糖尿病についての理解
「まん中ぐんま元気情報」。この時間は群馬県伊勢崎行政県税事務所の提供でお送りします
「まん中ぐんま元気情報」。この時間は群馬県の情報をお伝えします。今日のテーマは、「11月14日は世界糖尿病デー」ということで、「糖尿病」についてです。
リスナーの皆様は糖尿病という病気を知っていますでしょうか？本日お話をいただくのは群馬県庁健康長寿社会づくり推進課の松元さんです。
おはようございます。よろしくお願いします。おはようございます。群馬県庁健康長寿社会づくり推進課の松元です。よろしくお願いします。
はい、よろしくお願い致します。本日のテーマは「11月14日は世界糖尿病デー」ということですが、「糖尿病」とはどんな病気なんでしょうか？
糖尿病とは、血糖値が高い状態が続く病気のことを言います 私たちは食事をして食べ物から栄養を取っていますが、
栄養素の一部は糖となって吸収されます。すると血液中の糖の量つまり血糖値が高くなります。
健康の人の場合、食事をしてもインスリンという血糖値を下げるホルモンの働きで、血糖値が高くなりすぎないように、コントロールされています。
糖尿病は、この血糖値を下げるインスリンの働きが悪くなったり、量が不足したりすることが原因で起こります。
血糖値が高い状態を放置すると、全身の血管を傷つけ、心筋梗塞や脳卒中、腎不全で人工透析になる危険性が高まります。
特に、群馬県では、糖尿病が原因で腎臓の機能が悪化し、人工透析になる人が多い状況が続いています。
なるほどそうなんですね。糖尿病の方はどのくらいいるんでしょうか。
群馬県の調査によると、糖尿病が強く疑われる人と糖尿病の可能性が指定できない人を合わせると、県民の約5人に1人となります。
身近なご家族や職場の同僚の中にも、糖尿病のリスクのある方がいるかもしれません
はい、およそ5人に1人ですか。思っていたよりも多く、身近な病気なんですね。
糖尿病はどのようなことが原因でなるんでしょうか。
糖尿病は、生活習慣だけでなく、遺伝や環境といった 本人の努力だけではどうにもならない要因も影響しています。
生活習慣のみで発症するわけではないのですが、「自己管理ができていない」という誤った認識と結びつけられてしまうことがあります。
まずは糖尿病について正しく理解することが大切です。
はいわかりました。糖尿病は様々な要因が重なって発症するんですね。こちら予防することはできるんでしょうか。
はい。遺伝や環境は本人の努力では変えられませんが、「生活習慣」は意識や行動を変えることで改善していくことができますので、この機会に
糖尿病セミナーの案内
ご自身の生活習慣を振り返ってみましょう。まず、糖尿病の予防には、バランスの良い食事と適度な運動が大切です。
食事は、ご飯などの主食や野菜料理 、肉や魚料理などの主菜が揃うとバランスが良くなります。
また、できるだけ体を動かすようにすると良いでしょう。次のポイントとして、健康診断を受けましょう。
糖尿病の症状には、喉が渇く、水をよく飲む、尿の回数が増える、体重が減る、
疲れやすくなるなどがありますが、初期には症状が出ないことが多く、気づかないうちに病気が進行してしまうことがあります。
そのため、健康診断を受けてご自身の状態をチェックすることが大切です。今年まだ健康診断を受けていないという方は、この機会にぜひ受けましょう。
はい、わかりました。ありがとうございます。さて、そのような糖尿病について学べる機会があるということですが、
11月16日日曜日午後1時30分から 前橋市の群馬会館にて糖尿病セミナーが開催されるんですね。
はい。群馬県糖尿病協会と群馬県の共催により、「適正体重ってなあに？」というテーマでセミナーを開催します。
参加費は無料、申し込み不要でどなたでもご参加できますので、ぜひお気軽にお越しください。 はい、ありがとうございます。
リスターの皆様、11月16日日曜日午後1時30分から前橋市の群馬会館にて、糖尿病セミナーが開催されます。
この機会に糖尿病やご自身の健康について一度考えてみてはいかがでしょうか。さあというわけで本日は群馬県庁健康長寿社会づくり推進課の松元さんにお話をお伺いしました
本日はありがとうございました ありがとうございました
