Stripeの導入と利便性
こんにちは、シニアソフトエンジニアのりどです。このポッドキャストは、IT業界のいろんな話やリアルをお届けします。
今回はですね、私が見てねというサービスでウェブ決済を導入したタイミングで、使用していたStripeという外部のSaaSの紹介をしたいと思います。
何を紹介したいかというと、このStripeがですね、めちゃくちゃ開発体系が良かったので、どういうところが良かったのかをちょっと振り返っていきたいなと思います。
これをちょっと聞いてですね、こういうのがあると使いやすいんだ、みたいなところのちょっと勘どころが共有できればなと思います。
Stripeがそもそも何かというとですね、ウェブとかアプリとかに決済機能を盛り込むためのものですね。
例えば商品を購入する時のクレジットカードの情報であったりだとか、アップルペイとかグーグルペイみたいな対応だったり、お仲間としてはペイパルがいますかね。
あとAmazonPayとかもあるかな。そういうものもあるので、クレジットカード決済とかが一般的だと思いますので、そちらをやったりとか、消費税の計算したりとか、税金を納める納めないみたいな、あとメール送る送らないとか、そういうものも含めてユーザーに対して決済っていったものを簡単に提供できるプラットフォームになっています。
見てもですね、ウェブ決済を最近導入してリリースされたようで、そちらの実際にサブスクリプション契約いただくと、ストライプの画面に遷移するタイミングがあるので、もうほぼ公開情報といって言うんじゃないでしょうか。
こちらストライプなんですけれども、何が便利かというと、そもそもまずデバッグ機能がめちゃくちゃ豊富なんですね。
デバッグ機能っていうのは例えばですけど、時間を変更できる機能みたいなものがSaaS側にあって、これ自分がSaaSで見たのは初めてだったんですけれども、サブスクリプションとか決済とかって、例えば何日に引き落としをしますとか、サブスクだと1ヶ月もしくは1年みたいな感じで契約が更新されるみたいなことが起こりうるんですけれども、
うまく作らないとですね、実際に1年経たないと検証できないみたいなことがあるわけですよ。そこをですね、ストライプのデバッグ機能だと、なんか時間を操作する機能みたいなものがありまして、そこからじゃあ1年経ったとしましょう。
そうしたら1年経ったらこのサブスクがこういう状態になりますよねみたいなことを、なんかボタンポチポチするだけで実現できたりとで、めちゃくちゃ楽でしたね。
あとですね、めっちゃ試しやすかったです。試しやすいっていうのは、実際に動くコードをパッと作りやすいって意味ですね。
まあそもそもなんかいろんなSDKが充実しているってのはもちろんなんですけれども、ストライプのCLIとかカールで叩けるAPIとかも豊富に揃っていまして、公式サイトでですね、自分の好きな言語だったりとかを指定して、
まあこれCLIとかシェルにすると本当にすぐブラウザ上でターミナルが開いて、そのターミナルから自分のストライプの契約しているアカウントを叩けるみたいなものがもう本当に数クリックでできるようになっていて、すごい簡単にできました。
で、あとリアクトとかレイルズとか、まあいろんな言語で対応しているんですけれども、なんかねリアクトとか選択してダウンロードってすると、リアクトでストライプを叩くテンプレートみたいなものが丸ごとGitクローンできるみたいな感じでダウンロードできまして、そこから起動するとすぐストライプ使えるよみたいなサンプル実装もあったりで非常に便利でしたね。
あとはAPIレベルの話になるんですけども、通常APIの呼び出しって、何だろうな、例えば決済とかの情報を取得したいですとかサブスクリプションの情報を取得したいですってなると、ゲットサブスクリプションズみたいなAPI叩くと思うんですけども、あんまりこう便利じゃないAPIだと、例えばなんかこうIDだけが返ってくるみたいな、サブスクリプションの情報としては一通り返ってくるんだけど、
なんかサブスクリプションに依存したような、なんかペイメントみたいな別のもののオブジェクトについてはIDだけが返ってきて、次はそのペイメントを取得したければ、ゲットペイメントするIDみたいなので、APIをコールしないといけないみたいなのがあるじゃないですか。これがですね、ストライプはなんかエクスパンダブルみたいなオプションがありまして、
例えばサブスクリプションを取得するときに、そのペイメントのオブジェクトも一緒に必要であれば、なんかHTTPリクエストを送る際に、ペイメントのところをエクスパンダブルにしてくださいってリクエストすると、ペイメントIDだけじゃなくて、ペイメントオブジェクトを丸ごと返ってくるんですよ。これめちゃくちゃ便利ですよね。
通常そのAPIを2回3回と往復しないといけないところを一発で全部取れますし、グラフQLみたいななんか特殊なことをしなくても、通常のREST APIを使う感覚で今のエクスパンダブルなことができるので、これは使っててめちゃくちゃありがたかったですね。
多国籍対応とユーザー体験
今後自分が作るAPIサーバーにも負荷が問題ないのであれば、なんか導入したいなと思うレベルのものでした。他にもですね、Webhookの機能があるんですけども、そちらがこうどういうペイロードを流したのかとか、ちゃんと見れたりとか、再送できたりとか、いろんな細かい機能があって、本当に開発者にとってはめちゃくちゃこういろんなところにかゆいところに手が届くというか、そういうツールでめちゃくちゃ驚きましたね。
あと多国籍ツール、多言語とか多国籍に対応したSaaSなので、いろんな種類の通貨も扱えますし、言語も扱えて自動翻訳してくれるし、決済とかあったらメール飛ばしてくれたりとかもしますし、本当に何でもできてめちゃくちゃ嬉しかったですね。
さすがこれオープンAIもね、サブスク決済の時はね、裏で使ってるぐらいですから、本当にStripe様様ですね。はい、ということでですね、今回は私がプロダクトでStripeという決済のプラットフォームを使ったんですけども、めちゃくちゃ使いやすいという話をしました。
以前はですね、全然他の違うプラットフォームとかを使っていたこともあるんですけど、やっぱりね、Stripeの便利さがちょっと段違いすぎてやばいですね。もう個人でもし開発してくれか決済とかを仕込むなら、もうStripeで一択でいいかなと思います。
仕事でやるとしても、なんか自社で決済基盤を持ってなかったりするんだったら、まあなんか第一候補としては上がるんじゃないかなと思いますね。ある程度こうやっぱり費用はかさみますが、自社であのクオリティはとてもじゃないけど維持できないですし、なんか多国籍な企業だったりだとか、多言語対応とか、グローバルにサービスやるみたいなタイミングであれば、まあファーストチョイスになるんだろうなという感じがします。
またですね、エンジニア向けのSaaSであれば、Stripeの思想というか取り組みというか出している機能みたいなものは結構真似できるものも多いかなと思いますので、決済別に使う予定がなかったとしてもですね、Stripeのいろんなその機能群とか開発者体験にどういうことをやっているのかみたいなことは見ておくといいんじゃないかなと思います。
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