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こんにちは、いとまです。このチャンネルは、現教員の自分が普段、学校では話をしないテーマで10分間話をしていく、総合的な学習の時間です。
本日はですね、本についてお話ししたいと思います。何回か自分の放送でも言いましたけども、自分は司書教諭の免許を持っています。
司書教諭というのは、学校の図書館の管理とかができる免許なんですけど、
それの仕事の関係で、選書をしているんですね。どんな本を注文するかみたいな。
そういうことを最近していて、いいなと思った本を紹介したいと思います。
なかなか学校では、先生がお金の話とか、働き方の話とかをする機会はないと思うんですけども、図書館にはですね、それを保管するのに余るぐらいの本がいっぱいあるんですね。
ブロックチェーンの話とか、仮想通貨の本もあったりするんですね。
ビジネス賞もインプットする分には勉強になると思うんですけども、
重大向けに書かれた本というのは、本当に読みやすいし、難しい話を簡単な言い方で書いていますから、
自分がアウトプットする側、誰かに伝えたりするときの参考になったりします。
だからお金の教育のアウトプットをしたいなと思っている人は、こういう重大向けの本を読んでみるのもいいかなと思っています。
今日ご紹介する本は、お金RPGという本です。
こちら全2巻でですね、一冊4500円します。
結構大きめの本で、個人で買うのは結構勇気が得る値段なんですけども、
ハードカバーで存在感があって図鑑のような形で読むことができるような本ですね。
内容はですね、自分がRPGの主人公になって優しさとか賢さとかを上げていく内容なんです。
例えば、欲しいゲームがあるけどお金が足りない。どうする?というページがあって、選択肢が3つあるんですね。
A、親にお願いして出してもらう。
B、親の手伝いをしてお金を貯める。
C、お小遣いをコツコツ貯めて貯まるまでは買わないみたいな感じなんですよ。
どれを選ぶかによって優しさが上がるとかいう感じで、読んでいくにつれて経験値が増えていくような内容でした。
この本のいいところは、Cだけが正解とかそういうものじゃなくて、どれを選んでもある程度の経験値がもらえたりできます。
それぞれ解説が書かれてあります。
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ただ、別の項目で友達にお金を貸すとか、お金をかけてゲームをやったりするとか、そういう選択肢はもちろんわずですね。
この説明で言う、親の手伝いをしてお金を貯めるという時の解説が良かったなと思うんですね。
何かというと、もともと家事は無料でやっているわけですよね。
だからそれを子供がやっても無料なわけですよ。
だからそれをお金を親が払う必要はないはずなんですね。
だから何かをしてお金を払うということは、相手が助かったなと思ったりする困り事の解決とか、楽しいと思った時に初めてお金を払うわけですよね。
だから勝手に自分がコレコレしたからお金をくれというのはちょっとずれてますよね。
相手が何を求めているのかというのも、子供自身が判断できるようになってほしいなという思いで書かれていました。
結構前の宇多谷さんの放送でですね、お子さんが自分で絵を描いてそれを売ってきたという話がありました。
宇多谷さんは1回は買ったけども、次に売ってきた時には今はいらないかなと断ったというエピソードを思い出しました。
それも同じで、相手が必要としていなければ、必要としているものを提供しなければお金はもらえないということですよね。
あと時給で考えても、例えばお風呂掃除をした100円というのも時給感覚がおかしくなっていると思うので、
何かお手伝いをしたらお小遣いをあげるという場合も、その時給とか内容で考えて決めていくのもいいかなと思っていました。
ちなみにうちの7歳の長男ですけれども、この本を結構読んでいます。
それくらいの年齢の子にも判断できる内容だったので、親子で見ていくのもいいかなと思います。
ちなみに2巻はネットの課金についてとかキャッシュレスについてとかっていう内容だったので、
ちょっとまだ7歳には身近な内容じゃないかなというふうに思いましたけれども、この1巻を見るだけでも結構面白いかなと思います。
もし4500円高いので、図書館が近くにあったら検索してみてほしいかなと思います。
結構いろんな本と出会っててご紹介したい本がいっぱいあります。
またこうやって本の紹介をしていきたいと思います。
リンクにお金RPGの本のリンクを貼っておきますので、よければ見てみてください。
では今日はこの辺でお休まいたします。