1. IVS2024 KYOTO SESSIONS
  2. 投資型クラウドファンディング..
2024-09-18 59:16

投資型クラウドファンディングの現在と未来

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■IVS2024 KYOTO/IVS Crypto2024 KYOTOについて
2024年7月4日から6日まで、伝統と革新が融合する京都で、IVS2024 KYOTOとIVS Crypto 2024 KYOTOを同時開催します。

IVS2024 KYOTOは、起業家、投資家、事業家、技術者、研究者、そしてスタートアップやオープンイノベーションに関心を持つすべての人々を対象としたカンファレンスです。資金調達や事業成長の機会を求める経営者や投資家、新しい事業アイデアに興味がある人々にとって、新しい未来を築くための貴重な機会を提供します。

IVS Crypto 2024 KYOTOは、クリプトとブロックチェーンに特化したカンファレンスです。この分野のパイオニアたちが、デジタル経済の進化とWeb3の可能性について深く掘り下げます。両カンファレンスは同じ場所で開催され、参加者は自由にどちらのイベントにも参加できます。


名称:IVS2024 KYOTO / IVS Crypto 2024 KYOTO
主催:IVS KYOTO実行委員会(Headline Japan/京都府/京都市)
日時:2024年7月4日(木)~7月6日(土)
会場:京都パルスプラザ他  

・チケットページ:https://www.ivs.events/tickets2024
・HP:https://www.ivs.events/
・X(Twitter):https://twitter.com/IVS_Official

#IVS #IVS2024 #スタートアップ #起業 #経営 #ビジネス

サマリー

投資型クラウドファンディングは、企業家が資金調達を行う新しい手法として注目されています。このエピソードでは、ウィーキャピタルの松田さんがクラウドファンディングの仕組みや未来、特に日本における発展について語ります。投資型クラウドファンディングは、株式型、融資型、ファンド型の3つに分類される仕組みで、各モデルの特性やリスク、リターンの違いが詳しく説明されます。また、日本におけるエンジェル投資家の現状や資産配分の傾向にも言及されます。投資型クラウドファンディングの利点が議論され、特にスタートアップ企業の資金調達やマーケティング戦略における活用が強調されます。CFOの重要性が高まる中、企業価値を最大化するための財務知識の必要性についても触れられます。投資型クラウドファンディングは、新興分野への投資や支援するプロジェクトへの資金提供を可能にし、企業の成長に寄与します。このエピソードでは、CFOの重要性やクラウドファンディングの仕組み、山分けサービスについて詳しく議論されます。市場動向や受給バランスの問題、法人および個人投資家の特徴とニーズが分析され、山脇エステート社の独自の仕組みやリスク管理についても解説され、金融の民主化に向けたミッションが伝えられます。投資型クラウドファンディングの現状と将来についての展望が議論され、様々な投資機会の重要性が強調されます。

セッションの開始とテーマ紹介
平野 武士
こちらのセッションを始めさせて頂きたいと思います。
みなさん、どうもこんにちは。
元気よく、ここの場所に入っていきたいなと思います。
こちらのセッションは、
企業家が知っておくべき第三の資金調達方法ということで、
投資型のクラウドファンディングですね。
こちらについてお話を、
WeCapitalの松田さんと一緒に進めていきたいと思います。
松田さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ここのセッションの簡単な説明なんですけれども、
今日、大多数いらっしゃっている中に、
いわゆるスタートアップですね、
ハイリスクで突っ込んでいく企業家の方々が
たくさんいらっしゃると思うんですが、
その方々の、通常、資金調達する場合には、
株、エクイティですね。
こちらの方と、最近ちょっと、
この前のセッションでもやってたと思うんですけれども、
デッド、いわゆる融資ですね。
こちらの、最近のベンチャーデッドみたいな話もあるんですけれども、
そちらの方を使って調達するというのが普通なんですが、
最近になって、それに加えて、
今日のテーマですね、
クラウドファンディングを使った資金調達というのも、
少し入り込んできています。
ただ、このクラウドファンディングでの資金調達は、
本当に複雑です。
なので、今日これたっぷり1時間ありますので、
その手法をいろいろ松田さんにお伺いしようと、
そういう趣旨になっております。
松田さんの自己紹介と事業の概略
平野 武士
ということで、松田さんよろしくお願いします。
松田 悠介
はい、よろしくお願いします。
平野 武士
じゃあ、まず、何はさておき、
松田さんの自己紹介を、
最初にしていきたいなと思うんですけれど、
私の方が先になっちゃっているな。
はい、じゃあ松田さん、
松田 悠介
皆さんに自己紹介をお願いしてもよろしいでしょうか。
はい、よろしくお願いいたします。
ウィーキャピタル株式会社の松田と申します。
今回、ダイヤモンドをスポンサーさせていただきまして、
山明というサービス名で、
ブースの方もあちらに出させていただいているんですけれども、
何か人少ないですね。
平野 武士
ちょっと寂しいですよね。
松田 悠介
寂しいなと思って。
平野 武士
寂しいですよね、これ。
松田 悠介
ちょっとうちのスタッフに、
すぐ満員にしていただくようにお願いしている。
平野 武士
山分けしたいですよね。
松田 悠介
そうですね、ちょっと僕の自己紹介ということで、
書かれている通り、連続起業家ということで、
さまざまな会社、起業させていただきまして、
バイト経験も豊富に持ち合わせております。
とともに、的確期間投資家ということで、
金融庁の方からですね、
プロ投資家としての認定をいただいております。
とともにですね、
フィンテックの業界で言いますと、
前職がですね、ファンディーノという
未成長株の流通プラットフォームをですね、
創業メンバーとしてお手伝いさせていただきまして、
その後ですね、山明という今、
新たなフィンテックサービスを創業させていただきまして、
ローンチから約1年弱が経ったところであります。
こんな流行る場所に呼んでいただきまして、
本当にありがとうございます。
平野 武士
山明さん、山明ウィキャピタル自体はいつ創業だったんですか?
松田 悠介
ウィキャピタル自体はですね、
約2年前になるんですが、
ライセンスの取得であったりとか、
システム開発、その他資本政策含めたところで、
サービス開始までやっぱり1年半ぐらいかかりましてですね。
平野 武士
なるほどね。
投資型クラウドファンディングの説明
松田 悠介
それで昨年の9月ですかね、
9月の26日に正式にローンチの方をさせていただきまして、
ローンチから約9ヶ月ということですかね。
平野 武士
なるほど。
今日もね、今会場にいらっしゃる皆さん、
持ってる、手持ちのバッグとか、
あと、僕ブースさっき見ましたけれど、
山明って出てましたけれど、
これ、この名前にしたのは松田さんなんですか?
松田 悠介
これね、厳密に言うと僕じゃないんですけど、
僕ら経営陣の方で作らせていただいた名前で、
僕らが掲げているミッションというところが民主化なので、
富の分配というところでですね、
集脱式にやっぱり企業が独占的に利益を上げるのではなくてですね、
ちゃんとパブリックにした情報で、
一般投資家にもプロ投資家と同じような、
もしくは一般企業の利益構造と同じようなものを
オーバーライドできるような仕組みを作っていく、
富の分配構造のために作られた名前が山明というところですね。
平野 武士
なるほどね。
そういう直球ど真ん中なサービス名、私大好きなので、
サービス自体にはまた後ほどいろいろご紹介というか、
お話聞く時間がありますので、
そちらの方でぜひ聞かせていただければなと思います。
松田 悠介
ありがとうございます。
平野 武士
よろしくお願いします。
じゃあちょっとすいません、
進行しているお前誰やねんっていう話があるので、
クリッカーが、クリッカー動け。
はい、すいません。
私の方もちょっとだけ自己紹介させてください。
改めて進行の方やらせてもらいます。
ブリッジの平野です。
私は専業系のブリッジというメディアをやっているんですけれども、
もしかしたら皆さんはテッククランチの方がよくご存知かもしれません。
グローバルでスタートアップのことを追いかけているメディアなんですけれども、
そちらの本当に極初期の、
まだ日本語の翻訳しかやってないぐらいのチームに参加させていただいて、
そこから十数年ですかね、取材の方させてもらっています。
ただこの界隈、企業家の方々とか取材するのは本当に難しくて、
自分でもやってみないと分からないなっていうことがあったので、
自分でも創業をしてこのブリッジというのを作りました。
2017年ですかね、プレスリリースの配信サービスでPRタイムズというのがあるんですけれど、
そちらの方のグループに出させていただいて、今はそこの子会社の代表をやらせてもらっています。
クラウドファンディングに関しては、キックスターターというのが日本にやってきて、
すごいのが始まるぞとか、あとエンジェルリストですね。
あれがやってきて、それこそさっき松田さん言われていた、
いわゆる資金調達の民主化というのが始まるというふうに、
いろいろワクワクして取材した経緯があります。
その流れで、今日は松田さんにいろいろお聞きしていこうかなと思っております。
今日はですね、他のセッション何人もいる中で、ここ2人でやるのに1時間ということで、
結構時間のダブつきが怖いんですけれども、
ちょっといろいろゆっくりとお話し聞いてもらいます。
じゃあまず、
今日、企業家の方々に、
クラウドファンディング使った資金調達どんなやねんっていう話をお伺いする、
いろいろお伝えしようかなというふうに思ってるんですけど、
その前のお話として、
いらっしゃっている皆さんと前提知識を合わせるために、
まずクラウドファンディングってどういう資金集めの方法なのか、
そこについてちょっと松田さんにお伺いしたいなと思うんですけれど、
クラウドファンディングについてちょっとお話いただけますか。
松田 悠介
そうですね、クラウドファンディングっていう言葉自体が、
今、小学大人数から資金を集める総称みたいな言葉になってきてますね。
今までですね、基本的にこのデッドエクイティって前に書いてありますが、
銀行含めたノンバンク含めたところですね、
仮例の形の資金調達手法が一般的では今までありまして、
その後ですね、日本にはなかなかまだまだエンジェル投資家少ないですが、
エクイティということで投資制のもの、この形での資金調達っていうのが一定、
この2つですね、が主流ではありましたが、
そこに第3極としてですね、このクラウドファンディング、
要は告知化したものを一般投資家から公募で集めていく手法という形なんですが、
日本だとやっぱり幕開けさんとかキャンプハイヤーさんとか、
プロダクトベースで何かこのプロダクトを作るので、それに対して投資をいただきたいと、
出来上がった時にはこのプロダクトの出来上がった商品に対してのリターンを出していくっていうような、
これが日本だとまず一番最初に一斉風靡したところはあります。
ただですね、やはり金商業、要は金融ライセンスを持ってやる事業ではないので、
金銭リターンを出せないというところがボトルネックになっておりまして、
ここが金商法の壁というのが元々ありました。
に伴いですね、この電子募集型のサービスという金融ライセンスをですね、
2015年に金融庁の方が発金をしましてですね、
ちょっと難しい言葉になるんですが、
第1種金融商品取引業、第2種金融商品取引業という金商業者要、
よく言われる証券会社ですね。
証券会社に様々なプロダクトや様々なサービスを告知化して証券化するサービスを電子的な募集、
要はインターネットを介して告知の投資家さんから集めて大丈夫ですよというサービスがですね、
2015年に解禁させていただきました。
その解禁時にですね、僕の前職でもありますこのファンディーノというプラットフォームサービスが、
まずベンチャー企業、要はスタートアップの会社様が資金調達でなかなか銀行融資から引けない、
なかなかEQTが入ってこないので、このサービス、このプロダクトの良さを分かっていただきながら、
株式として投資をしてもらうというサービスを作りました。
その後ですね、株式から派生したようにですね、ソーシャルレンディング、
貸し金を使ったお金を貸し付けるというところのファンド、この証券家ですね。
これがクラウドバンクさんとか、バンカーズさんとかと言われるところが代表的ではありますが、
こういった会社様がそういうソーシャルレンディングというサービスを作られました。
とともにですね、今現状において代表的なところで言うとクリアールさんとか小槌さんと言われているような、
不動産だけの証券家、告知家をするようなクラウディングサービスも今となっては出てきました。
弊社も公開した山脇エステートでここには参画させていただいているんですが、
こういう不動産だけを特定的に証券家、告知家していくというサービス、今は非常に流行ってきていますが、
この後ですね、株式以外のエクイティを使ったような告知家サービスも多分出てくると思っております。
平野 武士
はい、ありがとうございます。今の松田さんのお話、すべて理解された方いらっしゃいますか?
私も長いこと取材していろいろしているんですけど、これすごく難しいんですよね。
松田 悠介
難しいですよね。
平野 武士
難しいんですよね。
ぜひ皆さん、まずこの段階でご理解をいただきたいのが、大きくは購入型、買うという予約で購入するパターンですね。
あれと今回のテーマである投資型という、この2つに大きく分かれるんですよね。
この投資型の方を今日はお話しするということになっているんですよね。
松田 悠介
そうですね、先ほど申し上げました購入型というのは、
禁書ライセンスがないプロダクトに対して投資をしてもらってプロダクトをお返しするというサービス。
これが幕開さんやキャンプファイヤーさんがずっと日本で根付かせてこられたサービスなんですが、
これと共に金銭的なリターンが発生する投資型ですね。
この2つに分かれるというところでご理解いただけると分かりやすいです。
平野 武士
そうですよね。
本当にキャンプファイヤーとか取材を始めた頃に、
今買ってくれた方のリターンというこの言葉ですね。
これをちょっと間違って金利みたいな、お金を返しますみたいなことを言うとNGになったりとかして、
この購入と投資というのがすごい分かれるというところ、
これをまずは理解していただいた上で、
今回の本題ですね。
投資型というものが皆さん、
その企業家の方々にとってどういうインパクトを与えるのか、
その辺のところにちょっと話し進めていきたいなと思います。
じゃあ松田さん、
まずさっき言われているこの投資型のクラウドファンディングも、
これもまた中がちょっと分かれるんですよね。
ちょっと説明いただいてもよろしいですかね。もう一度。
松田 悠介
投資型のクラウドファンディングで言うと、
クラウドファンディングの分類
松田 悠介
ちょっとスライドに出ているところ、
まず株式型と先ほどちょっと申し上げたところですね。
これについて後足の融資型、
貸し金を使った貸し続け型のものと、
将来今後出てくるでしょうと言ってお話をさせていただいていたこのファンド型というところに、
3つに大きく分かれるんですが、
株式型だと分かりやすく言うと、
僕がですね、創業させてもらった会社で、
こんなSaaSのシステムを使って、
こんな世界観を作りたいですと。
これを世にリリースしたいんですけどもと。
発想もあります。
今後作っていけるスケジュールも引けてます。
でもお金がないんです。
その時にやはりなかなか日本ってエンジェル投資家も少ないわけで、
そこに対しての投資をなかなかいただける機会が少ない。
かといって銀行融資で銀行を引ける確率も結構なかなかスタートアップだと、
小額になってしまうか、なかなか金額が出していただけないという時にですね、
将来の株式の上場やバイアウトを大前提にした事業計画のもとに、
バリュエーションと言われている一定の企業価値を、
スタートアップベンチャーの中でつけてしまいます。
例えば僕がやろうとしているSaaSシステムが、
3年後こんだけの出荷台数になって、
こんだけの売上高で、こんだけの利益が出る可能性があります。
ということである一定、IRRと言うんですが、
将来価値を現在に引き戻して一定の企業価値を作ります。
仮に1億円の企業価値がついたとしたら、
その10%の株式を市場に放出させていただいて、
1000万円の投資をいただくと。
この1000万の投資をいただいて、このSaaSのシステムを開発したり、
それに対するマーケティングを打ったり、
それに必要な人材を保管したりということで、
広く公募型でクラウドハンディングの仕組みを使って、
告知化したところで一般投資家さんからお金を入れていただくと。
リターンとして株式をお渡しすると。
要は将来のIPOをバイアウトするかもしれないというところの
期待値に対して投資をいただく形ですね。
これがまさに株式型のケースになっています。
融資型の特徴
平野 武士
ありがとうございます。
ここもまた大きく2つに分かれるんですね。
株とデッド。
これの理解するのに私もう悶絶していたので、ずっと。
株式型のクラウドハンディングは、いわゆる株に出資をしてリターンを得るという。
貸付融資とかになると、そのプロジェクトに対して自分がお金を貸すんですよね。
松田 悠介
そうですね。先ほど申し上げたのは株式型。
平野さんがおっしゃっていただいた融資型と言われているものが、
このクラウドハンディング業界でいうとマーケットが一番大きいです。金融型の。
この貸付型というのは、例えば株式は放出できないけれども、
このプロダクトを作り終わるまでに1年かかります。
そしてこれを世に流通させるのにさらに1年かかります。
じゃあこの2年間で収益を生み出すので、2年後に返済をさせていただいて、
2年後に売れたところの利益の部分から配当を出す、利息を出す仕組みを使って資金調達をしていく。
例えばこのSaaSのシステムの株式と同じ図になるんですが、
1000万円開発費用にかかります。
そこに対してのマーケティングコストと人材保管に1000万円かかります。
2000万円の調達をして、2000万円の10%の例えば利息にしたところ、
2年間でいうと200万円と200万円で400万円を2年後にお支払いします。
もちろん元金もその時点でお支払いします。
ということでプロダクトを開発するときに、どこかのノンバンクからお金を借りるんじゃなくて、
不特定多数の告知化された投資家さんからお金を借り受けるというサービスがこのソーシャルレンディングと言われているサービスになります。
ファンド型の解説
平野 武士
ありがとうございます。
ちょっと少し解像度を上げていきたいなと思うんですけれども、
この株と貸し付け融資の対別があったとして、
せっかく松田さんファンディーの創業されているメンバーということもあるので、
株式型のクラウドファンディング、
今日いらっしゃっているような超ハイリスクなスタートアップの方々ですね、
使いどころってどこにあるのかなっていうのを常々思っていたんですけど、
そのあたりいかがですか。
松田 悠介
そうですね、まさにスタートアップの開発者さんだと、
一番民間の金融機関さんからお金がつかないゾーン、
本当に創業1年未満ということですね。
要は決算も出ていない、決算は出たけれどもまだ2期目始まったばっかり、
プロダクトの開発資金が一番出ないところなんかに一番使っていただきやすいかなと思います。
平野 武士
なるほど、ただ海外ではエンジェルの方々がスタートアップにバックするためのプラットフォームとして、
エンジェルリストっていうのがドンと立ち上がって、
そのタイミングでファンディーノも立ち上がっていったわけですけれども、
結局あれ、なんで日本に来なかったのか、松田さんどう思われますか。
松田 悠介
なんでですかね、なんでかわからないんですが、
日本版エンジェルリストということを標榜させていただいて、
ファンディーノ社は今もやられているかと思うんですけれども、
いってやっぱり日本だとエンジェル投資家が少ないというところですね。
平野 武士
なるほどね。
松田 悠介
日本と例えばアメリカの金融資産のポートフォリオっていうのがあるんですが、
個人の資産がどこに向いてますか。
100%の個人の資産が、大体日本だと60%ぐらいが銀行預金に向いてるんですよ。
でもアメリカだとどうですかって10%分ぐらいないですね。
そうするとじゃあこの差異は何なんですかということなんですが、
この50%分って基本的にマーケットに流れてるんですよ。
マーケットに流れてるってことは株式市場やベンチャー市場、再建市場、
いろんなところにこの50%の金融資産が回ってるので、
それを使って企業が生産力を上げていけるっていうところなんです。
だから要はエンジェル投資家、もしくはエンジェル投資家には属さないけども、
マーケットに対してのリスクマネーを流せる方が多いっていうのが欧米なんですが、
日本だとどうしても保守志向なので、お金が銀行で止まっちゃうんですよね。
銀行で止まっちゃって、それをベンチャーに投資しようとか、
例えばこれを株式市場に投資しようっていう方が非常に少ないっていう傾向にありますね。
平野 武士
なるほどね。
株式型のクラウドファンディングについてはいろいろお聞きしたいんですけど、
今日の主題テーマではないので、
こちらの融資型、貸付型ですね。
こちらの方に話をもう少し移していきますが、
もう一個ファンド型っていうものですね。
これちょっと僕あんまり聞き慣れなかったんですけど、
これってどういうものなんですか?
そうですね。
松田 悠介
これも株式型、融資型、ファンド型とある中で、
さっきの例を全部取っていきますと、
また同じようにこのSaaSのシステムを作りますねと。
作る開発費用に1,000万、
例えばマーケティングや人材保管費用に1,000万、2,000万がかかりますよと。
このお金を同じように同様に株式型と同じように融資型と同じように集めますと。
ただリターンが株式じゃないんですよね。
リターンが株式じゃなくて、
期限付きのファンド、
例えば3年間でこの開発を終わらせて、
3年間でこのSaaSシステムが流通して、
3年後にこんだけの利益が出る予測なので、
この営業収益から皆さんに分配しますよという形ですね。
あえて株式は発行しないです。
よく言われるのがGKTKと言われている、
要は投資家の特命組合持ち分っていうのを持ってもらいます。
このSaaSのシステムだけに対しての収益の分配を大前提にした特命組合という形を作って、
皆さんに持ち分を持ってもらって、
このSaaSのシステムが売れたところからの営業の利益に対しての配分率をもらう権利を持つというのが、
このファンド型、エクイティ型とも呼ばれています。
大体こちらについては株と違って、
株の場合だったら3年、5年、7年、
いつバイアウトされるか、いつ上場されるか分かりませんよねと。
だから塩漬けになってしまうケースももちろんあります。
もちろん大きなリターンでIPOをしてしまうケースもあります。
融資型の場合は固定利率なので、
2年後に10%、3年後に13%と決まっているわけですね。
ファンド型の場合は、この上期と両方とも違って未知数です。
未知数ですが、売れたところから何十%の配分をしますねと。
利益が出たところから配分をしますねと。
あくまで成果型に近い形がこのエクイティファンド型と言われているところになります。
平野 武士
なるほどね。
これ私の理解の確認なんですけれども、
貸付型はプロジェクトに対して直接個人が融資をしていく。
ファンドはそこに間にもう一個重ねて、
少しリスクヘッジをかける、そんなイメージなんですけれど。
松田 悠介
そうですね。リスクヘッジという意味合いもありますし、
もちろんローリスク、ローリターンであるのが融資型であるのとあれば、
このファンド型の場合というのは固定利率が設定されているわけではないので、
ミドルリスクでミドルリターンになってくる。
平野 武士
なるほど。
松田 悠介
株式型の場合で言うとハイリスクでハイリターン。
多分そういう意味合いで捉えていただけるとすごい分かりやすいかなと思います。
僕自身も多分一番皆さんに分かりやすい説明でお話させていただいているので、
多分もう少し専門的なお話になってくると変わってはくるんですけれども、
こういった理解でよろしいかなと思います。
平野 武士
ありがとうございます。
もう一点、
起業家サイドで、
じゃあ資金集めにこのクラウドファンディングを使おうといったときに、
融資型、ソーシャルレンディングだったりプロジェクトに対してのものと、
ファンド型、立ち上げるときの手間、コスト、
このあたりのところっていうのはどっちがどうとかってありますか?
松田 悠介
ファンドについてはあまり蘇生に関しての手間、時間というところで言うと変わらないかなと思いますね。
融資型の場合はやっぱり代表者さんの保証であったり、
会社の保証っていうコーポレートに対しての余診や保証がつくのに対して、
ファンド型はコーポレートに対しての保証であったりとか、
代表者の保証っていうところがつかないっていうところがあるので、
そういうところで言うとリスクの分散にはなるかなと思いますね。
平野 武士
なるほどね。
じゃあちょっとこの次のお話に行かせてもらってですね。
じゃあまあ今の少しこの融資型のクラウドファンディングですね。
少しだけ解像度が上がったところで、
じゃあ企業家の方々、
どういう案件にこれは使えるのかなというふうに思われると思うんですけど、
松田さんこれ基本的にすごい不動産のイメージがすごく強くあるので、
この辺り実際お聞きしたかったんですけどどうですか。
松田 悠介
そうですね。
山脇自体で言いますと、
山脇ステートという子会社が不動産の取り扱いをさせていただいておりまして、
皆さんもご投資いただいている方もいらっしゃるかと思うんですけれども、
どういったプロダクトが合うのかっていうところで言いますと、
領域が結構分かれていると思っていただいた方が分かりやすいです。
先ほど申し上げたように、
不動産のファンド型っていうと、
不動産の特定共同事業というのがあるんですが、
不動産専門のライセンスを持った業者さんが、
不動産のこの小口化をやられています。
もちろんプロダクト中心であれば、
先ほど言ったような購入型も使えますし、
こういう融資型、株式型、ファンド型、
全てが使っていけます。
特段この業種だから、
このクラウドファンディングサービスが合っているっていうところは特になくてですね。
平野 武士
なるほど。
投資型クラウドファンディングの現状
松田 悠介
領域が分かれている分の領域に合わせたところで応募いただくというのが一つ。
もう一つは、
もちろんスタートアップで1年未満の会社様に適応した会社様、
そこを専門に取り扱っているような会社様もございますし、
例えば僕の前職のファンディーノさんなんかであれば、
創業1年から3年未満ぐらいの会社様が非常に多いです。
逆に言うと、
ソーシャルレンディングで有名になっているのはクラウドバンクさんとかだと、
社歴の長い、安定したトラックレコードを持たれている会社様が多い。
平野 武士
なるほど。
松田 悠介
不動産であれば不動産の会社様のみになっていくというような形で、
住み分けができている部分と、
多分皆さんのレイヤーによって選ばれる会社さんも分かれてくるかなと思います。
平野 武士
なるほど。
どうしてもクラウドファンディング、いわゆる死亡ですね。
不特定多数の方からお金を集めるというイメージになると、
謝罪がやっぱりパッと頭に浮かんで、
あれってソフトバンクとか大きい会社さんとかが死亡されるというイメージがあったんですけれども、
スタートアップのステージで、
この貸付型を使ってもいい方々というのは、やっぱり後ろの方になるんですか?
松田 悠介
そうですね。一定のトラックレコード、
社歴や売上利益を数年単位で積み重ねていただいている会社のほうが、
余震としてはすごい高いので、
余震が高いことを実際僕らはプラットフォーム上で皆さんに公開をしていくわけですね。
じゃあこの会社安心だなと、
この会社の売上利益上がっているなということで、
投資家さんの投資が集まりやすくなるわけですよね。
必ずしもスタートアップだから、
社歴が短いから、売上がないから、
集まらないかというとそういうわけでもなくて、
もちろん、ただやはりそちら側のほうが集まりやすくなってくるというのは事実はあります。
平野 武士
私、せっかくスタートアップ企業家の方々もいらっしゃると思うので、
関連する案件がないかなと思って色々調べてみたら、
そういえば、メルカリさんってサステナビリティファンドというのを一個作って、
メルペイの事業のために1億円しぼで集めてたんですよね。
メルペイで1億円って別に事業の足しになるのかと思うけれども、
実際はポイント還元とかでユーザーキャンペーンみたいな形で使ってたんですよね。
お金を集める以外のスタートアップの使う目的みたいなところ、
そういうものもあるかなと思ったんですけど、その点いかがですか。
松田 悠介
そうですね、まさにIRの部分とかPRで使われるという、
SNS戦略なんかを結構やられている会社さんなんかだと、
ファン向けに自社ユーザー向けにメリットを出すような形のために、
クラウドファンディングサービス、これは購入型も株式型も融資型もそうなんですが、
使われる会社様が結構最近は増えてきましたね。
平野 武士
なるほど、なるほど。
具体的にもし喋っていいレベルのもので、
キャンペーン的に使っているもののお話があったら、
ぜひお聞きしたいんですけど、どんなものがありました。
松田 悠介
そうですね、本当に古いところでいうと、
皆さんが上場株をもし投資されたときに、
例えばJALさんに投資をされたら、JALの株主優待券というのが届きますよね。
これって一つの株主サービスでありユーザーサービスなんですよね。
例えばトマトジュースで有名なカゴメさんに投資をしたら、
贈答品もしくは株主優待でカゴメのケチャップが届いたりとか、
例えばカゴメジュースが届いたりすると。
はい、はい、はい。
これって僕もカゴメで育った世代なんですけど、
ちっちゃい時ってなんか知らないけど、
夏、冬なったらずっとカゴメジュース飲まされてた記憶があるんですよね。
ちっちゃい時に親父が半信半疑だったら半信半疑になっちゃうみたいな、
そういう理屈と一緒で、ずっとカゴメばっかり飲んでると、
カゴメのファンになって出るもんって使わなくなっちゃう。
まさにマインドセットに近いところではあるんですけど、
実際自分たちの顕在しているユーザーさんに対してのファンサービス、
もしくは潜在層の取り込みっていうところで、
こういうPRとかIRだけではなくて、
マーケティング的なところで使われるっていうところも非常に多いんですよね。
平野 武士
なるほどね。
いや、株式優待を前倒しして未公開の企業が、
未公開でなくてもいいんですけど、
使えるっていうのはすごい魅力ですよね。
松田 悠介
そうですね。まさにファンディーノさんがやられているのは株式型サービス、
これは株主優待としてお出しできますし、
例えばソーシャルレンディングサービスと言われているこの有志型や、
このエクイティ型と言われているファンド型、
こちらでも投資家優待というような形でつけれるわけですね。
例えば僕がですね、山脇に応募をしたいと、
僕が居酒屋のチェーンを仮に5店舗やってて、
6店舗目作りたいですと、
というときに山脇のサービスを使って、
この6店舗目を作るのに3000万のお金がかかりますと、
じゃあ履歴を10%で株主、投資家優待として、
5%分の居酒屋クーポンを出しますねと、
3年間利用可能だということになった場合、
皆さんは投資をしていただいて、
例えば100万円で30口の方から3000万が集まりましたと、
このお金を使って僕は店舗の物件を取得して、
内装をかけて、厨房を揃えて、店舗をオープンしましたと、
この利益から皆さんに配当、利息として10%払っていくわけなんですけども、
とともに皆さんに発行させていただいているこの5%のクーポン、
これを使って今まで僕の5店舗に来ていただいたお客様も、
より頻度を増して来ていただくこともできますし、
この5%のクーポンを使って、
新たにこの店舗に行ってみようと投資をしたからということで、
来ていただくお客様の開発にもつながるわけですね。
例えば僕がファーストリテイリングユニクロさんの株主だったとして、
ザラとユニクロが並んでいたら、僕はユニクロに行くわけですね。
なぜかというと株主だから。間接的に還元があるからですね。
じゃあ居酒屋のクーポン5%持っていたら、
投資をしているこの居酒屋さんと、投資をしていない居酒屋さんどっちに行くかというと、
間接的に還元があるこういう居酒屋さんに行かれると思うんですね。
一般論でいうと。
ということで、株主優待に近いこういう投資家サービス、
投資家優待ともいいますが、
こういったものを様々な形で各社さんつけていらっしゃいます。
弊社ももちろんつけていく予定ですし、
もちろん各社さんもそういうものをつけられています。
これは一定ファンの獲得という部分と、
ユーザーさんへの実際顧客サービスというところ、
この2点が含まれているかなと思います。
マーケティングと資金調達の関係
平野 武士
ありがとうございます。
スタートアップの方々のSaaSだったりとか、
フィンテック、いろいろメディア関係、エンタメ、
いろいろやられていると思うんですけれども、
獲得の戦略というのが結構どん詰まりになってきていて、
広告が結構頭打ちだよね、みたいな話がよくあります。
この仕組みを使って、
マーケティングをかけるという可能性がすごいあるなと思ったので、
もう一段階解像度を上げて聞きたいんですけれども、
すぐに売れるじゃないですか、イメージとして。
その獲得までにかかる時間だったりとか、
そういうものというのはすごく短縮されるイメージがあるんですけれども、
その点はいかがですか?
松田 悠介
そうですね、まさにおっしゃる通り、
直接ユーザーさんが投資家さんであるというのは、
非常に企業にとって、
実際ユーザー獲得の期間って非常に短縮されて、
かつ安価になっていくというところは非常にあると思います。
例えば、いろんなサービス、いろんな店舗さんがあると思いますが、
やっぱり一人頭のCPAとよく言われている獲得コストって、
やっぱり業種業態によりますが、
それなりに日本って成熟してますので、
どのサービス、どの店舗を作っても、
やはり熾烈な競争の中で広告費が上がっていって、
その中で獲得コストを下げながら、
やっぱり獲得をしていくというところが大前提あるんですが、
一番強いのは投資家さんがユーザーに代わっていただけるという。
ここは非常に期間も短縮されて、
コストも圧縮される部分かなと思いますね。
平野 武士
なるほどね。
ちなみにそのプロジェクトをキャンペーン的に立ち上げようとした時に、
通常のフローとはまたちょっと異なるじゃないですか。
非業家の方々がある程度PLきちんと回ってますよという前提なんですけれども、
このプロジェクト、貸付型のプロジェクトを立ち上げようと思った時に、
どういうコスト感があるかというのを教えてもらってもいいですか。
松田 悠介
そうですね。弊社のプロジェクトを使っていただく場合は、
特段初期にお金がかかるということはありません。
もちろん成果報酬でいただいてますので、
募集金額に対する手数料をだいたい3%から5%の範囲内で
弊社はいただいております。
もちろん金融業ではありますので、
募集手数料という形の収入をいただいておりますので、
そこの部分も集まった後から僕らにお支払いをいただくので、
真水の中から削っていく形なので、
初期にお金の持ち出しがあるということは特段ないんですね。
平野 武士
これマーケティング施策として考えたらかなりお得ですよね。
松田 悠介
まさにおっしゃる通りなんですね。
平野 武士
はい。
なんかだんだん山分けの宣伝みたいになってきたんですけれども、
一応企業家の方が使う投資型クラウドファンディングのお話なので、
ちょっと次にお話を進めたいと思います。
ちょっとお話の経路を変えてですね、
今このファイナンスの手法を、
今私もこれ1時間の中で松田さんとお話しながら説明するのはすごい難しいと。
特に今のスタートアップの方々で、
CFOの存在感っていうのがすごく上がってきてます。
最近上場承認されたタイミーさんありますけれど、
よく小川さん、学生企業の小川さんですね。
彼がすごく注目されるんですが、
私取材したCFOのヤギさんという方が入ったタイミングからすごくグッと伸びたんですね。
これだけ松田さんにちょっとお聞きしたいんですけれど、
複雑な資本政策の手法が増えていく中で、
企業化に求められる財務の知識ってめちゃくちゃ上がってるような気がするんですけど、その点いかがですか。
松田 悠介
おっしゃる通りですね。
CFOにもやはりいろんなCFOがいらっしゃると思います。
もちろん会計算を入れられるケースもありますし、
銀行取引に精通した方をCFOで入れられる形の方もいらっしゃると思います。
いろんなCFOがいらっしゃるんですが、
まさにここに書いてる通りですね、
使命としては財務円で企業の資本効率を上げて、
企業価値の最大化を図ること。
これがまさにCFOの一番の業務かと思ってます。
弊社のCFOなんかもまさに会計師なんですけども、
一つですね、企業価値を算定するにあたって、
やはりキャッシュがある、
キャッシュが常に引ける環境っていうのは、
やはり非常に企業の成長力に対して寄与する部分が多いんですよね。
平野 武士
なるほどね。
松田 悠介
なので、これがエクイティなのかデッドなのか、
まさに僕らが使っているのがこの第3極なのかっていうことは、
さておいてですね、
まずその資金を調達できるチャンネルを持ってるかどうか、
これがまず一つだと思います。
もう一つは、会計師さんであれば非常に明るいんですが、
財務バランスをしっかり整えれる能力があるかということ。
3つ目には資本政策の策定能力、
これがこの3つがCFOに求められることかなと思っておりますが、
ベンチャーの皆さんでCFOを雇おうと思うと、
やっぱりじゃあ2000万の給料です、3000万の給料ですっていうのは、
CFOの重要性と企業の生存率
松田 悠介
なかなか払いづらいところはあるかと思いますので、
ですよね。
この辺をですね、やっぱり今よくあるサービスなんかで言いますと、
ストックオプションを付与する形で安価に抑えられるサービスもあります。
もしくはスポット型のCFOを入れるようなサービス、
こういったものももちろんございますので、
特にスタートアップほど、
いやいやまだうちなんてCFOなんてっていう会社がよくあるんですが、
いやいやそうではなくて今こそCFOが必要ですよということで、
資金調達ができたら何より1にも2にもCFOと僕は思ってますので、
CFOの重要さっていうところはですね、
企業の拡充だけではなく、
企業の生存率日本だと本当に1%以下って言われてますけど、
生存率を上げるためにもCFOの重要性っていうのは
すごい理解していかれた方がいいのかなと思います。
クラウドファンディングの仕組み
平野 武士
これなかなか財務畑やられていない企業家の方々って
すごく理解しづらいんですけれど、
さっきのタイミンのヤギさんの例を挙げると、
彼はMUFGで銀行マン、バンカーだったんですね。
その後モルガン行ってエクイティをやって、
その後事業をやってタイミンに行くんです。
そうすると、バンカーで融資分かる、
エクイティの方で株分かるっていうので、
この2つって実は似てるようで、
全然違う頭を使うらしいですね。
松田 悠介
そうです。まさに似て非なるものっていうのはよく言われるんで、
僕もよく銀行連携とかで銀行の支店長様に対してのレクチャーを
エクイティとして活かしていただくことがあるんですが、
歴戦の強者の支店長さんでも、もちろん株のことはよく分かりません。
逆に言うと融資のことは分かるんですけど、株のことは分かりません。
これ逆も一緒なんですよね。
ずっと株屋で証券会社一筋で野村証券で30年やってました。
でも融資の引き方よく分かってません。
平野 武士
分かんないんですよね。
松田 悠介
多いんですよね。だからやっぱり2枚やられてる方ですね。
デッド&エクイティに対して精通してる会計士っていうところが
CA法としての選択肢としては一番いいのはいいんですがね。
平野 武士
僕これすごい聞きたいなと思ってたんですけれど、
デッド&エクイティで難しいのに、
さらにこの第3極でクラウドファンディングが出てきた場合、
どういう頭の構造の人が資金調達に長けた形になるんですか?
松田 悠介
ここが一番クラウドファンディングサービスって言われてるもの、
全ての総称に対しての肝なんですけど、
銀行さんってじゃあ誰が融資決めるんですか?
って言った時に、これ融資課長が決めていきます。
融資部長が決めます。
それに対しての融資会議があります。
その会議体の中で決められるわけですよね。
これエクイティも一緒です。
ベンチャーキャピタルさんや投資銀行さんが投資をする時には
投資政策委員会っていうのがありまして、
その投資政策委員会に様々な融資者が入って、
その中でこの会社に投資を決めるんですが、
言っても両方とも数人単位なんですね。
じゃあ数人の中でモンジュの知恵が浮かびますかと。
やっぱり一定の色眼鏡もかかります。
一定の取引履歴や差事加減も入ってきます。
っていうのがやはりこの投融資で言われているデッドとエクイティの問題として
よく問題視されている部分ではあります。
これに対してこのクラウドファンディングサービスっていう
投資型、株式型、融資型、全てがそうなんですが、
決めるのは投資家さんなんですね。
平野 武士
なるほどね。
松田 悠介
オーディエンスがそもそも違うと。
僕らはプラットフォーマーとして、
前職も今の現職も私はそうなんですが、
品質を担保すること、デューデリジェンスをする機能、
これはもちろん僕らはプラットフォーマーとして
金商業者としての業務なんですが、
この後、この案件に、この不動産に、このプロダクトに投資をするってことの意思決定をするのは
あくまで投資家さん。
これが本質的な違いでありますよねと。
構造の話をしていきますね。
じゃあ銀行さんはどのお金を使って投資をしてます?融資をしてますか?
これは皆さんがお預けしてる預金なんですよ。
皆さんが預けてる預金を吸い上げて、
この銀行はこの預金料なので、
この企業さんに融資をしようかな、
この会社に投資をしようかなってことを判断されるんですね。
しかも数人で。
じゃあここで融資をした利息の利益は、
じゃあここで投資をして得た株式の譲渡益は、
すべて銀行さんに入るんですよ。
本来これっておかしいですよね。
投資家さんに還元されるものじゃないですか。
っていうことが大前提なんですね。
だからやっぱり銀行さんっていう仕組み、
じゃあ証券会社っていう仕組みのこの中では、
少人数で決めて、
この皆さんからお預かりしたお金を既存させないようにやってるわけですね。
なので少人数でも意思決定ができますし、
自分たちの今までのレコードの中で既存させないっていう、
そういう知見があるわけなので、
皆さんに既存させずに、
薄い利息や配当で皆さんが預けらっている預金や、
投資をされているお金に還元があるわけですが、
逆にこのクラウドファンディングサービスの場合って、
これを決める人たちが皆さんの個人なので、
そして個人のお金を直接投資融資を入れるわけですね。
そうするともちろん一定のリスクっていうのを払う環境になってきます。
なので逆に言うと銀行さんより大きなリターン、
10%の利息が入りますよ。
じゃあ証券会社より大きな投資リターンが入る可能性はあるわけですね。
ここが本質的に大きく違うところですよ、
ということをご理解いただけると分かりやすい。
山分けサービスの説明
平野 武士
なるほどね。ありがとうございます。
なかなかファイナンスの手法として、
じゃあクラウドファンディングやろうぜみたいなのは、
なかなかスッとは出てこないですけれども、
その時、相談みたいな時っていうのは、
逆に松田さんたちは窓口みたいなものがしっかりとあるんですか。
松田 悠介
そうですね、僕らはもちろん窓口もございますので、
お問い合わせをいただいて、そこから対面をさせていただくと、
その中にこの資料、この資料、この資料を出していただいて、
その上で審査をさせていただきますねというフローになっていきます。
これは弊社だけではなく、業界の会社さんほとんど横並びで、
そういう形かなと思います。
平野 武士
なるほどね。ありがとうございます。
ということで、いわゆる財務に関する、
私は10年前ぐらいに自分のブリッジを創業していて、
その時は種類株とかも使っているんですけれど、
レベルが段違いに上がっているので、
このあたりの財務に関する知識は、
いろんな方に相談されるのがいいかなというふうには思います。
ということで、ちょっと真ん中まで来ましたので、
ここから話を少しガラリと変えまして、
投資家目線でのお話ですね。
今までは、企業家の方々がこの投資型のクラウドファンディングをどう使うのか、
というお話をさせてもらったんですが、
ここからは厚い投資の話に入っていきたいなと思うんですけれども、
まずそもそも、
今全体で松田さんにもいろいろお話を聞いたんですけれども、
そもそもこんだけ商品がある中で、
この投資型のクラウドファンディングに参加する意義みたいなものを、
松田 悠介
ちょっと語っていただきたいなと思うんですけれど。
そうですね。意義といいますが、
このスライドにある通り、
今後大きな成長が期待できる新興分野に投資ができる、
自分の好きなプロジェクトに投資ができる、
これは確かに大きなメリットだと思います。
意義だと思いますし、
わかりやすく言うと、
僕がファンディーの社という会社の創業のお手伝いをした時に、
何を思ったかというと、
上場企業の株式って、
もちろん楽天商圏さんとかSBI商圏さんとか名村商圏さんを通じてですね、
購入をすることができるんですけど、
でも皆さんのようなスタートアップの企業さんの株式って、
買うことができないわけですよね。
なぜかというとマーケットがないから。
自分の気に入った企業に、
すぐに投資ができる環境ができたらいいよねと。
まさに自分の好きなプロジェクトや好きな領域に
投資ができる環境ができたらいいなということで、
こういうサービスできてます。
できてるので、
やっぱり自分が面白いなと思ったサービスにいつでも、
本当にスマホでファイブタッチで投資ができるっていうようなサービスっていうのは、
株式型のクラウドファンディングは数社ございますけれども、
投資ができる環境になってて、
これは一つ、
投資という意味と応援という意味があるのかなと。
そこが一つの意義かなと思います。
平野 武士
そうですよね。
よくね、
いわゆるお金だけじゃない、
参加する意義っていうのが、
すごくこれは楽しいよっていう、
そういうことをいろいろお聞きはするんですけれど、
ちょっと具体的にお話聞くためにも、
これですね。
山分け。
松田さん、
聞くのすごいドキドキしてるんですけれど、
怪しいって言われませんか?
松田 悠介
めっちゃ言われますね。
最近、山分け山分けっていろいろ出てるんで、
タクシー広告とかCMとか、
さまざまなネットメディアなんかで見られる方も多いとは思うんですけど、
怪しいとか、
ネットで検索すると山分けポンジとか、
いろいろ書かれてるんですけど。
平野 武士
私も検索したらいきなり一番上がポンジでした。
松田 悠介
ありがとうございます。
そもそも僕の考え方でお話をさせていただきます。
弊社ですね、山分けというサービス、
こちらは先ほどお話してた、
融資型とファンド型、
この2つを組み合わせたサービスが山分けのサービスになります。
とともに、弊社の子会社で山分けエステートというサービスを
展開させていただいておりまして、
ここにですね、
今現状はこの山分けエステートの子会社サービスの方を
ローンチさせていただいてから、
約9ヶ月間が経っているんですけれども、
山分けエステート怪しいとか書かれるんですが、
そもそも山分けエステートってどういうサービスかということから
ご説明しますね。
例えば皆さんが京都市内、京都の駅前で、
1億円のマンションがありますと、
これがリマーリー10%で回ってます。
1億円です。10%で回ります。
みんな欲しいんですよね。
でも一般の投資家さん、
サラリーマンのお父さんが1億円の融資がつくかって
つかないわけですよね。
でもこれが100万円で、
仮に100口に小口化されていたらどうですか。
100万円なら投資できるわけですよね。
そこに同じ10%が享受できる。
要は不動産を小口化して、
その所有権というところを分別管理した上で、
皆さんに実質上のこの物件の
区分というわけではないんですが、
組合権というものを持っていただいて、
実質上の保有をしていただくわけですよね。
保有をしていただいたところに対しての
リターンというものをもらう権利を持っているわけですよね。
そうすると、山脇怪しいと言われているんですけど、
実質、投資家さん皆さんで、
実際1億円10%で回っているマンションを持っているわけなので、
怪しいもヘッタクレもないわけですよ。
そもそもそういう金融のリタラシーというところで
考えていただきたいなと。
山脇怪しいというのは、
内容を分かっていらっしゃらない方が
よくお話をされているのかなと思いますが。
怪しい方は西の免許を取れないですよね。
そうですね。
あとは僕らは金融庁からのライセンスというのを
クラウドファンディングの現状
松田 悠介
発給していただいております。
さらに山脇ステート社に関しましては、
不特報と言われている不動産の小口化のライセンスを
国交省からいただいております。
それなりに厳しい審査がありましてですね。
一部件一部件を出すにあたっても、
すべて当局様からの確認を取らせていただいて、
皆さんにリリースをさせていただいているので、
そういったネットサーフで出てくるようなところですね。
ここについては、
いろいろ皆さんも弊社のサービスの内容等々を
皆さん見ていただいてですね、
ご利用いただいた上で
投資もしくは融資というところを
行っていただければよろしいかなと思います。
平野 武士
ありがとうございます。
これ、ソーシャルレンディングとか
貸し付け型のものの案件で
すべて共通するんですけれど、
僕がお聞きしたかったのが、
受給のバランスがものすごく悪いなっていう。
本当に、私が取材している案件もそうなんですけど、
秒で売れるんですよ。
すぐになくなっちゃう。
これの受給バランスって
松田さん達どういうふうに思われてますか。
松田 悠介
そうですね。
弊社の子会社の山脇ステート案件に関しましては、
今、1億円未満の案件とかだと
5分以内とか10分以内とかに消える案件も
多々出てきているんですけれども、
受給バランスというところで言いますと、
今でいうと非常に口座数が
デイリーで100件とか150件とか増えているような状態で
投資家の皆様の認知は上がってきたんですが、
正直物件が追いついていないっていうのが
正直なところなんですね。
これはちょっと皆様に
お待たせして申し訳ないところではあるんですが、
今、鋭意努力させていただいてですね、
物件本数、今月間でいうと平均10本から
12、3本だとは思うんですけれども、
こちらの本数を20本、30本と広げていってですね、
皆様の投資機会を失わないような形というのを
より早めに作っていければいいなとは思っております。
投資家の特徴とニーズ
平野 武士
なるほどね。
あと、投資家、多分個人投資家の方が多いんだろうな
というイメージはあるんですけれど、
具体的にどういう方々が投資されているのか、
その投資家のイメージも教えてもらっていいですか。
松田 悠介
そうですね。一定、法人投資家さんも結構いらっしゃいます。
法人投資家さんのメリットをちょっと簡単にお説明しておきますと、
仮に9月決算の法人様、個人事業主様であれば、
個人事業主様の場合、12月になってくるんですが、
それまでにですね、ちょっと手元資金に余裕があるよと。
仮に9月決算だけども、今5月ですと。
5月に3000万の余裕資金がありますねと。
山分けの3カ月ファンドがあると。
これ8月に返ってくるじゃんと。
そこに対して実際銀行に預けてても、
0.0001パンにしかならないよねと。
でも山分け制度の案件って、
現物不動産に対しての小口が押されているから、
物件がなくなることもなければ、
じゃあ実際このリターンが既存する可能性も、
もちろんあるんですけれども、
一般的には薄いよねということで、
これに対して投資をしていって、
実際決算前にリターンが返ってきて、
営業外収益が上がるっていうような形も使えますし、
もちろん個人投資家様に関しましては、
30,40代のサラリーマン層がボリュームゾーンとしては多いです。
なるほど。
年収で言うと600万から800万のゾーンの方たちが一番多くてですね。
その後はやはり50代の方と20代の方が半々ぐらいになっていくというような構図になっています。
平野 武士
なるほどね。
松田さんのように的確投資家の方っていうのは、
もう本当にごくわずかなわけで、
ほとんどの方が金融リテラシー的には、
なかなか経験されていない方が多いと思うんですけれど、
どういう視点を持ってこのプロジェクトに参加すればいいのか、
いわゆるデフォルトのリスクだったり、
いろんなものがあると思うんですけど、
どういう視点を持つのがいいか、その辺ちょっと教えてもらっていいですか。
松田 悠介
そうですね。
山脇エステートの案件に関しましては、
基本的にはですね、
契約書、事前にすべて案件に貼らせていただいているんですが、
そこに物件の概要情報、もちろん利回りやリスク、
もちろんこの物件が売却ができなかった場合に、
いくらいくらでどの会社が買い戻してくれますよ、
っていうような情報であったりとかっていうのは細かく記載されています。
余裕資金がもちろん大有りの方であれば、
非常に高利率で回っているけれども、
一定のリスクがあるねっていう商品ももちろんありますし、
逆に言うとリターンは薄いけれども、
リスクとしてはかなり許容されているねという案件もあります。
この辺は自分の手元資金とのご相談になってくるかと思うんですが、
弊社の案件はしっかり不動産鑑定をさせていただいた、
不動産鑑定数値に基づいたファンド化として組み入れておりますので、
最終的に大きく既存したり、
この物件が転遍地位は別途ですね、
なくなるようなことがないような形っていうのを設計上はさせていただいています。
なので皆様のお財布事情っていうのもあるかと思いますし、
リスクを好んでリターンを大きく取りたいっていう方、
もちろんローリスクローリターンでいいよっていう方いらっしゃると思うので、
かなり物件数は僕らもいろんな形でバリエーションを多く揃えさせていただいているので、
そちらを見ていただきながら、
案件としての投資を決めていただければなと思います。
山脇エステートの仕組み
松田 悠介
なるほどね。
平野 武士
時間が思ってたよりも結構来まして、
最後に1個だけお聞きしたいんですけれども、
いわゆるスタートアップの超ハイリスク、
デフォルト上等だみたいなハイリスクハイリターンの話と、
いわゆるローリスクローリターン、
兄さんみたいなそういう話の間のミドルリスクミドルリターンだと思うんですね。
やや山分けはその上の方に行ってると思うんですけれど、
これって他の人たちと他の事業者の方々と差があるじゃないですか。
どういう仕組みなんですか?
松田 悠介
そうですね。弊社の特徴としましては、
弊社は今220社の株主様に支えていただいているんですね。
これは不動産や飲食、
例えばサービス、様々なセクターの会社様がいらっしゃいます。
この株主様の案件しか弊社はやらないんですね。
平野 武士
なるほど。
松田 悠介
なので他社さんでいうと電子募集取扱業者なので、
様々な案件が飛んできて、
それをデューデリジェンスしながら、
信頼関係もない中で案件を作っていくんですが、
弊社は身内の株主様からしか案件をやりません。
この時点でまず投資家様の保護が一定できていると思います。
何かというと、一定の余信のある会社様の案件を作らせていただいている。
さらに株主様であることによって、
実際この物件を作るにあたって、
この底地、地面はいくらで買いましたか?
この建築資材はいくらでしたか?
それに対して販売コストいくらでしたか?
という数字を根本から数字として見させていただくんですね。
なので、不動産会社さんが実際ブラックボックスにしているものを
しっかり僕らは見させていただいた上で、
適正な小売回りというのを今皆さんに演出として提供させていただいていることができるというのは
一つの他社さんとの差別化です。
平野 武士
なるほど、インサイダーなんですね。
松田 悠介
いやいや、インサイダーには定職しないんで。
平野 武士
すみません、今のはちょっとカットでしたね。失礼しました。
いや、なかなか一件ずつプロジェクトで立ち上げるというよりは、
中の方々、ある程度近しい情報を共有できる方々のプロジェクトだから
高いミドルのリターンが得られるという、そういう仕組みだということなんですね。
松田 悠介
そうですね、僕らが常に掲げている山脇の由来になっている富の分配であったりとか
ミッションで掲げている民主化というところっていうのは
ブラックボックスになっているものをちゃんと開いていこうというところなんですね。
例えば先ほど不動産の例を出しましたが、不動産の開発業者さんって
皆さんご存知の方もご存知のない方もいらっしゃると思うんですが
都心部でじゃあ1個のマンションを建てます。1個のビルを建てます。
この時に物件をまず作るために最後販売ができるまでに
だいたいどれくらいのコストがかかっていくらくらいの利回りで作られるか
ということをご存知のない方も多いんですが
だいたい開発会社さんで30%から40%で物件を仕上げちゃうんですね。
じゃあ30%から40%で仕上げたものが、なぜか僕が1棟マンションを買いたいですっていくと
3%から4%なんですよ。
ここの間って何なんですかって話なんですね。
ここにもちろんコストがかかります。
広告費用やPR費用、もちろん不動産の場合に関しては
もちろん中間マージンが大きくかかっていきます。
例えば中間手資料というものが両手でかかったりとかして
だいたい5社6社7社入っていくわけですね。
これらすべてのコストが山間県に出すと圧縮されるので
それが利回りに還元されるということなんですね。
だから僕らはこの不動産業界だけじゃなくて
ブラックボックスになっているものをどんどん開いていって民主化することで
そのコストが圧縮されたものが皆さん投資家様に
リターンとしてお渡しすることができているということなんですね。
平野 武士
すべてにおいてそうですけれど
やっぱり解像度を上げていくということが
一番効率化の最適解というか道だということですよね。
松田 悠介
おっしゃる通りですね。
平野 武士
ということで私もびっくりしてますけど
あっという間に60分が過ぎました。
松田 悠介
早いですね。
平野 武士
最後にぜひたくさん集まっていただいたので
松田さんの方から、この後もまたしばらくいらっしゃると思うので
ぜひ皆さんにご挨拶いただいて
メッセージいただいて
終わりにしたいと思いますけど
お願いできますか。
松田 悠介
先ほども申し上げましたけど
僕らのミッションというのは
金融の民主化で
まだまだ皆さんが知らない情報を
ちゃんとパブリックにしてお届けすることだと思ってます。
僕が前職でやらせていただいた
未上場企業の情報を提供するのと一緒で
まだまだブラックボックスになっているこういう不動産や
例えば皆さんご存じのように
職店でどんなふうに儲かっているの?
例えばクリニックってどういう構造になっているの?
例えばこういう店舗やサービスはどういう構造なの?
これをどんどん開いていきたいなと
それが開かれることで
皆様の投資機会というのはどんどん増えていくかと思います。
自分が気に入った会社に
ただ投資をするだけではなく
気に入った会社が
どういう構造の
どういう利益や費用がかかった状態で
これが投資名利があるかどうかということを
選択していける機会を
僕らとしてはどんどん提供させていただこうと思っています。
僕としても
それが皆さんに提供させていただくことで
大きなリターンを得ていただいて
次の投資に回っていただく
こうやってリスクマネーが
どんどんマーケットに流れていくことで
日本の経済全体であったり
スタートアップというものが
発展するような世界観を
作っていきたいなと思っていますので
多分タクシー広告とか
ネットメディアとか
地上波とか
様々なところで
CMを見られることがあるかと思います。
まずは一度ですね
QRコードで
講座を取っていただいて
解説していただいて
投資機会の重要性
松田 悠介
1万円からできるファンドなんかもありますので
投資機会を試していただけると
非常にありがたいなと思っております。
ありがとうございました。
平野 武士
はい、ありがとうございます。
松田さんに
拍手をお願いします。
ということで
こちらのセッションの方を終了させていただきます。
松田さんどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
59:16

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