市民の声を政策に反映
地域再発見番組、おしえて議員さん
皆さんこんにちは。伊勢崎市議会議員の皆様をお迎えしてお話を聞く、おしえて議員さんのお時間です。
早速ご紹介しましょう。今日は手島良市さんです。よろしくお願いします。
皆さんこんにちは。手島です。今日はよろしくお願いします。
まずは自己紹介からお願いします。
はい。改めまして、市議会議員の手島良市と申します。
東京から引越ししてきて、現在、下植木町に住んでいます。本日はよろしくお願いします。
手島さんは普段、議員さんとしてはどのような取組をされてきましたか?
はい。まず議会が開催されていないときは、市民の皆さんから様々な要望を聞いています。
そして、一人でも多くの市民の皆さんのお声にお答えするためにも、
欠かさず、現地の調査をきょうに行っております。
その結果を踏まえまして、市役所の担当部署への問い合わせを行ったり、
要望等を伝えたりしています。
また、町内行事を下支えしている遊和会や公園愛護会に加入したり、
地域の各種イベント等でも市民の皆さんと交流をしております。
そして、市民の皆さんからの要望を受け取り、自分自身で調査・研究を行い、
議会において一般質問をして、政策実現した事業等も数多くあります。
その中で何点かご紹介をしたいと思います。
例えば、高齢者の方から、
ゴミ出しの日にゴミステーションまで足が悪くていけないので、
親戚や近所の方にお願いすることもあるが、
毎回では申し訳ない思いでいっぱいだ、などの声が多く聞かれましたので、
市長に対しまして一般質問をして、
今年の7月から高齢者世帯を対象に家庭ゴミ個別収集が実施されるようになりました。
また、スーパーの社長さんや住民の皆さんから、
伊勢崎にも電子地域通貨があると助かる等のお声を聞き、
また、コロナ禍でもあったので、新たな感染症が発生するリスク等や、
地域経済を活性化させる施策が必要になる場面が予想されたことから、
市長に電子地域通貨の導入についてお聞きしました。
そこで誕生したのが伊勢崎です。
この伊勢崎は、今年の7月22日から、物価高騰の影響を受けた市民の中小企業と、
市民生活の応援のためプレミアムキャンペーンが始まっております。
予算の上限に達し次第終了になりますので、早めに利用していただければと思います。
最後に、いつでもどこでも危険な箇所や道路等の損傷について、
その場で通報できるアプリの導入について、多くの市民の皆さんから問い合わせがありました。
その長年懸案事項だった道路異常等の通報アプリが、令和5年の11月1日より、
国土交通省関東整備局管内1都8県の道路を対象に、
LINE通報アプリの運用が開始されております。
道路緊急ダイヤルシャープ9910では、道路異常、例えば穴ぼこ、落下物などや、
道路の損傷などを発見した場合の通報を24時間受け付けております。
なお、国土・県土・市土の道路種別を問わず通報することができるのが最大のメリットです。
一人でも多くの市民の方に、この通報アプリを活用していただきますことをお願いしたいと思います。
以上のように、何点か市民の皆様のお声が政策に生かされている事業について、ご紹介をさせていただきました。
多文化共生の街づくり
はい、たくさんの取り組みをされていますね。ありがとうございます。
では続いて、テーマを設けてお話をいただきたいと思います。
この街の未来、こうなってほしいということでお願いします。
はい、今まさに取り組みに力を入れています多文化共生の街づくりが、
10年後、伊沢市では本格的な多文化共生の街になっていると思います。
本市では現在も外国人人口が増え続けていて、令和5年11月には1万5千人を超え過去最多を更新しております。
今後も外国人が増加する見込みであり、また外国人の高齢化も顕著であることから、
日本人・外国人がお互いに理解し協力し合えるよう多文化共生をさらに推進し、
また誰もが活躍し、訳隔てなく生活者として誰一人取り残さない、
安心・安全に生活できる持続可能な街づくりを目指しています。
そして60カ国以上の外国人住民が住む多文化共生の街として、
誰一人取り残さない、誰でも活躍できる多文化共生の街伊勢崎として掲げております。
そこで、多文化共生の街伊勢崎市は、市民が安心して日常生活を送るために、
安定した収入を得るための仕事の確保が必要です。
また、日本人・外国人とも働く場所を確保するため、
起業誘致を進め、また継続的に働くことができるよう、
雇用の安定や働く環境の整備などを推進していくことが大事になります。
また、外国人住民が就労・活躍するためには、言葉の壁をなくすことが不可欠です。
日本語の習得は、学校・職場でのコミュニケーションだけではなく、
学力・技術の向上はひいては賃金の向上につながります。
在留期間の長期・短期に関わらず、子どもから大人まで日本語を学習し、
習得する機会を充実させることにより、様々なシーンで活躍することができるようになります。
それぞれの個性を生かし、活躍することで生活の豊かさやゆとりが生まれ、
安定した生活が送れるようになります。
そのため、日本語教室の充実を図り、さらに外国人に対する様々な相談などを充実させ、
外国人も日本人と区別なく、誰もが活躍することにより、
地域経済が活性化した共生のまちづくりが実現していきます。
また、外国人が地域で生活できるためには、
日本人・外国人がお互いに文化・生活の違いを理解する必要があります。
地域によっては、外国人とうまく共存し、自治会等に積極的に参加している例もあるようです。
外国人ができないのではなく、知らないことを前提にお互いに話をすれば、
トラブルも未然に防ぐことができます。
また、本市の外国人の特徴として、定住・永住が半数以上を占めており、
二世・三世も多く、溶け込んでいる生活している人がほとんどで、
古くから居住している外国人は、新たに高齢化が問題となっています。
また、外国人が日本で婚姻・出産した場合、その後の子育てや教育につながっていくことから、
あらゆる場面での行政サービスを多言語化するとともに、
通訳の派遣などにより、外国人が不便なく行政手続や支援等が受けられるような体制が実現しています。
さらに、近年の大規模災害を受けて、伊勢崎市地域防災計画が大幅に見直され、
その中で外国人は要配慮者として位置づけられました。
災害時は避難所に外国人が避難してくるケースも考えられることから、
現在の災害時、外国人支援ボランティアの充実を図り、国籍に関係なく避難体制が整え、
緊急時の情報伝達、支援も整い、誰一人残さない体制が実現しています。
そのような中、11月2日に多文化共生センターがオープンしました。
このセンターは国籍や言葉の違う人たちが互いの文化を大切にしながら、
一緒に清潔できるように、また国籍に関係なく市民が交流できる場所や生活で困っていることを
いろいろな言葉で相談できる窓口が設置されております。
災害時の支援体制
このように、内閣府より令和6年度のSDGs未来都市に選定され、
さらに先導的な取組を実施する都市として、
自治体SDGsモデル事業にも選定された伊勢崎氏が、
10年後のあるべき姿になっているものと確信いたします。
ありがとうございます。最後になりますが一言お願いします。
今年の私は議員の皆様より副議長の要職に推挙されました。
その充積を深く自覚し、議会の運営が円滑に進むよう、議長の補佐役としてこれからも精進してまいります。
また、伊勢崎市民お一人お一人の声を姿勢に生かすために、
全力で働いてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
伊勢崎市議会議員の手島良市さんでした。
ありがとうございました。