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こんにちは、フィニアソフトエンジニアのriddleです。このポッドキャストは、IT業界のいろんな話やリアルをお届けします。
初めてのプルリクエストの影響
今日のテーマはですね、転職先とか新しく仕事をした先で、初めて書く大きなプルリクエストの内容で、その後の働き方が変わってしまうんじゃないかという説ですね。
こちらですね、SNSでちょっと話題になっていて、自分もそうだなちょっと思ったので、喋ってみたいと思います。
プルリクエストって、GitHubでよくコードの変更を行う際に使われる手法で、GitLabだとオマージュリクエストみたいなことを言ったりしますね。
自分が修正を作って、他の人にレビューしてもらうという感じでしょうか。これですね、とても優れた方法で、基本的には自社開発系の企業では採用されている方法かなと思います。
でですね、レビューっていうのはちょっと肝でして、レビューって結構面倒くさいんですよね。面倒くさいっていうのは、時間が取られるっていうのと、コードの品質によって、結構そのレビューの大変さがだいぶ変わるっていう性質があります。
なので、この人だったらあんまりしっかり見なくても、ちゃんと書いてくれてるから大丈夫っていう人だったら、そのレビューは簡単になりますし、
例えばジュニアな人で、あんまり書き慣れてない人だったりすると、このレビューは結構手厚く見ないとまずいな、みたいなことだったりということで、結構時間が取られたりすることがあります。
さて、ここで何が言いたいかというと、転職したりとかして、初めて1行2行じゃなくて、もうちょっと大きめの修正をしたプールリクを作った場合ですね、誰かがレビューしてくれますよね。
そうすると、そのレビューがどれだけ簡単に終わるのか、どれだけ負担を強いられる、なんかいろんなわけわかんないことやってるのか、みたいなところで、
あ、この人って作ってもらったけどプールリクを、あんまりイケてないんだな、とかなのか、結構イケてるな、なんかもっといろいろ任せても大丈夫だな、のどっちに思われるかが決まってしまうんですね。
これ何か言われて、確かに自分も例えば業務委託で他の方を採用してきてもらった時に、最初の1発目、2発目とかで、それなりの大きさのプールリクを作ってもらった時に言いますと、
最初はもうどういう人か全然わかんないんで見ますけど、そこで、あ、なんかすごいいい感じに書けてるな、あんまり説明してないけど、ここのコードベースの雰囲気もなんかうまく組み取ってくれて、
いい感じに書いてくれてるわって思うケースもあれば、この人なんかこの言語全然経験したことないのもしかして、なんか何これみたいなこともあるわけですよ。
そうすると、前者の人は次からプールリク飛んできても、あ、オッケーオッケーざっくり大丈夫みたいな感じなんですけど、後者の人はもうプールリクにコメントつかない場所がないぐらいバーっとコメントついちゃうんですよね。
そうすると、こちら側のレビュー側としての手間も増えてしまいますし、やっぱりコードベースをいい感じに保つために、あんまりそこまで妥協ができないシチュエーションも多いと思うので、
そうなると、こういうのを直してくださいとか、これはこちらがいいと思いますみたいな応酬をですね、何回もやると、コードを書いてくれてる側も疲弊しちゃうと思うんですよね、どうしても。
1個のプールリクに50とか60とかコメントつくと、ということなので、ここから何が学べるかというと、転職とか業務委託とかで新しい現場に行ったときにプールリクちょっと大きめのものを作る機会があった場合は、速度を犠牲にしてでも品質を大事にした方がいいんじゃないかと思っています。
もちろんですね、大きに遅れるってのは良くないんですけれども、普段書いているよりもより丁寧に書いて、かつ他のところの書き方を参考になるべくすることで、そこのコードのカルジャーというか考え方に沿わせた上で、
もちろんバグとかね、自分でセルフレビューして誤字脱字がないかみたいなチェックはもちろんした上ですけど、そういうので出すと、これぐらいだったらそんなに注意をおくしてみなくてもいいかなって思ってもらえて、信頼してもらえるっていう感じになるかなと思いますね。
一度失った信頼を後から回復するのって結構きついので、最初の振る舞いというか、最初のアクションだったり、プルリクルどういうレベルのものを出すのかっていうのは、言われてみるとめちゃくちゃ大事だなと思いました。
はい、ということで皆さんも最初にそういう機会があった場合は、めっちゃ丁寧に作っていきましょう。
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