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2023-07-08 10:27

#95 親は子供にとって尊敬されるバカであれ


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おはようございます。いとまです。学校で教員をしています。 大人になっても挑戦する大人だからこそ、勉強するおテーマに、さらに大人を応援していくチャンネルです。
本日は土曜日です。今日はですね、空手の教室に子供を送り届けて、今、ちょっとすれ回っている状態で収録しています。
今日のテーマは、親はスーパーマンであり、スーパーバカであれという話をしたいと思います。
子供ってね、親は何でもできるスーパーマンだと思うんですよね。
背も高いし、力も強いし、何でも知ってるしね、ご飯も作れるしみたいな、できないことを何でもできる存在が多分、親なんですね。
だからこそ、言われちゃうと逆らえない。そんなこともあると思うんですよね。
今日、空手に行ったらですね、初めて空手教室に来たお母さんと男の子がいて、小学校1年生ぐらいの子がいて、子供は完全に嫌がってるんですよ。
もう嫌だって。でもお母さんは、早くしなさい。早くしなさいよ。
いっぺん張り。どういう経緯でね、今日を迎えたかわかりません。もしかしたらね、その子が空手やりたいって言ったのに、
今日急に嫌だって言って、だからお母さんが怒ってるのかもしれませんけども、ちょっとね、
子供の気持ち考えてねえなっていうふうに思ったんですよね。
その子は、お母さんが後ろを向いてるときにですね、お母さんに向かってあっかんべーしてるんですよね。
本気で。本気で嫌なんだなと思って見てました。
で、思ったのってやっぱりねえ、偉そうなんですよね。
なんか、なんだろう、大人と子供って比べると絶対に大人の方ができることは多いですけど、
それってなんか偉いことなのかなって。なんかこう、ねえ、何もすごくないんじゃないのって。
当たり前じゃできないのはね、30年も40年も早く生まれてるだけなんだから、何も偉いことはない。
逆に、そのお母さんが30歳だとして、30歳上の60歳の人に、
完全にね、お前は何もできねえ奴だっていうふうに見られて、言葉とか態度とかがね、
全部こう上から言われたらどう思いますかってとこですよね。 そういう上司とかいたら。
絶対に嫌でしょ。 そんな人に言うこと聞きたくないですよね。
大人だったら、まあ他人だから逃げるけど、これが親子だったら、逃げられませんよね。
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だからもう従うしかない。 だからどんどん子供の気持ちってのは踏みにじられていくし、なんか子供が本音を言えなくなってくる。
そんな一心を垣間見ましたね。 今日はそういう重い話ではなく、もっとライトな話です。
もちろんね、親は子供にとってスーパーマンじゃなきゃいけないとは思っています。
ただ、やらそうにするんじゃなくて、普通のことをしていればね、子供って尊敬しますよ。
だってご飯作ったり、宿題見てあげたり、
腕相撲したりとか、絵を描いたりとか、それをするだけで自分よりできるわけですから、
パパすごい、ママすごいってなるわけですよ。 これで十分なんですね。
さらにね、お仕事も頑張ってる。 そうなってきたらもうね、子供は親のことを尊敬しますよ。スーパーマンだと思いますよ。
でもね、そういうスーパーマンじゃない、スーパーバカな部分も見せていかなければいけないかなって思っています。
親がすごければすごいほど、子供もしっかりしなきゃとか、僕もそうならなきゃというふうに思ったりとか、
それと同じようにできない自分をね、 自分ができないのかなとかって思ったりとかする子もいるかもしれません。
だからやっぱりね、バカな部分も見せていかなければいけないかなと思うんですよね。
この間ね、上の子がうんちをもらっちゃったんですよね。
小学校1年生ですけども、なんかこう不意にうんちをもらっちゃったんです。
遊びに夢中になってて、踏ん張ったら出ちゃったみたいな。 その時は僕は全く怒んなかったです。
一応ね、おいおいと言いましたけど。 そしたらですね、息子が言ったのは、まあそうだよね、パパだって36歳でうんこもらしてるからね。
そうなんです。僕36歳とかになっても、 もらしたことがあって、子供にもらしちゃったとかって言ってるんですよね。
その後もね、まだもう30歳を超えてますけども、 その後もね、もらすものはもらすし、
今後年取ってくるともっともらすよってことは言ってるんですよね。 あと椎茸食べれないんですけど、絶対食べれないんで、
もう箸で弾くんですよね。 だからそう、これは絶対無理。パパはもう絶対食べたくない。
食べなかったりとかするし、 忘れ物もすごいします。行ってきますって言って、5分後に帰ってきます。
結構なんか財布がね、スマホがね、なんだってことで帰ってきます。 最近はなんか将棋にハマってるんですね。
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学童で将棋をやってるらしくて、将棋を教えてよってことで、 将棋セット買ってね、やってるんですよ。
僕、昔ね、将棋部の顧問だったことがあったんですけど、 めちゃくちゃ弱くて、もう中学校1年生の子に10分で負けちゃうみたいな。
それぐらい弱いんですけど、やっぱりね、小6にはまだ勝つんですよ。 あ、すいません、小1には勝つんですよ、全然。
息子にね。 ちょっとやっぱり子供は、すごいなーって言うんですけど、でもやっぱりね、
おかしなミスをして負けたりするんですよね。 昨日もね、棋者、棋者をね、取られちゃったんですよね、もうほんとボンミスで。
ただもう、パパバカだね、こんなとこにおいて、すぐ取られちゃうじゃん。 まあそういうんで、本当パパバカだねっていうことで、
笑うみたいな。 そういう一面を出しています。
だから多分息子もですね、パパはすごいけど、パパにだったらバカなところ見せてもいいというふうに思ってて、
変に萎縮しないで接してくれているのかなというふうに思いますね。
やっぱ自分は、自分の父親はすごいしっかりしてたとかいうわけじゃないけども、なんかやっぱりちょっとね、怖いというか、
好きなんだけどちょっと距離、ちょっと一定程度距離がある。 なんかここまで行ったら怒られちゃうかなとか、あるんですけど、
今んとこね、子供、うちの子はそういうところはないのかなって、なんかいろいろ心を開いて何でも話してくれるかなって思うので、
やっぱりね、すごいと思わせる一面もありつつ、すごいバカな面も見せていかなければいけないかなというふうに思いましたね。
学校でもそうです。自分は授業はしっかりやるし、授業の中では、仕事か、もちろん真面目にやらないことか、
授業のルールは結構厳しくやっていますけど、休み時間とか放課後は本当にバカなことばっかり言ってますよ、生徒と、男の子と女の子とも。
最近はね、いろいろ厳しくなってきて、あれ言っちゃいけない、これ言っちゃいけないとか、こんなこと言ったら怒られちゃうとかあるけども、
それでもね、結構生徒に先生バカだねとか言われながらもやっていますね。
で、授業のときはしっかりやると、勉強もしっかり教えると、そのバランスが上手くできてるなというふうに学校でも思うんですよね。
子供からしたらそうですよね。ずっと厳しい先生よりも、このときは厳しいけど、普段はなんか変な奴みたいな、そっちのほうがとっつきやすいというか親しみがあるじゃないですか。
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だから子供にとって大人はスーパーマンであり、スーパーバカでなければいけないのかなというふうに思います。
なんかこうバカな目を見せると子供に舐められるんじゃないかとかって思って、無理に構えてしまう人もいるかもしれませんけども、
本当に20代の頃の自分もそうでした。なんかこう厳しくなければいけないということで、ずっと厳しくとか、
雑談もしないし笑いもしないような、そういう時期もあったんですけど、やっぱりそれはうまくいかなかったですね。
逆に部活でめちゃくちゃ厳しいおじさんの先生とか、なんでこんなに人気があるんだろうって思ったら、やっぱり部活のとき以外はすごい気さくなおじさんだったりするんですよね。
だからちゃんと子供は見てるんですよね。
この人は偉そうにしてる先生なのか、大人なのか、あるいは厳しい面もあるけど、ちゃんと自分のことをわかってくれてる面もあるんだなとか、ちゃんとわかってます。
だからやっぱり子供にこれからも尊敬されたい父親でありたいと思うけども、同時にこいつバカだなと思われるような親父にもなっていこうかなというふうに思います。
はい、では今日はこの辺でお休まいたします。
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