そうかそうか。
なんか夢って、そもそもどういう役割を持ってるものなのかなって気になったことってありますか?
あの、すごく気にしてる。
気にしてますか?
すごく気にしてるから、あまりにも特徴的な夢見ると、夢占いで探すから、私。
そうですよね。そういうのはね、成功法というか、よくね、みなさんやられると思うんですけど。
やってると思う。私ももちろんやってるの。
そういうのは、どういう意味合いでですか?なんかこう正夢になったりだっていうこととか、ちょっとスピリチュアルな発覚だったりとかっていう、どういうことですと気になるんですか?
なんか、どういう気持ちなんだろうなっていうね。
なんかそれが、ほら、私の知らない気持ちが、もしかしたら夢に出てるのかもしれないって思うから、じゃあ、それはいったいなんだろうっていう気持ちで探してる。
あー、そうか。じゃあ、無意識を読み解くみたいなことかな。
あー、かもしれない。
無意識化で思ってる、自分が認知できない、そのなんか表層の下にあるものが、どういう意味合いを持ってるのかってことですね。
そうそうそうそう。私が意識してる私って、もう私でしかないんだけど、でも、それじゃないものってきっとあるんだろうなって思ってて。
そうですね。
でも、それがわかんないから、教えてもらうものでもないし、っていうときに調べるかも。
僕、そういうのあんまり夢占いとかやったことないんですけど、なんかこう思い当たるものとかあったりするんですか?自分で調べて。
あの、虫は思い当たるね。
虫?
うん。
虫が出てくる夢ってこと?
虫が出てくる夢。出たことある?
あんまないかな。結構あるんですか?
すごいいっぱいあるな、私。
ほんとに?
虫嫌いすぎて、虫の夢見るのかなとか思ってたけど、あれ実は違くって、夢占いで知られたら、めちゃくちゃ疲れてるよみたいな。
へー、そうなんだ。
ときに見るんだって。
どういう結びつきなんでしょうね、それってね。
わかんないけど、私が見る虫の夢は、まずバスに乗ってんの。バスにバー乗って、そしたら外側でめっちゃハエの大群々、バーって同じ進行ですごい走ってるね。
で、私はそれを見て、うわーってなってる夢。
ちょっとグロテスクな感じ?人によってはね。
それは疲れてるときなんだ。
らしいよ、虫の夢見る人は。
あと、私がせやせやね、夢の中でも寝てんの。
夢の中で寝てて、それでハッて目覚めて、で、外のベランダでボーって見てたら、いきなり、もう長さ50メートルぐらいのでっかいゴキブリが窓からパーンってまわって入ってくる。
うわー、こえー、まじで?
それは怖いな。
で、カーッてなって目覚めるみたいな。
うえー、それイマジネーションの力すごいですね。
こんな考えたことすらないのかもしれないな。
ちょっと涙出る。
あー、そうか。
とかね、蜂の大群に囲まれるとか。
なるほどね、こわ。
それは、でもそれを読み解くと、一つの例としては、疲れの象徴的なことで語られる。
うん、らしい。
あまりにも見るから、なんでだろうって思って調べたら、そうだった。
そうねー、たしかに。
夢ってね、不思議なもんだよね。ほら、あと、落ちる夢見ると、それも疲れちゃうときってよく言うかな?
あ、言いますね。
それ、僕も知ってんな。なんか、背が伸びるときとかにも聞いたことある。
あー、それそれそれ、そういうこと、そういうこと。
でも、そういう感覚なんだろうね、もしかしたらね。
あー、そうですね、自分の肉体側の、なんかその異変みたいなのが、反映されるってことはあるでしょうね。
いつものデザインの話。
デザイナーの夢見る夢、関係あるかわかんなかったけど、
でも、もしかしたら疲れてる人は見てるかもしれないね。
なんか、だいぶ想像力も豊かなんじゃないですか。
自分の頭の中に作るイメージの、かっこたるものがあるから、そこまでそのイメージが作られるというか。
のかな、とか思ったりするけど。
めちゃくちゃ覚えるんだよね、夢のことすごく。
なんか、足の裏にホッピングマシーンつけて、なんかだだっぴろい体育館で、ずっと一周飛んで、びょんびょん遊んでたりとか。
うさぎの形をしたでっかいマンションに、ニンジンがぶっささってるみたいな景色を、ぼやーって眺めてるだけとか。
それはでも、まさにデザイナーの見る夢っていう感じするけどな。
なんか、発想が違いません?それすごいですよ。
うさぎの形をしたマンション?
うさぎの形をしたおっきいマンションに、ニンジンがバンってぶっささってる建物。
めちゃくちゃファンタジックじゃないですか。
なるほど、なるほど。
かわいいとか言って。
たしかに、それはかわいい。
そんなファンタジックな夢見たことないな。
とか、見るよ。
とか、夢の中で起こされ続けるみたいな。
夢の中でも寝てて、でも、その夢の中でも夢を見てて、またさらに夢を見てるみたいな。
多重構造のね。
そう。起きて、起きて、起きて、起きて、起きたみたいな。
インセプションって映画が、そういう感じでしたね。
あっ、それだ。
そうそう、そういう多重構造のね。
途中、クマに起こされたり、うさぎに起こされたり、
なにそのファンシー。
リスに起こされたり。
どういうこと?
いや、でもそう、ずっとそうだった。
森の中にいるんですか?
うんうん、森の中で普通になんか家なんだけど、リスに起こされて、うさぎに起こされて、クマに起こされて。
すごいな。マジでファンタジックですね。なにその夢。
え、そのリスとかはリアルなんですか?
どういう言い手たちなの?
一応リアルで、私のね、鼻噛んできたんだよ。
鼻噛んで、いてーってなってて、目覚めたら、なんかこう、ああ、夢かあれはって。
で、それで、あ、なんかうさぎに起こされて、また次の夢に、みたいな。
え、うさぎもリアルなの?
うさぎもリアル。
へー。
うさぎも隣でモフモフしてんの、ずっと。
ずっとキャベツババババババって食べて。
ほうほうほう。
で、また起こされたら、次クマがさ、なんか横になって、大仏みたいに横に寝て、なんかお腹ポンポンしてくるからさ。
え、クマもリアルなの?
うん。
すごい。そうなの、それはちょっと怖いですね。
うん。
へー。
なにそれ、どういうあれなんでしょうね、結びつきでね。
いやさ、え、なに、そんな夢見ない?
あー。
逆にどんな夢見てんの、つるちゃん。
直近でよ。
僕は、でも、もうちょっと、なんか現実にねだした感じの夢のほうが多いかな。
現実?
うん。
たとえば。
なんか普通に、どっかの町にいるとか、
あー。
で、そこ旅行してるみたいな、なんか食べたりとかもしてるみたいな、夢のほうが多いかな。
んー。
あ、わりと、じゃあもう現実世界にリンクしたかたちで、
うん。
延長線みたいな。
そうね。
うん。
まあ、ちょっとでも、なんか不思議な感じの景色っていうのはあったりはするけど、
それでもやっぱそういう、わりと延長線上にあるような感じもあったりはするかな。
あー、そうね。
あと、気分によって見る夢変わるかも。
今、すごいファンタジーな夢見たけど、
うん。
もうひどく落ちてるときは、もう人に殺される夢見るとかあったもん。
あー。
うん。
なるほど。
うん。あったあった。
で、なんか頭の右上のこの脳天員のところに、なんか銃パーンって撃たれんねんけど、
うん。
でも夢だから、全然痛くなくて、
うん。
でも、頭の中で血がたまってる感じみたいなさ、
おー。
で、それで、あー、なんかフラフラすんなーとか思って、
うん。
で、そのときも、たぶん私はどっかに旅行に行ってて、
うん。
あのー、どっか景色をこう歩いてみてるんだけど、
うん。
で、あー、子供たちがかわいいなーとか、夕日がきれいだなーって感じた後、
えー、なんかたぶんレストランで、
うん。
ハンバーグ食べてて、
うん。
ハンバーグにナイフ入れた瞬間に、なんかその血がなんかガッてなって、
うん。
後ろにバーンって倒れて、
あ、私死ぬ瞬間、もうこんな感じなのかなーとか思って、パッて起きたとか、なんかそういうのはあったかも。
うーん。すごい、なんか刻明に覚えてるんですね。
うん。
全部覚えてるの、ほんとに。
うん。
あー。
そういうの、記憶できるっていうのも一つのなんかこう、デザイナーのスキルみたいな、
うん。
スキルって言うとあれかもしんないけど、なんかそういうのもあんのかなーっていうのちょっと思ったけど。
記憶する?それとか、ほら、なんかたまにノート取ってる人とかいるじゃない。
あー、いますね。
うん。
ちょっと危ないとか聞くけどね。
危ないんだ。
夢日記つけるって言ってたね。
夢日記つけると危ないの?
そう、夢日記ね、なんかつけてつけて、ちょっと精神に影響があるとか、
なにそれ。
聞いたことありますよ。
うん。
なんでだろう、見返したりするのがあれなのかな。
どうなんでしょうね、なんかその夢の世界を刻明に覚えちゃうとか、書き留めることで、
自分のなんか無意識と意識が混濁するというか、なんかそういう影響があったり、
無有病じゃないけど、
うん。
なんかそういうふうになっていっちゃう可能性があるみたいな。
え、じゃあ私なに、夢全部忘れきったほうがいい?
うーん、まあ夢日記じゃないからいいんじゃないですか。
そう、なにも残しはしてないんだけど、
でも、いやー、この夢面白かったなって思ったら、めっちゃ覚えちゃうんだよね。
それはなんかイメージ記憶でね、なんかできるでしょうね、きっとね。
印象的な夢は確かに覚えてられる気がする。
えー、そういうのもあるんやね。
夢って不思議やね、そう考えると。
でも夢の中で仕事はちょっとやだな。
そうですね。
そう、だから眠り、そうね、そういうモノクロで見る人とかも気になるけどね。
なんかいるとしてもね。
なかなか夢の話なんてしないからさ。
そうですね。夢の役割っていうのが、僕はなんか知りたいなっていう。
役割?考えたことないね、そういえば。
そう。それはある意味、夢の中に自分でデザインするみたいなことだから、
デザイナーの人ができる人が多いのかもしれないとか、ちょっと思ったことあるけど。
すごい。
じゃあ、この夢を見たいから、見たいですみたいにできるってこと?
そう。最初から最後まで全部はできない、できる人がいるのかわかんないけど、
見てるときに、自分は今夢見てるなっていうまず認識をする。
であれば、変化つけられるんじゃないか、改造できるんじゃないかみたいな。
ちょっと待って、楽しそうだね、それ。
そう。それもちょっと夢日記的に危ないさもあるんですけどね。
へー。あ、要は自分が夢を見てる中で、夢だってちゃんと認識できてるっていうこと?
そう。
うわー、それいいな。
チャレンジしたくなるでしょ。
え、なにそれ、楽しそうだね。
あちこさん、好奇心強いですからね。
あ、そう。いや、それができたらさ、夢の中でもバリバリ本当に仕事できるじゃんね。
まあ、確かにね。いいのか悪いのかどうかわかんないけど、ラフ書きとかしてね、整理するにはちょうどいい。
超時間の有効活用じゃん。
確かにね。ワーカホリックすぎて返答に困ってしまうんですが。
そっか。まあでも、今のは例外だとしても、なんかそういうふうにしてできるってことだよね。
そうですね。
やろうと思えば、もしかしたら。
うん。訓練次第で。
へー、どうやって訓練すんの、それ。
寝る前に、認識すると認識すると、みたいな思いを持ってるみたいな感じだから。
念じるの?やっぱそこで。
うん。たぶん念じてる。まあ念じてないときもあるんですけど、ふと思ったりとかして。
え、成功例聞いていい?
成功例?
うん。
なんか、飛べる夢とか?
うん。
その、認識して、今夢だから、たぶんジャンプすればこのまま飛べるな、みたいな思ったときとかあって、それでそのまま飛んでる夢とか見たことある。
うーん。
なんかドラゴンボールの武空術使うみたいな。
はいはいはいはい。
飛んでて、スーッみたいな。
あ、ナイス。
めっちゃいい、めっちゃいい。
そう、なんか無重力空間みたいなのを自分で認識するってことはあったかな。
うーん。やばい、楽しそうだね、それ。
そう。なんかそれがこうね、現実世界にも影響を及ぼして、え、現実世界でもできるようにならないかなみたいな。
ちょっと映画のマトリックスみたいな、そういうなんだろうな感じ。
ほんまやね。
すごい夢見たときとかありました。
あー、これできたらいいのになーってね。
そう。
うんうんうんうん。
なんてね。
えー。
ちょっとね、不思議な話になってるんですけど。
いや、いいよ、めっちゃ。
だって、そういうね、不思議なことを考えれるって、結構デザイナー必要じゃない?
そうですね。
うん。
まあ、ひいてはアーティストだったりとか。
うーん、そうよ。
うん。
もう、そんなことを恥ずかしげもなく、こうね、話をして、で、さらにこう、製作物に昇華していくっていうね。
そうですね。
うん。
それはもう、デザイナーにはあってしかるべき競争ですよ。
確かに。
そう、ひらめきもね、大事だから。
そうだよ、夢ってきっとひらめきだよ。
あー、そうかもしれないですね。
うん。
もし役割があるとするなら。
うんうんうん。
うん。
ひらめきのなんか、きっかけというかね、一条になってるような感じがする。
うん。
だって、ドラえもん生まれたのもあれ夢でしょ。
そうなの?
うん。
へー。
一条先生が子育てをね、奮闘してる最中に、
やばい、もう次の連載の新しいキャラクター、マジ浮かばえみたいな話で寝てたんよ、確かね。