカって生きてる時にほとんど目が出なくてですね、
死後は全部自分の原稿を燃やしてくれって言ってたぐらいの人で、
あんまり残っていない原稿とかもあるんですけど、
その中の日記とかですね、父親にあてた手紙がですね、
本当に本1冊ぐらいになる何十ページというですね、
父へ恨みごとを連ねた手紙があるらしくてですね、
そういう中からいろいろ抜粋して、
それぞれ解説というかエピソードを付け加えていくみたいですね。
何が面白いってですね、カフカはすごくめっちゃネガティブなんですよ。
笑えるほどネガティブっていう僕は思ったんですけど、
一つ面白いエピソードというか覚えているのが、
ステッキに書いてある言葉っていうことですね。
もっと昔の作家でバルザックっていう、バルザックなのかな。
作家はですね、異人と呼ばれる人ですけど、
その人のステッキにはですね、こういう言葉が書いてあったということで、
それが僕はあらゆる困難を打ち砕くっていうふうにステッキに書いていたそうなんですよね。
バルザックさんは。これかっこいいですよね。
それでカフカのステッキには何て書いてあったかというと、
あらゆる困難が僕を打ち砕くっていうですね。
本当にそれが書いてあったのかどうかは謎ですけど、
僕はこれはちょっと洒落の一部だと思うんですけど、
でもそれぐらいネガティブな人でですね、本当に
全てをネガティブに捉えていて、
ああいう文学が出来上がったっていうのはとても面白いなと思っていてですね。
これが逆境とどう結びつくかっていうのはですね、
ちょっと話すと長くはなるんで省きますけど、省くんかいっていうことですけど。
それをつけ加えておくとしたら、
カフカはですね、ずっと会社員勤めをしていて、結構その仕事も大嫌いで、
毎日ウジウジして、毎日遅刻をしているような人だったらしいんですけど、
その後で評価されるですね、歴史に残る作品を残した時が
まさにそういう一番なんかウジウジしてですね、
うつうつとしていた時期に素晴らしい作品を残して、
その後で結核にかかるらしいんですよね、30代後半ぐらいで。
それでそのまま何年か後になくなってしまうんですけど、
その結核になったおかげで仕事に行かなくてよかったりとか、
そういうことでですね、その時期のカフカっていうのは逆にすごく安定して
幸せな時期だったってその本には書いてあったんですけど、
変な人だなとは思いますけど、そういうことだったらしいんですよね。
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それでその落ち着いた幸せな時期にはですね、
あんまり書き物というか文章を書いていなかったっていうですね、
創作意欲が湧かなかったっていう。
でもこれは病気というよりも本当に満ち足りていると
人は何も生み出せなくなるっていう、そういうことかと思ってですね。
強引にまとめてしまいますけど、人は割とですね、
そういう過虫にいる時はどん底で嫌な思いをしている時でもですね、
後々になってみるとそういう時に考えたこととか残したもののほうがですね、
後になるといいものが残せていたりするっていうことですね。
誰の人生にもあるんじゃないかと思ったというそんな話でした。
だからですね、これをどう僕らの人生に活かせるかっていうと、
なんか嫌なことがあった時にですね、
そういう一つの考え方にはなるのかなと思ったんですよね。
つまり、今すごくついてないし、嫌なことがあったけど、
それで閉ざしてしまうんではなくてですね、
多分これは後は、長い目で見ればですね、
多分プラスに働くことなんだなって思っているとですね、
少しだけ明るい気持ちになれるかもしれないと思ったという話でした。
慣れないかもしれないですけど、そこは頑張っていきましょうということで、
今日は終わりにしたいと思います。
もう一つの本の話はですね、ちょっと時間がなくなってしまったので、
また今度お話してみたいと思います。
はい、そんな感じで今日は終わりにします。
最後までお聞きいただいてありがとうございました。
良い週末をお過ごしください。さよなら。また。
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