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2017-01-27

Q.32 会社を辞めて独立したい

3歳の子どもがいて第2子の妊活中ですが、11年勤めた会社を辞めて、独立したいです。会社には私事で退職することを伝える予定ですが、独立するのは言わない方がいいでしょうか?


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こんにちは、プロインタビュアーの早川洋平です。
石田衣良、恋と仕事と社会のQ&A、今日は第32回です。
よろしくお願いします。
今日は35歳の女性からいただいています。
はじめまして、石田さんの大ファンです。
いつも励まされています。
家族は3歳の女の子と夫です。
ただいま妊活中なので、授かれはもう一人産む予定です。
仕事は正社員で、食品会社の商品開発を行っています。
11年続けてきましたが、辞めたいです。
理由は、会社には所属せずに、ノウハウを生かし、独立して、
一生懸命精神誠意込めたものづくりをしたいからです。
今も心を込めたものづくりに励んでいますが、
いろいろ不満が溜まってきています。
挑戦しない人生、やらない後悔は嫌です。
夫からは、儲かるのか?大丈夫?と心配されています。
最初収入が少ない場合は、必要な金額は他で稼ぐ予定です。
会社へ指示で辞めたい意向を示す予定ですが、
独立することは、
伝えない方が良いでしょうか?
応援してもらえるかも…なんて虫が良すぎますかね?
まず一つ、これ書いてないんですけど、
旦那の方は正社員で働いてるんですよね。
普通に働いてる雰囲気はありますよね。
それで、自分は今まで10年働いてきて、
自分なりの貯金もあるとしたら、
それは逆にちょっと安全のマージンが高いんで、
感じしますよね。
その独立した後、しかも仕事がすごく特殊な、
専門職じゃないですか。
なので、そちらの世界の中でちゃんとツテがあって、
自分はこのルートとこのルートから、
仕事がちゃんともらえるなっていうのを確認した上で、
でもそれが2つ、理想を言えば3本以上あると、
フリーランスは安定するんで、
それをやった上で、会社を辞めることに関しては、
何の問題もないと思いますね。
ただ、会社を辞めるに関しては、
正直言って言わない方がいいと思う。
会社を辞めるときに独立するっていうことは言わない方がいい。
うん。会社に前もって、期限ギリギリまで言わない方がいいと思う。
ああ、やっぱりある程度見えてからの方がいいですよね。
要するに、相手がどう動くか読めないので、
善意の応援してくれるのかなみたいな感じだけで、
いいとこだけ見てやると、
逆に意地悪な人もいるからさ、
あいつ独立するんで、ちょっと仕事は回さないようにしてくれっていう、
プレッシャーを1つかけるだけでさ、
今、
多分大きな会社にいて、
その出先の下請けの企業なんかはよくしてくれてるけど、
その人たちも手のひら返しをする可能性があるから、
何か止められたら。
なので、ギリギリまで言わずに、
裏で関係を先に作っておいて、
ってことじゃないかな。
イヤさんおっしゃるように、僕も感じるんですけど、
彼女の能力とか、実際、人間関係は別として、
やっぱり会社としても、
それは残る人を大事にするっていう側面はどうしてもあるでしょうから、
あんまり言ってプラスになることってね。
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そうだね。
だから、もちろんその中でね、
思ってもいなかった人が味方になってくれることもあるし、
いいことはたくさん、これからもあると思うんだけど、
とりあえず会社に関しては、もうちょっと外交と一緒で、
いや、中国だって、ロシアだって、みんないい人だよ。
だけではやっぱり済まないよね。
いや、習近平だって、いい人かもしれないからね。
でも、やっぱりだからといって、
中国を信じきることはできないので、今の段階で。
それと一緒で、会社もあまり信じずに。
それと、
口約束で、
何々さん辞めたら仕事を回しますよって言ってる人も、
そうは信じずに、ちゃんと腹を割って、
今、共同で仕事をしている人を、
きちんと落としていかないといけないんじゃないかな。
そうですね。
でも、この方ね、必要な金額は他で稼ぐ予定ですって、
なんかすごいですね。
もうなんか仕事できる感が漂ってますね。
そうですね。
だから、そういう自信がある人は、
基本的にフリーエンスやっても大丈夫ですよ。
ね。
普通になんか、さっきイラさんおっしゃったように、
2本3本、他になんかありそうですな雰囲気はあるから。
そうですね。
ただ、
えー、
うーん、でもまだ分かんないかな。
あのー、一つ言えるのは、
トランプはアベノミクスと同じことをやろうとしているのね。
うん。
で、アベノミクスも、
最初の1年、2年は良かったけど、
もうなんか、剥ぎ落ちたじゃん、効果が。
それが、世界中で来るっていうのを、
3年後ぐらいかも分かんないけど、
それはちょっと覚悟した方がいいかも。
うんうんうん。
そうか、そういう現状があるということですね。
あるですね。
遠くない将来、やっぱり来るから、
うん。
お金ないのに、
バンバン、
お金ないのに、
お金を使うって言ってるので。
まあ、そういう意味では、
まあ、いずれにしても、
何があるか分からないってことは事実でしょうから。
そうです。
お子さんもまた生まれるかもしれない。
でも、それを考えてたら、
もう何もできなくなっちゃうから。
会社にそんな焦って言う必要ないかもしれないですね。
そうですね、はい。
ただ、そうだね、その、
第2子の妊娠とフリーランスになるとかっていうのは、
なかなかだよね。
まあでも、そういう状況で普通に考えると思う人、
思うけど、こう投稿してくださる方が、
まあ、なんか能力は当然あるんでしょうね。
でも、あと5年さ、会社の傘をうまく使わない。
要するに、大きな会社だったら、
子供産んだ後の産休、寄居もあるじゃない。
はい。
で、半年ぐらい余裕で休めるじゃない。
なので、まあ、どうせ40歳ぐらいまでじゃん、
第2子を作るっていうのは。
だから、第2子を産んで産休、寄居をしっかり取った上で、
何ヶ月か働いて、辞める。
それでも、まだ40枚で再スタートが切れるんで、
そこまで、
寮し尽くしてから、フリーランスになりましょうよ。
で、その3年ぐらいの間に、
その、辞めた後の人間関係を着々と作っていく。
それぐらいの、ずる賢さというか。
そうですね。
うん、なんか、読みが必要だなって気がしてきましたね。
なんか、まさにその、大きな傘使えなかった36歳で、
同性なんで、羨ましくあり、
ぜひ使ってほしいですね。
いや、頑張ってほしいですね。
はい。
この番組では、引き続きQ&Aを募集しています。
石垂れ公式サイトの方から、ご要望の方はお寄せください。
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はい。
では、第32回でした。
伊良さん、ありがとうございました。
はい、ありがとうございました。

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