イカゲーム3の評価
はい、こんばんは、石田衣良です。小野寺梨沙希です。 早川洋平です。
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ということで、衣良さん、直樹賞、まさかの!
今回、夏のエンタメオススメ特集なんですが、その前に衝撃の直樹賞の結果がわかったので、びっくりしたね。
しかも今回、芥川も直樹も両方受賞作無しっていうさ、久々の片透かしで。
受賞作無しって昔あったって聞きましたけど、僕らこれやるようになってから初めてだったんで。
そうだね。僕も2回目に候補になった時には受賞作無しだったんだよね。
でも正直、無しはダメ。
何か、何かしら受賞を。
アクター合唱は基本的に純文学で素晴らしいもの、今まで誰も書いていないような新しさがあるものっていう基準があるじゃない。
なので、それは新しいのは無かったからダメだっていうのは良いんだけど、直樹賞はそんなの関係ないじゃん。
みんなが書いてる時代小説とかさ、みんなが書いてるミステリー撮れるんだから。
候補作の中で相対評価で、まあこれはイマイチだけど、一番この6本の中では上にいるからそれにあげるっていうことをやってくんないとさ。
そもそもね。
てか書店ががっかりするよね。
まあね。まあでもこれね、いろんな声があって、その一方で逆にこれで最近ちょっと商業的な香りがした直樹賞が出さないことで権威があるみたいな声もあるけど。
本当にね、アウトサイダーほどそういうもっともらしい嘘を言う。
正直言って、直樹賞っていうのは商業的なものじゃないとダメなの。
始まりがないから。
だからお祭りでみんなが楽しんでさ、この本が取るかもしれないって書店の文芸担当の人がそこの本にかけて発注とかしてるわけじゃん。
で、一冊の授与作がなしだったらさ、そういうの全部浮いちゃうってもったいなすぎない?
ネットでありましたもんね、本棚を作ってたけど帯まで作ってたのになかった?みたいな。
おとらじ的というか石田イラ的にはそうは言ってもいい意味でもですけど、イラさんからすると辛口なつもりはないと思いますけど、結構厳しいことも言ってるじゃないですか。
だからどちらかというと受賞なしっていうのもある意味イラさん的にはと思ったんですけど。
いやそれはダメなんだよ。無理やりでも出すものだから。
やっぱりそこは絶対出さない。
選挙と一緒だから。選挙の会場に行って拍手を出すみたいなのはもうやめてほしいんだよね。
サッカーも11人を10人でいきなりするためにはダメってことですね。
それと次回がすごい厳しいもんね。
次取るのダメだってなりますよね。
次回逆に言えば乱歩と戦歩とかブレイクショットの上へ行くものじゃないと何億冊上げられないってことになるから、
次ラインナップが弱かったらどうするんだろうな。2回連続なしは絶対にありえないので。
前代未聞ですもんね。
プレッシャーだよね。それは文集も選考員も。
イミジクもニュースにはなってたけど、肝心な本はあんまり話題になってない。
ニュースになっても盛り上がらないニュースじゃん。
だって隅田川の花火大会がなくなりましたみたいなニュースだからさ。
花火がどうって話ないですね。
お祭りを辞めるってのはないよ。雨も降ってないのにって思うけどね。
注目の書籍「ババヤガの夜」
確かにそうですね。雨も降ってないのにか。
まさかのでしたけども。
今回は?
夏休みにみんなで見てほしい。
正直ですね、エンタメとかコンテンツの時間があるのでみんな暇で。
鬼のように見てるんですよ。
なのでこの夏休みにみんなに見てもらいたい。
おすすめコンテンツの紹介ということで、ユハユくんの1本目をどうぞ。
僕はですね、アマプラにあったサムライタイムスリッパー。
すごい前評判というか。
最近あとでその話にも出るかもしれないけど、
プライムビデオが結構面白いなと思ってて。
その中で色々探した時にレビューがめちゃくちゃ1000ぐらいあったのかな。
僕一番見なさそうなタイトルだったんですけど。
見たらですね、本当に低予算かける実生活っていう感じなのも逆にちょっとうーんって思ったんですけど。
よくできてんのよね。
もうね、現代クリエイターの令和の希望の星っていうので。
脚本がよくできてんのよ。
もう本当にお決まりの話なんだけどさ。
雷に打たれてサムライがタイムスリップして、
現代のしかもね、時代劇のスタジオにしちゃうっていうね。
人を斬ってた大サムライさん、キラリ役として生きてくっていうコメディなんですけど。
コメディにただに終わらずにですね、やっぱりこの時代劇が廃れていく中で
サムライがサムライを演じて本当に時代劇を盛り上げていくみたいなのが結構良くてですね。
でも個人的にはこの間の国宝のね、あの2人の演技が素晴らしいっていうのはありましたけど。
あれと同じくらい主演の2人の俳優の人の文字通り真剣を使ってる立ち回りがすごくてですね。
なるほどね。まあ面白かったね。
主演は誰でしたっけ?
主演は山口真樹屋さんっていうのが。
なるほど。横浜流星くんとかじゃなくて。
いやいやいや。
カメラを止めるな的な感じだった。
本当に上手い人なんですね。巧みな人を持ってきてる。
で、美咲さんは?
ちょっと映画じゃないですけどいいですよね。
それ来たか。
いいですか?運命の巻き戻し。
これちょっと今私が一番続きを楽しみにしてるコミックの一つなんですけど。
巻き戻しの詩がね、これちょっと音声の人もいるんで。
あ、そうかそうか。これね、巻き戻すはそのまま感じなんですけど、詩はあの鑑定詩とかの詩なんですよ。
詩行の詩。
そう、詩行の詩ですね。
これね。
そうですそうです。
どこ出版社?
小学館の。
小学館。
これ本当に推しポイントなんですけど、
テントウムシコミックス。コロコロなんですよ。で、連載してるコミックなので、
マガジンとかジャンプのテイストのお話なんですけど。
そうなんだよね。
そうそうそう。まさかのDangerous Jさんとかを連載してるコロコロの。
なんかさ、くしくもタイムスリッパーの後。
確かに。
時の巻き戻し詩。
えー、僕そんな時間ボロのやつ?
そこは合わせてください。
時間ボロのやつあるかな?
確かに。
これ本当に面白くてですね、タイム巻き戻しって名前の通り、
運命を巻き戻せるっていう能力の主人公たちがいる、
SFバトルファンタジーみたいなものなんですよね。
そうだね。
198回目って書いてある。
何回も何回もめちゃくちゃ巻き戻して、失敗して失敗して失敗して、
最後に解決策を見つけたっていうのが面白いんだよね。
そう、それを毎回やってるんですけど。
1話ずつ解決していくんですか?
最初はそうです。最初はこう、それで解決していってっていうので。
ずっとできるの?これ。
いや、いい読者ですね、早川さん。
そういう、ずっとできるの?みたいな気持ちで見ていくと、
いろいろトリックがあったり、タイムスリップすることの講座みたいなのも出てきたりとかして。
で、これボンズでアニメ化が決まってて、今10巻目まで出てるので。
すごいね。
まあでも10巻まで出てればアニメ化ちょうどいいよね。
確かに。
これでも本当私渋いなって思ってたんですけど。
ボンズが組んでさ、この内容だと大ヒット間違いないよ。
そうなんです。
なんで今読んどくとね。
アニメ化した時に、俺知ってるぜとか、私知ってるぜって。
運命の中でですね。
今月のコロコロの表紙のキャッチコピーってあるじゃないですか、雑誌のところに、
編集さんすごいなって思ったんですけど、派遣アニメ獲得宣言号って書いてあって。
すごい渋くないですかね。
なるほど。派遣アニメをもう取ったと。
取りますよって言ってる。
最初1巻読んでもらったら、最初のワンピースの初期みたいなワクワク感があるので、ぜひちょっと読んでみてほしいなと。
なるほどね。
結構でもちょっと独自視点だったね。
本当ですか?
コロコロコミック僕たちフォローしてないじゃないですか。
ないないない。
なかなか。
エレクトリックランドの紹介
じゃあ僕はですね、これ言っていこうかな。
これはもうみんな知ってるかな。
エレクトリックランド。
これはNetflixのSF映画なんですけど、
Netflixお金あるんだよね。
アベンジャーズを作ったロスト兄弟が監督制作組織みたいなの全部やってて、
アメリカのちょっとSFチックな物悲しいイラストを描く人がいるんだよ。
その人の世界観をもとに、未来、ロボットと人間が戦ってその戦争が終わった後の未来で、
人間が旅をしながらそのロボットのところにある自分の弟かなんかを探しに行くって話なんだけど、
これがなんかノスタルジックだし、そのピエロとかサーカスの世界とかが入ってきて、
アメリカのなんか懐かしいセンチメンタルな雰囲気がある上にですね、
予算が430億なんです。
2時間の映画に430億使われたら、
まぁちょっとね、見といてやるかって感じするじゃん。
隣のフライタイムスリップは何本もある。
正直ね、そんなに評判良くないんだけど、僕はなんか好きな世界だった。
懐かしの1950年代の夢見た未来みたいな感じ。
ちょっとノスタルジーなのはいいですね。
ロボットも可愛いんだよね。
世界観気になりますね。
でも400億ってさ、だからさ、日本もいつかさ、
映画200億とか使えるようになるといいね。
ここはなんてせいぜい10億とか15億だからね。
やっぱ桁違いですね。
だって人間に貼れば安いから。
じゃあもう一本です。
じゃあ僕はせっかくここにあるんで。
話題になってるね。
ババヤガの夜。
イギリスのダガー賞を翻訳部門で受賞したってことで、
すごい話題になって、26万部長の話題作なんです。
ババヤガの夜でいいの?
ババヤガの夜です。
伸ばさないよね。
これはですね、簡単に言うと、
喧嘩しか能のない不良少女がひょんなことから
ヤクザの護衛になるっていうバイオレンス小説なんですけども、
僕が大好きなアクカとドマンの中で、
パッと読めて毒も抜けるってことと、
女の子が戦うんだ。
主人公の女の子が。
ジョーニックみたいに強いわけ。
喧嘩をヤクザとひょんなことからすることになって、
あまりに喧嘩が強いから見染められて、
そのヤクザの組長の娘を護衛する役で中に入るんですよ。
これ映画になるな。
それだけでも面白いんですけど、
途中途中で本編と関係なさそうな
逃亡カップルおじさんおばさんみたいな2人の話が入ってきて、
これ何と関係あるのかなっていうのが最後全部、
こういうことだったんだっていう大どんでん返し。
そこも素晴らしい。
で、プラス文体がやっぱり、
イラさんのイケブクロとか、キヤムさんとか、
あとこうまくまっかし。
ちょっとハーダルなね。
本当に最高なんで、
ナツバテとドクマベルの紳士をぶっ飛ばす最高のクラッシャー小説。
おーいいですね。
読んでみようかな。
めちゃくちゃ面白い。
あっという間に読めちゃうんで、
本当だ。字がデカい。
読み慣れてない人もいいですし、
イラさんとかミサキさんからすると、
目新しさはないかもしれないけど、
普通にエンタメとして最高です。
なんだっけ、ひびきだっけ?
天才少女ものね。
みんな好きだもんね、天才。
ひねり方がね、最後が素晴らしかった。
あと当然、暴力最高って感じです。
そのババヤガっていうのも日本語じゃないんですけど、
ある国の言葉なんですよね。
てかもうそれはみんなロシアの。
だってジョー・ミックにあんだけ出てくるんだから。
そうですね。
なんでそういうこともちょっと絡んで。
読んでみようかな。
めちゃくちゃオススメです。
普通に面白かったです。
はいはい、じゃあどうぞ。
全然経路が違うんですけど、
アメリカのコメディ映画でさっきヒットがあったので、
俺らのマブダチ、リッキー・スタニッチュ。
長いっす。
現代ずっともっと短いの。
アメリカのマブダチね。
はい。リッキー・スタニッチュ。
もうこれほんとに気楽に見れる。
これはどこ?
これはアマプラですね。
アマプラか。
もう、あの、
オゲレツ・シモネタファミリ映画。
オゲレツ・シモネタファミリ映画?
日本でもやれるな。
そうです。
なんかもう我々3人組がいて、
ちっちゃい頃からもう放課したりとか、
タバコ吸ったり、死んだりとかやりまくってたんですけど、
その時に誰がこんなことやったんだって言ったら、
リッキー・スタニッチュがやったんだっていう架空のシーンを作り上げて、
大人になっていった架空の親友なんですよ、
リッキー・スタニッチュっていうのは。
本当はいないんですけど。
でもいよいよ大人になった3人の1人が子供が生まれて、
とあるパーティーを開かなきゃいけない時に、
じゃあリッキーにも来てもらえ、
散々これまでやりたいことやってきたんだからって周りに言われて、
その実在を作らなきゃいけなくなったんで、
どうしようってなった時に、
カジノで出会ったある中のモノマネ芸人に
リッキー・スタニッチュの役をやらせるっていうのが
そういう設定なのね。
そうです。
で、だんだんと本物みたいに
オーダーにできそうだね。
アメリカンジョークたっぷりのコメディになっていって、
ちょっとハートフルみたいな。
そっちのラインって意外と見なくない?
アメリカンコメディって言われて見たいなってパッと思わないじゃん。
そういう意味では僕は昨日普通に、
ここにはランキングしませんけど、
イエスマンを久しぶりに見て、
ちょっとほっこりしましたね。
でも普段見ないですね。
そう、私もあんまりそれをいっぱい見てるわけじゃないですけど、
たまたま見たみたいな。
これ結構ヒットしたくなる?
これはですね。
新しいんだね。
そう、24年で全然たぶんすっごい売れたとかではない。
じゃあアマプラサーフィンしてて、
たまたまちょっとフラッと見るみたいな。
掘り出しモノですね。
結構賛否両論らしいですよ。
評価からは。
それそうだよな。
超オゲレツなんで。
そうか、下ネタが多いのね。
そうそうそう。
結構下ネタ好きなんだもんね。
はい。
下ネタで過労してる。
ビール飲みながらちょっと夏。
ポップコーン片手に。
ちゃんと集中して見ることはないよね。
もう全然。
話もすごい分かりやすいんで、
公演とかね。
ポップコーン映画です。
じゃあそうすると僕は逆にちょっと重い方だよね。
洋平くんがちょっとしんどいって言ってた、
やっぱソウルの春はやっぱ面白かった。
僕も後で上げようと思ってました。
誕生日。
ソウルの春アマゾンだよね。
いやこれはね、
チョンドファンのクーデターを映画にしたものなんだけど、
やっぱ韓国人はこういうポリティカルミステリーみたいなの作らせたらさ、
うまい。
リアルですからね。
やっぱ日本では全然ないから、
去年の海原霊みたいな大騒ぎもあったし、
それによって、
韓国では第一映画のことを1000万人映画っていうのは、
1000万映画。
なぜなら人口5000万ちょいの国で、
5人に1人が寝ると1000万映画で、
それは年に1本あるかないかなの。
でこれは去年のソウルの春はちゃんと1000万映画です。
でもう1本実は1000万映画があって、
それがパミョっていうホラーだったんだけど、
そっちよりはこっちの方が断然出来がいいから。
なのでソウルの春かな、
やっぱファンジョンミンが、
あれ、ズラなのか毛を抜いてるのか分かんないけど、
もうチョンドファンみたいに薄らハゲにして、
もうかっこいいラインを全部封じて頑張ってるんだよね。
僕せっかくなんで出ちゃったんで、
後でこれもう1回言うのもあれなんで、
イラさんに聞きたいって感じなんですけど、
やっぱりとにかくこのね、
まさにヒストリーがあったんじゃないですか。
だからそれだけで素晴らしいんですけど、
個人的にはファンジョンミン大好きで、
イソンミンもいたんで、
なんか期待値が高かった。
ネタが素晴らしいからこそ、
難しいのかもしれないけど、
エンタメ性とキャラのところもうちょっとって思っちゃったんですけど。
いやー難しいんじゃないかな。
逆にファンジョンミンとイソンミンじゃなくても良かったんじゃないかなと思っちゃった。
何よりはそこのところに、
実際史実の上であんまり絡みがないんだよね。
それぞれ別の場所にいて作戦を練ってるんで、
直接対決をするとかさ、
2人の演技合戦で火花を散らして、
一緒にいるシーンがほとんどないので、
そこら辺に関しては、
作れないんだよね。
作ろうとしても。
もう史実があるからね。
ノンフィクション映画なので。
もう1つ言っておけば、
ファンジョンミンはもう1本、
あれの2巻、ベテランの2巻。
ベテランの2巻がダメなの。
ダメなんだ。
今回2巻、イカゲームの2巻と一緒で、
ダメだったなベテラン2巻も。
なのでファンジョンミン見たい人は、
ソウルの春を見てくださいって感じかな。
でも良いんじゃない?並びを見て。
侍タイムスリッパーババヤが、
運命の巻き戻し。
バラバラですね。
ヨンヘイ君は日本の王道で、
僕が海外の王道で、
ここがオフビートの、
変態下ネタコメディーまでっていう。
キャラが出ましたね。
素晴らしいんじゃない?
まだ本編で色々ありますので、
そちらも楽しみにしていただきたいです。
じゃあここでお便りとご質問をお願いします。
お便りからいきます。
20代男性の方からいただいております。
こんにちは。いつも楽しく拝聴しています。
最近引っ越しして、
あまりのめんどくささに、
赤読本も含めて本を全て処分してしまいました。
それから数日して、
何か読みたいなと思っていたところ、
オトラジで紹介されていた、
小池麻里子さんの恋を読みました。
非常に面白かったです。
最近仕事ばっかりで、
読書する時間も給力も減っていたので、
本の面白さを再確認しました。
これからも本の紹介を待っています。
でもさ、こうやってさ、
売ると後で同じ本買い直すんだよね。
必ず買うからまた。
これから前持ってた方、
20歳、30歳とか、
必ず買うことになりますからね。
3回くらいやったことある。
でもそれでいいの。
整備してまた買えばいいの。
それで残った本は本物ですもんね。
本好きでそういうものだから。
無駄遣いしましょう、みんなで。
しちゃってる。
質問のほう行かせていただきます。
カシューナッツさん、男性からいただいております。
イロさんから見て、
人物描写がとても深いなと思われる作家さんはいらっしゃいますか?
深い人物描写とはどんなものか知りたくて、
質問させていただきました。
教えてください。
深いってさ、
僕さ、正直、
ロジックで割り切れるものって
深いくさはないと思うんだ。
だからここで例を出して言うのはちょっと
アンフェアだけど、
例えばブレーキショットを読んで、
それぞれいろんな人物がいて、よく描けているなって思うけど、
全部頭で考えたロジックで
綺麗に割り切れるじゃん。
作家選手、ゲイですね、
この人は、
説明できますね。
で、そこのところを超えて、
何かが出てこないのよ。
僕が人物描写が深いなっていうのは、
こいつはこういうキャラだったんだって、
とりあえず了解した後に、
その人間の中から、
全く予想のつかない、
訳の分からないものがズルズルズルって出てきたときに、
リアルだし、
人間ってこういう怖いとこあるよな、
すごくとこあるよなっていうことかな。
描写力ってそのまま描くのが描写力ってこと?
逆に描かないところが何が浮かぶかみたいな。
だから、
一番パッと分かりやすいのは小説ではないけど、
ジェイムス・ケイグリンがやっていた
地獄天使の顔をした悪魔だんじゃないな。
地獄のなんとか。
要は、
街のギャングがいて、
幼馴染の弁護士が、
僕しかない弁護士だから彼に頼むの。
お前がそうやって格好つけたまま、
死刑になると、
お前のことを憧れて、
たくさんの若い子どもたちがまたギャングになってしまう。
だから、
お前は別に死ぬのは怖くないかもしれないけれど、
死刑になる前に取り乱して、
最低に格好悪い人間になってくれる。
格好悪い人間になってくれって。
で、ギャングには、
それはそんなことやらないよって言うんだけど、
最後の最後に、
わーって大騒ぎをして、
みっともなく死ぬのよ。
かっちょよくない?
超人間ですよね。
だから、ギャングだったらこうなるよねじゃなく、
最後の最後で、
自分のすべてのプライドを捨てられる。
うわーって言う。
なんか、
説明じゃないんですね。描写って。
だから、みんな、
そういう風に言うとさ、
よく考えればできるんだよなって思うかもしれないけど、
一回そういうキャラクターを作るとか、
設計するみたいなことを、
捨てた方がいいんじゃないかな。
ついついそれを考えちゃうというか、設定とか。
でも確かに描写って、ちょっと言葉の合いかもしれないけど、
書写じゃないですもんね。
書いてるわけじゃなくて。
人物描写だから、その人間の深さとか、
割り切れなさとか、
思ってもみなかった自己犠牲。
最低の奴がこんなことをする。
最高の奴がこんなずるいことをするっていうのを
見せられると、やっぱ、
うって思うよね。
やっぱり小説、
難しいんですかね。
それは映画でも小説でも、
素晴らしいものはみんなそうだよね。
面白い質問でしたね。
すごい。ありがとうございます。
ということで、この後本編に、
まだまだ作品が入っていきたいと思いますが、
ここでお知らせです。
8月18日と
23日土曜日に、
インタビューや対話の楽しさを、
初心者から経験者まで、
誰でも体感できるアウチから体験セミナーを
オンラインで開催させてもらいます。
このセミナーでは、
インタビューや対話に興味・関心がある人や、
実践の場が欲しい人、
初心者でもプロでも構いませんので、
そういう方に
インタビューや対話を実践するワークだったり、
楽しさを体感できる場を
オンラインで設けていますので、
概要欄に書いてますので、よかったら
遊びに来てください。
編集が入らないってことだよね。
その場に来た方は、
リアルタイムで。
これもいつかやんない?
元々ライブでやってましたよね。
オンラインの生配信で編集入らなくて、
その時間にやるっていうのを、
何かの記念の時か何かに。
面白そう。
300回近い。
自分でやる。
年末にクリスマスの時とかさ。
やってもいいかもしれないですね。
また質問どんなのが来るか。
僕が全部ワンオペでやってる時、
それやって途中で終わっちゃった。
切れちゃったんだ。
でもまたやってもいいかなと。
楽しみですね。
ということで、
本編では色々な作品を紹介していきますが、
続きは4通りご視聴方法がございます。
YouTubeメンバーシップ、
アップルポッドキャスト、オーディオブック.jp、
そしてニコニコ動画、いずれかの方法で
ご視聴ください。
概要欄をご覧いただけたらと思います。
それでは本編で。
