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メタ音声配信ラジオ。この放送は、自称音声配信フリークの僕、いわみがお送りしている音声配信のことを喋っているチャンネルです。よろしくお願いします。
11月23日の月曜日。今日は勤労感謝の日ですが、いかがお過ごしでしょうか。お疲れ様です。
今日話してみたいことは、音声配信なんですけど、言ってもまだまだすごく狭い分野なんだなってことを改めて感じたという話をしてみたいと思います。
そう思ったきっかけは、今朝ですね、妻と会話をしていまして、妻がですね、昨日僕のラジオを聞いたそうなんですよね。
今でもたまになんか聞いてるらしくて、聞いた時は聞いたよーとか、あの話が面白かったとか、私はこう思ったっていう話をしてくれる時もあるんですけど、
昨日はどの話を聞いたのかわかりませんけど、妻が言ってたのは、たまに聞いてみると面白いなと思うそうです。
つまり僕の配信って、本当に音声配信のことばっかり喋っているから、タイトルだけ見ているとですね、妻の興味を引かないそうなんですね。
それについては自覚はあるんですけど、それでもどれかを聞いてみると、音声配信の話題自体は別に興味はないけど、それ以外のことで興味が持ってたりとか、なるほどと思ったりすることがあるそうなんですよ。
詳しくは聞かなかったですけどね。つまらないって言われるよりは全然いいなと思って、よかったと思いました。
それで僕が思ったのは、音声配信っていうのがまだまだニッチというかですね、狭い分野なんだなっていうことを改めて考え直してみようっていう話なんですよね。
つまりどういうことかというと、僕は断ることにですね、音声配信は今盛り上がっているし、これからもっとブームになるっていうですね、いう話をしているんですが、
もちろんこれは僕一人の妄想ではなくて、事実とかちゃんとデータもある話なんですね。
例えばアプリがダウンロードされている回数が増えているとか、音声の広告市場の規模が拡大しているとか、データはあるので、音声配信という産業が伸びているっていうのは間違いないと思います。
でもですね一方で、全体的な大きさで言うとすごく狭い、いわゆるニッチな市場であるっていうことも同時に間違いないわけですね。
例えば動画とかゲームとかそういう市場に比べるとですね、ユーザー数というのは本当に何分の1か何十分の1だと思うんですね、今のところは。
よく出る比較としてはテレビとラジオの比較があると思うんですけど、テレビというのは最近はあまり見られなくなっているっていう話をよく聞きますよね。
特に若い人はテレビを見なくなっている動画を見るようになったりいるとか、最近ラジコのアプリがコロナの影響とかもあってダウンロード数が1000万を超えたみたいなですね、ラジオがまた盛り上がっているみたいな話を聞きますけど、それはデータとしては正しいんですけど、とはいえですね、
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実際のユーザー数で見たらまだまだテレビの方が圧倒的に多いっていうのは忘れがちな事実なのかなと僕は思ったんですよね。トレンドっていうことと既存のボリュームっていうのは違う話なんだなっていう。
これは言ってみれば当たり前の話なんですけど、忘れがちというか、音声配信特化したチャンネルをやっているような人間からすると事故正当化バイアスみたいなのがかかっているかもなって思ったので、次回を含めてこんな話をしています。
トレンドとボリュームの話なんですけど、トレンドっていうのは言ってみれば伸び率ですよね。先月10人しかいなかったサービスが今月20人に使われたとしたら伸び率としては2倍になるわけですけど、でも1000人いるサービスが1100人になったとしても倍率で言ったら0.1倍にしかならない。
200%と10%だったら倍率で見ると2倍の方がインパクトはありますけど、でも実際に増えた数で言うと10人増えたのと100人増えたのと10倍の差があるわけですね。
つまりトレンドっていうのは注目されがちだけど、でもその裏には今まで積み重ねてきた全体の人数の違いっていうのも間違いなくあって、両面から見ることは大事だなと思いました。
とはいえとはいえなんですけど、チャンスはどちらにあるかと言ったらトレンドの方にあるっていうのも間違いない話で、既にたくさんの人が注目しているのがボリュームが高い分野。これから注目する人が増えるであろうっていうのがトレンドの分野。
ビジネスチャンスという面で言ったらもちろんチャンスがあるのは後者、トレンドの分野ですよね。だから今はまだ少ないけどこれから伸びるという市場にリソースを投入することは選択としては間違ってないというかとても正しいことだとは思います。
ただ、もう一個高い視点で見ることも忘れないようにしたいなという話です。いくら音声配信がこれから伸びる、今も伸びているとはいえ、全体の規模で見るとテレビや動画に比べるとまだまだ小さい。
言ってみればそれは大きな海に浮かんでいる小島ぐらいのサイズ感であるということですね。その小島ばっかり見ているとここが大陸なんじゃないかと思いがちになってしまうこともありますけど、実際は小さいものであるということを忘れないようにしたいというですね。
はい、そういう話でした。
今日も良い一日をお過ごしください。さよなら。また明日。