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#107 人生のプログラム=脚本。ショー・マスト・ゴー・オン?
2026-03-24 12:35

#107 人生のプログラム=脚本。ショー・マスト・ゴー・オン?

今回は、『人生のプログラム=脚本。ショー・マスト・ゴー・オン?』のお話です。


お伝えしている心理学ですが、

皆さまにとっての日常的で、身近な話題とも自然とつながっています。

その見方・活かし方を、ご紹介します。


今回は、「人生のプログラム=脚本。ショー・マスト・ゴー・オン?」について。

子どもの頃に書き、大人になっても従っていると言われている、人生のプログラム=脚本。何が何でも幕を開け、上映する舞台、ショーのよう。何が起きているのか、いないのか。気づくヒントが得られます。


第1回目「承認欲求は誰もが持っている原点」

第2回目「心の仕組みは、世界共通。誰もが持つ、親・成人・子ども。」

第3回目「子どもの自分が書き、今も従っている人生脚本」

ともリンクするお話です。


まだ聞いた事がない方も、

何本か聞いて番組に興味を持ってくださった方も、

気づくと変わる、いつもと違う変化を味わってみませんか?


<今回テーマ理論とつながる、特別回>

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠#75-SP3 人生のプログラム=脚本。振り返りと、まとめ。⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

※#1~#72の内、各SP回ごとでは、18エピソードが対象です。

※Spotifyリンクです。他のアプリでお聴きの方は、番組名とエピソード番号で検索してください。


<参考図書>

TA TODAY:最新・交流分析入門 第2版

ヴァン・ジョインズ&イアン・スチュワート(著)実務教育出版 2022年9月

※TA・交流分析の教科書とも言える本です。

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いい人間関係が面白いほどできる本

繁田千恵(著) 中経出版 2004年3月

※基本理論がシンプルでわかりやすく表現されています。

 絶版らしく、古書での入手になるかと。

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://amzn.to/4kkbwDy

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サマリー

本エピソードでは、幼少期に無意識に書き上げ、大人になっても従ってしまう「人生のプログラム=脚本」について。幼少期の約束を果たすために無理をしてしまう例を通して、脚本に気づき、必要であれば書き換えることの重要性を説いています。脚本は、自分で書き換えることができる。立ち止まって問いかけることが、変化への貴重な第一歩です。

はじめに
こんにちは。明治大学で生涯学習講座の講師をしています、遠藤美保です。この番組では、社会人や学生向けの生涯学習講座を10年以上行ってきた私が、日常生活でも活かせる心理学を、ポッドキャストでお伝えしていきます。
今回のテーマは、こちら。
『人生のプログラム=脚本。ショー・マスト・ゴー・オン?』。今回は、「人生のプログラム=脚本。ショー・マスト・ゴー・オン?」のお話です。
お伝えしている心理学ですが、皆様にとっての日常的で身近な話題とも、自然とつながっています。その見方、活かし方をご紹介します。今回は、「人生のプログラム=脚本。ショー・マスト・ゴー・オン?」について。
子どもの頃に書き、大人になっても従っていると言われている、人生のプログラム=脚本。何が何でも幕を開け、上演する舞台、ショーのよう。何が起きているのか、いないのか。気づくヒントが得られます。
第1回目「承認欲求は誰もが持っている原点」、第2回目「心の仕組みは、世界共通。誰もが持つ、親・成人・子ども。」、第3回目「子どもの自分が書き、今も従っている人生脚本」とも、リンクするお話です。
がまんの教えと、幼少期の約束
突然ですが、皆さま、がまんをしていますか?
大かれ少なかれ、大なり小なり、がまんは日常にあふれている、慣れている。そう言えるかも。
思えば、子どもの頃、そもそもがまんする気もない、がまんが足りなすぎる頃。社会に適応するため、親だったり先生だったり、身近な大人から少しずつ学んでいく日々。
例えば、こんな具合。自分以外の人の視点を教えてくれる方法。「お姉ちゃんなんだから、がまんしなさい。」「他の人に迷惑をかけちゃ、いけないでしょ。」「自分がされて嫌なことは、やめなさい。」
素直に聞く子もいれば、聞かない子もいる。思い返せば、かなり聞かない子、だった記憶アリ。小学生に上がるタイミング。あれこれ我がままを言いがち、がまんの足りない子だったもので、毎日通えるのか不安があったらしい。そこで、ご褒美を使った方法を提示されました。
「6年間、1日も休まなかったら、好きなものを何でも買ってあげるから。」「えっ、好きなもの?何でも?」「何でも。」「本当に?」「本当に。」
どうせ通えないとタカをくくっていたのか、藁をもすがる思いだったのか。真意はわかりませんが、約束成立。「よしっ、絶対休まない。うわぁ、何を買ってもらおう。」
何もなければ、がまんが必要。約束があるから、がまんをがまんと感じない日々。1年生、2年生、3年生。成長するに従って、次第に膨らむ夢。最初は「お人形さんセット」くらいだったものが、「テレビかなぁ。」
その内、「あっ、スイスの別荘とか?さすがに、それは無理かな。でも、好きなもの何でも、って言ったもんね。」バカな子です。
そして、1日も休まず迎えた、5年生の冬。学校で、この時期よくある病が流行。そして、しっかりそれにかかり、発熱。…したんですが、「私、学校に行くから。絶対、休まないから。」「そんな熱で、何を言ってるんだっ。休みなさい!」
怒っています。「だって、だって、休んじゃったら約束が…。」すがるような目。その時、目と目で通じ合った、…気が。「怠けたり、わがままで休むんじゃないっ。不可抗力のお休み。
好きなもの何でも、とまでは行かなくても、参加賞くらいは、もらえるんじゃない?私が無理して出て、他の子にウツしてもダメだし。」そんな思い。とは言え、メインはあくまで、ご褒美狙い。我ながら、情けない。
そして、お休み。ただ、最短だった気はします。何せ、ご褒美がかかっていますから。すっかり元気になり、「約束、大丈夫だよね。私のせいじゃない理由だし。」「約束は、6年間1日も休まなかったら。だから。」
「えっ?でも。」「休んだよね。」「いや、ここまで頑張ったんだよ。参加賞くらい、くれたって。」「ここまで、元気に通えた。それが、何よりの参加賞。」
「えぇっ!?」絶句。
「く〜っ、確かにそうですけど。」あの怠け者が、更生したんですから。
「う〜っ、それがご褒美?」
がまんが身にしみた、出来事でした。
人生のプログラム=脚本とは
このお話、人生のプログラム=脚本から考えてみます。
改めて、人生のプログラム=脚本とは。承認欲求を満たす刺激=ストローク。その心の栄養源を得るため、私たちが小さな子どもの頃、自分で書いたもの。大人になったら、その存在すら覚えていないのに、そのまま今も従っている。始まりがあって終わりがある。
無意識に書かれた物語、人生のプログラム、とも言えるもの。合理的ではない「行動・思考・感情」をしているとき、この脚本が関係している可能性が高い。それほど、私たちの土台になっているものです。
ちなみに、子どもの頃に書かれているからこそ、子ども時代の思い出には、脚本の原点がある可能性が高い。今回の例、小学生になるタイミング。6年間1日も休まなかったら、何でも好きな物を買ってもらえる。がまんの足りなかった子どもが、そんな約束をしました。
これはある意味、小学生時代のプログラム、脚本。がまんして、すべきことをすれば、手に入れられるものがある。そして脚本通り、1日も休まず迎えた5年生の冬、発熱。それも流行しているもの、ウツるもの。どう考えても、お休みするしかない。
それなのに、Show must go on。やめられない、止まらない。何でも好きな物を買ってもらえる。目に見えてわかりやすい、ご褒美めがけてまっしぐら。おそらく、怒られなければ、這ってでも行ったと思います。症状が悪化したり、他の人にウツすかもしれない。
それは、頭に浮かんでいるものの、後回し。見て見ぬふり、スルー。これは「値引き」と呼ばれるもの。脚本に合わせて、現実を再定義。「怠けたり、わがままで休むんじゃない。不可抗力のお休み。好きな物なんでも、とまではいかなくても、参加賞くらいはもらえるんじゃない?
私が無理して出て、他の子にウツしてもダメだし。」これも、脚本に合わせての値引き。自分に都合よく、頭の中で再定義。そもそも、この約束のおかげで毎日学校に通えた。それがご褒美。
もっともなお話ですが、当時は、「やられた。騙された」気持ち。「そんな無茶な約束をさせてしまって申し訳ない。」なんて、みじんも思っていませんでした。
人生のプログラム=脚本は、その舞台に入り込んでしまう世界。最後までやり遂げなければならない。そう思い込んでいる。まさに、Show must go on。本来のShow must go on は、高いプロ意識を象徴する言葉だと感じています。
でも、人生のプログラム=脚本は、ずっと続く日常です。それに、今回の例は、脚本が約束として表舞台に出ているから、わかりやすい。ご褒美も目に見えるもの。ですが、大人になると下に潜っている。裏に隠れている舞台で、わかりにくい。気づいてすらいない。
ご褒美も、目に見えるものとは限らない。脚本は、無意識に自分が書いた物語。問題があるなら、変えられる。自分が決めるだけ。途中で幕を下ろしても良い。別の舞台に変えても良い。自分の脚本に気づくだけでも、貴重な第一歩。
ふとしたタイミング。時折、ショー・マスト・ゴー・オン?
クエスチョンマークをつけて、自分に問いかけてみてはいかがでしょうか。
気づくことの大切さ
では、今回、覚えていただきたいポイントは。
「人生のプログラム=脚本。ショー・マスト・ゴー・オン?」
ほんの一瞬、立ち止まってみるのもアリ。
まずは、気づくこと。そして、いつもと違う変化を味わってみませんか?
番組からのお知らせ
ここまで聞いていただき、ありがとうございます。最後に、番組からのお知らせです。
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お相手は、遠藤美保でした。ありがとうございました。
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